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2011年3月26日 (土)

世界同時多発危機を警戒せよ

3月24日(ブルームバーグ):米調査会社IHSオートモーティブは24日、東日本大震災をきっかけとする部品不足の影響で、世界の自動車生産が約30%落ち込む可能性があるとの見方を示した。


IHS(本社マサチューセッツ州レキシントン)のマイケル・ロビネット副社長は電話インタビューで、震災で影響を受けた部品工場の生産が6週間以内に回復しない場合、生産台数が1日あたり最大10万台減少するとの見通しを示した。通常の生産台数は28万-30万台。


ロビネット氏は「ほとんどの部品製造業者が打撃を受けた」と述べ、「主要自動車メーカーがこの震災の影響から逃れるのは極めて困難だろう」と続けた。部品の代替供給源を模索する自動車メーカーの幹部は、生産への影響を予測することを控えている。ロビネット氏は、サプライチェーンが交錯していることから、解決策が早急に見つからない場合、4月半ばまでに大半の主要メーカーで生産に乱れが生じるとの見方を示した。

また韓国からの情報では、

日本では粉ミルク事故がほとんど出ない。 その点が主婦らから信頼を得て、日本粉ミルク輸入も爆発的に増加した。 2008年4万3000ドル(5000万ウォン)に過ぎなかったことが、昨年には256万2000ドル(28億6000万ウォン)に増えた。 3年で60倍になった。 粉ミルクとおむつだけでなく、他の生活用品も日本産に対する人気は高い。 哺乳瓶、刺激がない石鹸などを探す主婦らも多い。

東北関東地震のダメージは世界規模で想像以上のようです。世界にも津波のように、じわじわと影響の波が押し寄せています。世界経済が大きく落ち込む危険性が顕在化し始めました。

これに加えて石油を巡る戦争がリビアで勃発していますから、経済も治安も混沌としてくる事が予想されます。これがアラブ側と西側の大規模な戦闘に拡大して、さらにロシアや中国が参戦すると最悪です。各国が自重するよう祈らざるを得ません。

日本で恐いのは阪神淡路大震災後のオウム真理教による地下鉄サリン事件のようなテロや、被災地での疫病の蔓延と、ワクチン禍などではないでしょうか。そのあたりのリスクマネージメントが出来ているように見えないのですが、今何かあると、本当に大変な事になります。

日本は80年代の旭日昇天の勢いがバブル崩壊によって急ブレーキをかけれました。それでも大事に至らないと見ると阪神淡路大震災にオウム事件です。さらにデフレから立ち直りかけた矢先リーマンショックに襲われます。

それも麻生さんたちの努力で回復に目処がつき始めると、今回たっぷり無能ぶりを発揮した売国党への政権交代がなされ、続いて大地震に津波ですから、つくづくツキがありません。まるで誰かに計画的に仕組まれているようです。

しかしながら、国内にばかり気を取られていると、それもまた危険ではないでしょうか。日本人はマスコミの偏向報道によって目くらましをされていますが、今こそ日本の周りや世界で起きている事を注視すべきです。さもなければ、また方向を誤る事になりかねません。

この危機は食料やエネルギーの自給率を上げ、内需を拡大し世界からの影響を最小限に食い止められる国を作るいいチャンスでもあります。その為にも売国党だけは解体、追放しなければなりません。

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