●日本支援へ北方領「即時返還を」
2011年03月19日20時10分
【モスクワ共同】「クリール諸島(千島列島)の四島を今すぐ、無条件で日本に返さなければならない」―。ロシア大衆紙モスコフスキー・コムソモーレツは18日、大震災に見舞われた日本人の悲しみを和らげ、日本への同情を示すため北方四島を返還すべきだと主張する異例のコラムを掲載した。メドベージェフ大統領の昨年11月の国後島訪問以来、ロシアは現地での軍備増強を指示するなど日本けん制を強めていたが、震災発生後にそうした動きは影を潜めていた。同紙の記事は被災した日本を支援すべきだとのロシア社会の雰囲気を反映している。
おかしいなあ。あのロシアが。。。しっ信じられない。さらに、
ロシアのプーチン首相は20日、東日本大震災で日本が電力不足に陥ったことを受け、欧州への天然ガス供給を増加させ、欧州で液化天然ガス(LNG)に加工した上で、日本へのLNG供給を増やす提案を行った。
妙だなあ。いくら柔道が好きで日本びいきだからと言って、この変わり様は解せません。裏に何かあるのでしょうか。額面通り受け取ってよいのだとすれば、ロシアに対する見方を変えなければなりません。そういう私は甘いのでしょうか。
一方、香港のある新聞などは、この機に乗じて尖閣諸島を奪ってしまえと言っているようです。中国本土の方は、かなり同情的で感じが良かっただけに残念です。韓国では色々言っていますが、この機に決着済みの戦後賠償を、また取ろうと言っているメディアがあり、流石は「溺れる犬は棒で叩け」の国の面目躍如です。
ドイツでは、「日本は地震と放射能汚染で壊滅的打撃を受けた、経済も立ち直れないだろう」という論調だそうです。急にマスクをする人が増えたらしいのですが、極端に振れるのは日本人と似ています。
さて、アメリカはと言えば、対応は早かったのです。オバマ大統領が感動的メッセージを寄せて、最大限の支援を約束してくれました。空母や無人偵察機の現地投入も、やたら早かったのです。
震災後すぐにクジラのような偵察機が原発の上空を飛び回り、貴重な映像を入手したようですが、それが日本側に提供される事は、なぜかありませんでした。さらに原発のリスクが高まると、さっと引いてしまったのは致し方ない事なのでしょう。
ところで、当初の騒ぎはどこへやら、関係者の命がけの努力によって福島第一原発の事故は最悪の事態は避けられ、収束の方向へ向かっているようです。本当にご苦労様でした。頭が下がります。
汚染の方も心配されていた程ではなさそうです。3号機が爆発して中性子が漏れたと言った時には、さすがに真っ青になりましたが、なぜかそれ以降観測されていません。
概して周辺の汚染状況も予想を遥かに下回るもので、レベル5というのは本当なのかと首を傾げます。関係者によると炉の安全性は想定内だったようで、なんであのような騒ぎになったのかよく分からないのだそうです。
アメリカは、ヒラリーさんが情報隠蔽だと怒ったり、カリフォルニアで放射線が観測されたなどと、あり得ない事で大騒ぎしていました。漁獲資源も汚染されるなどと、危機を煽っていましたが、あの時点では先走り過ぎではないでしょうか。
ところで、1号機と2号機はGE製だそうです。3号機は東芝のプルサーマル型、4号機は日立だそうです。という事は、今回の事故に関しては、かなり正確な予想が出来た筈です。騒いだのは何か意図があっての事でしょうか。
穿った見方をすれば、TPP でぐずぐずしている菅政権に対して、日本の食の安全性は決して万全ではない、とでも言いたかったのかもしれません。
どうも友人面して、裏で何をやっているのか分からない国は信用しかねるのです。そう言えば、国内に目を転じても、おかしな事が一斉に噴出しました。計画停電やメディアの報道、、、これはいつもの事か(笑)さらに政府関係者の意味不明な発言、中でも鳩山さんや菅さんの原発被害に関するコメントは、いかにも妙です。
特に菅さんの「私は原子力に関しては詳しい。最悪なら東日本は潰れる」というのは一体何だったんでしょうか。不自然すぎて、反って分かりやすすぎます。どこかの傀儡とは言え、もう少しましな人材を使わなければコメディにしかなりません。
幸いな事に日本人は想定以上に冷静沈着で勇敢でした。このメンタリティが健在である限り、何事が起きても最悪の事態には至らならないのではないでしょうか。
一方、どさくさにまぎれる形で米英仏がリビアを攻撃しました。アメリカなどは巡航ミサイル112発を打ち込んだそうです。まるで前々からこの機会の為に準備していたような動きです。世の中何があるか分かりません。

ブログランキングに参加しています。共感いただければクリックを!!
最近のコメント