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2011年3月31日 (木)

未来型パラダイムの崩壊

戦後、日本の経済あるいは日本人の生活そのもののパラダイムが変わる局面が何度かありました。一度は90年のバブル崩壊、二回目は2008年のリーマンショック、で、三回目は今回の東日本大震災です。

二回目と三回目が余りにも近いので、ピンと来ないかもしれませんが、ここは一回目と二回目の差より大きいかもしれません。それくらい劇的な変化が人の心に起こりました。

バブル崩壊後は、経済が酷く落ち込みましたが、復活は意外に早かったのです。金融資産がたっぷりあった上に、財政出動による公共投資などで95年頃までは経済成長しましたから、実は傷はそれほど深くはなかったのではないでしょうか。

それが失われた10年、あるいは20年と言われるようになったのは、消費税アップや財政再建、構造改革、あるいは米からの内政干渉である年次改革要望書による事は明らかです。

デフレが進行し、企業は海外生産比率を増やしました。それでも何とか内需も伸びて、さあこれからという時のリーマンショックは痛かったのです。これで我々の仲間の創造的企業は、ほぼ壊滅に近い打撃を受けました。

大企業は創造的予算を縮小し、部品調達もより安いベンダーを求めて国内にこだわらなくなったのです。圧倒的多数の、世界にその技術的優位を誇る中小企業群で成り立っていた日本型経済モデル、巨大裾野産業の崩壊です。

これは、世界平準化の為の新パラダイムが起動した瞬間でした。その余韻も覚めやらぬうちの今回、巨大地震と津波、原発事故です。これが意味する事は、残念ではありますが、明日の地球の為の希望、あるいは未来型経済パラダイムを打ち砕くものです。

結局、今回見えて来た事は、グローバリゼーションや世界標準、自由貿易は、決して民族主義や守るべきアイデンティティ存続の為には、有害でしかなかったという事ではないでしょうか。

日本人が、平和と思っていたのは実はバーチャルでしかなく、守られていると思っていたのは、全くの逆であったのです。これからの世界は、高度な情報リテラシーのみがものをいう世界になるのかもしれません。その為には既存のマスコミ、メディアは害でしかないのではないでしょうか。

世知辛い世の中になったもんだ。(笑)

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コメント

以下、祈りの部分を改定しましたのでお知らせいたします
◎我々は美しく強い国土復活の為に、今まで信じていた空想的無政府主義思想及び独裁覇権国家の影響下である事から覚醒しますので、なにとぞ四つのお願いを成就すべく、神風を賜らん事を願います・・・
≪財政出動、公共投資、内需拡大、環境・電源・流動性確保、・・・財政出動、公共投資、内需拡大、環境・電源・流動性確保・・・≫ 

投稿: 地球防衛君 | 2011年3月31日 (木) 12時24分

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