過ぎたるは及ばざるが如し
昨日のブログで大きな間違いがありましたので訂正します。
宇宙飛行士の皮膚への等価線量制限値が年間で7シーベルト(7000ミリシーベルト)と書かれていましたが、等価線量と実効線量は全く違うのだそうです。Wikipedia によると被曝の際に基準となる数値は「実効線量」で、1年間にさらされてよい実効線量の限度は50ミリシーベルトという事です。
実効線量に関する説明。
実効線量(Sv)=Σ(等価線量(Sv)×組織荷重係数)となります。
組織荷重係数は皮膚の場合0.01、つまり等価線量が7000mSvの場合、
7000x0.01=70mSvという事になるのだそうです。
従って「皮膚への被曝」で換算すると、1年間にさらされてよい実効線量の限度は70ミリシーベルトということになり、部分被曝だと一般の限度値よりもやや甘めであることが分かります。
ややこしいです。やはり素人が軽々には判断出来ません。放射線の受け過ぎは、言うまでもなく危険なようです。
ところで24日の当ブログで言及した量的金融緩和の件、
http://ust.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-7abe.html
日銀が震災直後に買いオペや為替介入によって行った量的緩和の額が判明しました。日銀の白川さんがNHKのクローズアップ現代で自ら発表したそうです。
その額、何と120兆円と言っていました。その内の1兆円は被災地の銀行に回したそうですが、残りの額の行方が不明です。番組内でも肝心なその点を突っ込まなかったと言いますから、おかしな話ではないでしょうか。
やはりヘッジファンド経由で円キャリーとして海外に流れたとしか考えられません。日銀は恐らくその事を承知していたでしょうから、どう考えても罪深い話です。
対米隷属も、いくらドルが破綻寸前で、影響を考えれば日本がサポートするしかないとは言っても、震災後の日本を犠牲にしてまで助けるのはいかがなものか。。。「過ぎたるは及ばざるが如し」ではないでしょうか。
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