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2011年4月 5日 (火)

メッセージ

以前、知り合いから、その人の奥さんが、日本の現状を憂いているという話を聞きました。借金大国や技術で中国や韓国に抜かれると言ったデマを真に受けているのです。マスコミの言う事を信じると、そういう事になるのかもしれません。

「田舎の主婦」さんのように、昨日の当ブログの記事を興味深く読まれた方は、お分かりでしょうが、実は日本のポジショニングはかってない程の高い位置にいる事は確かなのです。技術的にも、供給力の点でも金融の面でも超優等生です。

ところが、日本人には理解出来ませんが、世界には、それを好ましく思わない人や国が五万といるのです。そういう勢力が絶えず日本の中にいて、情報収集したり、妨害をしたり、嘘の情報を流したりと忙しく動き回っています。

残念なのは日本人の中にも、そういう手合いの手先になったり仲間になったりしている輩がいる事です。権力の中枢にもいて、これが最も始末に負えないかもしれません。勿論日本人とは言っても帰化した人の中に、妙に日本に対する敵愾心が強い連中がいて、露骨に宗主国へ利益誘導したり日本解体を企てたりします。

ところで、実際に各分野で働いている人、特にあるレベルに達したエキスパートは肌で日本のアドバンテージや世界のレベルを感じていますが、家庭に入った、いわゆる専業主婦などは、夫とは専門的な話と言う点ではコミュニケーションがない場合も多く、情報源がマスコミのみと偏りがちです。

その場合、日本の未来に心細くなるのはやむを得ないのではないでしょうか。特にバブル期を過ごされた方は、こんな筈じゃないと思って当然です。あの破竹の勢いが、なぜこうなるのか不条理に過ぎます。

ネガティブな事の殆どは外的、内的抵抗勢力のせい、と思えば納得出来るのかもしれません。それは栄える国の宿命でもあります。これを跳ね返すには国民一人一人の覚醒しかありませんが、今は逆に良いチャンスではないでしょうか。

私も含めて、そういう意味でのメッセージを行間に込めて発信している人は多いのです。そのせいか最近、流れが少し変わって来た気がします。邪悪な勢力は結束力と言う点では決して強くありません。基本的には利害でしか結びつかないからです。

未曾有の災害で見せた日本人の結束力や他人を思いやる心、あるいは謙譲の精神こそが、最終的に国を守る気がします。今回、自衛隊の見せた献身と勇気は、この国を守るのは自国の軍隊しかないという事を如実に物語っていました。

日出ずる国も長〜い眠りから、そろそろ覚めてもいいのではないでしょうか。

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