「仁」義なき戦い
俳優・大沢たかお主演の人気医療ドラマ『JIN-仁-』(毎週日曜 後9時〜 TBS系)の第1話が17日に放送され、平均視聴率23.7%(ビデオリサーチ調べ・関東版)を記録し、09年の前シリーズ初回視聴率16.5%を上回る好スタートを切った。
前に偶然ちらっと見た時に、なかなか面白かったので今回は第一話から見ようと思っていました。ところが案の定開始時間を忘れてしまって10分くらい見逃してしまったのです。(笑)久々話題の大型民放テレビドラマですが、テレビの割にはお金もかかっていそうだし、本気度が見えます。
従来、このタイムスリップものは、あまり外さないのですが、今回も舞台が幕末の江戸という事で、史実に忠実かどうかも興味深く、楽しめるのです。坂本龍馬は福山雅治よりは、こっちが近いかも、と思わせるものがあります。
これで紅毛碧眼の不良外国人でも絡んでくれば、もっとリアルなのでしょうが、そこまでは描く気はないようです。脚本だけでなく、日本のテレビドラマには珍しく好演している主役が魅力的な事もあって飽きずに見られるのですが、時々脇役のヘタクソでオーバーな芝居にカクッとなったりしました。(笑)
ストーリーは「仁」役の大沢たかおが、歴史を変える権限が自分にあるのかと悩みながら医術を施して行くのですが、最終的には「義を見てせざるは勇なきなり」という結論に達し歴史に挑戦します。どういう結論が待っているのか楽しみです。
ところで、坂本龍馬はフリー○○○○だったという説がありますが、大いにある得るのではないでしょうか。散々利用された挙げ句、始末された日本人は多いのかも知れません。
明治維新は結局は欧米勢力に対する、一回目の一種のTPP開国で、不平等条約に泣かされました。武力でいきなり植民地化するには、特異な侍の存在があり、戦力も未知数なので、リスクを避けたのではないでしょうか。
結局、一部の日本人を仲間に取り込む事で、彼らの希望はほぼ達成したのです。その後も、自立していると思わせながらうまく誘導し、最終的には第二次大戦で決定的に痛めつけました。何と一世紀近い時間をかけて目的を達成する計画性、執念深さは驚くべきものがあります。
第二の開国などと浮かれている誰かさんに、この連中の思惑は見えていません。かつてのABCD包囲網のように、日本の力を削ぐ作戦に周りを巻き込んで、知らぬは日本だけという、大戦前の状態が出来つつあるような気がしてならないのです。
今回の震災なども、つけ込まれる口実は満載です。寄ってたかって日本を悪者にし、隙を見せたところを料理しようと手ぐすね引いている様が窺えます。政権内にも例によって間諜がいて手引きをしているのかもしれません。トロイの木馬、日本編です。「仁」義なき戦いは尽きないようです。
ブログランキングに参加しています。共感いただければクリックを!!
| 固定リンク
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- いつから「おともだち」になったんだ(?)(2012.04.17)
- 映画「連合艦隊司令長官 山本五十六」(2012.01.05)
- 続「仁」義なき戦い(2011.04.26)
- 「仁」義なき戦い(2011.04.19)
- アバターで、えくぼ(2010.02.09)
コメント