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2011年6月 9日 (木)

世界平和の使者

世界最大の資産運用会社、米ブラックロックのローレンス・フィンクCEOが日経新聞の取材に対し、「日本経済の先行きに強気の見方を示した」という記事が昨日の日経新聞に出ていました。

理由は、「震災で一時的に経済は落ち込むものの、企業の柔軟性が高いので、すぐに回復する」のだそうです。「欧米金融界に広がる日本悲観論に一石を投じそうだ」と結んでいました。非常にまともな見解ではないでしょうか。

ただ民間企業は、早い立ち直りを見せても問題は政府です。何もしないのなら、民間に任せるべきだし、何かするなら効果的な事を素早くして欲しいのです。これまでの菅政権を見る限りは望むべくもありません。それなら、頼むから邪魔だけはしないで、というのが現地の偽らざる気持ちではないでしょうか。

復興関連一次補正予算も、たったの4兆円ですから、まるでやる気が見えません。平時の感覚です。この政権は菅総理も含めて、本気で日本とギリシャを同列に思っているようですから、おつむの程度が知れます。

国債の発行をこれ以上増やすべきでないと、本気で考えているところは凄いです。どうやったらここまで無知になれるのか、あるいは無知が揃うのか不思議でなりません。世界一の債権国で、世界一の産業を持つと言うのに宝の持ち腐れとは、正にこの事です。

震災後の80円を切る円高や、債券の世界一低い金利を見ても理解出来ないのですから救いがありません。日本を栄えさせれば自分たちにも見返りが期待出来ると言うのに、それをしないのは、本当にバ○なんでしょう。

バ○でないとすれば、日本の弱体化が目的としか思えない民主党政権は、日本に都合のいい情報を極力ネグレクトしようとします。もっとも自分の利権に絡んでくれば話は別なのでしょうが、逆の場合は徹底して無視するようです。

藻から石油の話なども、「オーランチオキトリウム」という藻の発見で従来の藻の10倍の効率が期待出来るようになりました。光合成を行わず、水中の有機物を食べて油を作るという、この究極のバイオ燃料は、単位面積あたりでトウモロコシの5万倍の生産効率と言いますから半端ではありません。リッターあたりコストが50円以下と言うのも画期的です。

この研究は筑波大の渡邉先生によって進められていますが、既に実験段階が終わり実用化の段階にあります。ところが政府が本腰を入れて何かすると言う話は一切聞かないのです。

琵琶湖の三分の一程の面積で日本が使う量を十分賄えると言いますから、すぐにでも取りかからない手はないのですが、一体どうなっているのか、心配になります。

まず日本で実用化し、特許を世界中で抑えてから技術を世界に解放するのが世界平和に最も貢献するやり方ではないでしょうか。石油利権派との軋轢が懸念材料ですが、一気に情報公開してしまえば、何とかなるかもしれません。

間違っても輸出して儲けようなどという考えは捨てるべきです。争いの種をまく事になりかねません。エネルギーなどと言うものは、世界中で皆が平等に使えばいいのです。誰かが利権化するから話がややこしくなります。

増して再生可能エネルギーですから、囲い込む事の意味なんて全くありません。解放する事により中東やアフリカの一部で見られる石油を巡っての争いは確実になくなるのではないでしょうか。

尤も生育に適した場所は、沖縄がベストと言われるくらいで、かなり限定されるようです。従って北国のハンデをどうするかという問題は残りますが、安く供給する事で、世界の燃料問題は新パラダイムにシフトする事だけは確かではないでしょうか。

世界の経済発展も青空天井になります。それは計らずも、日本がかつて目指した八紘一宇的思想で、全人類の共存共栄が可能になるという訳です。日本は世界平和の使者として、歴史に刻まれる事でしょう。


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コメント

>藻から石油の話・・・この研究は筑波大の渡邉先生によって進められていますが、既に実験段階が終わり実用化の段階にあります。ところが政府が本腰を入れて何かすると言う話は一切聞かないのです。

・・・これって千載一遇のチャンス、1000年に一回位の大発明。ノーベル章x100個分位の価値ある発見。これが実用化されていたら、日米開戦も湾岸戦争も無かったかもしれませんね。
政府が動かなければ、しょうがないから日系の石油会社に声かけるのかな?!原発屋は邪魔しないで、このプロジェクトに乗り換えてもOK・・・!?
世界を救うGOOD IDEA.


投稿: AZ生 | 2011年6月 9日 (木) 17時03分

藻から石油が実用化されたら、ハイブリッド車/電気自動車/燃料電池車/既存の内燃機関の系統の車屋さんが、仲良く共存出来て、環境にもやさしい乗り物・・・飛行機/鉄道/船舶など、みんな生き残れそうですね。人類の未来は明るくなれる予感!!!
ユーザーサイドから見ても、色々な個性ある車が選べてライフスタイルも巾が広がって楽しみですね~。
化石燃料(石油/石炭/原発燃料のウラニウム等)から再生可能エネルギーの太陽光/風力/地熱/水力発電等もそれぞれの特性を生かしていけばいいのだし。藻から石油の実用化は、選択肢の巾が広がって大いに楽しみ。

投稿: Carly | 2011年6月 9日 (木) 17時35分

私もオーランチオキトリウムに注目しています。油の精製能力自体は他の種類より少ないのですが、繁殖力が半端ないです。現在、研究室から出て温室にて栽培中です。農業振興としてのお考えもあるようで、いずれ低温に強いものへと品種改良されると思います。ただ、大規模生産には5~10年かかるのではないかとのことですが、出来れば3~5年で実用化して欲しいと思います。

先生は補助金がなくなっても研究を続けられました。早くから資金援助の話があったのですが、実用化後に皆で競争してくださいとのことで、特定の資金をいただいていません。

農家や新規参入者が生産して、石油精製会社が買い取るというスタイルになるかと思いますが、他変な規制だけはしないで欲しいものです。多分補助金は不要でしょうし、政商も不要です。某白犬電話会社の「目が空」よりよっぽど土地の有効活用になるでしょう。

投稿: | 2011年6月 9日 (木) 18時52分

こういう土地の有効活用ならいいのです。人工物で埋め尽くすのは砂漠化と同じです。「目が空」・・・あり得ません。(笑)

投稿: 田中徹 | 2011年6月10日 (金) 00時22分

八紘一宇的思想が広がれば地球とか太陽系は安泰。
中華思想が広がれば弱小国は消滅・・・唯物論一辺倒では民族/国家間から争いは無くなりません。チベットからは寺、僧侶等の仏教系の消滅がかなり進んでいます。

投稿: 地球防衛教君 | 2011年6月10日 (金) 10時21分

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