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2011年7月

2011年7月31日 (日)

ターニングポイントに必ずいるタラとレバ

日曜日のテレビで米原子力空母「ロナルド・レーガン」を詳細に紹介していました。艦と90機の艦載機を含めて積載総額1兆円を超すそうです。正に動く戦略的軍事基地ではないでしょうか。

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乗組員は6000人にも及び、維持の為の補給は週一回、航行しながら補給艦から受けます。小さい町一個分ですから維持にも大変な費用がかかるのです。こういう船を何隻も持っているという事自体が凄い事ですが、思えば日本もそういう勇ましい時代がありました。

太平洋戦争前の海軍力は質も考慮すれば対米で二倍の差があったと言います。航空母艦数も日本の方が多かったのです。ミッドウェイ海戦でヘマさえしなければ、どうなっていたのだろうと想像を巡らせます。正にタラレバですが、有利な条件で講和条約に持ち込む可能性は十分にあったのです。

作戦前、日本海軍の正式空母6隻対米空母2隻(実際は3隻)では、圧倒的に日本側が有利とされていましたが、情報戦に遅れを取り、ツキにも見放された日本側の損害は空母4隻と致命的でした。

米側の損害、いなかった筈の空母ヨークタウン一隻とは大きな差があります。ここで戦争の大勢は決してしまったようです。ターニングポイントはいきなりやって来たのです。

しかし、戦争は消耗戦とは言え、数千億円もするような船を壊し合うのは信じられません。もったいない限りです。人間がもう少し賢ければ、その力を違う方向に使っていたらと思わざるを得ません。

その後、数ある日本の危機の中でもバブルの崩壊は、日本経済の大きなターニングポイントになりました。今にして思えば下手な処理をしたものです。例えは適当とは言えませんが、リーマンショック後のアメリカや中国のように、大規模量的金融緩和で乗り切れたのではないでしょうか。デフレが解消されない今日を見れば明らかです。

その後の民主党による政権交代は政治のターニングポイントになりました。マスコミに乗せられたとは言え、日本国民は取り返しのつかない選択をしたのです。

自分の事で言えば、未だに夢にまで見るターニングポイントがあります。あの時に、違った処理さえしていれば、ここまで悔いる事はなかったのではないかと。。。

それは、忘れもしない7年前、ある暑い9月の晴れた日の事です。朝から気温は高いものの体調はよく、いい予感がしていました。ひょっとしてベストスコアが更新されるかもしれません。コースも好きな千葉のニュー南総ゴルフクラブです。

予感は的中し、インスタートの1番ホールからパーが続きます。5番で長いバーディパットを沈めると、残りホールも全てパーとし、前半はハーフベストの35を叩き出します。

後半も勢いは止まりません。1番、バーディ逃しのパーの後は、2番ロングでは1メートルを沈め、この時点で2アンダー、いよいよ期待は募ります。3番ショートを無難にパーで切り抜けると、続く4番(13番目のホール)はティーショットがトラブルながら6番アイアンによるリカバリーが完璧でパーとします。

水を入れての5番ホールは長めのミドルです。左引っかけが恐いのですが、好事間多し、案の定、深めの左ラフに打ち込んだ第二打はバッフィでチョロ、舞い上がった第3打もグリーンに届かず、何とこのホール、痛恨のトリプルボギーを叩いたのです。Dsc030604d626

緊張の糸が切れた残りホールは、ダボ2発を加え、結局35−42の77という自己ベストには遠く及ばない数字になりました。あの時の、あのホールに戻れるのであれば、寿命が少しくらい縮まってもいいなどと、考えるゴルファーは多いのではないでしょうか。

それにしても、そのノーボギーのラウンドと言うのは、後にも先にも一回だけです。アベレージゴルファーとしてはギネスものの、非常に稀な珍記録ではないでしょうか。

あの日をターニングポイントに、私のゴルフもその後、落ち目の一途を辿っています。女々しいタラ・レバの話でした。

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2011年7月30日 (土)

ちょっと遅めではありますが、ようやく覚醒しつつある日本

円高が進んでいます。どこまで行くのか、予想も出来ません。企業の海外への移転に拍車がかかりそうです。治安、環境、人材の点で世界最高の国から、どこへ行くというのでしょうか。最終的には泣きを見るような気がします。

逆に海外からの投資は、市場の特異性やユーザーの肥えた目によって進みません。民主党や孫さんが電力の自由化を推し進めれば、インフラの肝心要のところが外資によって押さえられるかも知れませんが。。。

日本人はインターナショナルとかグローバリゼーションという言葉に妙に弱いようですが、外資がうようよと入って来て、日本の特徴が失われて行くのなら、それが日本にとって良い事だとは思えません。

共存前提の善意の外資ならともかく、悪意の外資なら何をされるか分かったものではないのです。中国には日米欧の優良企業が、韓国には主に米の金融資本がたっぷり入り込んでいますが、両国程の強い個性があれば影響は限定的かも知れません。(笑)

ところで日本でも外資比率を厳しく制限されている業界があります。電波法で定める外国人株主の直接保有比率は20%を超えてはいけないのです。海外からの影響を限定的にするのが趣旨ですが、その制限を超えている放送局が既にあるようです。

日本テレビ 22.66%
TBS 7.19%
フジテレビ 28.59%
テレビ朝日 14.57%
テレビ東京 1.26%

日本テレビとフジテレビは5年間の認可期間が終了する前に20%以下にしなければ認可を取り消されます。いつの間にそういう事になったのでしょうか。そう言えば、そのせいか、フジテレビなどは韓流の影響を強く受けているように見えます。

おまけにコマーシャルも、最近ではパチンコがやたら多いと来ては、外国のテレビ局のようになるのも宜なるかなです。目の敵にされる浅田真央ちゃんも災難でした。なでしこの表彰式もカットされたようです。

とにかく日の丸や国歌を嫌うのですが、最近の露骨さには宮﨑あおいの夫である高岡蒼甫も切れました。「彼女(あおい)の後ろにいる人たちと共存する気はありません。」と言ったそうですが、意味深ではないでしょうか。

日テレも十分おかしいです。TPPやFTAに妙に熱心だし、こちらは米の影響を強く受けているように見えます。親会社の老害のあの方も、日本にとって良い事をしているようには見えないのです。

しかしながら、20%以下のテレビ局に問題ないかと言えば、残念ながらそんな事はありません。(笑)NHKの偏向振りなどは、とても日本の国営放送局とは思えないし、テレ朝もTVタックル以外は疑問です。

TBSは噂によると在日外国人枠があるようで、社員にはハングルの学習が義務づけられていると言います。本当だとすれば、かなり怖い話です。実質的に乗っ取っているので資本に関しては鷹揚なのでしょうか。

スポーツや芸能界に在日外国人が多いのは、昔からよく知られた事でしたが、放送局や政治の世界にまで影響力が強くなって来ると、さすがに問題ではないでしょうか。

しかし、こういう話題が増えて来ているという事は、日本人が覚醒しつつあるのかも知れません。手遅れにならないうちに、大多数が覚醒する事を祈らざるを得ないのです。

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2011年7月29日 (金)

米デフォルトへのカウントダウン

ちょっと忙しいのと、全英女子オープンが始まったりして、ブログを書く時間が取れません。更新が遅れてしまいました。今度は宮里美香ちゃんが好発進したようです。

さて、アメリカのデフォルト問題がマスコミでも盛んに報道されるようになって来ました。なかなか解決の糸口が見えて来ないからですが、8月2日までに国債発行額の上限を引き上げなければ、本当に深刻な事になるかもしれません。

何でもティーパーティと言われる共和党の一部の連中が強硬に反対しているからだと言われていますが、チキンゲームをやっている場合ではありません。ぎりぎりでの解決というのはやめて欲しいのです。心臓に悪いです。

またリーマンショックのような事にでもなったら、日本も煽りを受けてひっくり返りかねません。何事もソフトランディングでお願いします。(笑)それにしても世界中が胡散臭い動きです。今回の件も猿芝居の臭いプンプンなのですが、誰が何の為に(?)というのがミソになります。

アメリカの負債総額は大分前に140兆ドル、一京円を軽く超えていましたから、今は円高分を入れて円換算では横這いと言ったところでしょうか。世界一健全な円が上がる筈です。もしデフォルトすれば1ドル50円の世界も見えて来るかも知れません。

健全な円で思い出しました。先日日本の純資産総額(国富)が2900兆円と書きましたが、ちょっと情報が古かったようです。21年末は少し下がって2712兆円です。従って、一人当たり2100万円くらいになります。ピーク時(平成2年)の3500兆円に比べれば、寂しい感は否めませんが世界一に変わりはありません。

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下がった理由は勿論不動産と株価の下落がメインです。個人金融資産はむしろ上がっているので、どんだけ土地や株の価値が下がったのかという事になります。それにしても国富は負債を差し引いた純資産の合計ですが、今時これ程の資産を持つ国はありません。

マスコミは相変わらず国民一人当たり700何万円かの借金とかうそぶいていますが、それを引いての純資産ですから、局所にスポットライトを当てて、危機を煽るのは恣意的と言えます。露骨すぎて、その本意を解しかねるのです。

それだけの資産があるにも関わらずGDPが長い間低迷しているのは血の巡りが悪いからです。国民が日本の力を信じて、お金を使う、あるいは企業がどんどん借金(設備投資)をすれば、また流れも変わって来るのではないでしょうか。

バブル崩壊時の不良債権に関しては処理済みだし、バブル時に借りた住宅ローンもそろそろ完済されますから、今後はサラリーマン層の過分所得が増えて来るかも知れません。民主党政権が崩壊し、世の中が少し明るくなれば、悪い材料だけではないのですが。。。

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2011年7月27日 (水)

税金は、そんなに必要なのか(?)

政府は21日午前、東日本大震災の復興財源確保に向けた関係閣僚会合を開き、復興事業の規模を10年間で23兆円程度とする方針を固めた。このうち19兆円程度を「集中復興期間」とする当初5年間で集中投入し、早期の復興を目指す。政府はこのうち10兆円前後を5~10年かけて増税によって賄う方向で調整を進めており、7月末にまとめる復興の基本方針に盛り込む考えだ。

政府は、道路の補修や仮設住宅の建設など当面の復旧対策に当初5年間で10兆~12兆円が必要と試算。さらに阪神大震災の実績を踏まえ、本格的な復興対策には復旧とほぼ同額の経費が必要と推計、全体の事業費を23兆円程度と見積もった。

財源は、11年度第1次補正予算と第2次補正予算案に計上した計約6兆円に加えて、約10兆円を通常の赤字国債と区別する「復興債」で調達。残りは今後の歳出削減や特別会計の剰余金など税外収入をあてる。復興債は、償還財源をあらかじめ明確化することにしており、所得税と法人税に一定の税率を上乗せする定率増税を実施する案や、たばこ税の増税などが有力となっている。消費税は社会保障財源とするため、対象から除外する方向だ。

国民の公的負担が、総所得の40%にも達しようという高負担国家で、政府はまた増税しようと企んでいます。財務省あたりの入知恵でしょうが、浅知恵以前の問題です。基本が分かっていません。

昨日のコップ理論でいうならば、余裕代を殆ど使わず、現在の水量の範囲で何とかしようという考え方という事になります。コップは更に容積拡大が可能だというのに、何と言う愚かさでしょうか。それともやはり日本潰しの一環(?)

話は変わりますが、先日気のあった仲間4人で集まった時に、酒の勢いもあって日本は無税で十分やって行ける筈だと、大風呂敷を広げてしまいました。言った瞬間に「ちょっとヤバいかも」と思ったのですが、後の祭りです。

幸い、厳しい突っ込みはなかったので事なきを得ましたが、追求されていたらと思うとゾッとします。(笑)理論的裏付けを考えていなかったからですが、現在の90兆円にも上る国家予算に対して、国債の発行だけでやって行けるのでしょうか。気が狂っていると思われても仕方ありません。

現状を見れば税収自体は40兆円程しかないので、残りの50兆円程を国債の発行で賄っています。という事は50兆円の国家予算であれば、取りあえず無税でやって行ける事になるのではないでしょうか。問題は無駄を40兆円も省けるかです。

国債は借金だからいずれ返済しなければ行けない、というロジックを振り回す方は、ここから先は読まないで下さい。(笑)その話は散々して来ましたし、そういう次元での話はここではしません。

ところで、随分昔に故松下幸之助さんが、無税国家に変われる方法を提唱されていましたが、その方法とは無駄の排除と、それによる積み立て金の運用です。さすがに大物、大胆な発想です。高金利時代なら可能だったかも知れません。

ところが現在の低金利と世界の金融市場の胡散臭さから見れば、とてもじゃないけど現実的とは思えないのです。それに無駄の排除とは言っても、公共投資であれば乗数効果は確実にありますから、不公平(富の偏在や蓄財)という問題は残っても、マクロ的には経済成長に貢献します。

そこを無駄だからと言ってカットしてしまえば、税収そのものが減って、無駄金の積み立て自体が成り立たなくなるのではないでしょうか。提唱されたのが1979年ですから、やはり高度成長期のものの考え方のような気がします。

では現在のような低成長期に無税は不可能なのでしょうか。私は専門家でもないので、大ボラと思って読んでいただいて結構ですが、日本の場合に限って無税は可能ではないかと思っています。

その根拠は圧倒的な供給力を背景とした計画経済です。共産主義ではありませんが、例えば10%の経済成長を達成すると言う目標を掲げ、それに邁進すれば現在の技術力、開発力を持ってすれば十分可能ではないかと思うからです。

そこで具体的な数字ですが、現在のGDPから見れば税収の40兆円は8%に当たります。それが全て日銀引き受けや政府紙幣の発行という形で政府最終支出になり、GDPに加算されて来れば乗数効果を考えなくても中国並みの年8%の経済成長という事になります。

これくらいなら、その気にさえなれば十分達成可能ではないでしょうか。問題は残りの予算、50兆円分の発行国債と800兆円にも上る既発行済国債の処理です。これを税収で償還せず、あるいは増え続ける残高を借り換えして行くにしても限度というものがあります。

苦肉の策として、段階的に全て日銀引き受けにする事は理論上可能でも、実際問題として実行できる政治家も官僚もいないのではないでしょうか。今のペースで言えば毎年50兆円以上引き受けて行かなければ減らないのですから、結果として最低でも実質18%成長が義務づけられる事になります。そんな恐ろしい事が、気の小さい真面目な日本人に出来る訳がありません。

従って、今回のような大災害による非常事態には一定期間の無税は十分可能であっても、未来永劫となると話が違うと言わざるを得ません。どうしても無税にこだわるのであれば考え方の劇的なチェンジが必要です。すなわち、全く新しい経済学が日本には必要ではないでしょうか。

さすがに、私にはそこまでの想像力は及びませんし、明らかな力不足なので、どなたかの支援、アドバイスを要請致します。(笑)また竜頭蛇尾になってしまいましたが、この件、もう少し時間をかけて、ない知恵を絞る必要がありそうです。

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2011年7月26日 (火)

日本の借金についてわかりやすく説明 by 麻生太郎

最近のテレビ朝日は一頃に比べて随分まともになって来ました。昨日も、たけしのTVタックルで、菅総理の北朝鮮系政治団体に対する献金疑惑を厳しく追及していましたが、産経新聞以外のマスコミが報道しないだけに、頑張りぶりが目立ちます。

その番組には、少し前に麻生元首相や安倍元首相も出演していました。保守的色彩が強いと言えます。こういう番組が増えて来れば、国民の意識も違って来るのではないでしょうか。

その麻生さんがニコニコ動画で、「日本の借金についてわかりやすく説明」しています。至極まともな分かり易い説明なのですが、それを聞いても理解出来ない人がいるようです。マクロ経済の基本が分かっていないと難しいのかもしれません。

http://youtu.be/4pKsvjrqmWc

以下、その麻生さんの説明に対する、ある一般人のコメントです。

麻生さんよ!マンガしか読んでないんで漢字も読めないってバカに­されてたけど、相変わらずだな!あんたの読めなかった「未曾有」­の災害が起きちゃったよ!

「借金国民一人あたり借金いくらって」国民一人あたりに換算した­らいくらになるという金額のたとえなんだよ!国の借金がいくらか­、分かりやすく言ってるだけ!

国民は、いずれ信用をなくす国債で運用して欲しくて、虎の子を銀­行、郵便局に預けているんじゃあないいんだよ。帳簿うんぬん言っ­てるけど、不良債権だって内容しらない奴にはいつまでも資産とし­てごまかせるんだ!

コップの水を溢れさせる寸前にしたのは、だーあれ!自民党!!!­!!
これ聞いて見て納得している奴って、同レベル、漢字読めないない­奴なんだろうな!

これは典型的な家庭の借金と同一視したものの見方です。家庭の借金が嵩んで行けば、いずれ返せなくなる分岐点がやってきます。年収の倍の借金は確かに重荷ではないでしょうか。順調に収入が伸びて行っても完済までに20年くらいはかかりそうです。

そういう意味では、借金を続ければコップの水はいずれ溢れるでしょう。ところが、それが国家の場合はどうでしょうか。コップの大きさが最初から決まっているとは思えません。その証拠に通貨発行に制限はないのです。GDPだって天井知らずです。大きくしようと思えば、金融政策次第でいくらでも大きく出来るのです。

では、そのコップ(ストック=金融資産)を大きくする方法ですが、一番手っ取り早いのが政府の負債を増やす事です。貸借対照表が見られる方には簡単な理屈ですが、負債を増やす事イコール資産を増やす事になります。それは政府の負債と国民(個人と非金融企業)の資産は横軸に対してシンメトリーを形成する事で分かります。

その場合、問題なのは対外的な負債が膨らみ過ぎて純資産がマイナスしてしまう事です。貸借対照表は企業の通信簿ですから、マイナスでは銀行はお金を貸してくれません。だから企業は必死になって黒字化に励むのです。

国家単位での貸借対照表のマイナスは、対外純負債に当たります。日本の場合、対外純資産は20年連続で世界一なのです。これは長年経常収支の黒字が続いたからですが、正に世界の経済優等生と言えます。当分マイナスになりそうもありません。

という事は「いずれ信用をなくす国債」と決めつけるのはおかしな話なのです。世界一の黒字国が信用されなければ、どこの国が信用されるというのでしょうか。その信用の裏付けは至る所に発見できます。

例えば、これだけの災害にあっても長期金利が1%前後で世界最低な事、円がドルやユーロに対して優勢である事、円との通貨スワップをしたがる国がある事、米があの手この手で嫌がらせをしてくる事、等々ですが、軍事力が無いに等しいにも関わらず、ここまで強い通貨は史上初かも知れません。

それはひとえに、技術力、開発力、供給力が他を圧倒しているからです。そのせいでデフレ圧力に絶えず晒されますが、政府や日銀の金融政策の誤謬によって正される事は絶えてありません。それが更に円の希少価値を生み円高を誘導しますが、割を食うのはいつも国民なのです。

結論を分かり易く言えば、日本のコップは対外純資産分の270兆円余裕があります。しかもそれは為替で多少の変動はあるものの、増え続けているのです。で、そんな国は世界中見渡してもありません。さらに政府が負債を増やした分は確実に資産になって国民の側に戻ります。

なぜなら政府は国家予算を外国の為でなく、自国民の為に使うからです。国債を発行して得た資金は予算として消化され国民の元に戻ります。おまけにその国債が10年ものなら、10年後には元本が保証されて戻って来ますから、一粒で二度美味しい事になるのです。コップそのものが大きくなるメカニズムがお分かりでしょう。

但し、そういう事をすれば、普通の国ではインフレになります。ところが日本はどうでしょうか。そんな気配は露ほどもないのです。災害や投機的問題他で一時的に物価が上昇しても、すぐに怒濤の供給力がカバーしてしまいます。

世界に例がないので理解するのは困難かも知れませんが、日本とはそういう国なのです。政府と日銀がまともなら、どこまで発展するのか想像も出来ません。私はそう思います。

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2011年7月25日 (月)

日本女子恐るべし(!!)

宮里藍ちゃんが、なでしこに続いて快挙!、
フランスで行われた米LPGAツアートーナメント「エビアンマスターズ」で15アンダーを記録した宮里藍が優勝しました。あの小さな体で大きな白人や、あのしぶとい韓国女子を振り切るのですから凄い事です。
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さらに、自然体で何事にも動じない態度も特筆ものです。喜怒哀楽を素直に表現する白人の悪口を言うつもりはありませんが、アンラッキーにも顔色一つ変える事なく淡々とプレイする藍ちゃんの姿勢は海外では特に際立ちます。

なでしこもフェアプレイが評価されていましたが、破った米からも絶賛されるという事は余程の事ではないでしょうか。あら探ししかしない、どこかの国とは大変な違いです。

ともかく、3.11以降、特に輝きを放つ日本の女子を誇らしく思います。おい、男子、しっかりせいよ。(笑)特に政治家。。。

勿論テレビ新聞も駄目です。話は急に変わりますが、昨日の日経新聞に、また常識を疑わざるを得ない記事が載っていました。驚きを通り越して、「またか」という、諦めの気持ちしかないのですが、いつからここまで劣化したのでしょうか。よく分かりません。

日本への海外からの投資が減ったという記事ですが、その事実だけを淡々と書いていれば問題がないものを、それが日本経済が低迷する原因の一つだ、韓国や中国に遅れを取っている、的な書き方をされるとカチンと来るのです。

欽ちゃんじゃありませんが「何でそうなるの」となります。日本の現状が分かっているのでしょうか。社内で分析は行われていないのか、不思議です。

日本は震災で一時的にデフレ圧力は弱まるものの、基本供給過剰の国です。政策が拙い事もありますが、潜在的な供給のポテンシャルは想像を絶するものがあります。これは現場にいなければ分からないので、机上で数字だけを追っかけている新聞屋さんには酷かも知れません。

まあ数字だけを見ても、企業の内部留保240兆円、手元現金100兆円と聞けば、足りないものは分かりそうなものですが。。。さらに報道されませんが、日本の金融、非金融を合計した純資産(国富)2900兆円というのも世界一なのです。国民一人当たりの純資産が2300万円にもなります。という事は金余りなんですね。

そんな国が海外からの投資が必要な訳はありません。そこら辺の貧乏国と一緒にしないで下さい。と言いたくなります。それでも海外から企業が来れば失業対策になると言われるかも知れません。

でも、よく考えて欲しいのですが、日本で出来ない事、作れない物があるでしょうか。私には思い浮かばないのです。という事は、海外からの企業誘致はいたずらに価格競争を招くだけではないでしょうか。

そうです。デフレに拍車がかかるだけなのです。だから皆撤退するのです。価格競争をしても、結局は日本企業に勝てません。現代自動車などがいい例ですが、日本車の3分の2くらいの価格で売っていました。

ところが、私も意外だったのですが、全く人気がないのです。冬のソナタにあやかった中型車「ソナタ」も不発だったのです。なかなかいい車だったのですが、奥様方は車には関心がなかったのでしょうか。

これでお分かりでしょうが、日本への投資が減るのは至極当然な事なのです。市場の魅力云々ではなく、インフレにでもならない限り投資の意味がないのです。

自動車を見ても、家電製品を見ても、世界に冠たる有名ブランドが林立する国です。それらが競って価格下げ競争をし、インターネットでは簡単に一番安い店を探し当てられる訳ですから、デフレ圧力しかかかりません。

おまけに政府や日銀は緊縮財政しか頭にありませんから、ここまでの先進国でGDPが低迷するという奇怪な現象が起きています。そんな訳の分からない、しんどい国に、誰が進出するでしょうか。

もう一つ、忘れられている事があります。日本は世界一の投資立国でもあるのです。所得収支の黒字は年13〜16兆円にもなり、経常収支の黒字基調の源泉になっています。

従って、日本は投資立国ではあっても、中国や韓国のような被投資立国ではありません。そこを間違えないで欲しいのです。金余りなんだから、なでしこなどのスポーツにももっと投資しろ、と言いたいです。

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2011年7月24日 (日)

相次ぐ痛ましい事件、事故

大阪乙さん、いつもコメントを有り難うございます。確かにご指摘のブログ記事は大阪乙さんのコメントに対する回答も兼ねて書きました。民主党幹部の出自に関しては、自分としては、数多くある状況証拠を頼りに、出版物やネット上の情報を参考にして、かなり確度が高い情報として述べたつもりです。

しかしながら、出展はともかくとして、当ブログに書かれている内容が100%間違いがない情報かと問われれば、その点は以前にもブログ上でお断りしているように、違うと言わざるを得ません。

そこに問題があるとすれば、また、どなたかにご迷惑をおかけしたなら、率直にお詫び致します。間違った情報や偏向した考え方による個人攻撃はするべきではないと思っておりますので、今後表現にはより注意を払うつもりです。

従いまして民主党の首脳部、菅総理、鳩山さん、前原さん、小沢さん、岡田さん他に関しましては、状況証拠的に見て日本人ではない、あるいは日本人である筈がないと、いう表現に修正致します。

いずれにしても、彼らが帰化した人、あるいは戦中戦後に渡来した半島人の末裔でなく、何代も続いている日本人であるとすれば、逆にとんでもない毀日、売国政治家という事になります。そういう、単なる反日の外人よりもたちが悪い人達が、日本の政権中枢にいる事が問題なのです。

さて、日本だけでなく世界でも色々怪しい事件や、悲惨な事故が起きているようです。ノルウェイでのテロは規模と言い、狙われた対象と言い、とても単独での犯行とは思えません。ノーベル平和賞の授与を行う国だけに、何か複雑な裏がありそうです。

多くの犠牲者を出した中国での高速列車事故も痛ましい限りですが、安全に関する事は慎重が上にも慎重に行うべきです。今回事故原因が信号や制御システムにある可能性が高いと言われています。ここは中国独自の開発のようですが、実験は繰り返し行われたのでしょうか。

単にスピードを出すだけであれば、それ自体は大して難しい技術とは思えません。それをシステマチックに、いかに安全に運行するかが鍵なのですが、50年近くも無事故歴を持つ日本からは、車両よりも制御システムを取り入れるべきだったかも知れません。日本のATCやCTCシステムに学ぶべきところは、未だあるのではないでしょうか。

尤も、原発で組織的、政治的欠陥を世界に晒した今となっては、日本もあまり偉そうな事は言えませんが。。。

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2011年7月22日 (金)

どさくさに紛れて、怪しい事が多発する。

連日なでしこの話題でマスコミは大騒ぎしていますが、その陰に隠れるように、政界の大スキャンダルは意識的に無視されているように見えます。菅総理は前回の外国人からの献金問題に続いて、つくづくラッキーな人間ではないでしょうか。

さらに牛肉の汚染問題も負けず劣らず話題をさらい、肝心な問題は一向に表に出て来ません。えっ牛肉汚染も重大な問題じゃないかって(?)全くです。食の安全はなおざりに出来ません。徹底的に調べてもらいたいものです。

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しかし、どうもこの件、妙なのです。飼料用の稲わらに関しては、ネット情報によると、ちゃんと管理された発酵稲わらしか牛は食べないのだそうです。昨年秋から3.11原発事故の時期まで何カ月も田んぼに放置されカビが生えたような稲わらを、事故後に飼料用に収集して使用することはあり得ないと言っています。

この事から、汚染牛の発生原因を直接汚染稲わらに結び付けるのは無理があるのではないでしょうか。つまり、汚染牛発生の原因は稲わら以外にあるのかも知れません。一部では、汚染牛の食べた汚染牧草に原因があるのではないかとも言われています。

今回の汚染牛肉流通事件で、政府が汚染牛の食べたと思われる稲わらの追跡調査を行ったところ、福島県本宮市の農家の稲わらから69万ベクレル/kg、同じく郡山市の農家の稲わらから50万ベクレル/kgの放射性セシウムが検出されたそうです。

環境から検出される数字から見て、福島周辺の汚染状況が改善されつつある今、なぜ、このような高濃度の放射能が検出されるのでしょうか。とても不思議です。誰かが稲わらを犯人に仕立てたがっているのかも知れません。論理の飛躍かも知れませんが、この胡散臭さは宮崎での口蹄疫騒ぎを彷彿とさせます。

あの時も、本当に必要があるのかどうか分からない状況で、民主党は片っ端から殺処分を命令しました。当時の宮崎県知事が最後の種牛の殺処分に対して頑強に抵抗した後、何があったかあっさり従ったのが印象に残っています。

男を上げる千載一遇のチャンスを逸した、そのまんまさんの話はともかくとして、今回松坂牛からも微量の放射性物質が云々という話が出るに至っては、きな臭さが拭い去れません。何か狙い撃ちの感さえ漂います。

もしそうであったとして、誰が何の為に仕組んでいるのかは知りませんが、今後も似たような問題が続くようなら要注意です。どさくさに紛れて誰が何を仕掛けて来るのか全く予断を許さないからですが、検察や警察まで平和ボケして、政治家の重大犯罪一つ摘発出来ないようでは見通しが暗いのです。

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2011年7月21日 (木)

立ち直りつつある日本経済

7月21日(ブルームバーグ):
6月の日本の貿易収支は3カ月ぶりに黒字に転じた。東日本大震災後の生産活動の落ち込みの影響で輸出額は4カ月連続で減少したものの、サプライチェーン(供給網)の復旧から主軸の自動車を中心に回復傾向が出ており、減少率は大幅に縮小した。
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財務省が21日発表した6月の貿易統計速報(通関ベース)によると、輸出額は前年同月比1.6%減の5兆7759億円と、4カ月連続で減少したものの、減少率は前月(同10.3%減)に比べて縮小した。輸入額は同9.8%増の5兆7052億円と18カ月連続の増。この結果、貿易収支(原数値)は707億円の黒字となった。

ブルームバーグ・ニュースのエコノミスト調査では貿易収支は1490億円の赤字を予想。輸出額は前年同月比4.1%減、輸入額は同11.0%増だった。

みずほ証券の上野泰也チーフマーケットエコノミストは統計発表後のリポートで、「大震災発生後の貿易収支の赤字転落はあくまで一時的現象だ。この先も黒字を計上し続ける可能性が高い」との見方を示した。一方で、円高や電力不足などを背景に生産拠点の海外移転が長期的なトレンドとして続くとみていた。

         火力向け燃料需要が増加
輸出入の主要品目を見ると、輸出では中国やシンガポール向けなどの鉱物性燃料が前年同月比87.0%増、中国や米国向けの金属加工機械が同40.8%増だった。自動車は同12.5%減と4カ月連続で減少したが、減少幅は前月(同38.9%減)比で大幅に縮小。半導体等電子部品は同17.1%減とほぼ横ばいだった。

輸入は原粗油が前年同月比30.1%増、液化天然ガスが同35.1%増。大震災後の原発停止による火力発電向けの鉱物性燃料の需要の高まりを背景に、金額だけでなく数量ベースでも増加している。石炭も同20.4%増加した。

サプライチェーン寸断からの立ち直りが意外に早いようです。もう黒字ですか。。。しかし、この頑張りが返って景気悪化を加速する事にならないか心配です。

被災地の事を思い、無理をしてしまう国民性があるからですが、踏まれても踏まれても立ち上がって来るのは、映画ロッキーのスタローンのようで、相手に取っては不気味ではないでしょうか。

先日プリウスα(PHOTO)の試乗に行ったのですが、超人気のこの車は12ヶ月待ちだと言っていました。他の機種も軒並み2〜3ヶ月待ちのようで、確かに震災の影響は出ているようです。

リチウムイオン電池搭載のプリウスα7人乗りタイプは電池の供給が間に合わないせいでしょうか、15ヶ月待ちだそうです。これだけの待ちは前代未聞です。

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それにしても驚きました。プリウスαはプリウスのワゴンなので、共有部品は多いという先入観があったのですが、完全に裏切られました。エクステリア、インテリア共に、デザインは全くの新規だったのです。ライト一つとっても似て非なるものです。さすがお金かかっています。

トヨタ自動車の豊田章男社長は19日、仙台市で記者会見し、「プリウス」より一回り小さい新型ハイブリッド車(HV)の生産を子会社の関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)で年内にも開始すると発表した。

新型車に搭載する専用エンジン工場を宮城県内に建設することも発表した。トヨタは、東北を小型戦略車の開発から生産まで行う「一貫生産拠点」と位置づけ、東日本大震災で大きな打撃を受けた東北の復興を支援する。

海外に出て行くメーカーが目立つ中、さすがはトヨタです。政府に期待できない今は、大企業が被災地に対して、このような支援をするしかありません。少し安心できる話ではないでしょうか。

ところで、この世紀のバカ政府は、まだ温室効果ガス25%削減をやるつもりだったと見えます。原発を否定しておいて、どうやって達成するというのか、日本解体を考えていなければ出せる法案ではありません。

民主党は20日、今通常国会に政府が提出した法案のうち、野党の協力を得るメドが立たない約10本の成立を断念する方針を固めた。

成立を断念するのは、〈1〉温室効果ガス25%削減目標を盛り込んだ地球温暖化対策基本法案〈2〉製造業への派遣を原則禁止する労働者派遣法改正案〈3〉国家公務員への労働協約締結権付与を柱とした国家公務員制度改革関連法案――など。大半が審議入りすらしていない。

どうせ全て売国法案でしょうから、断念してくれて正解です。野党の皆さん、目を光らせて下さいよ。。。

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2011年7月19日 (火)

節電、と言うより節約(?)

昨日のブログで言葉が足りないところがありました。不毛なのは同じ土俵での戦いで、大衆車を作る事を指した訳ではありません。要はリカードの比較優位理論でもありませんが、輸出は棲み分けが可能ではないかという事です。

例えば、今現在で言うならば、ドイツがスポーツカーや超高級車、それと日本が少しラップするかもしれませんが環境対応車や、新ジャンル高質車、ハイテクスーパーカーも面白いかも知れません。英国は伝統的な味を守ったプレステージカーでは独壇場です。

アメリカがSUVや大きさが取り柄のピックアップやバン、韓国、台湾などがベーシックな大衆車で、フランス、イタリアがお洒落なタウンユースカーと言った具合です。各ジャンルで少しづつラップするのがミソかもしれません。

無用な競争を避けて平和的に共存するのが人類の知恵です。その場合、必要最小限にする事も肝要です。儲け過ぎの国があってはいけないのです。儲けた分はあくまでも輸入で消費する事も大事ではないでしょうか。

従って経済発展はあくまでも内需で、という事になります。そこを理解して目標を定めない限り人類の共存共栄と平和的発展はありません。

さて、今日のテーマです。人の意識は何かをきっかけに劇的に変わる事があります。オイルショックで二度程経験していますが、自動車の燃費は確実に良くなりました。今回の震災では、何がどう変わって行くのでしょうか。奥様方も、さすがにトイレットペーパーには走らなかったようです。

しかし、パニックにつけ込む悪い奴らは必ずいて、どさくさまぎれに利権を獲得しようとします。。。その話はいつもしているので、今日は節電の話です。(笑)

今回の原発事故から、電力に対する国民の意識は異常に高まったのではないでしょうか。反原発だけはヒステリックで違和感がありますが、節電グッズなどの売り上げが伸びる事は望ましいと言えます。いつの時代でも無駄は省くべきだからです。電気だけに頼らず、なるべく自然な形に戻して行く事も好ましいのではないでしょうか。

うちでもベランダ用のオーニングを買ったり、照明の点灯数を減らしたり、まめに消したりしています。エアコン温度は可能な限り高くして、扇風機併用ですが最大で28.5度でも耐えられる事が分かりました。(笑)

しかし今回、何と言っても目玉は吹き抜けのトップライトに遮光タイプロールカーテンを設置した事です。トップライト自体は冬場は暖かく明るくていいのですが、夏場は地獄です。特に上の方は灼熱地獄で、風も抜けません。これによる損失は計り知れなかったのです。

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今回ロールカーテンの効果は絶大でした。吹き抜けの温度が劇的に下がったのです。冷房効果が上がった事は言うまでもありません。更に、夏場は薄暗い方が視覚的な冷却効果もあります。

ある調査(下の表)によると、節電の王様はテレビだそうです。プラズマの40インチ以上では400ワット以上もあり、液晶の30インチクラスでも約200ワットも消費します。お笑いと偏向報道しか流さないテレビはなるべく消した方がいいのではないでしょうか。(笑)

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因にパソコンの消費電力は平均的な場合150ワット程度という事ですが、ノートブックタイプの場合はバッテリーだけで6時間ももつ場合があるので、充電時期を町の電力消費量にリンクさせて調整する機能が付いているタイプは合理的と言えます。

電力量は十分だと言う説もあるようですが、スリム化する事にこした事はありません。家庭単位では節約にもなり、デフレで貴重な資金を他の消費に回せる事になります。

これで日本はまた、省エネ環境技術のアドバンテージを大きく前進させる事でしょう。災いをバネにして更に高みを目指すスピリットがあるうちは安心です。


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2011年7月18日 (月)

いたずらに競争を煽る人達

今朝偶然5時半に目が覚めて、テレビをつけると1対1の接戦でした。大差なら、また寝ようと思っていたのですが、ひょっとしてと見ていると、PK戦とは言え、何とあの壁のようなアメリカに勝ってしまったのです。

日本の女性の皆さん、おめでとうございます。大和撫子は強い。。。何か日本にいいことが起きるかも知れません。(笑)

さて、昨日に続いて、今日は新聞記事です。いつもペーパーは日経新聞を読んでいますが、肝心の政治経済の記事には首を傾げざるを得ません。

17日も、FTAを推進しないと自動車と造船のシェアが韓国に奪われると、一面で騒いでいました。なんでそう近視眼的で短絡的なんでしょうか。なぜシェアがそんなに大事なのか理解出来ません。

自動車のシェアで言えば、ドイツは日本などより遥かに下ですが、利益率は高いのです。系列のスマート(超小型車)を入れてもダイムラーベンツは世界販売が160万台しかないのに、一台あたりの売り上げは日本車の倍近いのです。

逆に、現代自動車の台当り売り上げは日本車の約半分になります。これらを無視してシェアだけを比較する意味はありません。更に、海外向けの日本車の場合は現地生産が、国内生産を遥かに上回っているので、輸出車だけを比較してあれこれ言うのはナンセンスではないでしょうか。

海外進出日本メーカーの現地生産は1300万台にも及びますが、数を作るリスクも忘れてはいけません。トヨタが、欠陥問題詐欺に引っかかったのは偶然ではないのです。規模が大きくなり過ぎて目が届かないところは狙われ易いと言えます。

従って、海外に生産拠点を移した現地法人は現地に限りなくアイデンティティを同化し、大衆車メインに特化して行く事が望ましいのではないでしょうか。その方が問題も起き難いし、現地へのメリットも大きいのです。

なぜなら、世界でメインとなる大衆車は現在、年間6000万台も売れている訳ですが、それらのユーザーが日本人程の厳しい目を持つ筈がないのです。言い換えればアメ車や韓国車で十分という事になります。そんな不毛な市場で研鑽する意味はありません。

その代わり、厳しいマーケットである国内販売の一部と輸出は世界が真似の出来ない、思い切りの高付加価値型にします。台数より質、すなわち利益率で勝負するのです。造船だって同じです。いつまでもコストで勝負していたのでは悲しすぎます。IHIのSSTHのような高付加価値型はある筈です。

ただ、それを実践するには国内の市場がマインドと経済規模においてワンランクアップする必要があります。失われた20年を取り戻すのです。日本の実力を持ってすれば、難しい事とは思えません。

それには、公共投資は不可欠で、震災復興は、ある意味またとないチャンスと言えます。勿論、コストや将来性を無視するバカげたメガソーラー構想などはナンセンスの極みで、個人企業の為の公共投資などするべきでない事は言うまでもありません。

財政問題は基本、財務省の言いなりで、最初に増税ありきながらポピュリズムに乗って脱原発は推進しようとする民主党政権下での公共投資は、将来に対する展望も計画性もなく無駄になるだけです。

それでも大規模なにやればそれなりの効果はありますが、小規模で、しかも復興財源を人質にとり消費税アップを条件にしているとあっては、何をか言わんやです。ほぼ絶望的です。

やはり結論的には、最早陳腐ではありますが、民主政権を出来る限り早く打倒して、自民の保守派中心の期待の持てる政権にする。これだけではないでしょうか。


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2011年7月17日 (日)

世界に稀な領土侵犯を放置する国

今回の連休はブログ更新をサボろうと思っていましたが、テレビや新聞を見てむかつきましたので書く事にします。(笑)

まず、TBSサンデーモーニング、この朝鮮系や左よりのコメンテーターしか呼ばないテレビ局は、どこまで日本を愚弄して偏向報道をするつもりでしょうか。それに対しネット上でしか抵抗出来ていないという現状は情けない限りです。

河野一郎(太郎のパパ)は変な談話を出したり外国人参政権、1000万人移民受け入れに賛成するなど、自民にあって、その売国姿勢は際立ちますが、本当は何人なのでしょうか。とても日本人とは思えません。見え方も縄文人にも弥生人にも見えないのですが。。。

今日も外務省が大韓航空機A380による竹島上空の領空侵犯問題で、たった一ヶ月だけの、ゆる〜い、職員による当航空会社利用を控えるという制裁を批判していました。自分の立場と、自分が何を言っているのか分かっているのでしょうか。

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誤解があってはいけませんが、私は竹島問題に関しては、あくまでも中立です。どちらのものでもいいと思っています。決め事さえきちんと守れば問題は起きようがないのではないでしょうか。

では、その決め事ですが、国際法上は日本の領土になっている事は確かです。という事は明らかな不法占拠になります。状況証拠的にも、事ある毎に国際社会に対して、竹島は韓国の領土であると訴えていますが、日本が特に騒いでいない状況で、殊更主張する意味はありません。やましい事がなければ実行支配している訳ですから、アピールする必要など全くないのです。

日本が国際司法裁判所での解決(1954年)を呼びかけても応じないのも妙です。根拠と自信があるなら堂々と応じればいいのです。韓国側の根拠と言えるのは、戦後のどさくさにまぎれて李承晩が勝手に引いたラインの内側にあるというだけですから、無理がある事は自分たちが一番よく分かっているのではないでしょうか。

自国の領土として100%の自信があるなら、漁業権を日本とシェアしているのも変です。実際は現場では暴力的に日本漁船が排除されているそうですから、そもそもが、まともではないのです。言わば国家的に強盗や詐欺を働いている事になります。ある意味暴力団よりたちが悪いのではないでしょうか。。

これが、被侵犯国がまともな主権国家であればどうなっていたかは明らかです。領空侵犯、領海侵犯は攻撃されても文句が言えません。大韓航空はソ連に領空侵犯しただけで撃墜された過去があるというのに、乗客を危険に晒す行為は到底理解出来ないのです。

日本はもっと厳しく抗議して、最悪国交断絶もあり得る事を示唆すべきではないでしょうか。この問題、自民党政権の時代から取られっぱなしで何もしてこなかった事に、重大な責任があると言わざるを得ません。

独立している筈の主権国家(?)が、たかが無人島一つの領有権問題さえ解決出来ない異常な状況を国民は厳しく追及すべきです。他の周辺国に対し、最悪の例となる放棄は出来ないだけに、何としても取り返しに行くべきではないでしょうか。

まあ、いずれにしても不法占拠と言う言葉さえ使わない民主党政権下では無理です。今回の制裁措置は自民党が外務省に圧力をかけて実現しました。念のため。。。

この問題、ちょっと長くなりました。(笑)新聞で腹が立った話は後日にする事にします。


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2011年7月15日 (金)

大山鳴動して鼠何匹(?)

13日に菅総理が記者会見をすると言うので、すわっ解散か(!)とテレビの前に陣取ると、何の事はない、全くの逆でした。(笑)神経図太いなんてもんじゃありません。この人に関しては皆、ちょっとその人間性を大きく見誤っていたようです。

原発を基本的には廃止するという、国家としての重大決定を、またもや独断で公共の電波を使い、大上段から宣言してしまいました。普通の国なら国民投票するくらいの重大事です。民主主義という言葉の意味が全く分かっていないと見えます。

直に辞める筈の政治家に何の権限があって、また何を焦っているのでしょうか。どう考えても再生可能エネルギーに乗っかった大事業の利権獲得の為の布石を打っているとしか思えません。マスコミももっと怒るべきです。

巷では「菅の韓による孫の為の政治」などと揶揄されています。お膳立てしてポイされるのが落ちとも知らずに、浮かれてる場合か(!)

それにしても強欲なおっさんです。働きもしないで法外な給料取っているくせに、未だ何が足りないと言うのでしょうか。あっそうか拉致容疑者が絡む北朝鮮系政治団体に寄付をする為にお金はいくらあっても足りないのかも知れません。

13日の産経新聞では民主党から菅総理の「草志会」に1億2300万円の献金があったとされていますが、結果的には、それが迂回して北の工作団体へ回った事になるのではないでしょうか。日本人の血税だけに血の気も引きます。

在日韓国人から献金はもらうし、ひょっとして半島系の工作員という噂は本当かもしれません。(笑)冗談ではなく、売国政治家である事は確かです。間接的にではあっても拉致行為を支援している政治家を逮捕出来ないなんて日本はどうかしています。明らかな国家反逆罪でしょう。

え〜と、今日はそんな夏の怪談のようなおぞましくも鬱陶しい話ではなく、原発の話をするつもりでした。(笑)もっと鬱陶しいか。。。

どうも日本は福島から急激に変わって、反原発国になりそうな勢いですが、一回の事故で、しかも直接の原因では死人が殆ど出ていない、あるいは汚染状態も言われている程ではないにしては、その変わり方は異常です。

もう少し冷静になる必要があるのではないでしょうか。放射線による被害にしても、その道の専門家やマスコミが大袈裟に煽っていますが、全く違う意見もある事は無視されています。

見るところ専門家の意見は三通りに分かれるようです。一番過激なのは1マイクロシーベルトでも駄目〜〜とヒステリックに騒ぐ人達です。今マスコミでは大勢を占めています。それに乗って一部芸能人などもパニクって反原発デモをしたりしているようです。

2番目は緊急時の世界標準とされる、しきい値を20〜100ミリシ−ベルトに設定し、その範囲内であれば大きな問題はないとする人達、無難です。3番目はしきい値がもっと高く1000〜2000ミリシーベルトまでなら、個人差はありますが、むしろ健康にもいいかも、と言う楽観主義者達です。

私は素人ですから、どれが正しいのかさっぱり分かりません。しかし、国で基準をはっきり決めてブレがないようにしてもらわなければ、国民は右往左往するばかりです。本当に能無しの政府には痛めつけられます。

話は戻りますが、1ミリシーベルトでも駄目という人の見解には矛盾があります。過去の例を知らないとでも言うのでしょうか。米ソが盛んに核実験をしていた頃はこんなもんじゃなかったのです。(下の表、参照)

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既に人は避難した福島原発の至近距離ならともかく、東京での比較であれば、これまでを是とするならば、何の問題もないと言えます。半減期を考えれば、さらに問題は縮小します。

福島県でさえ、福島県二本松市は14日、東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、子どもらの内部被曝(ひばく)を調べるため実施した独自のサンプル検査の結果を発表した。市民から任意で選ばれた20人全員の体内から放射性物質が検出されたが、被曝量はおおむね1年間に自然界から受ける10分の1以下だった。というくらいです。

あれだけの地震と津波があって、電力が全て奪われ核爆発まで起こしても、その程度なのです。勿論フクシマフィフティなど、想定外の人的頑張りはありましたが、悲劇的結末とは言い難いのではないでしょうか。

さらに最近の数字が落ち着いて来ているのを見ても、将来的にチェルノブイリ程になるのか疑問です。結局政府の発表は全くの勇み足で、撒き散らかされた放射性物質の量はチェルノブイリに遥かに及ばない事も分かって来ました

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それでも子をもつ親としては心配でしょう。その気持ちはよく分かります。しかし大阪大学の中村仁信名誉教授によると、3番目の最も楽観主義者の考えがICRP(国際放射線防護委員会)の中でも主流になりつつある、と言いますから、そこはもっと注目してもいいではないでしょうか。

もしそれが事実であれば、多少の原発事故なら、石油石炭による発電よりも遥かにリスクは低いと言わざるを得ません。なぜなら大気汚染や採掘事故が原因で亡くなる人の数は世界で年間に何十万人にも及ぶからです。

尤も、前から言っていますように、テロに狙われるのであれば話は別です。それだけは避ける方策が必要ですが、自信がないなら、やはり近い将来的には廃止すべきかもしれません。東京電力の新社長によれば、電力は十分あるらしいので、わざわざ危険を冒す意味などないのですから。。。

それにしてもドイツ、イタリアに続いて日本が脱原発宣言するという事は、第二次大戦の敗戦国が脱原発で揃う事になります。偶然にしては出来過ぎのような気がしますが、何か裏はあるのでしょうか。米英仏露中が保有する核を敗戦国には持たせないという戦勝国側の思惑とか。。。

いずれにしても、今回の福島第一原発事故の件、大山鳴動してネズミ一匹的結末になるとすれば、一体全体、政府主導の、この大騒ぎは何だったのか、想像力を働かせるべき時かも知れません。


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2011年7月14日 (木)

「数は力なり」では紛争はなくならない

暫く小康状態であった円(為替)が、また高くなって来ています。エコノミストなどは、「相対的に安全と見られる円が買われている」などと、聞いた風なコメントを述べますが、真相は何なんでしょうか。

ドルがデフォルトするかもしれないと言われている8月2日には未だ間があるし、他にこれと言った材料は見当たらないのに不思議です。独歩高というのもよく分かりません。誰かに仕掛けられているのでしょうか。

そうだとすれば、3.11の傷も癒えないうちに酷い事をするものです。と、言いかけましたが、待って下さいよ。先月も先々月も震災が影響して貿易収支は赤字でした。確か5月は6000億円くらいの赤字ではなかったでしょうか。

今後も暫くは赤字基調が続くかも知れませんから、むしろ円高は救いです。どっちみちサプライチェーンの寸断で耐久消費財の輸出は振るわないし、今売れているものはどちらかと言えば、競争力のある生産財がメインだからです。

輸入で言ってもコモディティ関連が円高メリットを受けます。という事は、供給難だというのに、将来的デフレ懸念は払拭出来ません。民主のせいで収入が上がる要素など全くないのですから。(笑)

ここで大胆な財政政策でも政府が打ち出せば、パア〜と道は開けるのでしょうが、今のような小出しで超スローペースでは、復興の足取りは重いのです。従って円高は平時以上に救いと言えます。

今日の日経新聞には、トヨタが中堅協力企業の合併を含む合理化、集中化を進めると出ていました。サプライチェーンの安定化と円高対応と見られます。競争力を保つ為には当然の事なのでしょうか。

しかしながら、円高対策をやるからいつまでもデフレが止まらないとも言えます。一企業にとっての至上命題は、マクロ経済という視点からは決して歓迎出来るものではないのです。いわゆる合成の誤謬というやつかもしれません。

私見を述べさせていただくと、トヨタ程の世界的ブランドなら、数を取りに行く為の価格競争力アップよりも、ドイツの代表的ブランドがそうであるように、数は二の次にして付加価値で勝負すべきではないでしょうか。

その為の技術力は、次世代パワートレーン含め圧倒していると言って過言ではありません。これまで見た事もないような素晴らしい車が開発可能なのです。しかも地球と共存し得る。。。

いずれは、そういう、世界がとても真似が出来ない方向に移行しなければ、日本の耐久消費財は後発国に肉薄されます。それを防ぐ為には違う土俵に乗る事が一番だというのに、いつまでも拡大再生産方式を続けていてはGMの二の舞になるだけです。

この場合は数は力ではありません。質、と採算性が力なのです。世界を量的、経済的に席巻するより、質の見本を提供して、常にリードして行く事が平和に繋がるのではないでしょうか。

ちょっと、格好つけ過ぎました。(笑)


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2011年7月13日 (水)

新貿易パラダイムに適合しない日本(後編)

昨日の続きです。常識的に考えて、貿易には当然メリットはあるのです。余っているものを売り、足りないものが買えると生活に幅が出来、豊かになります。ところが行き過ぎると赤字国を作り摩擦を生むのです。摩擦を避ける為に生産拠点を海外展開すれば、企業と相手国が潤っても母国にメリットがない事になります。

という事は、一番いいのは国内に需要があり経済成長する事ではないでしょうか。なぜ日本が経済成長しないのかについては、当ブログで散々自説を述べて来ましたから省略しますが、ここまで競争力がある企業、産業がひしめいている日本が経済成長しない筈はありません。

輸入品目を見れば、日本の場合は資源系が大半を占めます。一般コモディティ含め円高なので海外から安く調達出来るのです。資源輸入に関しては省エネ化が進み、代替材料が見つかって来ている事を考えれば、将来的見通しは明るいと言わざるを得ません。

輸出が輸入の為の外貨獲得の手段であると考えるならば、今よりも輸出を減らしても、GDPとしては純輸出しかカウントされませんから、経済成長という点では問題ない事になります。

ただ、貿易総額を減らす事は経済のパイの縮小を意味するので、豊かさの幅は減る事になります。それを解消するにはパイの縮小分を内需でカバーするしかないのですが、内需は拡大出来ないと信じ込んでいる人が政治家や経済評論家にも多い事が日本の悲劇を増幅するようです。

輸出を減らした分を内需に振り向ける発想がなぜないのか不思議です。外からの影響を受け難い内需を安定的に成長させる事がGDPに貢献、すなわち経済成長する事は間違いありません。勿論この考え方は経済成長を是とする事が前提ですが。。。それを持ち出すと長くなりますから、今日は省略します。

内需でキーとなるのが日本が誇る垂直統合型生産システムです。すなわち国内で耐久消費財を生産する為の材料が資源系以外で全て揃う国は、レベルはともかくとして日本と先進国数カ国しかありません。例えば自動車にしても、開発から生産まで、純国産で出来る国は厳密に言えば日本とドイツくらいしかないのです。

これがハイブリッドカーや電気自動車となると、もっと狭き門になります。この分野では材料開発も含めて圧倒的に日本に優位性があるのです。

さらに自動車産業は擦り合わせ型の最たるもので、国内での関連企業とのコラボが大きく製品の品質を左右します。ここに日本の強みがあるのですが、3.11後の傾向を見ていると、少し崩れつつある事が懸念材料です。

要するに、自動車のように国内で全てが調達出来れば、海外依存はなくなります。コモディティにしても全て国内で調達するに超した事はないのです。後は魅力的な商品を展開するだけになります。

そこで、日本の商品開発力が問われますが、昔に比べてドイト系のお店に行くと、その商品の多さ、素晴らしさに目を奪われます。アイデアが豊富でデザインも良くなって来ました。家電量販店なども安くて魅力的な商品の質、量に圧倒されます。

私などは欲しい物だらけで、しかし限られた予算では選ぶのに苦労をするのです。もう少し先立つ物があれば、凄く快適な暮らしが出来るのではないでしょうか。

ところで、最近の流れである(?)グローバリゼーションを積極的に推進すればどうなるでしょうか。製品開発の水平分業化が進み、安い部品は手に入るかも知れません。その結果、商品の価格は確実に下がります。スーパーには安い食料品が並ぶ事でしょう。

しかし品質はどうでしょうか。日本人の感性に耐える物が出来るとは思えないのです。あるいは遺伝子組み換えや農薬他、何が入っているのか分からない食べ物で、健康が維持出来るのでしょうか。はなはだ疑問と言わざるを得ません。

グローバリゼーションの美名の元、FTAやEPA、あるいはTPPに参加する事が、日本の為になるなどとはとても思えないのです。むしろ日本の長所がどんどん失われて行きます。

世界が、あるいは世界を支配する勢力が望んでいる世界秩序、グローバリゼーション、あるいは一人勝ちをなくし、世界平準化、均等化に繋がって行く新貿易パラダイムに適合する事が、日本消滅に繋がらないのか、よ〜く考えるべき時に来ているのではないでしょうか。

ガラパゴスと言われようが、新貿易パラダイムに適合しない国であり続けたいと思うのは私だけではないと思います。解決手段は金融と財政問題だけという、圧倒的に恵まれた環境にいながら、為政者に恵まれない日本は、果てしない回り道を強いられている気がしてなりません。


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2011年7月12日 (火)

新貿易パラダイムに適合しない日本(前編)

当ブログで、常々日本は輸出立国(依存国)ではないと書いて来ましたが、その意味が読まれている方に、果たして正確に伝わっているのか、疑問に思うようになりました。

と言うのは、先日あるサイトを見ていて、「日本は、対GDP比で15%程度の輸出額では、貿易依存国とは言えないと、したり顔に言う人がいるが、果たしてそうなのか」というフレーズを発見したからなのですが、確かに捉え方のアングル次第で何とでもとれるようです。

その人が言うには、自動車などの耐久消費財輸出の場合は裾野が広いし、技術の波及効果は計り知れない、従って、輸出がなければ産業自体がこれ程発展していなかったのではないか、という事のようです。

実にもっともです。世界に売る為には切磋琢磨が必要です。自動車で言えばドイツなどと競合する事によるメリットは計り知れません。そこは否定するところではないのです。結局、日本人の努力が実って、超高級車を除く殆どのカテゴリーで世界を席巻しました。

恐らくですが、世界が公平で、しかも良いものだけを購入する目があるなら、日本の繁栄はこんなものではなかったのではないでしょうか。しかしながら、その考え方は儲かる国がある一方で、他方に赤字の国々を作るという視点が抜けています。

日本は80年代にノー天気にも輸出攻勢を嵩にかかってやっていましたが、技術も資源もない国にとっては脅威なのです。唯一アメリカだけが借金を垂れ流す事によって輸出依存国の黒字を支えて来ました。

ところが、そのアメリカの購買力がリーマンショック以降大幅にダウンしたのです。借金が膨らみ過ぎて、返済不能になった訳です。従って、これまでの貿易のパラダイムが根底から覆り、利益を追求する意味での輸出立国の存在そのものに疑問符がつきました。

限られたパイの取り合いは相手国からバッシングされたり、非関税障壁などでアンフェアな行動に出られたりします。自国経済を守る為なら、最悪の場合は戦争にだってなりかねないのです。

さらに輸出依存国は為替のスタビライザー機能が働き、売れば売る程、通貨高になりますから、国内で作って輸出をするパターンでは利益が出せない事になります。それを避けて量産効果を出す為には世界に生産拠点を移すしかないのです。

それがワールドエンタープライズ、(最近では多国籍企業と言う)を作りますが、進出した相手先を潤しても、肝心の自国が潤わない事になります。経営者は利益さえ出れば、それで良いかも知れませんが、それではマクロで見た国内経済にメリットはないのです。

では、結局輸出立国は八方ふさがりで没落する一方なのでしょうか。それは企業が栄えても技術力のある国が栄えないという事になり、大いなる矛盾を感じざるを得ません。極論すれば、グローバリゼーションは国家否定の考え方のように見えます。

ところで一口に輸出立国、貿易立国と言いますが、中身は国によって全く異なります。同列に評価する事は大変危険なのです。代表的な輸出依存国である中国と韓国の場合で見てみましょう。

中国の場合、輸出の60%は中国内海外資本からによるものです。日本やアメリカが現地に中国企業と合弁で工場を造り、安く生産した製品を自国に逆輸入したりします。国民は安くて付加価値のあるものが手に入るので、一見相互にメリットがあるように見えます。

中国オリジナルの輸出品目はレアメタルのような資源系と食物系がメインです。安い事が取り柄です。元高を嫌う理由がここにあります。

韓国の場合は、ある程度の技術は日本から合法非合法に入手するシステムが完成しています。(笑)従って完成品としての付加価値商品の生産が可能です。しかしながら裾野が育っていないので、例えば半導体製造装置などの資本財、あるいは電子部品などの生産財などは日本からの輸入に頼らざるを得ません。

と言う事は韓国の輸出が増える程、日本の輸出も増える事になります。これを迂回貿易と言います。その為に年間2兆円超もの対日赤字に頭を抱える事になるのです。これを避けたいが為に、今回の震災を機に資本財や生産財の日本企業誘致を画策していると言います。

これら、発展途上の輸出立国に対して対極にいるのがドイツや日本の先進国型輸出国です。依存度はドイツが対GDP比で30%を超しているのに対し、海外進出の進んだ日本は10%そこそこになります。

しかし内容的には似た構成になるのです。両国とも耐久消費財と言うより資本財、生産財の輸出が目立ちます。ドイツは資本財輸出が自動車の次に大きく、日本は生産財、資本財の輸出に占める比率が70%を超すのです。耐久消費財に関しては自動車のように生産のシステムが垂直統合型で資源以外は国内で調達可能なものが目立ちます。

やはりこの先進国型輸出モデルにこそ旨味が多いのです。この場合、輸出の為の材料輸入は限られます。従って輸出額と輸入額は韓国のように連動する事はありません。資本財、生産財の場合は競争すらないのです。技術的積み上げがない発展途上国が追いつけないからです。

この先進国型の輸出は、輸出の上がりで贅沢が出来たり、その国にないものが買えますから確かにメリットが多いのです。逆に途上国型では必需品輸入の為に輸出をする事になりかねません。あるいは、その輸出の為に多くの部品を輸入するのでは、何をやっているのか分からない事になります。

余談ですが、耐久消費財の場合は、優秀で信頼感のある裾野を有効活用した垂直統合型モデルが生産システムの理想と言えます。これに対して、コンピューターなどに見られる効率と低コストが命の水平分業型モデルは、世界の変動の波を受け易いのです。不安定で信頼感にも疑問符がつかざるを得ません。グローバリゼーションの罠が待ち受けるという訳です。

話が長くなりましたので今日はここまでにします。明日続きをやります。


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2011年7月11日 (月)

酷暑の夏来たりなば、清めの秋遠からじ

今日は大変忙しく、ブログの更新が遅れました。熱い外を駆けずり回っていたのです。(笑)いよいよ本格的な夏の到来でしょうか。

さて、柏井さん。コメント有り難うございます。大変難しい質問をいただきました。以下質問文ご参照下さい。 

田中様は、認識者を増やした後のビジョンはお持ちですか。たとえば共感者を集め、何かの運動や活動を行うなどですが。差し支えない範囲で是非教えて下さい。

私は、そんな大した人間ではありませんし、買い被られても困惑いたします。たまに似たような質問を受ける事がありますが、なぜ、そうなるのだろうと訝しんでおりました。(笑)

しかし、情報を発信して、望外ではありますが、何人かの共感者を集めている以上は、今後の事を話す義務があるかもしれません。そこで今現在の心づもりをブログにて吐露いたします。

最初は軽い気持ちでした。商売の一助にでもなればというくらいです。ところがブログネタを探すうちに、色々な新しい発見や認識違いに気付く事になります。掘り下げて行くと、どうも自分はこれまで、真実とは全く違う世界に生きていたのかもしれないと思うようになりました。

自動車とデザインの世界に長い間いて、世界も多少は覗く機会に恵まれ、少々感じるところもありましたので、そのあたりと新規に取り入れた情報をブレンドして、面白い文が書ければと思い、足掛け4年も継続して来た訳です。

ただ、お断りしなければいけないのは、私はあくまでも一デザイナーであり、零細企業の経営者です。そちらは天職と勝手に思い込んでいる以上、天職を可能な限り続けて行くつもりなのです。従って、ブログでの物書き活動は、あくまでもサブという事になります。

しかしながら、オフには親しい友人達と情報交換をしたり、飲み会に毛が生えた程度の集まりで話をしたりする事は薮坂ではありません。それにしましても、あくまでも個人的、草の根運動的なもので、政治活動や布教活動的(笑)なものでは一切ないのです。そこは誤解なき様お願いをいたします。

いずれにしても柏井さん、安心して下さい。ネット社会では猛烈な勢いで変革が起きています。これまでのように国民を騙せなくなったのです。政府や官僚、マスコミがおかしい事は殆どの人が気付いています。そう遠くない将来に、大半の日本人が覚醒するのではないでしょうか。

尤も、全ての人が覚醒する必要などはありません。まずはオピニオンリーダー的な人が覚醒すればいいのです。その人達は影響力がありますから、まず10%程度で十分ではないでしょうか。

次の選挙でも、良い方向に向く事は間違いありません。龍蛇族直系のヤマウト(神の民)民族のDNA、底力を信じましょう。八百万の神は常に我らと共にあります。


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2011年7月10日 (日)

日本の女性の皆さん、ご免なさい。

コロラド州にあるブロードムーア(イーストコース)で開催されている、海外女子メジャー第3戦「全米女子オープン」の3日目。午前7時より再開した第2ラウンドが終了し、宮里美香が通算5アンダーの単独首位、宮里藍が1打差の単独2位。“ダブル宮里”が予選ラウンドをワン・ツーフィニッシュとし、そのまま第3ラウンドに突入した。(GDOニュース)

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先日のブログでキムヨナのスピーチが堂々としていたので、日本フィギュア陣と比較して、悲観的な事を書きましたが、日本女性に謝らなければなりません。2ラウンド終了後トップに立った宮里美香の英語でのインタビューで、余裕の中にも控えめでソフトな対応に、「そうだ、日本にも、宮里藍ちゃん始め素晴らしい子がいた」と思い出したのです。

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今シーズンぱっとしていなかった宮里藍ちゃんですが、同郷の宮里美香ちゃんに触発されたのでしょうか。今回は期待出来るかも知れません。夢のワンツーフィニッシュを見たいものです。

しかし、横峯さくらちゃんもそうですが、沖縄出身のゴルファーが強いのはなぜでしょうか。その辺を分析出来れば、面白い事が分かるかも知れません。

と書いていたところ、なでしこジャパンがドイツを破ってベストフォー進出というニュースが飛び込んできました。辛勝ではありましたが、勝ちは勝ちです。次の試合が楽しみになりました。

結局、だらしがなかったのは女性ではなく男性の方だったようです。日本の女性の皆さん。「ご免なさい」日本の男性諸君!しっかりしてください。

話は不愉快な話題に変わります。

GHQ彷彿させる官邸へ派遣の米国人 菅総理に代わり決裁権※週刊ポスト2011年5月20日

焼け野原からの戦後復興に大震災の復興計画を重ね合わせる菅直人・首相は、屈辱の歴史までも真似ようとするのか。GHQ(連合国軍総司令部)に主権を奪われ、自主憲法さえ作れなかったあの時代は、この国の在り方に大きな禍根を残している。だが、菅政権はこの震災対応の中、国の主権を米国に売り払うことで、自らの権力を守り切ろうとしている――。

この国の政府は震災発生以来、「第2の進駐」を受けている。首相官邸ではそれを如実に物語る光景が繰り広げられていた。

菅首相や枝野幸男・官房長官、各首相補佐官らの執務室が並ぶ官邸の4、5階は記者の立ち入りが禁止されているが、そこでは細野豪志・首相補佐官、福山哲郎・官房副長官らがある部屋に頻繁に出入りしていた。部屋の主は、米国政府から派遣された「アドバイザー」で、名前も身分も一切明らかにされていない。

結局ストレステスト始め、菅総理が唐突に言い出した件は、全てこの謎の米人からの指示であった可能性が高いのです。政権を非日反日売国極左(役が4つも付く、麻雀で言えば満貫です)勢力に乗っ取られ、その政権に指示する国があるという、独立国とは言えない日本の惨状を、まず国民は知るべきです。

従って、やはりだらしないのは私も含めて日本男子のようです。


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2011年7月 9日 (土)

月並みなタイトルですが、人災と天災に翻弄される日本

柏井さん、コメント有り難うございます。女性のコメントは田舎の主婦さんが、たまに入れてくれますが希少価値があります。男性の常連さん含め、共感いただける方が増えるのは書き手にとって嬉しい限りです。拙いブログではありますが、今後も楽しんでいただければ幸いです。

さて、連日マスコミを賑わしてくれている菅総理と民主党ですが、肝心な事が報道されないのは、どういう事でしょうか。菅総理が外国人から献金を受けていただけでなく、拉致容疑者の親族の周辺組織へ6250万円も献金をしていた事実が産経新聞によって報道されましたが、他のマスコミやTVは黙りを決め込んでいます。

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これは、言うならば、オバマさんがアルカイダ系の組織に献金するようなものですから、驚くべき話なのです。退陣どころか逮捕されてもおかしくないと言うのに、まだ総理の座に居座らせているのは、残念ながら日本の堪え難い堕落を意味するのではないでしょうか。

言うなれば、政界とマスコミ、財界一部がセットになって日本解体、日本売りをしているのですが、その主体は明らかに非日的なものと言わざるを得ません。嘘と欺瞞に満ちたそれらを見て、状況証拠的にそう考えざるを得ないのです。平和ボケしている間に致命的なまでに浸食が進みました。日本人の手に取り戻す事を真剣に考えなければ取り返しのつかない事になります。

話は変わって、当ブログでも扱ったNASAからの警告の真贋について、巷間物議をかもしていますが、再度、日時まで具体的に言及して警告があったそうです。何が起こるのかは分かりませんが、根拠なく何度も警告は出さないでしょうから、一応警戒をした方がいいのではないでしょうか。

言われているような天体規模の災害として何かが起こるのか、あるいは9.11のようなテロ、人災が起こるのか、知る由もありませんが、何事も備えあれば憂いなしです。

今日は昨晩やや飲み過ぎたのと、早朝の女子ゴルフを見たため睡眠不足気味で頭が回りません。従って、短いですが終了します。


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2011年7月 8日 (金)

ストレステストは、まず菅総理自身から

菅総理の唐突な原発ストレステスト発言に、毎度の事ではありますが、周りは右往左往しているようです。海江田さんなんか、涙ぐんだりして、芝居なのか本気なのか分かりませんが、異常な事態になっています。前から異常か。(笑)

それにしても、唐突な発言で驚かす菅総理の頭は大丈夫なのでしょうか。(?)ちょっと分裂症が入っているかも知れません。精神鑑定と知能検査が必要と思われます。人間ストレステストが先です。

どう見ても、典型的な老人病を発病している感じで、相手の言っていることが理解出来ていません。街でお騒がせするゴミ屋敷のおじさんや、騒音おばさんと同じピック症候群ではないかという指摘もあるくらいです。

その原発の方のストレステストですが、国内の原発全てにおいて、ユーロが実施を始めたばかりの安全余裕度の評価にならうようです。地震や津波、洪水などによる電源喪失やヒートシンク喪失(熱の逃がし先)などに、どこまで耐性があるかを確認する実験だそうです。

しかし、フランスなどのユーロ圏で実施を始めたストレステストは、既存の基準によって行われ、施設の耐性を検査するものではないと言います。それに対し、日本が実施するストレステストは、福島原発爆発の原因となった、原発の電源が止まり、冷却系を喪失するという実験を含んでいるのです。

その実験でもし、全く問題が起きていない原発が爆発でもしたらどうするつもりでしょうか。これを機にテロリストが暗躍する余地が全くないとは言い切れないのです。

福島第一原発にしても、未だ地震津波以外が原因であった可能性を排除出来ません。そう思っている人は少なからずいます。アメリカの専門家が核爆発であったと言う3号機の爆発始め、事故の前に放射性物質が検出されたりと、不自然な事が多すぎるからです。

それに、今回の事は菅総理が180度前言を翻して唐突に言い出すにしては、内容が難しすぎます。(笑)彼の能力で理解出来る範囲を大幅に超えているのではないでしょうか。という事は誰かに言わされた(?)その可能性は否定出来ないかも知れません。

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いい加減にこのおじさんを何とかしないと、本当に日本は沈没します。ストレステストを実施し、血の巡りのいかにも悪そうな国会で居眠りしているおじいさん達や菅総理を議員失格にして、若くて新鮮な血と入れ替えましょう。


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2011年7月 7日 (木)

眠れる龍蛇族直系の大和民族

【ヨハネスブルク支局】国際オリンピック委員会(IOC)は6日、南アフリカのダーバンで開かれた第123回総会で、2018年冬季五輪の開催都市に、平昌(ピョンチャン)(韓国)を選んだ。韓国での五輪開催はソウルで行われた1988年夏季五輪以来2回目で、冬季五輪は初めて。アジアでは札幌、長野に続き3回目となる。平昌は10、14年の招致でいずれも敗れており、3度目の立候補でようやく選ばれた。五輪開催日は2月9~25日の予定

これで2020年の東京五輪招致は限りなく難しくなって来たようです。近いエリアでの冬夏連続開催の例はないからだそうですが、石原さんもさぞがっかりしているのではないでしょうか。

それにしてもキムヨナの英語でのスピーチは見事でした。二十歳の女性とは思えない堂々たるものです。さすがはフィギュアで大舞台を張って来ただけの事はあります。翻って、日本のフィギュア陣で、滑り以外でこれほどのパフォーマンスが出来る女性がいるかと言えば、甚だ心もとないと言わざるを得ません。

安藤美姫は流暢な英語を操りますが、態度が大人っぽくはない。。。真央ちゃんや村上佳菜ちゃんも、態度や喋り方は最近の若い女性の傾向がもろに反映されていて、決してほめられたものではないのです。最近で言えば石川遼君くらいでしょうか。ちゃんと出来そうなのは。。。

いえ、私は日本人が駄目で韓国人が素晴らしいなどと言う気は毛頭ありません。最近の日本の若いものは・・・などと言う気もないので誤解なき様。。。

話は変わりますが、昨日のブログで、人間は支配者側と被支配者側に二分されると書きました。収奪者と非収奪者に置き換えてもいいです。あるいは指示する側と指示される側、同じステージではありませんが、自分の意志で動く人と他人の意思で動かされている人、という分け方も出来ます。

自分に置き換えれば、クライアントを除き、(笑)誰にも命令されず、自分の意志で動いているつもりではあります。怖いのは、自分の意志で動いているつもりでも、実は誰かの意に沿って動いている、いわゆる操られている場合です。知らないうちに、そうなっていないとは言い切れないのではないでしょうか。

話は戻って、キムヨナの朝鮮半島に住む人達と日本人との違いは何でしょうか。一見見え方が近いので、兄弟民族のように思っている人は多いようです。確かに血の行き来があった事は事実です。従って、黙っていれば、どちらなのか全く区別がつかない人がいます。親近感を覚えるのも無理からぬ事ではないでしょうか。

ところが父系を辿るY染色体で言えば、日本人はアジア人種よりも地中海沿岸や中東に広く分布するE系統の仲間であり、Y染色体の中でも非常に古い系統だという事が分かって来ています。

この系統はアイヌ人・本土日本人・沖縄人の日本3集団に固有に見られるタイプで、朝鮮半島や中国人にはほとんど見られない事も判明しているそうです。これは縄文人の血を色濃く残すとされるアイヌ人88%に見られる事から、D系統は縄文人(古モンゴロイド)特有の形質だとされているのです。

DNAが違って地政学的な条件が違えば、全く違う人種と言って差し支えありません。そこを見誤っては紛争の原因になりかねないのです。島国である日本などと違って朝鮮半島は歴史的に、非常に過酷な条件に置かれました。

恒常的な中国からの圧力に加え、ロシアからもちょっかいを受け、常に不安定な状態を余儀なくされて来たのです。1910年に日本が統治しなければ、二分はされましたが現在のような形で残っていたとは思えません。

従って、異常に過酷な条件に置かれれば、裏切りや騙しは一種の生存の手段になり得るのではないでしょうか。正直に生きていたのでは毟り取られるだけです。あるいは命の保証さえもない世界では道徳もへったくれもないのです。

国内でも厳しい人間関係になるのは容易に想像出来ます。支配者からの強奪を防ぐ為に糞尿の中に大事なものを隠したという説も、トンスル(糞尿に漬けて作る薬)があるくらいですから、あり得なくはないのではないでしょうか。

必死に生きようとする姿勢は現在までも受け継がれ、スポーツや勉学に如実に表れます。とにかく結果が全てですから、多少のアンフェアな事くらいは意に介さないのです。ある意味完璧主義と言えます。

語学を見ても、英語は明らかに日本人より発音も含めて上です。さらに日本語を学習する人も学生中心に想像以上に多い様で、その熱心さには頭が下がります。

私なども中途半端に韓国語を勉強しましたが、彼らの日本語に比べれば足下にも及びません。全く出来ない人という烙印を押されます。飲み屋でお姉ちゃんと世間話をする、あるいは電話でゴルフ場の予約が出来る程度では認めてもらえないのです。(笑)

英語も同じで、ネイティブスピーカーからは、お世辞も含めて、そこそこ喋れるやつ、という評価なのですが、韓国人に言わせれば落第点しかもらえません。(笑)やはり必死度、意識のレベルが違うのでしょうか。ゴルフが男女とも凄く強い訳が分かる気がします。

話が例によって、あっちこっちに飛びましたが、侵略の歴史のない日本人は世界から見れば例外的な温室育ちと言えるのではないでしょうか。朝鮮半島の人とは全く違います。だからと言って優秀でないとか、だらしがない訳ではありません。やる事はやるし、起つべき時にはちゃんと起つのです。

しかし、平和ボケした現状を見れば、心もとなさは否めません。少なくとも大戦前の日本人とは違う気がします。被収奪者側、被支配者側、自立心なく操られる側、のような気がしてならないのです。。。

特に政治が日本人オリジナルの意思で動いているとは思えない現状に対しては、悲観的にならざるを得ません。


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2011年7月 6日 (水)

グローバリゼーションという欺瞞

当ブログへのコメントで、たまに「グローバルな考え方ではない」という指摘を受けます。その人は「グローバルな考え方」イコール「正常進化」という概念で捉えているのかも知れません。

「グローバルな考え方」が厳密に定義してグローバリゼーションと同義かどうかは知りませんが、グローバリゼーションと言うと、いかにもインターナショナルで先進的なコンセプトをイメージするようです。ところが、この概念は、実は何百年も前から存在するのです。

コロンブスがアメリカ大陸を発見したときから、この概念は芽生え醸成されて来ました。それは発見者、あるいはにわか統治者が自分たちの価値観ややり方を押し付け、いかに効率よく現地から富を収奪するかという、分かり易い考え方がベースになっています。

という事は、人類は昔から収奪者(支配者)と被収奪者(被支配者)の二種類に大別されるのです。武力が強い側が、弱い側を統治し、富を収奪するシステム、何と都合のいいコンセプトではないでしょうか。収奪者側にとってはですが。。。

この被支配者側に取って不都合な概念が決定的になったのは、産業革命による大量消費時代を迎えた事に起因します。資源の乏しい欧州はアフリカや南米から大量の資源を収奪する方法を競って模索したのです。

ところで日本は国としてどちら側であったかと言えば、幸運にも江戸時代末期まではどちらでもなかったのです。すなわち平和だった訳です。危うく被収奪者側になりそうな局面はありましたが、不平等条約等でお茶を濁し何とか凌ぎました。

その頃には世界は既に米英仏蘭西始めとする収奪者のやりたい放題で、アフリカ、南米、アジアは極東の一部を除き、ほぼ欧米白人帝国主義国家の手の内にあったのです。その残りも時間の問題と思われました。

明治維新後、欧米に追いつけ追い越せで、日露戦争に勝った日本と言えども例外ではありません。いくら連盟規約に人種的差別撤廃を入れるよう提案をしても国際連盟が批准する事などあり得なかったのです。自分たちの優位性を損なう事など誰が賛成するでしょうか。

結局、収奪者と被収奪者、あるいは差別者と非差別者との間で戦争(太平洋戦争/大東亜戦争)に発展する事になります。ある意味、日本が大東亜共栄圏構想を掲げ、非白人側の代表として欧米列強に抵抗を試みたのが、この戦争だったのです。すなわち、欧米が提唱する身勝手なグローバリゼーションに対する最後の抵抗と言えます。

結果的に日本は敗れましたが、多くのアジア諸国が、その後独立を勝ち取った事は大きな成果でした。自らの犠牲の上に武力による植民地支配時代は終わりを告げます。白人の不敗神話を一時的にしろ、破った日本はそれらの国々から感謝され、高く評価された事は言うまでもありません。

誤解があってはいけませんが、私はいかなる理由があろうとも、他国を併合したり、干渉したりする事が正義であった、などという気はさらさらありません。むしろ余計な事をしてくれたとさえ思っています。

その結果としての日本のデメリットは計り知れないものがあるからです。ただ、米英との戦争だけは避け様がなかったかも知れません。相手が、あらゆる卑劣な罠を仕掛け、日本を潰す気満々だったからです。

そこで戦わなければ、ゆるやかな座死が待っているだけでした。維新後仕組まれて来た罠は、既に抜き差しならないところまで来ていたのです。ハルノートの受け入れは支配者と被支配者による世界の二分化の確定を意味しました。

強大な軍事力を持ち、人種差別撤廃を叫ぶ日本は欧米列強から見れば目障りな存在以外の何ものでもありません。しかも欧米による世界支配に初めてノーを正面切って宣言したのですから、無事に済む訳がないのです。罠に誘い込み国民世論を煽動する事は米に取って造作もありませんでした。全ては予定されていたのです。

それにまんまと乗った日本の真珠湾攻撃は、トルーマンの思うつぼでした。「リメンバーパールハーバー」を合い言葉に完膚なきまでに痛めつけられ、二度と再生出来ないようなシステムをGHQは日本国内に構築したのです。ところが意に反して日本経済は戦後20年余で再生した事は米英の大誤算ではなかったでしょうか。

その後も破竹の勢いで伸びる日本経済を苦々しい思いで見つめていた人は確かにいたのです。その結果は今日の日本の政治経済の体たらくでお分かりでしょうが、収奪者の代理人である非日勢力に政治の中枢を握られ、今度こそ二度と立ち上がれないように画策されていると言っても過言ではありません。

これらの事実は、日本の戦後史をつぶさに見て行けば明らかなのですが、大勢の日本人は偏向マスコミにミスリードされ、気付きもしないのです。グローバリゼーションの美名の下に、支配者側が戦前にやり残した世界二極化は形を変えて着々と進んでいます。

従って、グローバリゼーションに対して肯定的な、洗脳された日本人の未来は暗澹たるものがあります。FTA、EPA、TPPなどはその最たるもので、日本の長所、アイデンティティが限りなく失なわれて行くでしょう。

結局最後はグローバリゼーションを受け入れ限りなく地球人として個性を埋没させ、地球の為政者に仕えて行くのか、最後まで抵抗して、日本人というアイデンティティを残し、世界とは一定の範囲内で付き合って行くのか、選択の問題なのですが、残された時間は多くはないようです。


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2011年7月 5日 (火)

ブログはオリジナルリテラシーが売り!

7月2日(ブルームバーグ):

韓国のサムスン電子は、米アップルによる特許侵害を主張する米連邦裁判所への訴えを取り下げた。サムスンのスマートフォン(多機能携帯電話)「ギャラクシー」などが特許侵害に当たるとしてアップルが起こした訴訟に対抗し、サムスンも4月に逆提訴していた。

 

サムスン電子の広報担当者は2日の電話取材に対し、「訴訟手続きのスリム化」のため、6月30日に提訴を取り下げたと説明。米カリフォルニア州サンノゼの同じ裁判所を舞台とするアップル側の訴訟でサムスンが「反訴」を提起し、自社の特許権を守っていく考えを示した。
Img_791460_29847567_0 やはり形勢不利と見たのか、逆提訴を取り下げました。私はサムスンの事を目の敵にしている訳ではありませんが、シャープとの訴訟を見ても、負けると分かった訴訟で、ぎりぎりまで悪あがきをするのは、フェアな会社というイメージからは程遠いと言わざるを得ません。

先日当ブログでも、和解金1000億円(未確認情報)の毎年の支払と40型以上の液晶パネルに関してはシャープからOEMとしての供給を受ける事が和解の条件と書いたところ、一部の読者の方から不確かな事を書くなとお叱りを受けました。(笑)

確かに和解条件に関しては公式発表されていません。従って(一説によると)と言う表現を使いました。しかしサムスンが世界展開しているLCD(液晶パネル)の販売量は半端ではありません。

という事は、これまで、あるいはこれからのシャープが被る損害は甚大なものである可能性を否定出来ないのです。判決通りまともに賠償金を払ったり、世界への出荷停止になったりしたのではビジネスが成り立たないかもしれません。

そう考えれば売り上げ12兆円、純利益が1兆円近く、時価総額10兆5千億円の会社が、シャープの特許を使った製品を販売する限り、特許料として年に1000億円くらい払っても何の不思議もないのです。さらに、その数字が100%正しいかどうかという事も大した問題であるとは思えません。

この件で注目すべき事は、実際にサムスンがシャープからドル箱の40型LCDを買い入れている事実です。これはシャープが言うように、かなり有利な条件で和解が成立したという証ではないでしょうか。現金プラス製品の購入という形も違和感ありません。

このように、公知となった事実や物的証拠がなくても状況証拠的なものを積み上げて判断するのがリテラシーです。従ってリテラシーそのものが推論という事になります。そこには書く側の長年に渡る経験がベースとなった勘や洞察力が働きます。そのオリジナル情報にこそ価値があるのではないでしょうか。

という事は、そもそもブログ情報が100%正しいという前提はあり得ないという事になります。前から言っていますように、当ブログの場合は独断と偏見の中にも一定の価値観、方向性を持った情報を発信している訳というです。

ただ、謂われなき個人攻撃や誹謗中傷はいけません。いたずらに敵を作る意味もないので、それだけは極力避けているつもりです。もし問題があるならば、素直に謝罪致します。(笑)

100%確かな事しか受け入れないと言うのであれば、一応正しくて公平な事が前提であるニュース(?)でも見ればいいのであり、ブログを見る意味もなくなる訳です。

そのあたりを理解して読んでいただけると有り難いです。

(ここからは日が替わって書いています)昨日の深夜に興味深いニュースが飛び込んで来ました。

サムスングループは1日、サムスン電子の半導体や液晶パネル(LCD)などの部品事業を総括 する「DS(デバイスソリューション)事業総括」を新たに立ち上げ、權五鉉(クォン・オヒョン) 半導体事業部長を社長に任命したことを明らかにした。

同グループが年末の定例人事の慣例を破って、組織を改編させるのは異例。LCD事業が業績 悪化していることから、電撃的な人事でグループ全体の雰囲気を一新させる狙いがあるとみら れている。複数の韓国メディアが報じた。

(中略)

韓国メディアは、サムスンが異例の人事を決めたことについて、部品事業の実績悪化が原因と の見方を示している。 
(編集担当:新川悠)

やはり。。。という感じです。いざという時は、不採算部門の切り捨てを考えているのではないでしょうか。


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2011年7月 4日 (月)

被災地を恫喝する居丈高な人達

松本龍復興対策担当相は3日、岩手県の達増拓也知事、宮城県の村井嘉浩知事と両県庁でそれぞれ会談し、東日本大震災からの復興をめぐり「知恵を出さないやつ(自治体)は助けないぐらいの気持ちを持って」「こっちも突き放すところは突き放す」などと厳しい口調を交えて注文を付けた。

被災地の知事を激励する意味合いがあったとみられるが、真意や閣僚としての資質を野党が国会で追及する可能性もありそうだ。
松本氏は午前、岩手県庁で達増知事と会談し「あれが欲しいこれが欲しいはだめだぞ、知恵を出せということだ」と話した。(東京新聞)

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公の席でもサングラスをかけ、自分のチームにチームドラゴンなどという名を付けた時点で(?)だったのですが、この勘違いおじさんは宮城県庁を訪れた時、知事が迎えに出て来なくて、自分を一分余り待たせた。と怒っていたそうです。

この東京新聞の記事にもあるように、自分の立場が分かっていません。被災地と協力し合って迅速且つ合理的に復興を進めようという気は、さらさらないようです。あくまでも上から目線で、「助けて欲しいなら自分で考えろ」ですから。。。

民主党は選挙前に私が思っていたより遥かに危ない党です。出て来る人皆おかしい。と言うより、おかしい総理が採用する人は、やはりおかしいという事でしょうか。まともな人も何人かはいると思うのですが、表面に出て来るのは皆、基本反日です。

この人達に日本人的な匂いが感じられないのですが、日本人が堕落したのか、あるいは異質な人種が紛れ込んでいるのか、いずれにしても困った人達が政権を担っているようです。

電力の15%削減も、根拠の薄弱性が問われているというのに一方的すぎます。さらに罰金100万円などというのは言語道断ではないでしょうか。頭を下げてお願いすべきところを、まるで恫喝ですから。。。本気で日本を潰しにかかっている、としか思えません。

マスコミに操られ、民主党に一票を入れた人達、よ〜〜く考えて下さい。おかげで、大変な事になっていますよ。


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2011年7月 3日 (日)

残念な日本の経済新聞

やや明るいニュースが金曜日にありました。税収が見込みよりかなり多く40兆円を突破したというのです。世界経済の回復により、法人税収が増えたのが元因だという事ですが、なんかこの辺りに財政再建のヒントがありそうです。勿論それは政府の問題なので我々が心配するような話ではないのですが。。。

ただ残念な事に、「10年度決算では2兆106億円の剰余金が発生。うち5454億円を11年度第2次補正予算案で地方交付税の増額分に回す。残りの純剰余金1兆4651億円は全額を2次補正の財源に充当する。」というのはいただけません。

少なすぎる2次補正に上乗せすればいいだけなのではないでしょうか。この辺の発想が民主党らしく、いかにもセコくてケチ臭い。(笑)いつもながら残念すぎます。

残念な話と言えば、同日の日経新聞には吃驚しました。韓国とEUとのFTAで、サムスンの40型液晶テレビが11万円から10万円に値下がりし、日本製12万円との間に2万円くらいの差がつくと言うのです。だから日本もFTA交渉を急げというのですが、バッカじゃなかろうか。(笑)

数ヶ月前です。同じ日経新聞紙上ででサムスンは40型以上の液晶テレビでは、シャープからOEM(相手先ブランド)として供給を受けると報じていたではありませんか。

特許侵害訴訟でシャープがサムスンに勝訴した結果、毎年賠償金1000億円(未確認情報/一説には言われている)と40型以上の液晶テレビを、一定期間シャープの言い値で買い取る事が和解の条件となった事を受けての処置ですが、自ら書いた記事を忘れているようです。

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(図は韓国のロイヤリティ支払推移、和解時期に額が突出しているのは、そのせいか?)

従って、サムスンが40型以上をEUでいくら売っても実質シャープの売り上げが増えるだけなのです。日経の愚かさはそれだけではありません。日本と韓国を同列視する幼稚さは笑えないのです。痛いレベルです。

日韓は直接のライバル関係ではありません。日本が好むと好まざるに関わらず技術支援という形でサポートし、その見返りを生産財輸入や、特許料、その他で払ってくれる相互補完の関係なのです。

さらに、EUは韓国とは結んでも、多くの分野でEUを凌ぐ競争力のある日本とFTAを結ぶとは限りません。普通の国ならそう考えます。アメリカがTPPを押し進めるのは、日本に対して貿易上の優位性を感じているから、あるいは相互メリットがあるから、ではありません。

政治的に圧倒的優位性を保てるからです。逆に言えば関税はゼロでも政治的圧力や非関税障壁でフェアな取引など行う気がないという事なのです。今までの日米関係を見れば容易に推察出来ます。

という事はTPPに参加するメリットは日本側にはなく、農業を好きなように蹂躙出来る米側にはメリットが一杯。。。その他、人、物、金で日本が強いとは言えない分野は、好き勝手をやられる事は火を見るより明らかではないでしょうか。

それくらいの読みも出来ない人が経済新聞を書いている訳ですから、買う方は、私も含めて気の毒と言わざるを得ません。(笑)笑えない。。。


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2011年7月 2日 (土)

日本経済はなぜ停滞するのか(最終編)

ともあれ、日本のように海外に売るべきものが沢山ある場合は楽ですが、競争力が強くない場合は最終的には内需に頼らなければなりません。では内需はどうすれば増えるのでしょうか。

資金力のない途上国は日本などと違って世界からの投資を募る事は大いに有効です。中国がそうでした。また国内企業の借り入れによってマネーを増やす方法もあります。信用創造と言うやつです。

銀行は預金量の何%かを中央銀行の当座預金に預ければ、その残高の範囲でいくらでも貸し付けが可能です。例えば100万円預かって2%の預金準備率なら98万円を貸し付けられます。その98万円は、どこかの金融機関に戻りますから、トータルでは98万円の 98%を貸し付けられる事になるのです。

その繰り返しで、借りた側が破綻しない限り膨大な資金を創出出来るのですが、日本のような、その過程を卒業した成熟の金余り国では、その機能があまり働きません。銀行は莫大な資金の貸出先に常に頭を痛める事になります。そこで手っ取り早く安全な国債の購入にベクトルが向くのは、ごく自然な成り行きと言えるのではないでしょうか。

金余りなのだから、金を使うべきだというのは簡単なのですが、お堅い日本人は株式への投資意欲も欧米から見れば極めて低く、資産内訳は金利の低い預貯金と現金で56%くらいにもなります。保険等とあわせれば何と84%にも達しますから、1400兆円もある個人金融資産は眠っていると言って過言ではないのです。

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個人の他にも企業や国にも金融資産があり、その合計は5500兆円にもなります。それに対してGDPはたったの500兆円ですから、何ともったいない話ではないでしょうか。

経済活性化の為には、この資金をうまく活用出来る循環を作るしかありません。株への投資を税的に優遇するとか、相続税免除の無利子国債の発行とかのアイデアはあるようですが、実行される事はなぜかないようです。

結局、国債を発行して銀行が買うパターンが定着してしまいました。この事を、筆者は超先進国型の経済モデルだと常々言っている訳ですが、政府や日銀が、それを認識しないでこのパターンに陥ってる事に問題の根の深さがあります。

日本のシチュエーションを考えた時に、自分たちで比較的リーズナブルな方法をとりながら、間違っていると信じ込んでいる訳ですから始末に負えません。結果、小出しになって効果を十分発揮しないのです。

これまでの当ブログでも散々言って来ましたが、勿論外圧は日本経済停滞の大きな要因です。ところが、それ以外にも日本国内で足を引っ張る動きが、無意識、意識的行為を織り交ぜて複雑に絡み合い現状を形成しています。

ただ言える事は、それだけの阻害要因がありながら、今の水準をキープしているのは凄い事です。奇跡的とさえ言えるのではないでしょうか。逆にサボタージュや外圧がなければ天にも昇っていたかも知れません。(笑)

結論的には、このように原因が比較的クリアで対策方法もある事から、そう悲観すべきではないと考えます。従って日本の未来は、日本人が考えている程には暗くないのではないでしょうか。

これまで日本がやって来た事は知らないうちに周りに脅威を与えていた事は事実です。自分たちは猫だと信じ込んでいる節がありますが、実は周りから見れば立派な虎だという事を自覚すべきなのです。

いたずらに警戒感を与えて叩かれる、叩かれるからなお必至で頑張る、もっと警戒される、この繰り返しが今日の閉塞的状況を生んだ可能性があります。

しかし、ここまで成熟した経済レベル、社会であれば、明日への選択肢は豊富です。江戸時代のような世界との付き合い方を限定的にする〜積極的に世界に関わって賢明で尊敬される地位を確立する、までの間で撰べばいいのです。

その時代、時代での国益を考えながらフレキシブルに対応する能力が要求されますが、現時点でその能力があるかと言えば、否と言うしかありません。劣悪な利権目当ての出自が不明な政治家と、外圧の傀儡である官僚による統治システムだけは見直した方がいいのではないでしょうか。

例によって、また竜頭蛇尾になってしまいました。(笑)


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2011年7月 1日 (金)

日本経済はなぜ停滞するのか(後編)

昨日の続きです。

さて、途上国の貿易の話に戻ります。経済的に発展するには内需を拡大するのが一番なのですが、各分野でバランスよく物とサービスの供給が出来ない途上国は、国内で供給過剰である得意分野の輸出で外貨を稼ごうとします。ところがそれは結果的に不得意分野を増やす事になりかねません。

世界有数の先進国である日本で言えば、得意分野であり最先端の技術を必要とする資本財や生産財の分野ではレアアース他の資源を必要としますが、輸入全体で見れば微々たるものです。あくまでも輸入のメインはエネルギー他の天然資源という事になります。得意分野の輸出で得た資金で日本に足りない物を買う理想的な形ではないでしょうか。

逆に耐久消費財をメインとする完成品輸出国の韓国などの場合は、裾野の未成熟から資本財や生産財などの重要部品を日本から購入する事になります。これがバカになりません。従って輸出が増えるのとリンクして輸入が増える事になり、対日貿易赤字は慢性化する事になります。

そのせいで、輸出マイナス輸入=ゼロに限りなく近づき、貿易のメリットはなくなります。GDPにも貢献しません。何度も通貨危機に陥るのでは何の為に働いているのか分からないのです。それを避けるには通貨安誘導をして輸出を促進し、さらに輸入を抑えるしかありません。

その結果はインフレです。従って韓国のような途上国型貿易依存国は慢性的なインフレ圧力に曝されます。その克服の為に、さらに輸出に精を出せば為替のスタビライザー 機能が働き通貨高に振れる悪循環に入るのです。さながら蟻地獄ではないでしょうか。それを解消するには高い労働生産性に裏付けられた抜群の技術力と供給力、すなわち国際競争力が 必要となる事は明らかです。

そこで韓国や台湾、最近では中国あたりも地の利を生かし、日本からの技術導入に躍起になります。特許侵害や人の引き抜きも含めて、果てしなく日本の国益が流出する事になります。日本人の機密保持意識の薄さや企業の知的財産権に関する法整備が遅れた事も一因ではないでしょうか。

最近ではソニーやセイコーエプソンが主体になって開発した有機ELも、いつの間にかサムソンが売り出し、特許まで出願している有様です。油断も隙もなりません。半導体や液晶パネルの二の舞が懸念されます。

方法はともかく、技術を習得した時点でやっと先進的産業国への仲間入りが出来る訳ですが、そこにも意地悪な罠が待ち受けます。貿易黒字国は必然的に赤字国を作りますから、経常黒字を持続する事が国際政治的に難しくなるのです。

日本の場合は、80年代から貿易摩擦で泣かされました。ジャイアンアメリカからいじめにあったのです。(笑)超円高に加えてスーパー301をちらつかされれば、輸出を抑えて海外に出て行くしかありません。

その結果はご存知のようにデフレ病にかかり、貧乏生活を余儀なくされるという訳です。要は貿易では儲かるという事はなく、それを嫌って海外進出すれば、企業は栄えても国民は貧困に喘ぐ事にしかならないのです。

そこまで来てやっと世界と関わる事が世界経済を平準化してしまう事に気付きます。いや、気付いてないか。(笑)意図とは裏腹に世界を利して、自国を貧しくする事に懸命になる愚かさは、あまりにも悲し過ぎるのではないでしょうか。

では世界との関わりを江戸時代のように限定的にするのはどうでしょうか。それには食料やエネルギーの自給率が鍵になります。日本の場合、昔と違って日本近海には膨大なエネルギー系資源がある事が分かって来ました。さらに藻から採れる石油も10年後には量産体制が整うと言いますから、妨害されない限り中長期的な問題はありません。

食料も主食の米の自給率は120%なので、周りが海という事もあり、おかずは何とでもなるのではないでしょうか。やる気次第です。世界の人口が増えて食糧難になればいやでも自給率を上げざるを得ません。

それより江戸時代でもそれが原因で開国せざるを得なくなった防衛をどうするかです。米の衰退を目の当たりにして、日米安保の次を考えざるを得ない昨今、防衛に対する新しい視点が必要である事は明らかです。

話が明後日に飛んでしまいましたが、発展途上の段階においては、世界と積極的に関わりを持つ事は悪い事ではありません。日本もそうであったように海外からの技術や資本の提供は国を発展させます。ところがそのパターンでの発展は永遠に続ける訳にはいかないのです。

基本的に経済発展とは内需が拡大して行く過程で実感出来ます。輸出による外貨獲得は海外から調達しなければいけない物が多い程重要になりますが、貿易赤字へのリスクは避けられません。経常赤字が続く場合は海外から外貨を借り入れなければならなくなるのです。破綻すれば最悪IMFの管理下に置かれます。

その外貨建債務を償還出来なくなったのがギリシャやスペインのケースです。元金だけであればまだ楽なのですが、金利が10数%もつくと、その支払いだけでも大変です。

日本が金利1%程度の円建て国債を国内で消化するのとは基本的に違います。さらに国内から調達するという事は利息も元金も国内に還元されますから、その分マネー(金融資産)が増える事になるのです。

この循環が続く限り、資金が枯渇する事は考えられないのですが、有名経済学者でさえ、個人金融資産が枯渇する心配をします。経常黒字が続く限り、お金が消える事などあり得ないという理屈が分からないのでしょうか。不思議です。

海外から借りて海外へ返済する場合は利息分だけは間違いなくマイナスになります。従って、長い目で見れば、よほどの奇跡でもない限り破綻する事は約束されているようなものです。日本のケースとは180度違う事が分かります。この原理が分からない人が日本はギリシャの次に危ない、などとたわけた事を言うのです。

今日で終わらせるつもりが、あっちこっち飛んでいる間に長くなってしまいました。この続きは明日もう一度やります。

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