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2011年7月18日 (月)

いたずらに競争を煽る人達

今朝偶然5時半に目が覚めて、テレビをつけると1対1の接戦でした。大差なら、また寝ようと思っていたのですが、ひょっとしてと見ていると、PK戦とは言え、何とあの壁のようなアメリカに勝ってしまったのです。

日本の女性の皆さん、おめでとうございます。大和撫子は強い。。。何か日本にいいことが起きるかも知れません。(笑)

さて、昨日に続いて、今日は新聞記事です。いつもペーパーは日経新聞を読んでいますが、肝心の政治経済の記事には首を傾げざるを得ません。

17日も、FTAを推進しないと自動車と造船のシェアが韓国に奪われると、一面で騒いでいました。なんでそう近視眼的で短絡的なんでしょうか。なぜシェアがそんなに大事なのか理解出来ません。

自動車のシェアで言えば、ドイツは日本などより遥かに下ですが、利益率は高いのです。系列のスマート(超小型車)を入れてもダイムラーベンツは世界販売が160万台しかないのに、一台あたりの売り上げは日本車の倍近いのです。

逆に、現代自動車の台当り売り上げは日本車の約半分になります。これらを無視してシェアだけを比較する意味はありません。更に、海外向けの日本車の場合は現地生産が、国内生産を遥かに上回っているので、輸出車だけを比較してあれこれ言うのはナンセンスではないでしょうか。

海外進出日本メーカーの現地生産は1300万台にも及びますが、数を作るリスクも忘れてはいけません。トヨタが、欠陥問題詐欺に引っかかったのは偶然ではないのです。規模が大きくなり過ぎて目が届かないところは狙われ易いと言えます。

従って、海外に生産拠点を移した現地法人は現地に限りなくアイデンティティを同化し、大衆車メインに特化して行く事が望ましいのではないでしょうか。その方が問題も起き難いし、現地へのメリットも大きいのです。

なぜなら、世界でメインとなる大衆車は現在、年間6000万台も売れている訳ですが、それらのユーザーが日本人程の厳しい目を持つ筈がないのです。言い換えればアメ車や韓国車で十分という事になります。そんな不毛な市場で研鑽する意味はありません。

その代わり、厳しいマーケットである国内販売の一部と輸出は世界が真似の出来ない、思い切りの高付加価値型にします。台数より質、すなわち利益率で勝負するのです。造船だって同じです。いつまでもコストで勝負していたのでは悲しすぎます。IHIのSSTHのような高付加価値型はある筈です。

ただ、それを実践するには国内の市場がマインドと経済規模においてワンランクアップする必要があります。失われた20年を取り戻すのです。日本の実力を持ってすれば、難しい事とは思えません。

それには、公共投資は不可欠で、震災復興は、ある意味またとないチャンスと言えます。勿論、コストや将来性を無視するバカげたメガソーラー構想などはナンセンスの極みで、個人企業の為の公共投資などするべきでない事は言うまでもありません。

財政問題は基本、財務省の言いなりで、最初に増税ありきながらポピュリズムに乗って脱原発は推進しようとする民主党政権下での公共投資は、将来に対する展望も計画性もなく無駄になるだけです。

それでも大規模なにやればそれなりの効果はありますが、小規模で、しかも復興財源を人質にとり消費税アップを条件にしているとあっては、何をか言わんやです。ほぼ絶望的です。

やはり結論的には、最早陳腐ではありますが、民主政権を出来る限り早く打倒して、自民の保守派中心の期待の持てる政権にする。これだけではないでしょうか。


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