節電、と言うより節約(?)
昨日のブログで言葉が足りないところがありました。不毛なのは同じ土俵での戦いで、大衆車を作る事を指した訳ではありません。要はリカードの比較優位理論でもありませんが、輸出は棲み分けが可能ではないかという事です。
例えば、今現在で言うならば、ドイツがスポーツカーや超高級車、それと日本が少しラップするかもしれませんが環境対応車や、新ジャンル高質車、ハイテクスーパーカーも面白いかも知れません。英国は伝統的な味を守ったプレステージカーでは独壇場です。
アメリカがSUVや大きさが取り柄のピックアップやバン、韓国、台湾などがベーシックな大衆車で、フランス、イタリアがお洒落なタウンユースカーと言った具合です。各ジャンルで少しづつラップするのがミソかもしれません。
無用な競争を避けて平和的に共存するのが人類の知恵です。その場合、必要最小限にする事も肝要です。儲け過ぎの国があってはいけないのです。儲けた分はあくまでも輸入で消費する事も大事ではないでしょうか。
従って経済発展はあくまでも内需で、という事になります。そこを理解して目標を定めない限り人類の共存共栄と平和的発展はありません。
さて、今日のテーマです。人の意識は何かをきっかけに劇的に変わる事があります。オイルショックで二度程経験していますが、自動車の燃費は確実に良くなりました。今回の震災では、何がどう変わって行くのでしょうか。奥様方も、さすがにトイレットペーパーには走らなかったようです。
しかし、パニックにつけ込む悪い奴らは必ずいて、どさくさまぎれに利権を獲得しようとします。。。その話はいつもしているので、今日は節電の話です。(笑)
今回の原発事故から、電力に対する国民の意識は異常に高まったのではないでしょうか。反原発だけはヒステリックで違和感がありますが、節電グッズなどの売り上げが伸びる事は望ましいと言えます。いつの時代でも無駄は省くべきだからです。電気だけに頼らず、なるべく自然な形に戻して行く事も好ましいのではないでしょうか。
うちでもベランダ用のオーニングを買ったり、照明の点灯数を減らしたり、まめに消したりしています。エアコン温度は可能な限り高くして、扇風機併用ですが最大で28.5度でも耐えられる事が分かりました。(笑)
しかし今回、何と言っても目玉は吹き抜けのトップライトに遮光タイプロールカーテンを設置した事です。トップライト自体は冬場は暖かく明るくていいのですが、夏場は地獄です。特に上の方は灼熱地獄で、風も抜けません。これによる損失は計り知れなかったのです。
今回ロールカーテンの効果は絶大でした。吹き抜けの温度が劇的に下がったのです。冷房効果が上がった事は言うまでもありません。更に、夏場は薄暗い方が視覚的な冷却効果もあります。
ある調査(下の表)によると、節電の王様はテレビだそうです。プラズマの40インチ以上では400ワット以上もあり、液晶の30インチクラスでも約200ワットも消費します。お笑いと偏向報道しか流さないテレビはなるべく消した方がいいのではないでしょうか。(笑)
因にパソコンの消費電力は平均的な場合150ワット程度という事ですが、ノートブックタイプの場合はバッテリーだけで6時間ももつ場合があるので、充電時期を町の電力消費量にリンクさせて調整する機能が付いているタイプは合理的と言えます。
電力量は十分だと言う説もあるようですが、スリム化する事にこした事はありません。家庭単位では節約にもなり、デフレで貴重な資金を他の消費に回せる事になります。
これで日本はまた、省エネ環境技術のアドバンテージを大きく前進させる事でしょう。災いをバネにして更に高みを目指すスピリットがあるうちは安心です。
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コメント
液晶TVはもっと少ないです。LEDタイプなら32Vで60~70Wh、37Vで70~100Wh程度です。省エネモデルだと32Vで50Whそこそこです。
エアコンも(ここ4~5年もの8畳タイプ)運転開始時20~30分は550Wh程度で、ある程度冷えた後は150~80Wh程度です。熱中症になるよりはエアコン活用しましょう。
待機電力も0.1Whです。TVやDVDなどの地デジ機器は自動ダウンロードしているので切らない方が良いと思います。なので、無駄を省くのは良いですが、あまり気にする必要はありません。
ただし、白熱灯や事務所の証明は案外電気を食いますね。例えば30坪程度の事務所で40W直管タイプが20組
付いていると、省エネタイプの蛍光管でも1400Whとけっこう大きいです。ということで、うちも節電ではなく節約やってます。
投稿: ASO | 2011年7月19日 (火) 18時31分