日本復活の日は近い。
「我が郷は足日木の垂水のほとり」さん、ご紹介いただきまして有り難うございます。文中、私の名を発見して大変驚きました。(笑)
私もいつも読ませていただいています。考えが近いのと、鋭く本質をついているところが参考になるからですが、まさか拙ブログを読んでいただいているとは思いもしませんでした。
日銀に対する貴ブログでのご指摘は、全くその通りです。彼らには妙なプライドはあっても当事者意識がないのです。この、世界に冠たる技術立国において、20年近くもデフレを放置して責任を感じていないと言うのは尋常ではありません。
国の中央銀行として、供給力に合わせ、お札を国民に遅滞なく供給するという職務を忘れているとしか思えないのです。口を開けば、不景気の原因は構造改革の遅れとか、人口減少にあるなどと、子供騙しでとぼけます。人をおちょくっているとしか思えません。
そのくせ、為替介入などには積極的で米国債購入に励みます。事実上の資金供与ではないでしょうか。どこの国の機関なのか分かるというものです。
さて、愚痴はともかく、(笑)本当に「我が郷は足日木の垂水のほとり」さんがおっしゃる通り、日本は地球上で最も恵まれた豊かな国です。持続可能な発展要素の全てが揃っているのです。それに嫉妬する、あるいは脅威と感じる国がなければ天井知らずで発展、成長する事でしょう。正に地上の楽園です。
尤も、単独では江戸時代の延長でしかありません。(それはそれで悪くないのですが)適度な刺激は必要です。歓迎すべき知的刺激、あるいは悪い刺激も程度問題ではありますが必要不可欠ではないでしょうか。ところが現状、悪い刺激が勝ち過ぎています。日本を取り巻く、あるいは干渉する国の程度が悪すぎるのです。
人がよく、平和ボケした日本人は、責任を他人に押し付ける事なく自分の問題として解決しようとします。しかし、それには限界があるのです。やはり多すぎる悪玉菌や寄生虫は駆除しなければなりません。
低線量率ならむしろ健康にいいように、適度な刺激、圧力は国を強くしますが、高線量に長時間晒される、あるいは一気に被曝すれば体を蝕まれます。正に今の日本は、そういう状態ではないでしょうか。
政治や官僚組織、あるいはマスコミが、重篤に蝕まれた状態では、いくら国民が優秀でも国として機能しません。日本がじり貧の訳が分かるというものです。逆に言えば、これだけ蝕まれても、なお世界で一流という事は脅威と言えます。世界を支配したい連中からは、さぞ目障りな存在でしょう。
従って、いくらブログ等で治療方法を提案しても空しいのです。原因も治療法も、日本の知的リーダー達は知っています。ただ、そういう人達は表舞台から敬遠されているのです。このシステムが続く限り、劇的改善は望めません。
しかしながら、先日の素晴らしい8.21保守デモや、某テレビ司会者の引退から、ある種、吉兆とも言えるサインを感じるのです。列島自体の覚醒、あるいはダークサイドの衰退を予感させる何かを感じているのは、私だけでしょうか。
筆者の周辺の人や、仕事関係の人を見ても、意識が昔とは随分変わって来ました。凄い勢いで覚醒は進んでいるのかも知れません。悪玉菌、寄生虫の駆除の日はそう遠くないのではないでしょうか。
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コメント
政府が無能でもそれなりに機能している日本。
これで官僚や政治家の邪魔がなければ良いのですが、
ちゃんとした仕事をするどころか邪魔してますもんね。
投稿: ASO | 2011年8月29日 (月) 01時02分
野田佳彦さん…増税(だめだよ!)以外は多分良い判断をやりそうです、日本人だし。
投稿: Carly | 2011年8月29日 (月) 22時19分