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2011年8月15日 (月)

皮を切らせて肉を切り、肉を切らせて骨を断つ

暑い夏、世間は夏休みと言う事もあり、ちょっとだれています。ブログもサボリ癖がつくと、なかなか元のペースに戻せません。(笑)よくあんなに毎日書いていたもんだ、などと感心したりします。

さて、ニューヨークダウが一服しています。急激な下げにならなかったので、ひとまずほっとしている人は多いのではないでしょうか。これから一進一退を繰り返しながら、下がって行くものと思われます。
Megabear2000real

ところで、面白いものを見つけました。(上記のグラフ)バブル崩壊後の株価の動きを比較したものですが、青線がS&P500(2000年3月が頭)、黒線ダウ(1929年9月が頭)、赤線日経(1989年12月が頭)となっています。

驚くほど、そっくりな動きです。と言う事は、劇的な何かが起こらない限り、少なくとも後10〜20年は低迷するかもしれません。いわゆるバランスシート不況と言うやつですが、借金返済に追われて経済が活性化しないのです。

日本の場合は金融引き締めの期間が長過ぎたようです。素人ながら、そんなやり方でいいのかと思っていましたが、凄い反動が来ました。うちのような弱小企業はふっとんだのです。

それでも会社を潰さずにすんだのは、アジア経済が堅調だったからですが、それも97年のアジア通貨危機でガタガタになります。これはファンドマネーが悪さをしたからですが、弱小経済国は投機筋の思惑次第で弄ばれてしまうのです。この頃から国内の需要が少し戻り、経営的には事なきを得ました。

日本のバブル崩壊は傷自体は大きかったのですが、治療方法さえ間違えなければ今日の体たらくはなかったのです。供給力は既に十二分についていたので、逆療法と言える財政出動によって経済のパイを拡大すればよかったのではないでしょうか。

分母の拡大と少しのインフレによって借金の対GDP比を減らせば、今日のような事はなかった筈です。地価を下げ過ぎたのも金融政策の失敗です。おかげで元手が回収出来ない借金を払い続ける事になりました。

担保価値もないので借金もままなりません。これで零細企業に設備投資しろと言う方が無理です。しかし、それも後数年で終わりという人や中小企業は多いのではないでしょうか。消費は、その頃から増えて来るものと思われます。悪い材料だけではありません。

結局リーマンショックでも、今回の米国債格下げ騒ぎでも、日本は直接の金融的被害はなかったので、立ち直りも早い筈です。マーケットとしての欧米にさえ固執しなければ、どこ吹く風でいけるのではないでしょうか。

アメリカは欧州はそうはいきません。対外債務が天文学的なアメリカは、踏み倒しのチャンスを狙っている筈です。肉を切らせて骨を断つつもりでしょうか。ユーロの存続も危ぶまれますが、こちらはドイツが覇権をとってフランス、イタリアなどが没落するのでしょう。実力差がはっきり出る時代になりました。

アジアだけは、まだまだポテンシャルがあるように見えますが、油断大敵です。いつまでも外需頼みでは経済の安定は望めません。輸入の必要性がどんどん減り、内需だけでやって行ける日本のような国は、方針を早めに切り替えた方がいいのではないでしょうか。

肉も骨も切られないうちに、肉や骨、皮さえも切らない国に変身すればいいのです。。。

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コメント

≫暑い夏、世間は夏休みと言う事もあり、ちょっとだれています。ブログもサボリ癖がつくと、なかなか元のペースに戻せません。(笑)よくあんなに毎日書いていたもんだ、などと感心したりします。

・・・あ~よかった、ちょっとサボっただけですね!病気でなくて・・・バテ気味で忙しい時は多少サボってもOKと思います、健康第一。
“皮を切らせて肉を切り、肉を切らせて骨を断つ”・・・面白いですね!マスコミは色々な風評被害を山ほど我々に流しつづけいますが、マジメに報道をやってないと自滅する事に気がついてほしいですね、え?もう外国にとっくに買収されているて?
そうか、ソウカ。

投稿: AZ生 | 2011年8月16日 (火) 14時05分

≫肉も骨も切られないうちに、肉や骨、皮さえも切らない国に変身すればいいのです。。。

・・・経済/防衛の自立、客観的な歴史観と将来ビジョン/自主憲法、自主自立国家となるべき!その為の教育・・・詳しくは解りませんがスイス国みたいな国がイメージとしての日本の在るべき姿かもしれません。

投稿: かかし君 | 2011年8月16日 (火) 15時55分

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