« 簡単な問題を、わざわざ難しくして世界から失笑される日本 | トップページ | 言葉が軽すぎるぞ。野田内閣 »

2011年9月13日 (火)

だから、超先進国型の経済学を構築して下さいよ。

ある経済の専門家のサイトで財政再建の方法は、「歳出削減」「増税」「インフレ」の三つしかない、というのを発見して驚きました。あまりにも選択の幅が狭くて、有効とも思えないのですが、事実なら悲観的にならざるを得ません。

しかし実際問題として、上記の方法で財政の健全化が出来るのでしょうか。筆者にはとてもそうは思えないのです。こういう風に捕らえている人は専門家でも多いのかも知れません。暗澹たる気持ちになります。

まず「歳出の削減」が財政健全化に寄与しない事は明らかです。公務員の給料を削ったり、公共投資を削ってGDPが伸びる筈がないのです。マクロで見てマイナスしかありません。従って税収も減る事になり、赤字国債発行額がスライドするという訳です。

「増税」に関しては、全く論評に値しません。増税で上手く行った試しなどないのです。よっぽどのインフレか高度成長期になら通用するかも知れませんが、デフレ不況下では百害あって一利無しです。経済は間違いなく収縮します。愚かにも現政権は、この愚を犯そうとしているのです。

最後の「インフレ」ですが、唯一この中ではポテンシャルがあります。リフレ派は喜ぶのではないでしょうか。インフレターゲットを定め、お札を供給すればいいのですから、政策としては一番楽です。可能性が高い気がします。

しかし、逆に言えば、インフレに出来ないから苦労をしている、と言えないでしょうか。そうです。そう簡単にはインフレに出来ないくらいの強力な供給力が背景にあるからデフレなんです。

そこが発展途上国や、バブル前経済と違うところです。生産設備(生産資本)は売り上げ200兆円にも及ぶ海外生産拠点分もあわせると十二分にあり大規模な設備投資がなくても対応出来るのです。さらに巨額内部留保の存在からも、企業は借入をする事なく最新鋭の設備への投資が可能です。

それは信用創造機能が働かない事を意味します。つまり、流動性が乗数的には増えないのです。民間に出来る事の限界がここにあるような気がします。

当ブログの読者の方は、何が言いたいのか、もうお分かりでしょうが、日本のような超先進国型経済モデルの国は、政府が資金を潤沢に、公共投資という名目で供給しない限りデフレからの脱却は出来ないのです。

いわゆる財政出動ですが、日銀との協調で少なくとも3年くらい100兆円規模でやれば、いとも簡単に問題は解決するのではないでしょうか。その後の事は様子を見ながら決めます。夢にまで見る、デフレギャップの解消が実現されるでしょう。

まずそこがスタートラインなのですが、そこまで行くのに公的障害は多いようです。(笑)しかし、誤解してもらっては困ります。そのくらいでインフレになると思ったら大きな間違いなのです。

1309951305771        (PHOTOは、単なるイメージ)

乾ききっている巨大な供給力は、砂に水が吸い込むように、片っ端からインフレ要因を潰して行く事でしょう。ここまで来れば阻害要因も見つかりません。円高によって資源購入条件は史上最高だし、需要も無限です。

あっという間に未来型防災国家に生まれ変わるのではないでしょうか。筆者には、そういうイメージしか浮かんで来ないのですが、何か。。。(笑)

ブログランキングに参加しています。共感いただければクリックを!!

|

« 簡単な問題を、わざわざ難しくして世界から失笑される日本 | トップページ | 言葉が軽すぎるぞ。野田内閣 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

≫あっという間に未来型防災国家に生まれ変わるのではないでしょうか。筆者には、そういうイメージしか浮かんで来ないのですが、何か。。。

・・・デフレ、大震災・・・ぎゃふんと落ち込まないで、東北及び日本全土を未来型防災国家に生まれ変わる機会と捉えましょう。関東大震災の直後に後藤 新平が大風呂敷と陰口を叩かれながら、第2次山本内閣で、内務大臣兼帝都復興院総裁として震災復興計画を立案し、現在の東京の都市骨格、公園や公共施設の整備の骨格は彼の立案と推進によるところが大だったということですね。フランスのパリも大火災の跡に美しい都市に生まれ変ったと聞いています。

→→財政出動_災害復興国債_公共投資_内需拡大_流動性確保を推進し、
①大災害を退治して同時に
②デフレ退治も行い
③美しくも希望に溢れた21世紀型日本を皆で創ろう・・・

・・・あれ、地球防衛教君の声が聞こえてきたな~

投稿: AZ生 | 2011年9月13日 (火) 15時52分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 簡単な問題を、わざわざ難しくして世界から失笑される日本 | トップページ | 言葉が軽すぎるぞ。野田内閣 »