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2011年9月 7日 (水)

残すべきか、残さざるべきか、それが問題だ。

最近、日本はどこに向かっているのか、あるいは政府は今後日本をどういう方向に導こうとしているのか、というような投げかけが散見されるようになりました。世界が混沌とする中、国民の、日本の将来に対する関心が非常に高まっているように見えます。

100年に一度と言われるような世界的不況や1000年に一度という大災害に見舞われれば当然ではないでしょうか。皆不安なのです。こういう時代には強いリーダーシップが求められますが、平和な時代が長過ぎたせいか、政治家も皆小粒で頼りになりません。

特に現政権はひどいものがあります。将来に対するまともな考えを聞いた事がないのです。何か事が起きる度に行き当たりばったりでもの事を決め、しかもそれを利権に結びつけようとします。

原発を将来的には廃止するとか、再生可能エネルギーを何十パーセントにするとか、思いつきで無責任に言いますが、その科学的、数学的根拠は甚だ希薄と言わざるを得ません。

さらに、外交には無策で内向きなくせに、経済はやたら外向きというのも解せないのです。インフラ輸出、観光立国、アジアの内需を日本の内需に、などは明らかな外需依存政策ですが、その割には円高に対する対策が貧困です。全く打つ手がないようにしか見えません。

先ほどもニュースで、日銀がゼロ金利は維持するが、量的金融緩和は見送ったと伝えていました。デフレで流動性が不足しているというのに頑固一徹です。という事は、円高対策は、金額の割には効果のない為替介入しかない事になります。また資金が米に流れる訳です。

嘆いたり、批判ばかりしていても物事は進みませんから、(笑)筆者が考える日本という国家の、今後の方向性について述べてみたいと思います。

まず、大きく分けて二通りの選択肢があります。勿論その二つの間や、どちらかをアレンジした方法もあるのかも知れませんが、今日は極端な二つについて述べます。

一つは、今現在世界で進行中のグローバリゼーションの波に乗る事です。人や物の行き来を限りなくボーダーレスにするのです。したがってFTAやTPP は進んで参加する事になります。世界中の安い商品が溢れて、日本の強い分野の製品が世界を席巻するかも知れません。逆もありますが。。。

人も優秀な人、あるいはコストの低い人が自由に行き来します。日本が嫌いな人はどんどん出て行く事でしょう。(笑)ルールも国際的にしなければなりません。英語は当たり前で、まともに話せないと仕事すらないかもしれないのです。

凄い時代が来ます。まさに地球は一つです。「日本人」なんて小さい単位にこだわらず、地球人と読んだ方がいいかも知れません。血も混じって行くでしょうから、最終的には、皆同じような見え方になるのでしょうか。遺伝学的な事はよくわかりませんが、どこの国に行っても、白、黄、黒が入り交じっているのかも知れません。境界を設ける必要すらなくなります。

さて、その対極にある選択肢は、いわゆる「内向き」です。外からの影響を極力受け難い体制にするのです。とは言っても情報はいやでも入って来ますから、江戸時代のような訳にはいきません。ある程度の漏れはやむを得ないでしょう。

その場合、良いものと悪い物を見分ける目があるかどうかで結果は大幅に変わって来ます。日本の発展に必要なものは入れて、そうでないものは極力排するのです。そういう意味でファイアーウォール(防火壁)は必要ではないでしょうか。

その上で世界を横目で睨みながら、日本独自の発展を目指すのです。防衛力さえあれば不可能ではありません。幸い日本に資源がある事は分かっています。藻から石油という無尽蔵なエネルギーも近い将来期待出来そうなので、資源系輸入は極端に減らす事が出来るかも知れません。省エネ、リサイクル技術も増々進むのではないでしょうか。

一部沖縄近海で発見されてはいますが、現時点、レアアース系だけは仕方ありません。採掘が出来るようになる、あるいは代替材料が見つかるまでは、都市鉱山と輸入に頼りましょう。額にすれば微々たるものではありますが。。。

そうした場合に、輸出は僅かで済みます。10〜20兆円くらい海外でものを売れば、貿易赤字にならないのではないでしょうか。余った供給力は全て国内に振り向けるのです。海外と積極的には関わらないと決めた時点で迷いはありません。

日本を良くする事にのみ総力を挙げて邁進すれば良いのです。列島総免震化、防津波インフラ整備、食料、防衛産業の拡充等、やる事は沢山あります。外需が国内で役に立たない事は、失われた20年の間に散々立証されました。

それなら内需です。国内で殆ど全てが揃う国が、内需を拡大出来ない筈はありません。政府は脇目もふらずに財政出動して、前述の公共投資をガンガンすれば良いのです。内需が拡大して好景気なれば、グローバリゼーションがいかに胡散臭いものであったかが分かります。

このように国の体制をまず整えて、その後に世界を見渡しましょう。勿論ジャイアン達にいじめられている国や人を救う為です。但し、昔のような過干渉はいけません。(笑)あくまでもアドバイザーとして、あるいは環境技術や資金の援助をするだけです。

今は、この選択肢のうち、どちらでもなく中途半端な状態です。あっちフラフラ、こっちフラフラしています。方向性だけでも決めろと言いたいです。読者の皆さんは、どちらを撰ぶのか分かりませんが、私は地球の為にも、日本人のアイデンティティ、DNAを残す方を撰びたいのです。

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コメント

≫最近、日本はどこに向かっているのか、あるいは政府は今後日本をどういう方向に導こうとしているのか、というような投げかけが散見されるようになりました。世界が混沌とする中、国民の、日本の将来に対する関心が非常に高まっているように見えます。

・・・M主党(社会党等を含んで)/自民党での過去65年間の治世での◎と×の評価を認識し、未来へどの様なシナリオを描いて行くのか?なのでしょうね。
イメージとしてはスイスとかスエーデンの様な感じが浮かびます、今のところ・・・

投稿: AZ生 | 2011年9月 8日 (木) 12時23分

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