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2011年12月 2日 (金)

2011年 東京モーターショーレポート

師走に入った木曜日に東京モーターショーに行って来ました。プレスデイという事で、昼前に入ったにも関わらずガラガラです。寒い日だった事もあるのでしょうが、例年に比べても人が少ない気がします。

今年からビッグサイトに開催場所を移しましたが、広い会場にはクルマがゆったりとレイアウトされているように見えます。出展車自体が少ないのでしょう。昨年よりは華やかですが、最盛期に比べ寂しい感じは否めません。

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まず、メルセデスのコンセプトカー(燃料電池車)が出迎えてくれました。インテリアデザインは未来風で機能的です。さすがと思わせるものがあります。説明員の女性は詳しい事は分からないようでした。

量産車の質感もよくなって来ています。特にドイツ車のインテリアは素晴らしい。ベンツ、BMW、アウディは内外装とも外観品質が拮抗しているように見えます。

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スバルのコンセプトカーです。骨太で好感が持てました。ドアの開け方に工夫がありますが、量産はそうはいきません。

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日産のタウンユースのEV です。デザインの完成度、出来の良さは本気度を窺わせます。タンデムツーシーターですが、さすがに後席は厳しいようです。股を大きく開かなければ座れないので、スカートの女性は乗れません。(笑)

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マツダのコンセプトカー、スタイリングコンセプトは、ここ数年変わっていません。スタイリッシュではありますが、居住性始め機能の方はどうなのでしょうか。

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ルノーのハイブリッドカーです。有名アパレル系デザイナーとのコラボのようです。惜しむらくはインテリアが地味でした。

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アウディのブースはお金がかかっています。未来的でよかったです。出し物の方は、量産車主体で今一でした。デザインのアイデンティティは見事に統一されて来ました。

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ホンダのEV です。日本車はEV とHV のオンパレードでした。

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ホンダは3台のコンセプトカーを展示していました。

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コマーシャルでしか知らなかったBMW のハイブリッドのコンセプトカー、実物は格好良かったです。お金がかかっている感じです。量産化もあり得ると言っていますが、どこまでこのデザインを維持出来るでしょうか。

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LIXIL のコーナーで木のEV 、意味がよく分からなかったのですが、展示の仕方が面白かったので撮って来ました。ディスクホイールも木にして欲しかった。

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東レのEV コンセプトカー、車体やフレームに熱硬化炭素繊維複合材(CFRP)を採用したことなどで、重量を従来のEVと比べて約3分の2に軽量化したそうです。なぜスポーツカー? デザインも今一。。。相談してくれれば、もっといい提案が出来たのに。。。(笑)

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トミカのトランスフォーマー、説明員にこのロボットがカマロに変わるのか、と聞いたところ、それはないとの事でした。。。(笑)

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いすゞの10トンクラスのトレーラー、このサイズのコンセプトカーは最近珍しいです。いすゞらしく、豪快で未来的でした。量産にどう反映されるかです。

昨年と違って、欧州メーカーが参加した事で、雰囲気は格段に華やかになっていました。出し物は時節柄環境対応車や小型車が多く、地味ではありますが、実質的なものになっています。

ところが、残念だったのは折角の環境車なのに、満足に説明が出来る説明員がいない事です。簡単な質問にも満足に答えられないのでは、何の為にいるのかという事になります。ちょっと日本の未来が心配になりました。(笑)

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コメント

ホンダのEVスポーツカー・・・いいですね~。これってBeatに化けるのですか?という質問が結構打ちあがっている様ですね。各社力作ぞろい・・・
先週LAショウを見てきました。ホンダではCRVがうまく次の世代の雰囲気にステップアップしていました。Big3始め各社力作ぞろい・・・GMでは、キャデラックのクーペが内外装とも良かった。あ、モデルさんも。

投稿: Carly | 2011年12月 3日 (土) 07時37分

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