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2012年1月21日 (土)

日本車は既に高付加価値型商品なのだ。

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日経新聞の社説で、日本の自動車メーカーは自己変革しなければいけないと書いていました。理由はドイツのフォルックスワーゲン(VW)や韓国の現代自動車が販売台数を伸ばしているからだそうです。

最近、CM の子供店長の影響でしょうか。やたら子供が付く職業が増えているように思えます。子供市長に子供総書記、子供博打打ち社長、子供芥川賞作家とキリがありません。テレビも同じで子供キャスターに子供コメンテーターで構成されます。新聞も子供新聞レベルで社説を子供論説委員が書いているようです。日本の大人はどこに行ったのでしょうか。

日本車の販売台数が昨年伸び悩んだのは、3.11と原発事故によるサプライチェーン寸断という特殊事情が大きく響いています。何もなければ、普通に伸びていたのです。ちょっと考えれば分かる事ではないでしょうか。

その為、トヨタなどは一時、納車まで13ヶ月待ち(プリウス)という異常な供給不足に陥っていました。当たり前の話ですが、作れなければ売れないのです。それでも世界で年間790万台も売った実績はどう評価するのでしょうか。

Volkswagengolfr20630_01          (フォルクスワーゲンの代表車ゴルフ)

確かにVW は昨年、販売台数(816万台)でトヨタを抜き、現代自(650万台位?)は肉薄しています。しかし、前から言っていますが、数にどんな意味があるというのでしょうか。資本主義社会で企業の第一の目的は利益です。従って、売り上げが大きい方が有利であるという理屈なら理解出来ます。

直近の数字はまだ出ていないのがあって正確な比較は出来ませんが、2010年度で言えばVW 714万台、トヨタ752万台です。売り上げはそれぞれ、12.4兆円、19兆円です。ざっくりですが、台当りVW174万円(AUDI 含む)、トヨタ252万円になります。利益はリーマンの影響が抜けきらずそれぞれ大きくはありません。

世界経済が絶好調だった頃(2007年)当時を比べてみましょう。

トヨタ 842万台/24兆円   営業利益2兆4,370億円

VW     620万台/10.9兆円  営業利益6,257億円

現代自(起亜含む)は昨年でも売り上げがせいぜい7兆円程ですから、あえて比較しませんが、VW とトヨタの差を見ても分かるように、どちらが企業として優れているかは明らかではないでしょうか。

確かに昨年は販売台数が逆転しましたが、それはVW の拡大主義にもよります。スズキの株を手放さないのも単に数字の為なのでしょう。全く意味がありません。

震災と原発事故、それにも関わらず上がり続ける円、この1000年に一度とも言われる環境下でこれだけの数字を叩き出していると言うのに、何の文句があるのでしょうか。さっぱり分かりません。日本車全体で見ても同じようなものです。新聞は単に日本を叩きたいだけなのかと疑ってしまいます。

もっと気に入らないのは、現代、VW、日本メーカーを同列に扱っている事です。確かに自動車を生産するという点では同じかも知れません。しかし、既にそれぞれが担当するマーケットやユーザー層は分かれて来ているのです。

現代を買う人は日本車やドイツ車が買えない層です。プーアマンズトヨタ、VWなのです。VW は日本車とユーザーが少し被りますが、より保守的な層と言えるのではないでしょうか。マーケットは、あくまでも欧州がメイン(70%くらい)です。残りは中国とアメリカが半々でしょうか。日本車よりも地域指向性が強いと言えます。

Le_0910ls01 (トヨタの最高級ブランド レクサス LS ハイブリッド 1500万円もします)

日本車を買う層は世界に幅広く、オピニオンリーダー的な層とそのフォロワー、さらに富裕層です。ベンツやBMW とバッティングします。従って、ガツガツ数をとりに行くビジネスモデルからは遊離しつつあるのです。

新自由主義だかなんだか知りませんが、世界での現経済体制を肯定するなら、あるいは多国籍企業として生き残って行くには、差別化や高付加価値化するしかないのではないでしょうか。同じ土俵で競争するのではお互いに不幸だし不毛です。棲み分けが出来るに超した事はないのです。

日経新聞の子供社説では、「性能、コスト、品質で再び優位に立てるよう戦略を組み直す事が先決だ。」と書いていましたが、木を見て森を見ずと言うか、データに基づいた考察が全く出来ていないのはどういう事なのでしょうか。

これ以上コストを削減するという事は人件費に直結します。それはデフレにも直結し、ますます日本人が不幸になるという事なのです。何の為の努力なのか分からなくなります。性能、品質に関しては言うに及ばず、一部特殊なクルマを除けば間違いなくトップです。

いみじくも社説は「巻き返しの切り札は日本が得意とする環境技術だ」で結んでいましたが、正にその通りです。(笑)そこで大きくリードしていて、少し減ったとは言え世界一の生産台数を大差で維持していると言うのに、それ以上に何を望むのでしょうか。

その程度の記事しか書けない経済新聞なら、名前から経済の文字を外してもらいたいです。日本新聞(?)変です。日本と名乗って欲しくない。(笑)日本子供新聞、いいかもしれない。そうしましょう。

 

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

> その程度の記事しか書けない経済新聞なら、名前から経済の文字を外してもらいたいです。日本新聞(?)変です。日本と名乗って欲しくない。(笑)日本子供新聞、いいかもしれない。そうしましょう。

・・・そのセンスで政党名を表記すると【M主党⇔日本嘘つき子供党】とかになっちゃうのかな~?

投稿: かかし君 | 2012年1月21日 (土) 10時51分

いえ、違います。間違っても日本という名を付ける資格はありません。
言うなれば、「反日売国嘘つき低能子供党」です。
芸能界の格付けで言えば、「映る資格なし党」でしょうか。

投稿: 田中徹 | 2012年1月21日 (土) 11時02分

「反日売国嘘つき低能子供党」ですか・・・為るほど。。。

あの~日銀は、おとな世界の役に立たないので【子供銀行】なのですね、やっぱり!

投稿: かかし君 | 2012年1月21日 (土) 12時09分

某国傀儡売国子供銀行です。

投稿: 田中徹 | 2012年1月21日 (土) 12時12分

わが国の「子供大臣」を忘れてやしませんか?
消費税を上げようとしている、別名ちびっこギャング大臣ともいうらしいです(笑)

投稿: 大阪乙 | 2012年1月21日 (土) 20時31分

> テレビも同じで子供キャスターに子供コメンテーターで構成されます。新聞も子供新聞レベルで社説を子供論説委員が書いているようです。日本の大人はどこに行ったのでしょうか。

・・・どこにも行っていません。日本人の中で大人に成り切れずに子供のままなの男女の大人が生息しているのでしょう(あ、俺も・・) 草食系男子なんて言葉が出てくる事自体が証明していますね!
韓国(らしい)からお金をもらって日本の一般大衆を洗脳し続けるフジTVとか、中国共産党を有利に情報を操作するNHK(実は50%の家庭が視聴料金支払い拒否!)とかに洗脳されて、M主党などという嘘つき反日政党なんかに投票し、日本がめちゃめちゃになりつつあるのが現状。
さあ新年を迎えたのでシャキッとしてポジティブに進んで行きましょう。日本はアメリカとか韓国、北朝鮮、中国の家来には断じてなりませんぞ。

投稿: 平成神風 | 2012年1月21日 (土) 20時58分

≫ > テレビも同じで子供キャスターに子供コメンテーターで構成されます。新聞も子供新聞レベルで社説を子供論説委員が書いているようです。日本の大人はどこに行ったのでしょうか。

・・・実は、アメリカも韓国も北朝鮮も中国も大人になれない大人は沢山いますね。日本だけではない様です。テレビや新聞、映画、宗教、国家の指導者等に洗脳され、収穫は夫々のボスが独り占め。。。各国の中流家族が激減中。そんな現状の世界各国(破綻しつつある仕組みをかかえた)とか、Rチャイルドから、蓄えた富をあの手この手で騙し取られているのが防衛軽視(外交負け続け)の日本ですね。最近は政府自体がK国NK国に乗っ取られていて解体中、命が惜しくてTPPにしがみ付いたのがNさん。チャイルドから騙されているのが世界中の子供達。

投稿: 閻魔大王 | 2012年1月21日 (土) 22時10分

な〜〜るほど!子供何とかの親も「何とかチャイルド」だったんですね。

投稿: 田中徹 | 2012年1月21日 (土) 22時15分

あと数年もすれば、中国その他世界中で人口増加が顕著になり、食料危機になる恐れがあります。中国は野菜、毒入り餃子さえも日本には出しませんでしょうね。日本がTPPに入れば小麦/とうもろこしの大半をアメリカから輸入している日本はアメリカから顎で使われ(いまでも・・・)完全な奴隷になる可能性が大きい。危機管理とは、こういう事です。

投稿: 元危機管理屋 | 2012年1月21日 (土) 22時34分

今現在、世界各国で失業者や就職出来ない若者達がデモを繰り返していて、あれこれの国家財政/欧州連合などの枠組みの破綻が顕在化しています。富の偏在も顕著になり、中流家族が激減中・・・まあ、今までの日本/世界の既存の常識が通用しなくなってきました。
一般庶民にとっては、グローバル化とか貿易自由化ってメリットに凸凹が多い。ごく一部の作戦上手な資本家が東西(左翼右翼)南北(先進国・途上国)等の国家の枠組みを乗り越えて地球を支配している気配が見えて来ています。アメリカは君臨したい現在位置と国内体制の保持と、国内の暴動を避ける為に日本を恫喝するTPP(現職大統領の発信・・・実はもっと上部からの命令?)の罠をしかけて、某国子供首相(戦争を知らない子供達)をけしかけています。国内大企業は将来へ向けての存続の為にとっくに国際企業になっていますけれど、K団連会長提案(でしたっけ?)の外国からの移民1000万人受け入れましょうって勿論冗談でしょうね。産業界の存続目的と国家存続目的が一致するとは限りませんから。
各国、各業界は将来に向けての最適な体制に向けてモデルチェンジに奮闘中。共存共栄、住み分けが鍵のようです。過度のグローバル化は慎重に・・・かな。

投稿: 元危機管理屋 | 2012年1月22日 (日) 06時45分

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