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2012年3月 3日 (土)

金は天下の回りもの、使ってなんぼや。

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テレ朝の玉川さん。。。最近随分まともになったと思っていたのに、、、昨日朝の日本の財政問題は酷かったです。国債を海外から買ってもらう方がいいかも?と言っていた子供市長レベルです。前回の、国債の日銀引き受けによりハイパーインフレになる云々の終わり方が微妙だったので、もしやと思ったのですが、悪い予感は当たりました。(笑)

「日本の国債(円建て)は、殆どを日本国内の金融機関が買っているので、外貨建て外債の為に抜き差しならないギリシャなどの問題とは本質的に違う」というところまでは良かったのですが、日本の金融資産が、高齢者の貯蓄切り崩しなどによって減って行けば海外に頼らなければならなくなる、というところで論理が破綻しました。

貯蓄(個人金融資産)が減り、日本国内で消化出来なくなると、今は世界最低の金利が上がり海外から買われる、その結果莫大な資金が海外に流れ、増々不景気になるというのは、誰かに言わされているとしか思えません。

バックに誰がいるのでしょうか。(?)だから、プライマリーバランス(基礎的財政収支)を良くしなければならない、その為には消費税を含め、増税をするのが、唯一の解決方法だとなるのでしょう。これで騙されるなら楽なものです。

ところで、お金って消えるのでしょうか。消えるとすればどこへ(?)ちょっと考えれば分かりますが、お金は使うと誰かの懐に入ります。その誰かが使うと、また違う誰かのものになるのです。こうして、お金は回って行きます。

それが、どこかで止まってしまうと感心しません。不景気の原因になりかねないのです。いずれにせよ、国内で回す限りはお金は消えません。貯蓄を切り崩して個人の金融資産(貯蓄)が減るならば企業の資産が増えるし、その両方が減るならば金融機関の資産が増えたりします。

民間銀行の通貨発行システムである信用創造機能が、金余りやデフレで働かない現在、政府が肩代わりするのは、むしろ正常であると言えますが、どちらにしても新たにお金を創造する事に代わりはありません。

その方法(国内に借金をする事)で日本の金融資産は増え続けて来ました。その金融資産の四分の一くらいは銀行、あるいはそれに準ずる金融機関に預けられていますから、デフレで資金需要のない現在、資金はジャブつきます。

ただ、国債を発行すればする程資金がジャブつき、ジャブついた資金は国債消化へ向かいますから、いつかは、その流れを変える必要はあるのです。企業が設備投資をする為の借金(負債を増やす)をしなければ個人の資産は増えないし、大幅な経済成長も望めません。

本当に豊かであるかどうかは、金融資産の多少ではなく、少ない資産(ストック)やマネーサプライ(現金プラス貯蓄)でも流れを太く、早くすればフロー(GDP)は増えるという事実に気がつくべきです。

例えば100円の資金しかなくても、違う職業の10人が100円のものかサービスを順繰りに消費して行けばGDP は1000円になります。同じ時間でそれを2巡させれば倍の2000円になる訳ですから、貯める事は通貨の本来の目的に添わない事は明らかです。

昔からよく言われるように、「金は天下の回りもの」つまり、使ってなんぼ、なのです。

 

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