知ってか知らずか、日本をミスリードする人達
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某言うだけ番長が日本テレビ、ウェークアップ・プラスで、消費税について意味不明の事を言っていました。この人のデタラメぶりは拙ブログで何度も取り上げていますが、ここまでの無能、経済音痴で、しかも反日ぶりは犯罪的でさえあります。まあ、民主党の存在そのものが犯罪みたいなものですが。。。(笑)
消費税増税の必要性をギリシャに例えて訴えていましたが、今時珍しい人です。日本がギリシャと対極にある事くらい学生レベル、素人レベルでも分かります。知識だけでなく、常識力、想像力がなさ過ぎるのではないでしょうか。
なぜ、発行残高が圧倒的世界一であるにも関わらず、長期国債の金利が、米やドイツなどと比べても安定感抜群で世界一低いのか、なぜ円が買われるのか、ちょっと考えれば分かる事ではありませんか。
市場は冷徹です。悪い材料には敏感に反応します。ですから、反応した後の結果が現状だという事は、世界一安全資産であるという事を意味するのです。ただ、それだけの事です。従って、あり得ない前提ですが、破綻するとしても世界で一番最後という事になります。それがまともな論理というものです。
何度も言いますが、消費税増税そのものは、折角立ち直りかけている日本経済に冷や水を浴びせるようなものですから、凄いインフレにでもならない限りやるべきではありません。そんな事は、野田さん自身、百も承知なのではないでしょうか。
ネバネバと言いながら、とても本気でやる気があるとは思えない、昨今の言動を見れば明らかです。小沢さんを説得出来ない(その気もない)現状では、自民の増税派と組むしかありませんが、自民が罷免要求をしている二閣僚を切ろうともしていません。
実は、誰かから圧力をかけられているが、本人はそんな面倒な事はやりたくもないし、興味もない、というのが真相ではないでしょうか。ネバネバと言いながらお茶を濁し、ひたすら時間が過ぎるのを待つという訳です。菅さんのように何か利権の一つでも手に入れて、任期が終われば万々歳なのでしょう。本当に碌でもない連中です。
番組は五木寛之氏へのインタビューと続きます。ところが話の前提が、日本は絶望の縁にいる、的なスタンスなのです。(???)です。もっと酷い、絶望的な国は五万とあります。筆者は、日本は総合点で言えば、一番まともな部類だと思っています。
確かに政治の現状を見れば、絶望的になるのも分からないではありませんが、この人のスタンスは、「日本人全体が駄目になっている」的なのです。だから「下山の思想」などという、妙チキリンな言葉が出て来るのでしょう。それはおかしい。
客観的に見て、日本は現在、戦後最高のポジションにいると言って過言ではありません。付加価値創造技術は世界一と言えるし、必要かどうかはともかく、新たに発見されているEEZに眠る、ン京円分とも言われる資源も多種多様で、ほぼ無限です。さらに、環境問題さえも克服しつつあります。
そんな世界も羨む国にいて、その恩恵をたっぷり浴びまくっているというのに、国民をミスリードするような事を言うのは、いかがなものでしょうか。人間としての大先輩であり、日本屈指の知恵者に対して恐れ多いのですが、(笑)もっと勉強をして下さいと言うしかありません。日本にとってネガティブな材料は政治とマスコミだけなのですから。
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コメント
> 日本にとってネガティブな材料は政治とマスコミだけなのですから。
・・・あと、のんきな日銀と害務省も入れときましょう。
投稿: AZ生 | 2012年5月27日 (日) 17時56分
新日鉄がボスコを訴えました。
ボスコが元社員を訴えた中で出てきた事実。
新日鉄は怪しいボスコをウォッチして来た甲斐ありです。
コレに勝てば、今後の技術のパクリなどに少しは対抗できるかも知れませんね。
日本の富であり国民に分配されるべきものが、K国やC国にパクられるという現状を打破出来ればと願います。
投稿: ASO | 2012年5月27日 (日) 18時45分