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2012年6月10日 (日)

本当はバラ色の日本の未来

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日本人が騙されているという話を、拙ブログでは、これまで散々して来ましたが、簡単に騙されるのは日本人特有のDNA のせいかもしれません。基本的には人を疑わない、と言うより信じたいのです。その気持ちは日本人なら皆同じではないでしょうか。

では、騙しているのは誰かと言うと、沢山いますよ〜。(笑)基本的には日本人以外と、非日勢力に支配されたマスコミ、政治家、官僚、左翼などです。異口同音に、日本の衰退が始まっていると言います。

その一番の原因は財政問題だそうです。人口減少や円高、慢性デフレによって経済は成長せず、莫大な借金を抱えて破綻、あるいは、じり貧になるというものですが、本当でしょうか。(?)筆者にはとてもそう思えないのです。その考え方は大いなる矛盾を内包します。

財政問題を殊更喧伝する人達の二の句が、「無駄をなくせ」です。特に公務員や公共投資が槍玉に挙がります。しかし、マクロ経済の視点に立った時に、国内で所得の移転をしたところで、不公正が多少是正されるに過ぎません。勿論、それも重要ですが、経済成長やデフレとは無関係なのです。

公務員の数や所得は諸外国に比して、決して経済のネガティブ要因になるほどではありません。それよりも民間の所得を増やさない事には話にならないのです。その為にはデフレを克服するしかないのですが、それは日本にとって、決して易しい問題ではなさそうです。

単刀直入に言うと、日本という国は、基本的に昔からデフレ体質なのです。恵まれた環境下、勤勉で工夫をこらす習性故に、常に実り多い収穫を得て来ました。そのせいで問屋システムが発達して来たと言われています。

つまり日本では、ワークシェアリングは遠の昔から採用されていたのです。生産者と消費者の間に幾重にも介在する問屋という閑職を、わざわざ作っていた訳です。

Nezu2012041

(デフレの原因の一つ/過去30年間、円建てで見た日本の輸出品の価格はほぼ一貫して下落したが、国内向けの出荷価格はほぼ横ばい)

それが、高効率の現代に於いて、急にインフレ体質に変わるとも思えません。つまり、供給力が急激に減って行くという考えはナンセンスなのです。ところが日本がじり貧になるという連中の考え方のベースは、供給力が失われる事にあります。

妙な事に、人口減少や生産年齢人口の減少云々は、需要減より供給減を懸念している事になるのです。さすがにそれはおかしいと言わざるを得ません。なぜなら、今現在がデフレなのですから、近い将来での供給減を心配すること自体、論理が破綻しています。

ところで、この15年で失われたデフレギャップは500兆円にも及びます。その根拠は、日本より技術力の劣る国でも、日本などの先進国からの投資により4〜5%の成長をしているからですが、世界で日本だけが成長しないなどと言うバカバカしい話を信じる訳にはいかないのです。

ところが現在はと言えば、デフレが円高を呼び、円高による所得減から、さらにデフレを促進、財政、金融政策の無策もあって出口は見えません。どう考えても日本の問題は人口減などではなく、外需依存と内需を軽視した流動性の問題としか思えないのです。

その原因となった大きな節目は、税の直間比率の見直しが行われた時代に遡ります。富の再配分が上手くいっていた高度成長時代の、高い累進税率を改悪し、広く薄く取る間接税(消費税)を導入した事で、一億総中流のシステムが破壊されました。それは奇しくも1989年、バブル崩壊前夜です。

恐らく、この当時の税制に戻すだけで大きく状況は変わるのではないでしょうか。税収が増え、血流が良くなる事で経済が活力を取り戻します。従って、どう転んでも今進んでいる消費税アップの方向は、明らかに真逆と言えるのです。

さらに、本来なら常に前進し続ける日本の技術力と供給力を持ってすれば、需要が増化基調であったとしても、必要労働力は反比例して減る筈です。労働条件も、多少の残業はあったとしても、週休3日制で十分ではないでしょうか。

いい加減な事を言うな、と叱られそうですが、筆者は大企業のサラリーマン経験を持ちますから、大企業がいかに余剰人員を抱えているかという事が分かります。極端な話、当時から半分でも十分ではないかと思っていました。勿論部門にもよりますが、高効率化された現在は、もっと少ない人員での会社運営は可能ではないでしょうか。

Chart

       (80年から90年までは年平均 6.2% で成長した)

つまり、失業が増えるなどいうネガティブな話ではなく、退職の低年齢化が進み、リタイア世代は十分な年金収入を得、趣味三昧で第二の人生をエンジョイする事が可能なのです。それでも現在換算で1000兆円くらいのGDPは十分可能だし、成長率も5%くらいは訳ない筈です。

正確な試算は出来ませんから、あくまでもイメージですが、90年から年平均4%成長で、GDPは名目1000兆円程には達します。そのくらいあれば、財政や社会保障問題、全てが上手くいっていた事は明らかです。

ちょっと、極楽とんぼと思われるかも知れませんが、阻害要因さえ排除出来れば、日本のポテンシャルは、間違いなく世界一高いのです。そういう考え方で、一回経済を見直してみませんか。

いつも暗い話題、残念な結論に至っていますので、今日はノー天気路線で行ってみました。(笑)タラレバは、ちょっぴり空しいなあ。(笑)

 

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E87dbf388458688b79d106cf48d98f34 我が郷は足日木の垂水のほとり

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コメント

日本は独特の文化により経済的にも発展を遂げだ。
我が国は、東西文化の橋渡しになるべき国であり、世界もそれを期待している。
しかるに、我が民族は、思考力と表現力に乏しい。

英語は、自分の考えを伝える言葉である。内容がある。正確に伝わっているかが問題になる。
日本語は、相手に考えを委ねる言葉である。内容がない。どう見られるか (考えられるか) が問題である。浪花節のようなものか。

日本人が英米流の高等教育を習得できれば、自己の考え方を全世界に伝えることが可能になる。
ただし、フィリピン流の英語の普及では、我々は12歳のメンタリィティを脱することはできない。

http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://3379tera.blog.ocn.ne.jp/blog/

我が民族の長所については多くの識者がすでに語っている。
だから、私は自己慶賀はやらないことにする。

日本人の短所
意思がなくて恣意 (私意・我儘・身勝手) がある。
個人主義がなく、意思決定に難渋して、未解決の問題が山積している。

成案がなくて腹案がある。
「お前らに、俺の腹の底が読めてたまるか」といった隠蔽体質者である。

‘それは、教育の問題だ’ と済ましていられない。
この問題を克服すれば、我々日本人は、さらに世界中から尊敬を集めることになる。

投稿: noga | 2012年6月10日 (日) 15時26分

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