天気晴朗なれど波高し
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いやあ、それにしても壮絶な試合でした。(笑)よく勝ったものです。日本対ブラジルの準々決勝は、日本の2対0という結果に終わりましたが、ハラハラドキドキの連続でした。ブラジルは予想通り凄く強かったのです。
にわかサッカー評論家も増えている今日この頃、度素人として、筆者なりに分析をしたいと思います。(笑)
(セットプレイから、ブラジルの油断をつき、一気にゴールに迫る大儀見)
一言で言えば、ワイルドなパワーサッカー 対 緻密で機動力のあるスマートサッカーとでもいいましょうか。全くタイプの違う者同士の戦いだったのです。身体能力とワイルドさに勝るブラジルのボール支配率は圧倒的でした。
対するなでしこはデイフェンスを固め、カウンターを狙うという展開です。一見、圧倒的にブラジル優勢に見えます。ブラジルの監督が言うように、ブラジルの勝ち試合だった。というのも、あながち間違っていないかも知れません。
しかし、数少ないチャンスを確実にものにするのは、ラッキーと言うだけではすままされないものがあります。そこに至るメンタル面の蓄積は確実にあるのです。言わば勝ち戦を積み重ねた王者(女王?)の風格です。それこそが勝利の方程式ではないでしょうか。
つまり、相手によって柔軟に戦法を変え、じっと耐えてチャンスを待つ、そして確実に巡って来るであろうチャンスを捉え、集中力を発揮しものにする、これこそが百戦を危うくしない戦法なのです。敵を知り、己を知ったスマートな戦い方と言えます。
この戦い方は日露戦争の日本海海戦を彷彿とさせます。戦前の予想を全く裏切り日本軍の完勝だったのですが、いくら沢山撃っても当たらなければ何の意味もありません。
(命中率で、世界最強のバルチック艦隊を圧倒した日本海軍/イメージ)
これは意外に行けるかも知れません。戦前の予想は、ハングリーでなくなったなでしこは、前回のワールドカップ程の活躍はないかもしれないというものでした。ところがふたを開けると、前回よりも進化しているのです。
その原因は恐らくメンタリティにあります。王者としての余裕と、誇りです。ワールドカップで優勝した事により、良い方向に化けたのが「なでしこ」なのではないでしょうか。頼もしい限りです。
次のフランス戦も波は高いと思われます。しかしながら、既に身に付いた、「なでしこ戦法」が発揮出来れば、勝機は十分にあるのではないでしょうか。(当たり前ですみません/笑)
お粗末な分析とも言えない分析にお付き合いいただきまして有り難うございました。
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コメント
> 天気晴朗なれど波高し
・・・これは日露戦争での日本海海戦直前での連合艦隊出撃時に秋山真之中佐が大本営へ打電した電文の一節なのですが、この海戦は日本を侵略目的のロシア帝国のロシア海軍のバルチック艦隊を迎え撃つ日本の連合艦隊との間で戦われました。連合艦隊は司令長官東郷平八郎の指揮下でバルチック艦隊の大半を撃退しましたが、連合艦隊の損失は軽微という世界の海戦史上まれな一方的勝利となりました。
なでしこJAPANの戦いぶりがなぜか、フランスとか競合ライバルとの対戦が目前なので・・・天気晴朗なれど波高し・・・の感じになってきましたね。頑張れ日本、男子もがんばれよ~
投稿: AZ生 | 2012年8月 4日 (土) 19時25分
> 天気晴朗なれど波高し・・・の感じになってきましたね。頑張れ日本、男子もがんばれよ~
・・・ももっちさんちのフードプロセッサーの様な,切れ味の良いサッカー男子の試合運びでしたね!
・・・水泳の北島選手は手ぶらで帰国どころか、銀メダルを獲得できるし、平成の神風がLONDONにもブンブン吹いてきたようです。
投稿: AZ生 | 2012年8月 5日 (日) 13時59分