再び日米決戦
(当ブログは、消費税の増税と、TPP への参加には絶対反対です。)
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連戦の辛勝に見る方が疲れました。今回は「本当は日本は負けていた」などの負け惜しみはないとは思いますが、フランスの、後半の怒濤の攻撃に体格差は隠せませんでした。よく凌いだものです。勝負の女神は確実に日本に微笑んでいます。
これでいよいよ9日に宿命の頂上対決ですが、米とはもっと体格差があり、3倍というファウル数の差があります。正に圧倒的な物量を誇る米軍地上部隊ではないでしょうか。(笑)
それに打ち勝つには、パス、シュートの正確性と知力、忍耐力を含む気力、さらに「運」が必要です。太平洋戦争では物量と情報戦に負けましたが、サッカーの場合は短期決戦です。十分有利な条件での講和条約に持ち込めるチャンスはあるのではないでしょうか。(笑)つまり、またPK戦での決着もあり得るのです。
自民党は7日午前、衆院に内閣不信任決議案、参院に野田佳彦首相への問責決議案の提出に向け詰めの調整に入った。首相が消費増税を柱とする社会保障と税の一体改革関連法案の成立後の早期の衆院解散・総選挙を確約しない限り、民主党が提案した8日の参院採決には応じない方針。与野党の攻防は緊迫した局面を迎えている。(日経新聞)
野田内閣も風前の灯ですが、自民党さえ毅然とした態度を取っていれば、既に解散に追い込めていた筈です。グズグズしているのは、谷垣さんのせいだけではなさそうです。自民の一部に民主党にも一脈通じるBKD的魑魅魍魎がいて、水面下で怪しい動きでもしているのでしょう。ここを何とかしない限り、国民の支持は得られません。
さて、先頃行われたJNN の調査結果です。
日本国内の原発を将来どうしたらよいか聞いたところ、「徐々に減らして将来的には全て廃止すべきだ」と答えた人が74%と最も多く、続いて「現状を維持すべきだ」が13%、「直ちに全て廃止すべきだ」と答えた人が11%でした。
国会で審議中の消費税増税法案にもとづいて2015年までに2段階で税率を10%に引き上げることに「賛成」と答えた人は前の月より1ポイント増えて47%、「反対」は前の月と同じ53%でした。消費税増税の際に食料品などの税率を軽くする「軽減税率」を導入すべきかどうかについては、76%の人が「導入すべきだ」と答えました。
野田内閣を「支持できる」とした人は前の月の調査より0.9ポイント減って31.9%でした。一方、「支持できない」と答えた人は0.4ポイント増えて66.8%でした。
アメリカの新型輸送機「オスプレイ」について、野田総理は安全性が確認されれば国内への配備を認める考えですが、これを「支持する」とした人は35%で、「支持しない」は57%でした。
衆議院の解散総選挙の望ましい時期について聞いたところ、「来年夏の任期満了近くまで必要ない」と答えた人が30%と最も多く、「できるだけ早く」の28%がこれに続いています。
政党支持率は自民党が先月に続いてトップで、先月旗揚げした新党「国民の生活が第一」の支持率は1.1%でした。
この結果は意外にまともではないでしょうか。まず原発の数字は凄く常識的です。即刻廃止が11%と言う事は、日頃マスコミが流している原発報道と矛盾します。何十万人もの一般市民が廃止の為のデモに参加というのも胡散臭くなりました。
原発なんて、将来的には廃止に決まっています。それがいつになるかだけの問題なのです。再生可能エネルギーに徐々に置き換わる事は既定の路線ですから、粛々と進めればいいだけです。従って何の為のデモなのかが分かりません。
何十年か先には全ての原子炉が止まり、その何百年か何千年か知りませんが、気が遠くなるくらいの将来には無害化して、安全でクリーンな世界が出現するという訳です。その時までは、安全に最大限留意し、テロも含めて、第二の福島を起こさないようにするしかありません。
それにしても、福島でさえ人的被害は極めて軽微なのですから、他の公害や社会的リスクの方も、そのくらい熱心にやってもらいたいものです。
消費税の軽減税率に関しては、導入しないと世界との比較でも大変な高負担になります。しかし、そうなると色々な矛盾が吹き出して、広く浅くの精神で始めた日本の消費税の大義名分が消えて行きます。だったら昔の物品税で良かったという事になりかねません。ガラガラポンで全て80年代くらいの昔に戻しましょう。(笑)
えっ、その頃は盛んにアメリカから貿易摩擦始めとする内政干渉を受けていた時期だからもっと昔がいいって(?)じゃあ、40年代まで戻してもいいのですが、そうなると別の日米決戦という事になるので、間を取って60年代、この時代は将来に希望があり、日本が伸び始める時期です。ここで舵取りをやり直しましょうか。
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コメント
テレビ局の世論調査によれば、「国民の生活が第一」党の支持率はわずか1%。
これは人気がなく存在価値もない「社民党」の支持率1%と同じ。
小沢一郎にたいする人気がない上、守銭奴の福田衣里子などの小沢ガールズにたいする人気もない。
選挙後は社民党並みの弱小政党になることを望む。
投稿: 小沢の生活が第一 | 2012年8月 7日 (火) 14時16分
日本の国は、米軍に頼ることなく、日本軍で守れ。
そのうえで、相互に安全を保障すれば、日米は対等になる。
我が国は、虎の威を仮る狐であってはならない。
自分の力を示せ。力は正義である。(Might is right).
力がなければ、正義もない。単なる歌詠みである。ひ弱な花である。
他人に仕事を任せておいて、いちいちあれこれ言うのは不謹慎である。いつまでも、未成年の姿勢をとるな。
消去法を得意とする論客ばかりでは、総理の寿命も短くなる。筋の通った政治もできない。
未来社会の建設には、建設的な意見が必要である。
未来構文がなくては、未来の内容は過不足なく構築できない。
未来構文があれば、理想が語れる。無ければ、筋の通らない空想・空論になる。
日本語の文章には、未来・現在・過去の区別はない。
現在の内容は過不足なく考えられても、過去と未来に関してはそれができない。
日本人は、未来の内容に辻褄を合わせて語るのは得意でない。
最悪のシナリオなど考えられない。悪夢は常に想定外になる。
だから、有事の際の危機管理も破たんする。
http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://3379tera.blog.ocn.ne.jp/blog/
投稿: noga | 2012年8月 7日 (火) 18時30分