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2012年8月 8日 (水)

展望と戦略なき技術立国

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   (当ブログは、消費税の増税と、TPP への参加には絶対反対です。)

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男子サッカー残念でした。二点目が迂闊なプレイによる失点だっただけに悔やまれます。それにしてもメキシコは強かった。。しかし、ビジネスクラスでロンドン入りした男子が負けて、エコノミーの女子が勝つなんて・・・女子はまだハングリーだったという事でしょうか。

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さて、鋭い政治経済論でブログランク上位に位置する「我が郷は足日木の垂水のほとり」さんで、超高付加価値車について書いた拙ブログ記事が紹介されていましたが、便乗して補足説明をさせていただきます。

そもそも、日頃からグローバリズムや新自由主義に対して抵抗しているにも関わらず、自由貿易を前向きに奨励するかのような内容ではないかと思われたかも知れませんが、筆者、基本は柔軟路線ですから誤解なきようお願い致します。(笑)

と言いますのは、あくまでも国益優先だからです。極端な話、日本と世界の為になるのであれば、グロだろうがエロだろうが、新何とかだろうが何だっていいのです。(エロは駄目か。笑)勿論優先順位トップは日本に決まっています。日本が一番栄え、そのおこぼれを世界が享受する形が望ましいのです。

その為に現状を見、今日本は何をすべきかを考えます。世界情勢によってもやるべき事は違うのです。勝てなさそうなのにビジネスクラスで移動するのがいいのか、勝てそうだけどエコノミーを選んで感心されるか、と言ったような些末な事にも通じます。(笑)要は戦略です。

前置きが長くなりましたが、世界と付き合って、貿易を肯定するならば、自国の役割や特徴を正しく認識する必要があります。その為には正しい情報が不可欠ですが、その点で誤った認識がまかり通っている日本は誤ったソリューション(解決策)を選択していると言わざるを得ません。

典型的なのが耐久消費財輸出で、これがないと食って行けないと思い込んでいます。発想が貧困なのです。官民共に発展途上の考え方から一歩も抜け出ていません。ただ、貿易摩擦を経験しているので現地生産化は進みました。自動車で言えば年間生産2600万台の内、国内生産は900万台を切っていますから、世界への貢献は多大なものがあります。

さらに円高で輸出は減る傾向にあり、その内訳は、既に高価格車の占める割合が多く、出荷価格は平均で台当たり210万円にもなるのです。売値で言えば300万円は超すのではないでしょうか。

しかし、この程度では為替リスクのある輸出を続ける意味がありません。円高に振れる度に生産を調整するようでは情けないのです。つまり、為替リスクを受け難い超高級車のみに限定にすれば、円高もどこ吹く風です。

だからと言って、超高級車でがんがん稼げと言っている訳ではありません。大して輸入するものがなければ、つまり世界から買うべきものが天然資源系以外で、あまりないのにも関わらず、輸出額を伸ばす意味などないのです。

日本の貿易黒字や経常黒字が増えると、韓国などの対極にいる国を援助せざるを得なくなるからですが、韓国の対日赤字を埋める為に通貨スワップするのではバカみたいではありませんか。(笑)

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      (レクサスLS600 世界での評価はBENZ BMW を凌ぐ)

「しかし、お前の言っている事は矛盾する。超高付加価値車に特化して沢山作っても売る所がなければどうしようもない」と言われるかも知れません。そこなんです。そこが間違った認識を基に考える事の限界なんです。

筆者が言わんとしている事は、主に国内市場向けなんです。国内市場に超高付加価値車を投入する事が内需拡大に繋がるし、世界一うるさいユーザーに鍛えられ技術的にも伸びるという訳です。

そう言うと、「バッカじゃなかろうか。そんな金がどこにあるんだ」と言われるでしょう。でもねえ、よ〜〜〜く考えてみて下さい。お金はあるんです。これもないと思わされているだけです。

先日台湾と日本を家庭に例えて説明しましたが、年収480万円で250万円の外貨貯蓄があり、純資産は貯蓄と不動産など併せて3000万円もある家庭が、年収37万円で57万円の外貨貯蓄しかない家庭から援助を受けるなんてバカな話はありません。

しかも、そこの次男坊の早川鋭君は650円の調達に泣いているのです。オフクロ!出してやれよ、それくらい。って言いたくなります。ねっアホみたいな話でしょう。(笑)そんでもって、そんな裕福な家庭は町内を見てもどこにもないのです。雨利家は町内中から2000万円もの借金をしているし、朝増家はいつもピーピーしてせびりに来ます。

つまり、「日の本」家にとって資金繰りなんてなんでもないのです。家族がもっと凄いものが作れるなら、お金そのものを増やしても問題ありません。日本の歴史を見れば分かりますが、付加価値の質と量に比例して資金量を増やして来ています。最近、なぜか血の流れが悪くなりデフレになりました。

賢明なる読者諸氏には、お見通しでしょうが、日本向けの超高付加価値車とは、レクサスLS600 のようなスーパー高級車だけではなく、燃料電池技術や蓄電技術、センサー始めとするエレクトロニクス技術、あるいは素材技術の粋を集め、持てる要素技術を縦横に駆使し、新しい概念で設計された新コンセプトのクルマを指します。

1326260548resize655416        (ホンダ NSX コンセプトカー/ハイブリッド)

それらを多様なニーズに応じて順次投入して行けば、エントリーカーから、超高級車やスーパースポーツカーに至るまで、超高付加価値車のラインアップが出来るという訳です。これこそ世界の雛形として相応しい姿であり、最低で1台300万円(軽クラス)以上にもなれば、内需拡大に多大に貢献する事間違いありません。

「いずれ流動性は高めるとしても、最初の一歩が出ない。つまり誰が買うの」(?)いい質問です。(笑)発想を変えましょう。現在の家庭は交流電源ですが、スマートグリッドの考え方を推し進め、家庭内蓄電池(ここをクルマが代用出来る)で直流の電力を供給すれば、エアコンなども40%もの省エネ効果が出ます。太陽電池もここでは活きるのです。

イメージし難いかも知れませんが、クルマを家庭内インフラの一部に組み込むのです。つまり、家の一部が移動する、ような。。。しかも夜はそこから電力の供給を受けます。そう考えれば300〜2000万円の世界も、決して高くは感じないのではないでしょうか。

そして、行く行くは各戸で発電、蓄電し、交流電源なしが理想です。そうなると、やはり、家が最初か。(笑)国は、免震構造で良質なインテリジェントハウスを安価で供給する。そこから始めましょう。「国土強靭化&各戸インテリジェンス化計画」だ。

もう、兎小屋とは言わせない。(笑)

 

 

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