逆回転をし始めた歴史の歯車
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石破さんがテレビに出ずっぱりです。新幹事長としては当然かもしれませんが、自民党の顔と言うには問題があります。実は、彼は隠れ左翼なんです。(笑)軍事オタクなのにあり得ないと言われるかもしれませんが、右翼と軍事オタクは全く別物と考えた方がいいかもしれません。兵器が好きな左翼もいるのです。
人権侵害救済法案や外国人参政権に賛成している点でアウトなんですが、近代史も不勉強なようです。韓国や中国が主張する歴史観に相当影響を受けているようで、河野談話肯定派と言いますから、ちょっと困ったおじさんではないでしょうか。
また、なまじ軍事関係には詳しいので、細かいところに口を出すらしく、防衛大臣時代は、どうでもいい事に口を出され、自衛隊員が困惑したという話も聞きます。強面の見え方とは随分違うようです。
いずれにしても安倍さんとは対極にいる筈なのに、重職につけざるを得ない現状は、自民党的と言えば自民党的なのでしょうが、ちょっと心配です。選挙の顔として務まるのでしょうか。
さて、昨日の続きになりますが、米の世界戦略の中に占める日本ハンドリングの比重は、かなり大きいと言えます。知らぬは、反日マスコミに騙され続けている日本人ばかりではないでしょうか。
渡辺謙を起用し、実際よりもかっこ良く描かれている吉田茂、史実とは少し違うようです。NHK にしては反日風でない事に驚きました。描いて欲しい在日外国人問題は、さすがにパスか。(笑)
西側先進国と言える国は、うっすらではありますが、米の正体を認識し、対する日本のプレゼンス、ポジショニングも理解しているでしょう。ある意味米の仲間だったりします。ところが、身近な国程、そのあたりの事情が理解出来ていない節があるのです。
米の対日姿勢からの判断や、日本のマスコミからの情報では、それもやむをえないと思えるのですが、意外に勉強不足だし真実を見抜く目もありません。つまり、日本人と同じく、日本を過小評価しているのです。
今回の騒動も、日本に対する正確な認識を持たないところから来ている可能性を否定出来ません。自分たちは日本なしでも十分やって行けるところまで成長した、あるいは今後得るものは大してない、という錯覚、驕りです。万が一戦争になったとしても勝てると思っているのかもしれません。
事実、日本の防衛システムは米の協力なしでは満足に作動しないそうです。元幕僚長の田母神さんが言っていましたから確かではないでしょうか。情けない話ですが、これが現実です。被占領国としての立場は終戦直後と何も変わっていないのです。
最悪のケースはともかくとしても、経済で軽く見られる事だって致命傷になりかねないのですが、経団連や頭のいかれた議員達は朝貢外交を繰り返します。この薄気味悪いへり下り方は何なんでしょうか。増々錯覚し軽く見られます。
そもそも権力闘争に明け暮れる政治家なんてものは、どこの国でも経済音痴だし、意外にものを知りません。日米も中国なども似たようなものです。従って下から上がって来る情報を元に動きますが、とんでもない読み違いもあるのです。
中国で言えば、GDP の40%以上を固定資本形成を含めた投資が占めます。個人消費は30%台前半ですから、米の70%日本の60%に比べても随分低いのです。つまり対GDP比で5%を超える貿易収支の黒字を生む輸出と、海外からの直接投資が中国経済の成長エンジンと言えるのですが、欧米が不況の今、日本からの投資比率が相対的に高くならざるを得ません。
個人消費を普通の国並に増やす為にも、まだまだ投資の余地は大きく、つまり日本依存は雇用の点からも、中国政府が考えるよりはるかに大きいのです。現状で日系企業の雇用は1000万人と言われますが、2000万、3000万に増えるポテンシャルを失うデメリットに考えが及んでいるとは思えません。
誤った政策で、国民に莫大な損害を与えている日本が偉そうな事を言えませんが、お互い、政治家がもう少し利口にならないと国民が不幸です。政治家の質は国民の意識次第とも言えますが、歴史の歯車を逆回転させないためにも、害毒しか垂れ流さないマスコミを何とかしなければ。結局そこか。。。(笑)
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