« 確実性の時代 | トップページ | 価値を何に求めるのかが問われている。 »

2012年9月19日 (水)

傷だらけの人生

1209   
    
当ブログは、消費税の増税と、TPP への参加には断固反対です。

ブログランキングに参加しています。

TPP に反対する人は確実に増えているのですが、その理由はまちまちです。筆者のように貿易そのものに疑問を持つ人間は少ないようですが、自由貿易を肯定する上でもTPP には問題点が多いようです。最初から無理があったのではないでしょうか。

最近読んだ、あるブログではTPP に対抗する形でEU と中国等がFTA を結べば、日本のデメリットは計り知れず、そういう意味で安易にTPP のようなブロック経済に参加すべきではないと言うのです。

つまり、ボリュームでEU対中国が大きく、方や実質上の日米FTA であるTPP ではチャンスを逸すると言うのでしょう。競争に遅れを取る、あるいは勝てないというのが理由です。しかし何で、そんなに競争が好きなのでしょうか。しかも、日本製品が、それら諸国と競争を余儀なくされるものと決めつけるのもよく分かりません。

日本にしか作れない生産財や資本財が山とある訳ですから、日本から動く必要などないのです。よく日本は貿易立国にもか関わらず貿易額の対GDP 比が決して多くないと、ネガティブな意味で言われますが、日本の苦難の歴史を知らなさ過ぎるのではないでしょうか。

80年代、日本の破竹の勢いに恐れをなした米は、自動車などの貿易摩擦で干渉を始めます。日本が100歩譲歩した半導体摩擦もその頃ですが、特に85年のプラザ合意による円高容認は致命的と思われました。

5070d

ところが3年後、250円が130円になったにも関わらず、輸出は致命的には減らなかったのです。そのせいかどうかは知りませんが88年にBIS 規制が合意されます。日本の護送船団方式は、その無敵と言える輪形陣を解かざるを得なかったのです。

20120918_232107

(戦争や大きな自然災害がないにも関わらず、ギクシャクが多いのはなぜ?)

続いて不自然な90年のバブル崩壊、日米構造協議を経て、反日クリントン政権の94年からは年次改革要望書という名の露骨な内政過干渉が始まります。謂わのれない、日本企業狙い撃ちの訴訟ラッシュも、この頃頻発しました。

正に猿ぐつわに目隠しをされ、手足まで縛られた状態で、さらに鞭打たれながら勝負をしろと言う訳ですから輸出が伸びる筈はありません。筆者は日本はマゾっ気が強いのではと疑っています。(笑)

一方の米は明らかなサドですから、面白がって日本を痛めつけます。傷だらけになっても責める手を休めません。とにかく、向こうのSM はえげつないのです。(笑)

Cd11dd5bb8099490b000e61a648c3ca8 (これはSMではありません。「目をえぐられたサムソン」だそうです。)

そこに颯爽と現れたブッシュ子飼の小泉ドS政権は、デフレ経済の日本に対し、構造改革、規制緩和と言って、痛くもない腹を開腹手術したものですから、たまったものではありません。虎の子の郵貯まで差し出そうとしました。

普通なら、これで即死ではないでしょうか。本当は緊縛を解くだけでよかった事は言うまでもないのです。

その後、やや持ち直したところにリーマンショック、続いて3.11 です。それだけは日本を狙い撃ちしたものではないと言われるかもしれませんが、リーマンショックはともかく、3.11 と原発事故は事後処理を見ていても、人災的匂いが払拭出来ません。

経済を専門に語る人に欠けているのは、正にそこの視点です。周り(海外)特に先進国が皆フェアだと錯覚していては真実が見えて来ません。頓珍漢な判断、解説をしてしまいます。

66813871181011061008712412011437781

どこにフェアな世界などございましょう。(鶴田浩二風に・笑)生まれた国は荒れ放題、今の世の中、右も左も怪しい国ばっかりじゃござんせんか。

 

ブログランキングに参加しています。共感いただければクリックを!! 

|

« 確実性の時代 | トップページ | 価値を何に求めるのかが問われている。 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

> どこにフェアな世界などございましょう。(鶴田浩二風に・笑)生まれた国は荒れ放題、今の世の中、右も左も怪しい国ばっかりじゃござんせんか。

・・・GHQが仕組んだ憲法第九条を鵜呑みにして、日教組が自虐日本史を日本人子弟に吹き込み、国際金融機関に日本の電気産業を破壊され(まだ息はしている)、しんどいしんどい。
ところで、尖閣に集まった第三の元寇(700年前、鎌倉時代の日本侵略軍・シナと朝鮮の連合軍)1000隻(漁船に化けた中共海軍)は台風(神風?!)で沈んだのでしょうか? 一色さんが海保を退職されてなければ、シナの船なんぞ軽くおっぱらっているのでしょうけれど・・・

投稿: 元危機管理屋 | 2012年9月19日 (水) 17時07分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 確実性の時代 | トップページ | 価値を何に求めるのかが問われている。 »