人生こそ筋書きのないドラマだ。
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セリーグのクライマックス・シリーズがクライマックラにならずにすみました。やれやれ。。。(笑)それにしてもハラハラドキドキさせられたのですが、野球はやはり、筋書きのないドラマです。
若い頃は野球好きの祖父の影響か、スポーツ全般、特に野球が好きで、大学時代は実践は勿論、チームの仲間とよく球場まで出かけました。王・長島全盛時代の話です。勿論巨人ファンでしたが、田舎の少年は皆そうだったのです。大鵬と卵焼きは好きではありませんよ。念の為。(笑)
結婚して息子が出来、あの感動を味あわせてやりたくて、幼い子を連れ東京ドームや神宮救場、巨人戦のチケットが取れない時には西武球場などにも足を運びました。その間、伊良部投手の日本最速記録(158キロ)を目撃、原や松井のホームランを堪能したのです。野球って本当にいいもんですね。(水野晴朗風に)
そうそう、学生時代の話ですが、たまたま仲間が見つからず、一人で後楽園球場に行った時の事です。随分前にも当ブログで書いたような気がしますが、(読んだ方にはご容赦!)その日、世にも不思議な体験をする事になります。
チケットを買おうと球場の周りをうろついていると、風体の怪しい、テキ屋風のおじさんに声をかけられたのです。「にいちゃん。チケット余ってるから、いっしょにみーへんか?」と大阪弁だったかどうかは忘れましたが(笑)ラッキーにも、ただで球場に入る事になります。
内野の2階席と3階席の間の通路で、自由席券しか持っていなかったおっちゃんが「席探して来るから待っててな」と言い残し、どこかに行った時の事です。今度はサラリーマン風のおじさんが(と言っても30才くらい?)「君、一人?」と来たのです。
さすがに身構えながら、「えっ、ええ」と言うと、「連れが来なくて、ボックス席が一人分余っているから一緒に見ませんか」と言うではありませんか。心底驚きました。その時タイミングよく戻って来たおっちゃんと目が合うと、「俺の事はえ〜から、行ってこい、行ってこい」と言ってるようでした。(笑)
その席は、憧れはしても決して手の届く事のないネット裏です。凄いラッキーに、このおじさん大丈夫かなあ、と厚顔の微笑年だった筆者は、あらぬ不安を抱きます。(笑)ところが怪しいそぶりは一切なく、純粋に野球を楽しめたのです。
長い人生にはこういう事もあるのです。「ドラマ」にしてしまえば嘘くさくて、採用されそうもない話ではないでしょうか。
時は流れて、二社で15年間在籍した自動車会社を退職した筆者の前に、最初のクライアントとして現れたのはスウェーデンのサーブにフランスのルノーでした。全世界の自動車会社に退職と同時に案内を送ってはいましたが、当時の年収の何倍ものビジネスが二つ同時に舞い込むとは思ってもみなかったのです。
(SAAB 9000 CD 独立してすぐ、このプロジェクトに参画)
その後、アジア、日本を中心に数多くの自動車メーカーや家電メーカー、あるいは造船会社の仕事に恵まれ今日に至ります。あの時、思い切って会社を辞めていなければ決して出会う事のない、貴重で得難い機会に遭遇する事となりました。
ただ、ご多聞に漏れず好事魔多しです。その間、お世辞にも順風満帆とは言えません。しょっぱなでバブル崩壊の洗礼を受け、やっと順調に行きかけた時にリーマンショックで蹴飛ばされ(笑)3.11では、とどめを刺されるかと思いました。
正に人生こそが筋書きのないドラマではないでしょうか。この先どんなシナリオが待ち受けているのか知る由もありませんが、自分で選んだ道です。流れに逆らわず、決して民主党のせいにもせず(笑)真摯に受け止め淡々とこなして行くしかありません。
それにしても、しんどいわ〜。(笑)
言うだけ番長、今度だけはがんばれ〜。(爆笑)
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コメント
SAABは義理の弟も乗っていましたっけ・・・北欧の飛行機屋さんが作った味わいのある車ですね・・・シトロエンとかの風味・風情のあるブランドが存続して欲しいものです。頑張っている水平対向エンジンの個性ある技術のスバルとかもね!
投稿: かかし君 | 2012年10月24日 (水) 16時29分