« 2012年10月 | トップページ | 2012年12月 »

2012年11月

2012年11月28日 (水)

重商主義から新自由主義への流れ

1209   
    
当ブログは、消費税の増税と、TPP への参加には断固反対です。

ブログランキングに参加しています。

月曜テレ朝の「ビートたけしのTVタックル」ではTPP も話題になり、現時点で内容の詳細が分かっていないのに、選挙の争点にするのはおかしいという意見で一致していました。

Tv

       (政治経済ものの番組としては、異例に長寿)

と言う事は、国益に添うものかどうかが分かっていないのにも関わらず、参加表明している党は意味不明という事になります。民主党やみんなの党です。日本維新の会も、石原さんとくっつく前は参加前提でした。

一方の反対している側には、明確な反対の根拠があるようです。例えば農業関係や貿易には直接関係ありませんが、医療関係も危機感を抱いています。それは単に利己的なものでなく、国民全体の不利益になる事を危惧しているからですが、何でもかんでもオープンにすればいいというものではないのです。

男女の中だって、少し秘密がある方が長持ちしたりするのではないでしょうか。あっ、これは聞いた話です。(笑)勿論、筆者には秘密などある筈もありません。フルオープンの歩くTPP と呼ばれているくらいです。

冗談はともかく、EPA やFTA もよく考えてみると分かり難い協定と言えます。二国間や数カ国でのブロック経済ですから、WTO の精神に反するのではないでしょうか。それをするならいっその事、地球全体で採用した方が余程すっきりします。

いずれにしても、経済最強の日本だけは、どの協定にも参加する意味はなさそうです。つまり、つまはじきされた方が、全ての協定に参加するよりもメリットが大きいのです。経団連の米倉会長、わかるかなあ〜。わかんねえだろな〜。(笑)

Img_1ad4dd41f1d809e0b6e06c3bf268d5f   (強力なTPP 推進派、モンサントに籠絡されているらしい)

分かり易く言えば、ブロック経済の場合、どれを選んだとしても総合力で勝る国に対して、まともな協定にはなりようがないのです。政治家が自国民に対して、トータルでマイナスになる協定を説得出来る筈がありません。

相手の弱いところをこじ開けて、自国の強いところは何とかして非関税障壁を設けようとするのは明らかです。従ってフェアで政治力の極端に弱い日本がメリットを受ける可能性は極めて低いと言わざるを得ません。

という事はTPP にせよ日中韓FTA にせよ、EUとのFTA にせよ、自動車輸出がこれ以上増やせる余地がある訳もなく、反対に農業他、競争力の弱い産業は非常な苦戦を強いられる事は明白です。

逆に、いかなる協定にも参加しない場合はどうでしょうか。参加しないからと言ってペナルティが課せられるとは思えません。さらにこれまでと何が変わるかと言っても、大きく変わるところがあるとも思えないのです。

貿易摩擦や円高で、とっくに輸出が激減した自動車は現地生産化が国内生産をはるかに上回る規模で進んでいるし、電機はアジアの安売り国が世界を席巻しており、元々僅かなものでした。

輸出の大半を占める日本の優秀な資本財や生産財はと言えば、これがなければ生産さえおぼつかない水平分業の企業が増えている世界の状況を見れば、増えはしても減る事は考え難いのです。

輸入に関して言えば、エネルギー系の大半は今話題に上っている、いくつかのブロック経済とは関係ないところから買っているし、自国製品の逆輸入品も影響は受けません。

基本、輸入の場合は関税が高かろうが低かろうが売りたい国は売りたい訳です。それをわざわざ下げて自国産業を不利にする意味はありません。それにコモディティで言えば、世界から、どうしても買わなければならないものがあるとも思えないのです。

そう考えた時に、日本の方からそういう協定に対して擦り寄る意味など全くない事に気がつきます。世界がつまはじき出来る程、日本の産業は弱くないのです。従って様子を見ながら、最後の最後に決断すればいいのではないでしょうか。

ところで、よく分からないのですが、アダムスミスの時代から、自国産業が有利になる政策は欧米列強が採用して来ました。いわゆる重商主義と言われるやり方です。

強い産業には関税をかけず、弱い産業は手厚く保護するのですが、相手国に対しては軍事力をちらつかせてでもフルオープンを要求するやり方です。日本もこれで泣かされました。

それが今になり、なぜ重商主義を引っ込め、例外なき関税撤廃の自由主義を広めようとするのでしょうか。どうも解せないのです。隣の韓国も、ちょっと前までは極端な重商主義を採っていました。日本車などは100%もの関税だったのです。さらにウォン安誘導は日常茶飯事で、官民一体で貿易を促進して来ました。

それがなぜ、今になって重商主義から、真逆のFTA を推進するのか、さっぱり分かりません。今流行の新自由主義へと宗旨替えでもしたのでしょうか。どう考えても電機、自動車以外に売るものがない韓国にメリットはなく、国力は徐々に損なわれて行くのは自明です。

それとも国ごと電機と自動車産業に特化するのでしょうか。リカードやスミスが何をイメージしたのかは知る由もありませんが、自由貿易の究極の姿はそこにあります。比較優位で世界中が得意産業に特化するのです。

ならば、世界中が得意産業に特化して、競争相手が殆どいなくなるのを座して待つのが得策と言えない事もないのではないでしょうか。(笑)

いずれにしても人事ながら、実験的試みとしては興味深いので、じっくり見てみたいです。日本は、韓国などの結果を見てから考えればいいのではないでしょうか。それからでも遅くはないし、それ以外の選択もある訳ですから、焦る必要など全くありません。

 

 

ブログランキングに参加しています。共感いただければクリックを!! 

| | コメント (2)

2012年11月27日 (火)

フロには、やはりバスクリン。

1209   
    
当ブログは、消費税の増税と、TPP への参加には断固反対です。

ブログランキングに参加しています。

「大竹まこと、うるさい〜。経済が分からないなら少し黙っててくれ。」と思った人は多かったのではないでしょうか。(笑)いえ、昨日のテレ朝「ビートたけしのTVタックル」の話です。

Ootake_3  

安倍さんの主張する建設国債日銀引き受けに反応して、「借金が凄い事になっていると言うのに、そんなことが出来る筈がない。国民皆が痛みを分け合うのが筋だろう」と、主婦感覚で大騒ぎするのが大竹まことなのですが、この番組に出て久しいと言うのに政治も経済も全く分かっていないようです。それとも役者か(?)

Img5c4fce47zik6zj

   (経済が分からない金融担当大臣とは、何をする為の役者なのか)

分かっていないと言えば、政治家や似非エコノミストも似たようなものです。以前与謝野金融担当大臣が、クルーグマン博士からのセーニアリッジ提案(打ち出の小槌)に対し「お金は額に汗して稼ぐものだ」と身の程知らずにも反論していました。

全くの主婦感覚だと言わざるを得ません。主婦の皆さんには申し訳ないのですが、話を分かり易くする為の比喩ですからご容赦下さい。尤も、うちのカミさんのようにマクロ経済を多少なりとも理解する主婦もいるので、日本の政治家に例えた方がいいかも知れませんね。(笑)

民主党や維新の会にも驚かされるのですが、驚いた事にお金が出来る仕組みが分かっていないのです。まるで太陽が毎日昇るように、黙っていてもお金が入って来る環境にいれば無理もないかも知れませんが、政治家がそれでは困るのです。お金は政府が日銀に命じて印刷させるものなんです。でなければ、この世に存在しませんから。(笑)

金融機関の信用創造だって妖しいものです。貸し付けによって、どんどんお金を増やせるのですから、いつの世もそんな、確かな根拠によってお金が増えている訳ではないのです。

さらに大竹氏のように、お金の価値を神が信任しているかの如く、信じきっているというのも困ったものです。お金にそんな価値があるとは思えません。ニクソンショックでブレトンウッズ協定が終結し、金本位制から金との交換を前提としない管理通貨制度へと移行した瞬間から、お金というものは非常に不確かな存在になったのです。

その証拠に、強烈なインフレに見舞われた通貨は紙くずになります。日本は戦後の一時期を除いて経験がありませんから、円に対する信頼、執着が凄いのですが、印刷された紙そのものには全く価値がありません。

価値があるのは、国民が汗水流して生産する物やサービスです。この価値を交換する為に便宜的に通貨はありますが、同時に一斉交換が出来るのであれば通貨は必要ありません。

その物とサービスの質や量がどんどん上がって増えているというのに、それに見合ったお金の量(流動性)がないからデフレになるのです。簡単に言えば物やサービスに見合った分のお金を増やせばいいという事になります。

それがどれくらいで見合うかと言えば、元財務官僚の高橋教授が分かり易い例えをしていました。「今は冷たい風呂に入っているのだから、熱湯を足しても問題がない。丁度いいところまでお湯を増やせばいいのだ」

123773229704116229890

正に日本の状況を言い得て妙ではないでしょうか。量的金融緩和とは熱湯を冷たい風呂に注ぐ事なのです。日銀の白川さんは冷血動物ですから冷たい風呂の方が好きなようですが、普通の人間は、もっとたっぷりとお湯のある暖かい風呂に入りたいのです。(笑)

これ以上熱いと、血圧が心配だというくらいになれば蛇口を閉めるだけです。蛇口を開けるのも閉めるのも日銀の仕事なのですが、この番人がケチで冷血動物と来ているので塩梅が悪いという訳ですな。

安倍さんは、そんな女湯を覗くだけで仕事をしない番人はクビにしてでもお湯を足せと言っているのです。さらに、単に増やすだけでは能がないので、バスクリン(公共事業)と一緒に増やせばどうか、とも言っています。

そうすれば匂いも快適になって肌にもいいかも知れません。保温効果もあるし、フロ嫌いな子供達も喜んで入って来るでしょう。パパが入る頃には多少濁っていても色で誤摩化せます。(笑)

確かに増やし過ぎて問題がない訳ではありません。インフレは供給力が抜群の日本の場合、大して心配ないと思われますが、バスタブから溢れ出るようになっては問題です。アメリカや周辺国へ流れてしまうからです。これこそもったいない。(笑)

そこをすれすれで調整してこそ日銀の存在価値があります。今は冷たいお湯がへその辺りまでしかないのですから、ジャンジャン入れればいいのです。年金問題も失業問題もナマポも全て解決するでしょう。20080123171710

(ヘリコプターベンというニックネームのバーナンキさん、国際金融の為に刷って刷ってバラまきまくっています。)

米や中国を見て下さい。ジャブジャブにお湯を入れたものだから、大金持ちや国際金融がバケツを持って来て他の場所に溜めまくっています。(笑)お陰で庶民はいつまで経っても寒い。。。日本人には、そんなエゴイストはいません。いや、そう信じたいのです。少しはいるかな。犬のCMの人とか、クニウロの人とか。(笑)

どこに投票すればいいのか分からないと言っている主婦の皆さん。少しはヒントになったのではないでしょうか。

 

 

ブログランキングに参加しています。共感いただければクリックを!! 

| | コメント (3)

2012年11月26日 (月)

敵の敵は味方か(?)

1209   
    
当ブログは、消費税の増税と、TPP への参加には断固反対です。

ブログランキングに参加しています。

先週、実は中国の青島(チンタオ)へ行って来ました。9月の反日デモで最も激しかったところです。先方もその点を配慮してくれて、空港からホテル、ホテル会社間の往復移動全てを専門の運転手付きの高級車で対応してくれたのです。さすが大手メーカー。

Buick

(BUICK LACROSSE 中国バージョン/5メーターの堂々たるサイズ)

これまで中国出張の場合は、空港ホテル間はタクシー使用が多かったので、非常に助かります。VIP になったような錯覚に陥りました。(笑)空港との往復にはGM BUICK の旗艦LACROSSE です。

このクルマには初めて乗ったのですが、意外に広いのと、ボディ剛性がドイツ車並にガチッとしているのに驚かされました。内装も一昔のアメ車にはないオシャレな感じで、侮れません。これが結構安く買えるのです。現地製とは言えV6の3リッターで29万元(約380万円)ですから、割安感があります。

Buick_int

ホテルは海辺のそばの35階建て、最上階のレストランからは海岸線がダイナミックに見えて楽しめました。800万人都市という割には道路も混んでいないし、のんびりした雰囲気があります。

Photo_2

雄大な朝もやの海岸線、これじゃあスケール感が出ません。(笑)
朝のバイキングは美味しいのですが、ルームサービスはなぜかまずい。。。業者が違うようです。しかし何と言っても不満はバスルームです。混合水栓がまともに機能しません。部屋を替えてもらいましたが、そこも今一でした。

便座が冷たいのもこの時期は参ります。お願いだから日本製のウォシュレットを装備してくれ〜。(笑)習慣とは恐ろしいもので、ウォシュレットのない生活は耐えられません。。。

Photo_3

   (反対側の海岸線、西洋風の建物が目につきます。)

Photo_5

こちら側(山側)は禿げ山が目立ちます。日本にはない荒々しい光景です。土地は余っているようです。

まあ、でもクライアントもそうですが、顔を合わせる人に反日の人はいません。13億人もいる訳ですから、色々な人がいるのでしょう。特に政府には肝心な情報が集まっていないと見えます。中国の国益に反する事を一生懸命やるのは、ブレーンにも恵まれないのでしょう。内部的な問題も我々には計り知れません。

ところで、食事の時にシャープやパナソニックの話になりました。「何で最強の日本企業がああなるのか」と不思議そうです。成り行きで韓国メーカーの話になり、ウォン安誘導や技術漏洩で厳しいという話をすると、いきなり「サム○ンは泥棒です」と懇意にしてもらっている中小企業の社長が叫んだのには驚きました。(笑)

中国での韓国の評判は決してよくないようです。中国の人もそう思っているのかと、感慨深かったのです。敵の敵は味方かもしれません。微妙な話なので、微妙な言い回しになりました。(笑)

 

 

ブログランキングに参加しています。共感いただければクリックを!!

| | コメント (0)

2012年11月25日 (日)

今、日本に必要なのは、大きい政府(?)小さい政府(?)[後編]

1209   
    
当ブログは、消費税の増税と、TPP への参加には断固反対です。

ブログランキングに参加しています。

昨日の続きです。よく日本では「日本のような先進国は、もう経済成長しない」あるいは低成長に甘んじなければならない、というような事が言われますが、どうも違和感があります。ちょっと自惚れが強すぎやしませんか。

成長しない理由は飽和状態となった需要が、大きくは見込めないと言うのですが、人類、いや日本人は、既に目標とする生活環境を手に入れたのでしょうか。筆者にはとてもそうは思えないのです。そもそも目標があるのかさえ疑問です。(笑)

Img_34332_8103982_0    (未だ下山するには早いのです。登りきっていませんから〜/笑)

よ〜く目を見開いて周りを見て下さい。鳥のように俯瞰で見ても、大地に這いつくばって人の目線で眺めても、醜い光景しか目に入って来ないのです。電信柱や張り巡らされた汚い電線、大半は美しいとは言い難いちゃちな住宅デザイン、街に行ってもコンクリートジャングルにガラスのタワーは未来的かもしれませんが、人がいなければ死の世界です。いかにも殺伐としています。

125813609417416323444_86f6e9b2

   (夜景は美しいが、人がいなければ地球の藤壷でしかありません)

これが人類が目指した景観の最終形だとすれば寂しい限りです。人類の能力のなさを呪うしかありません。さらに地球と共存とは言い難い自然破壊や天然資源の爆食いの現状を見て、これでいい訳がないのです。発展途上国の急成長を見れば、最早ファイナルカウントダウンしか聞こえて来ません。(笑)

早く地球と共存とまでは言わないまでも、妥協出来るところまでは行かなければ人類に明日がない事は自明です。残された時間は決して多くはないのです。

何が言いたいのかと言いますと、人類はまだまだ発展途上だという事です。いえ、永遠の発展途上と言っても差し支えないのではないでしょうか。少なくとも地球と共存出来る最低ラインまでは、必至になって達しなければならないのです。

そう考えた時に、自然災害に対する備えは当然としても、国がやらなければならない事は膨大にある筈です。街や住環境を全く変えてしまう事業に、どのくらいの資金が必要なのか見当もつきませんが、今レベルの公共投資では、全く足りないのは明らかです。

つまり、10年間で200兆円の「国土強靭化」レベルでは全く追いつきません。これは最低限の、人間を守るの為の計画であって、自然との共存までは望めないのです。これとは別に、日本ならば年にGDPの10%(50兆円)くらいの、自然と折り合いをつける為の公共投資はして欲しいのです。

ところが、どうでしょう。小泉構造改革や民主党の欺瞞「コンクリートから人へ」などにより、ゼネコンは半減しています。恐ろしい事に、ここは既に供給不足に陥っているのです。肝心要の産業の供給減、これこそが、日本人が本当に恐れなければならない事ではないでしょうか。

従って、いきなり50兆円もの事業は、現実的には不可能という事になります。10兆円くらいから密度濃くやって行き、最終的には50兆円、あるいはそれ以上の工事が可能なレベルに持って行くシナリオが必要です。

G090206_2

ついでに述べますが、小泉竹中構造改革が破壊して来た事は計り知れません。規制緩和や市場原理主義を取り入れた事で日本の生産の為のファンダメンタルズ、供給の為の資源、生産要素は少なからず打撃を受けてしまったのです。

それが意味する事は、企業が安心して投資をし、生産活動をする場がこの日本からどんどん消えているという事です。人的、資本的、有形資産的、あるいは法整備的にも、決して内需の為の日本企業の側に立った行政が行われているとは言い難いのです。

これは明らかにグローバリズムや、新自由主義を標榜する新古典派経済学の悪影響を受けている事になります。多国籍企業が世界を舞台に自由気ままに動き回る事は出来ても、その国に住む住民を守る手だてが消えて行くのです。

その結果として、ニッサンやソニーなどに見られるように日本企業のコーポレートガバナンスさえ、社員より経営者、株主優先へと変化し、日本企業の優れた資質が失われていきます。

つまり、TPP にしても、現在の世界の趨勢は国際金融が支配する多国籍企業主導の秩序が構築されようとしているのですが、これらの企業の視界には利益追求しか映っていません。国や地球がどうなろうが一企業には関係ないのです。それが新自由主義、グローバリズムの正体である新世界秩序(NEW WORLD ORDER)です。

「自分はコスモポリタンだから関係ないね。それでもいいんじゃね。」というノー天気な人は仕方ありません。(笑)しかし、大半の日本人は自分たちの文化や慣習、民族としてのアイデンティティ、言わば精神文化も含めた生活環境を守りたいのではないでしょうか。

Pic070412005     (コスモポリタンマティーニ/本文とは関係ありません)

幸いな事に、この国には土木建築関係を除けば未だ十分な供給力があります。すなわち、公共投資に投下した資本が乗数効果となって活きる土壌(有効需要)が政策次第で豊かに広がり得るのです。

それによって拡大したGDP から還元される資金を有効に使い、企業が安心して投資出来る環境を整える、つまり、税制や法整備も含め、構造改革前の日本に戻す事が急務なのですが、次期自民党政権に、そこまでの覚悟があるのかが問われます。まさかマニフェストで、「これまでの政策は間違いだったから、昔に戻らせてくれ」とは口が裂けても言えないでしょう。(笑)

いずれにしても、もし、本気でこの国と地球を守るつもりなら、大きな政府、強い政府主導でやらなければならない事は山のようにある筈です。今なら未だ間に合うかもしれません。日本が雛形となり、世界を変えて行こうではありませんか。

悪い癖で、また竜頭蛇尾に加えて大上段に構えてしまいました。大風呂敷野郎と笑ってやって下さい。(笑)

 

 

ブログランキングに参加しています。共感いただければクリックを!!

| | コメント (1)

今、日本に必要なのは、大きい政府(?)小さい政府(?)[前編]

1209   
    
当ブログは、消費税の増税と、TPP への参加には断固反対です。

ブログランキングに参加しています。

安倍さんが「公共投資(国土強靭化)の為の建設国債を日銀に行き受けさせる」などと、突っ走った事による弊害が色々出ています。売国マスコミや他党はもちろん、一般ブロガーからもバラマキ呼ばわりされて、好印象を持たれていません。作戦的にミスとまでは言いませんが、あまり上手くなかったのではないでしょうか。

Img9085_12092901abe

特にインテリ系女性には不評です。建設業界の票欲しさじゃないかとか、古い自民党時代の官民癒着のイメージもあるのでしょう。確かに無駄な道路や、無駄な飛行場、使わない箱もの等には皆辟易しています。また同じ事をされるのかと思えば、ノーと言いたくなる気持も分からないではないのです。

しかしながら、ケインズの時代から、不況の時には公共投資と相場が決まっています。民間に資金や、投資のモチベーションがなければ国が肩代わりするしかないからですが、カンフル剤として有効であった例は枚挙にいとまがありません。

ただ、穴掘ってなんぼ、それを埋めてなんぼ、というのでは能がなさ過ぎます。(笑)もっと有効な投資はなんぼでもある筈です。

そこで、日本の現状を鑑みるに、供給に対して需要が追いつかない、いわゆるデフレ経済の状態に長年にわたり陥っている事は間違いありません。これだけは、どんなアホな経済学者や政治家にも共通認識があります。

では、どういうタイプのデフレかと言えば、新自由主義で格差が致命的に開いてしまい、国民から購買力が消えてしまった他の先進諸国と比較して、そこまでは汚染が進んでいない日本の場合は、かなり良性のデフレである事が分かります。つまり、何かのきっかけで十分解消出来る状態にあると言っても過言ではないのです。

何が言いたいのかと言いますと、供給サイドに立って、日本に足りないものは、GDP比で5%程でしかない資源系以外殆どない日本ならば、財政政策次第で自力再生が十分可能だという事です。つまり、お金で解決出来るのです。

これが、物やサービスを生み出す為に、主要部品や材料を他国に依存し、輸入しなければ産業が成り立たないない韓国のような国ならば、そうはいきません。

国内の為に何かをしようとすれば、即輸入超過となり、結果として通貨安に振れ、インフレ圧力がかかります。内需の為だけ、には怖くて動けないのです。従ってウォン安誘導してでも輸出に精を出すしかなくなります。

その結果として輸出が増えれば、それとリンクするように、通貨安も手伝って輸入額が増える事からも、この構造が持続可能でなく、不毛なものである事が分かるというものです。余談でした。(笑)

ところが日本の場合、ざっくり言えば震災で悪化したとは言え95%以上が内製ですから、内需拡大にインフレ圧力がかかりません。さらに凄い事に、技術も資金も自前で用意出来ます。

何と言っても金融資産が5700兆円(個人は1500兆円)もある、金余り下のデフレなのですから、資金的な問題などある筈もないのです。どこの余剰資金をまわすかという技術論にしかなりません。

という事は、資金を市場から調達(従来通り国債を発行する)しても大して問題があるとは思えないのです。国の借金が増えるのを嫌う、あるいはそれを攻撃材料とする人がいるので、敢えて「日銀引き受け」と言うのでしょうが、おそらく、国債を年間に100兆円くらい日銀に引き受けさせても、何も起きないのではないでしょうか。(すんません。素人が偉そうに。。。笑)

インフレが怖ければ小出しにすればいいだけです。何もしないで、ハイパーインフレになると言ってみたり、手をこまねいているよりは、はるかにましではないでしょうか。恐れるべきはインフレだけだとすれば、こんな愚かな事はありません。試してみればいいではありませんか。

それでも結局日本には需要がないので、公共投資は有効需要に結びつかないとか、乗数効果が大して望めないとか言う人はいますが、GDP の内訳が分かっているとは思えないのです。

Gdp_to_uchiwake_2

GDP の約6割を占める個人消費が頭打ちで、過剰に生産設備を抱えた民間の設備投資や、世界不況から純輸出も大きくは望めない今は、政府支出の増大しか経済成長に寄与するものはないのです。それでも、それは持続可能ではないとおっしゃる貴方(!)マスコミに毒されていますよ。(笑)

マスコミや政府がよく言う「成長産業に投資する」くらい馬鹿げたセリフはありません。そこは民間主導で十分とは言わないまでも、しっかりやっています。むしろ何に投資すれば良いのかさっぱり分かっていない政府が邪魔しているくらいです。

政府の言う「観光立国」や「インフラ輸出」が不安定で持続可能とは言えない外需依存である事からも、おつむのレベルが分かるというものです。本来の政府の役割が分かっていません。

ここはシンプルでいいのです。上の表からも分かるように、固定資本形成や政府支出が劇的に減っています。特に公的資本形成は国民一人当たりのGDP が世界二位だった頃との比較で半分以下です。これで成長しろと言う方が無理なんです。

つまり、構造改革や「コンクリートから人へ」が、いかに日本の為にならなかったかという証がはっきり出ているというのに、未だ公共投資は駄目(!)と言っている人は、経済が分かっていないか日本の敵であるという事なのです。

この内憂外患の時代に、「平成の開国」などとうそぶいて日本を危険に晒そうとしている政党や、地方主権と言って中央集権体勢を崩そうとしている第三極の連中も勿論論外です。今はひたすら大きな政府、強い政府が求められます。あっ結論言ってしまった。(笑)

では、大きな政府が公共投資として、何をすれば一番効率がいいのか、あるいは将来の為に何をすべきかという事に関しては次回やります。

 

 

ブログランキングに参加しています。共感いただければクリックを!!

| | コメント (3)

2012年11月23日 (金)

日本は世界を”あて”にはしない。

1209   
    
当ブログは、消費税の増税と、TPP への参加には断固反対です。

ブログランキングに参加しています。

NHK杯フィギュアスケートでの浅田麻央ちゃんと羽生結弦君、実に素晴らしかったです。特に羽生君はSP でのワールドレコードですから、新たな日本の星が誕生したと言っても過言ではありません。吹っ切れた感じの麻央ちゃんを中心とした最強の女子軍団は勿論、男子でも高橋、羽生時代の到来です。当分日本の時代が続くのではないでしょうか。

0121123at52_p

        (ひ弱さが消え、頼もしくなって来た羽生君)

この現象は他の分野、政治経済などともリンクしているような気がします。悪と無能の権化、民主党が雲散霧消して新生自民党の時代となり、日本が三たび輝き始めるのです。全ての事は密接に繋がっていて互いに影響し合いながら進んで行きます。

えっ、三たびっていつかって(?)勿論戦前と80年代、そしてこれからの事です。その度に痛い目に遭わされているので、今回は慎重にいきましょう。(笑)

ともあれ、やっと日本が名実共に自立をするチャンスがやって来ました。そういう、どこの国からも干渉されない強い独立国を守る組織に相応しい名前は自衛隊などではなく、やはり安倍さんが言うように国防軍ではないでしょうか。普通の国として極当たり前の話です。

Photo

野田ブースカが、この件に対しもブースカ言っているようですが、(笑)日本に関心のない売国極左政党の党首としては当然でしょう。むしろそう言ってくれた方が安心出来ます。

自民党との見解の相違が際立つ程、納得が出来るというものです。なんせ、韓国や在日外国人の為になっても日本にいい事は何もせず、嘘しか言って来ませんでしたから。。限りなく胡散臭い連中です。

胡散臭いと言えば乱立する政党群も胡散臭いなあ。(笑)日本維新の会が、とっくに切り捨てた筈のみんなの党に擦り寄っているようですが、みんなの党もまんざらでもないのではないでしょうか。何でもありですね。(笑)この連中に共通する事は民主党と同じく、日本に興味がない事です。

K10037142511_1211231918_1211231922_  (日本経済の実態も、TPP の中身も知らずに交渉参加を言う米隷属派達)

日本古来の伝統文化を簡単に切り捨てたり、国の形を変える地域主権や道州制を推進したがるのは、3000年に渡って培われて来た日本文化やアイデンティティを否定しているからです。何の関心も未練もないと見えます。つまり、TPP で米の属国になろうが、日本が分割統治される事になろうが、どうでもいいのです。

維新の会などとうそぶいてはいますが、やっている事、言っている事は明治維新とは真逆である事に驚かされます。明治維新は欧米列強の植民地主義から日本を守る為に中央集権を強化しました。開国も、脅されて仕方なく応じたものに他なりません。その後、関税自主権のない不平等条約に泣かされました。

道州制やTPP などで、日本を分解したり、関税自主権を放棄したりと、またその苦難の時代に戻ろうというのですから、どこまで売国奴なのかと呆れてしまいます。こんなメチャクチャな人に騙される人の気が知れません。

そんな胡散臭い連中と野合しようと言う石原さんという人が分からなくなりました。(笑)気持ちが高揚し過ぎて周りが見えなくなっているのか、歳のせいで判断力が弱ったのか、残念でなりません。

いずれにしても、日本は世界に頼らず自立して十分にやって行ける国です。世界で唯一「世界を”あて”にしない国」になれるチャンスを逃す愚だけは避けなければなりません。何とかして「三度目の正直」を実現させましょうよ。

 

 

ブログランキングに参加しています。共感いただければクリックを!! 

| | コメント (1)

2012年11月21日 (水)

不況は自然発生的には起こらない

1209   
    
当ブログは、消費税の増税と、TPP への参加には断固反対です。

ブログランキングに参加しています。

未だ師走前だと言うのに、公私ともに忙しくなって来ました。ブログ更新もままなりません。毎日見に来ていただいている方には申し訳ないのですが、これから年末にかけて、イレギュラーな日々が続きそうです。

さて、安倍さんの大胆な金融政策論に対し、各方面から喧々囂々非難が集まっています。前原さんや、みんなの党のように、内容的にはかなり近い事を言っていた人達からも非難されたりと、あたかも自民対その他という構図の、安倍包囲網が敷かれたかの如くです。

526519_c450

「建設国債を日銀に買い取らせる。無制限に金融緩和する。輪転機を廻せばお金がいくらでも刷れる。」というのは本音として、密かに思っている分にはいいのですが、(笑)建前はもう少しマイルドにした方がいいのでは、と思っていました。

ちょっと安倍さん無防備です。いいブレーンがいるのでしょうから、時系列的に作戦を考えるべきです。つまり、本命案は様子を見ながら小出しにするのが得策ではないでしょうか。特に専門家でも、まともな事を言える人が少ないマクロ経済は、一般人には理解出来ないという前提でものを言うべきです。

せっかく効果的な政策でも事前に潰されたのでは元も子もありません。学者までしゃしゃり出て「そんな事をすればハイパーインフレになる」あるいは、なぜかフィナンシャルタイムズが、「そんなことを言う政治家は頭が悪い」ですから、これまで、いかにこの国が間違った金融政策の下に置かれていたのかが分かるというものです。(笑)必死に叩くのは、叩く側の都合が悪いからに他なりません。

それにしても日銀総裁である白川さんの財政規律を盾にした反論は酷いもんです。そもそも反論する資格があるのでしょうか。これだけのデフレを放置して、中央銀行の出来る事には限界があると言うのなら、そんな機関は必要ないという事になります。解散してもらいましょう。(笑)

ところで、無制限の金融緩和というのは、実は国債金融資本が好む手法でもあります。アメリカはなんだかんだ言いながらも、これまで不況対策としてドルを刷ってばらまいて来ました。

その結果として「大きすぎて潰せない」を理由に金融機関を救い、庶民を見殺しにして来たのです。リーマンショックの負の立役者と言えるゴールドマンサックスなどの投資銀行が焼け太りしているのを見て、不条理、危機感を感じるのは自然な感情ではないでしょうか。

250pxgoldman_sachs_new_world_headqu         (ニューヨークのゴールドマンサックス本社)

つまり、金融問題から発生する世界的不況は、仕組まれたものである可能性を否定しきれない悩ましさが付きまとうのです。借金返済に窮する庶民の財産は不景気の度に没収され、ジリ貧になって行くのを見て、何ら不思議と思わない感性に失望せざるを得ません。

一方、一部の企業、組織に救済名目で資本が注入され格差は増々開いて行くという訳です。欧米に顕著にその現象が現れています。これまで日本は、その格差とは無縁でしたが、バブル崩壊から小泉改革へと、残念ながら格差拡大への道を歩み始めた事は否定出来ません。

ただ、冷静に考えて欲しいのは、世界全体の供給力は一昔前とは桁違いであるという事です。という事は、金融政策さえ健全であれば無限に経済は拡大する筈です。つまり、皆間違いなく豊かになって行くのです。

勿論一部の急激に人口が増えている地域や、紛争地域などに関しては例外もありますが、普通の先進国や中進国では豊かにならない筈がないのです。それがそうならないのは、政府が無能か、誰かが邪魔をしているかの、いずれかという事になります。

その目的は、わずかな数の大金持ちと、圧倒的マジョリティ貧困層の創出ではないでしょうか。桁違いな差をつけて、貧困層を支配しようとする策謀が浮かび上がります。不気味で邪悪な気配を感じざるを得ません。

卑近な例で言っても、日産自動車のゴーンさんなどに見られる、経営者が法外な報酬を取る日本式でないやり方には違和感を感じるのです。これまでの日本の経営者報酬は一般サラリーマンのせいぜい10倍というのが相場でした。一桁違う100倍の根拠は何でしょうか。まさか百人分の仕事が出来るとでも。(笑)

Data     (コストカット以外に実績がない割には高額報酬を取る/日本的でないものの代表格)

マジョリティである庶民が、強い購買力を持つ事が経済成長の源泉である事を思えば、格差は自滅に繋がります。さらに、グローバリズムの申し子である欧米資本が入る事により、その傾向は助長されるのです。

日本古来の文化や伝統的なものを破壊し、そういう意味でも世界を無理矢理平準化して行くグローバリゼーションの真の目的とは何でしょうか。敢えて格差と混乱を望むのであれば、、、その目的に思いを馳せない訳には行きません。

 

 

ブログランキングに参加しています。共感いただければクリックを!! 

| | コメント (2)

2012年11月17日 (土)

日本を追い込む五つの罠

1209   
    
当ブログは、消費税の増税と、TPP への参加には断固反対です。

ブログランキングに参加しています。

石原さん先頭に、第三極の動きが活発化しています。それにしても、あれだけ政策の違うグループが一緒になれば野合のそしりは免れません。第二の民主党が出来るだけではないでしょうか。

201211162112169d7 「我が郷は足日木の垂水のほとり」さんが言うように、石原さんが首根っこを押さえつけた構図でしょうか。未だ海のものとも山のものともつかない弱小政党であるにもか関わらず、マスコミが追っかけ過ぎる点がひっかかります。)

そもそも綱領すらなかった烏合の集団、民主党ではありますが、この第三極も首尾よく徒党を組んだとしても皆が納得する綱領が作れるとは思えないのです。第一、TPP で考えが違うというのは致命的です。

拙ブログで何度も言うようですが、TPP 参加か否かは、国家や民族としての日本を捨て世界と融合するか、日本という国体を尊重し、自主独立を守り抜くか、と言うくらいの差があります。

言い換えれば、「新自由主義やグローバリゼーション肯定の革新派」、対、「国の形や民族性を尊重する保守派」です。もっと言い換えれば、「TPP の最終形としての米の属国化、あるいは世界に埋没する一地方」、対、「発展的ガラパゴス」と言えるかもしれません。

石原さんの言うところの大同とは、そのどちらかでまとまる事と解釈出来るでしょうから、TPP に前向きなグループと否定的なグループが一緒になれる筈がないのです。

後の政策、原発や消費税問題こそ些末な問題と言えます。なぜなら国内問題として、いくらでも修正がきくからです。ところが、TPP のような国際協定は一度締結されると相手の了承なく修正が出来ません。という事は、やはり今回の選挙は最重要課題としてのTPP がテーマの選挙という事になるのではないでしょうか。

G7007021           (みどりの風 亀井亜紀子議員)

その点で、TPP 絶対反対を掲げる「みどりの風」や「新党日本」は主張がはっきりしていて好感が持てます。むしろ自民党に合流すべきではないかと思うのですが、今日のテレビを見る限り、自民との基本政策の差を発見する事は困難でした。

特に田中康夫氏の言う事は納得出来ます。増税で栄えた国はありません。ついでに緊縮財政で栄えた国もないと言って欲しかったです。筑波大で開発しているオーランチオキトリウムという特殊な藻を使った再生可能エネルギー資源にも言及していました。

Photo  (オランダのジャーナリスト、[日本/権力構造の謎]等の著書があります)

上記記事に関連しますが、興味深い本を紹介します。カレル・ヴァン・ウォルフレン著の「日本を追い込む五つの罠」です。今読んでいる最中ですが、僭越ながら、あまりに当ブログと見解が近いので引き込まれました。

その五つの罠とは
1、TPP は日本を属国化する米の罠
2、EUを例にとった財政緊縮という伝染病
3、脱原子力問題
4、沖縄をベースにした安全保障問題
5、権力への無関心

現在3を読み終えた段階で論評するのもなんですが、この本は国際金融資本の息のかかった多国籍企業が、国家を上回る権力を持つ事に対する危惧を、色々な角度からあぶり出し、警鐘を鳴らしています。

つまり、国ではなくて一個人、あるいは特定団体が経営する企業(特に金融関係)が世界を支配する事になりかねない危うさを説いているのですが、その最後の砦が、汚染度合いの少ない日本だという訳です。

我々日本人に課せられた使命を全うする為にも、TPP なるいかがわしい協定に参加し、世界(地球)の希望の火を消してしまう愚だけは避けなければなりません。いえ、これは決して大袈裟な話ではないのです。

今度の選挙は、それくらい意味のある、日本と人類の未来にとって大きな選挙と言えます。

 

 

ブログランキングに参加しています。共感いただければクリックを!! 

| | コメント (4)

2012年11月15日 (木)

ふてくされ寝耳に水解散

1209   
    
当ブログは、消費税の増税と、TPP への参加には断固反対です。

ブログランキングに参加しています。

Img_841208_24784751_3_2

          祝 解散・総選挙

いやあ、めでたいめでたい。(笑)ついに野田首相が伝家の宝刀を抜きました。衆議院の解散総選挙です。これで民主党は消滅し、第二次安倍政権が誕生する事でしょう。再生日本の第一歩が踏み出されました。

7f12ae71

        (自分の首切りが唯一評価される仕事とは)

今回の解散は与党議員にとっては正に寝耳に水ではなかったでしょうか。さぞかしゾンビ輿石や売国議員達は地団駄踏んでいる事でしょう。野田首相は野田下しが本格化する前に、来年通常国会での議員定数削減案等に対し、野党からの譲歩を条件(体裁を整えただけ)として先手を打ったという訳です。

優男、細野モナ男を党首に首をすげ替えて選挙戦を乗り切ろうとした愚策が実行される事なく終わった事は評価に値します。(笑)さすが民主党です。空中分解してしまいました。離党の流れも止まらず、選挙をまともに戦える議員は一体何人残るのでしょうか。

Photo

           (本名を忘れてしまいました)

これでTPP 交渉参加も消え万々歳ですが、後は消費税増税をいかに食い止めるかです。景気が良くなるに超した事はありませんが、来年10月までは名目成長3%以下に抑えて欲しいものです。

しかし現金なもので、市場では円売りが始まりました。次期自民党政権は金融緩和を強く推進すると見られているようです。いえ、勘違いされては困りますが、今のように外需依存策を継続するなら、ある程度(100円前後?)の円安が望ましいに決まっています。輸出産業は息を吹き返すでしょう。

ところが、内需主体の経済に切り替えたならば、当面円安は大きな負担になります。この場合は円高に限るのです。つまり、外需依存から内需主体経済への過渡期としてはある程度の円安が都合がよく、内需主体に切り替わった将来には円高が安全保障上も望ましいという訳です。

1560efeab419950e9aefc8a6f9f919fa

気が早いのですが、(笑)第二次安倍政権樹立後の日本経済をラフに占うと、当面10年間で200兆円という公共投資(国土強靭化)と金融緩和の効果が出て、再来年あたりから軽くバブルのではないでしょうか。

しかしながら次のバブルでは前回の轍は踏みません。政府が日銀をコントロールすれば十分ソフトランディング可能です。その為にも経済に強い財務大臣、金融担当大臣の起用を願わざるを得ないのですが、民間にしかいないだろうなあ。。。

外交と国境問題に関しては、今の世界経済の流れから、欧米を始め、それに連動する中韓などが国力を落とす事により、軽いバブルの日本との差は歴然となります。国境問題も自然に解決の糸口が見つかるのではないでしょうか。日本が主導権を持った、ロシアとの連携(あくまでも一時的)なども有効でしょう。

後はシロアリ他の国内に巣食うパラサイトの処理です。ここは慎重に段階的にやって行くしかありません。民間シロアリには税制改正が一番ではないでしょうか。皆でアイデアを出しましょう。

少し希望の光が射して来ました。

Photo_3

今日の私は機嫌がいい〜〜。♪

思わず口ずさんでしまいました。

何のCMかは知りません。(笑)

 

 

 

ブログランキングに参加しています。共感いただければクリックを!! 

| | コメント (2)

2012年11月14日 (水)

日本独自の安全保障

1209   
    
当ブログは、消費税の増税と、TPP への参加には断固反対です。

ブログランキングに参加しています。

与謝野氏は平成22年、たちあがれ日本の結党に参画し、自民党を除名された。今期限りで政界引退する意向を示しているが、地盤の衆院東京1区から次期衆院選に出馬する自民党候補を支援したいとして、水面下で復党を求めていた。

Img5c4fce47zik6zj

(経済が分からないくせに分かった振りをするのは、原発分かっている振りをした菅総理そっくり)

民主党東京都連は復党に前向きな姿勢を示していたが、党幹部の一人は「与謝野氏は除名後に民主党政権で閣僚を務めた人物。ここで復党を許せば、党内の節操がなくなる」と指摘。13日の党紀委員会でも復党は話題にのぼらなかった。(産経新聞)

当然です。復党なんてとんでもありません。折角の安倍次期政権にケチがつきます。この人は恐らく貧乏神ではないでしょうか。かつて、この経済音痴の風見鶏が菅内閣で経済財政政策担当大臣を務めて経済をぐちゃぐちゃにしてくれました。誰だ、任命したのは。(笑)そう言えば、麻生政権の時も金融担当の内閣府特命担当大臣なんてやっていました。まあ、魔が差したのでしょう。

それにしても、与謝野さんだけでなく、民主党のドタバタは酷いもんです。野田ブースカが解散をほのめかせただけで大騒ぎです。ゾンビ輿石幹事長が、「一度政権を去ったら幹事長室に誰も陳情にこなくなる。そうなったとき虚しさだけが残るだろう」と言ったのには笑えました。(笑)

121114_kaisan2          (この面、二度と見たくないんですけど)

「利権と自分の事しか考えていません」と、堂々と暴露するのですから開いた口が塞がりません。とても日本人のメンタリティを持っているとは思えないのです。「そんな事は知った事か。自業自得じゃないか。お願いだからさっさと空しくなってくれ〜」(笑)

他の民主党議員も似たり寄ったりです。「近いうち」はともかくとしても、党として「消費税増税法案成立のあかつきには国民の信を問う」と言っていたではありませんか。

121114_kaisan3       (何が政界のご意見番だ。ただのXX老人じゃないか)

「忘れたとは言わせませんよ。同法案が成立してから何ケ月経つと思っているのだ。全員嘘つきかこの党は」まあ、筆者が言うまでもなく、次回選挙で嘘つき共の行く末がはっきりするでしょう。あ〜〜汚らわしい。(笑)

20100405191042b5b        (太陽の塔/岡本太郎作 石原さんとは直接関係ありません)

さて第三極問題、こちらも連日メディアをにぎわしていますが、どう考えても橋下党と石原党が連携出来るとは思えないのです。TPP と原発が正反対で、どうやって連携するというのか頭の悪い筆者には理解出来ません。小異を捨てて大同に付くと言っても「一応右翼系保守」と「保守もどき」いや今や「なりすまし保守」ですから無理なのです。

なんかTPP が軽く扱われていますが、単なる貿易の問題ではありません。これこそ日本の未来を大きく変える重大問題です。日本国と言う独自の文化とアイデンティティを持った国が維持出来るか、あるいはグローバリゼーションに呑み込まれ、米の属国として、または単なる地球の一地方に成り下がるか、くらいの差があるのです。

原発にしても、完全廃止という選択肢はあり得ません。全てのポテンシャルは残すべきなのです。核兵器を持つ持たないはともかく、いつでも持てるぞと言う姿勢は、この混沌とした時代に放棄すべきでないのは明らかです。

という事は、原発廃止とTPP は日本の自立を脅かす政策という事になります。前者は左翼が、後者は米が喜ぶ政策という事です。

従って、威勢のいいのが取り柄の石原さん「日本も核兵器を持つべし」というのはブラフとしてはいいのですが、筆者は、そこは全面的には支持出来ません。やはり核の悲惨さを知っている国としてはいかがなものかと思います。基本核廃絶の方向で動くべきではないでしょうか。

A9ef2ed70cd17c3e9fe214d498b43d77         (日本が開発したステルス戦闘機「心神」)

但し、それに代わるものは必要です。例えば大量破壊兵器ではないが、それなりの破壊力を持つ通常兵器やピンポイントで敵の軍事施設、艦船を破壊出来る兵器、さらに敵の攻撃を未然に防ぐシステムです。

そこは軍事に詳しい「我が郷は足日木の垂水のほとり」さんをご参照下さい。いずれにしても、なきゃないで何とかするのが日本です。核と米がなくても安全保障を確立出来る地球で唯一の国としての存在感を示すべきではないでしょうか。

自民党政権に替われば、その可能性が生まれます。いや、そういう方向に国民が導いて行くべきです。また、民主党や維新の会などと違って、そういう対話が出来る党ではないでしょうか。

 

 

ブログランキングに参加しています。共感いただければクリックを!! 

| | コメント (4)

2012年11月13日 (火)

先進国病について考える

1209   
    
当ブログは、消費税の増税と、TPP への参加には断固反対です。

ブログランキングに参加しています。

平成24年7~9月期の実質国内総生産(GDP)が3四半期ぶりのマイナス成長(年率-3.5%)に転落したのは、輸出や個人消費の落ち込みが大きい。先行きも海外経済の大幅な回復が見込めないことに加え、沖縄県・尖閣諸島をめぐる日中関係悪化の影響も懸念される。景気がさらに下ぶれすれば、日本経済が景気後退局面から抜け出せなくなる恐れもある。(産経新聞)

なんて愚かなんでしょうか。こういう、ちんまりした記事を見る度にがっかりするのですが、なぜ日本程の国がそういう事にならなければならないのか、よ〜〜く考えてみましょう。

外的要因によって輸出が減る事は多々あります。それがGDPの減少に繋がるリスクも外需依存策を採る限り避けられません。では、外需依存を改めればいいのではないでしょうか。それだけの事のような気がするのですが、それでは気がすまない人は多いようです。(笑)

内需だけでは発展しないと思い込んでいるからなのですが、それは本当でしょうか。結構高名で尊敬出来る、マクロ経済に造詣の深い学者でも、内需の振るわない先進国は高成長しないと信じ込んでいる人がいます。そこに筆者は、非常に引っかかるのです。

まず、不景気の原因ですが、色々ある中でも一番は給料の減少である事は確かではないでしょうか。ピーク時から平均で100万円も減っているのですから、内需が潤う筈がないのです。では、どうすれば給料が上がるのでしょうか。そこを逆算して考えます。

給料を増やすには、会社の売り上げを増やすしかありません。ところがおかしな事に売り上げ自体は減っていないのです。大企業はむしろ増えていたりします。利益も出ています。その証拠に内部留保が過去最大規模に積み上がっているではありませんか。

自動車で言っても、リーマンショックまでは確実に増えていました。しかし給料は上がっていません。おっかしいですねえ。(笑)

調べてみると、日本メーカーの生産台数の合計は今年2500万台(予想)にもなります。ところがピーク時との比較で国内生産が900万台と、500万台弱も減っているのです。社員数が減っていないとすれば国内の生産性がメチャクチャ落ちた事になります。と言う事は、実は、派遣や臨時社員の増減で調整しているのです。。

一方、海外生産はピーク時との比較で400万台も増えているのですから、その差は歴然です。という事は、メーカー単位での売り上げ(連結決算)は減りませんが、国内で働く人達の取り分は減って当然ではないでしょうか。しかもこの傾向は、今後増々強くなりますから、給料がもっと減るか、社員が転職するしかなくなります。最悪です。(笑)

円高→生産拠点の海外移転→国内空洞化→給与減→デフレ→価値の凝縮→円高 この循環がある限り、世界の平準化が進み、円高の流れは止まりません。円の価値は上がっても生活は豊かにならないのです。これが先進国病でしょうか。

では、思い切って外需依存をやめましょう。(笑)それが簡単に出来れば苦労はしないのですが、いずれ、そういう流れにしないと日本は沈没してしまいます。いつかは思い切った施策が必要なのです。

その為にも大きな中央集権の政府は不可欠なのですが、道州制や地方分権をマニフェストにして、逆をやろうという人が後を絶ちません。(笑)とんでもない話ではないでしょうか。沈没の前に空中分解してしまいます。

話は前後しますが、「先に述べた先進国は高成長しない」という経済専門家は、なぜそう信じ込んでいるのでしょうか。ある専門家は、需要の問題だと言います。例えばヨーロッパの場合、「ロンドンにリージェントストリートというカーブした通りがあるが、これは400年も前から変わっていない」あるいは、「パリの町並みは何百年も変わらないどころか、保存しようとしている」のですから変わる筈がないのです。

20121112_214133

つまり、既に発展が行き着くところまで行って、これ以上は必要ない、後は維持するのみだと思えば現状維持は出来ても、経済成長は限りなく難しい事になります。従って、地震も台風もないヨーロッパなら、その専門家の言う事も分からないでもないのです。

ところが日本の場合はそうは行きません。地震や津波もあれば台風も来ます。落雷でも毎年のように犠牲者が出、最近では竜巻まで起こるようになりました。自然災害の総合商社のような国です。(笑)

それにプラスして、そこに住む国民は好奇心が旺盛で、どこかの会社でもありませんが「改善」が大好きと来ています。そういう意味では、決して保守的ではないのです。

つまり、災害に備えたインフラ再整備や製品のモデルチェンジなどのニーズは必ずあるという事になります。しかも地球の未来を考えた時に、現状維持でやって行ける筈はありません。大きく改革して自然と共生する持続可能な社会を作って行かなければ人類の未来がない事は明らかではないでしょうか。

つまり、潜在需要はもの凄くあるのです。これまでの投資が上品に見えるくらい莫大な費用を必要とする需要は、そこら中にごろごろ転がっています。見えないだけです。(笑)

その経済専門家は、バカな専門家が需要よりも供給サイドを問題視するのが間違いだと言っていましたが、実は両方とも無限にあるのです。資金も需要と、それに見合った供給さえあれば何とでもなります。

問題は「想像力の欠如」です。そりゃあそうです。誰かが未来の方向性、イメージを示さなければ、動きようがありませんし、モチベーションも湧きません。つまり、民間に出来る事には限界があるという事なのです。

新自由主義とか言いながら、特定の大資本に好き勝手させていたのでは、富の偏在、格差が大きくなるだけです。その結果は、金持ちが後ろ向きな欲望の下、世界全体の進化を抑え込みます。皆が豊かで賢明になると、自分たちの取り分が減るからです。

それを防ぐ為にも人類は正常進化をしなければなりません。大きくて強大な中央集権政府が主導して、未来に対するダイナミックで夢に満ちたスケッチを描く、そのスケッチを実現させる為には、勿論民間の技術と供給力が必要である事は言うまでもありません。

0065

超大型公共投資を主体とした需要と、夢を実現させる為の供給、無限でない筈がないのです。先進国では需要がないから経済成長しないなどと言うのは、自らの想像力のなさを暴露しているようなものではないでしょうか。

日本は、あの程度で進化をストップさせてしまい、先進国病に陥っているヨーロッパやアメリカの真似をする必要はありません。世界の雛形として、地球と共生する生活モデルを提案し作り上げる事が、我々日本人に課せられた永遠の使命なのです。

ちょっと大風呂敷広げました。(笑)

 

 

ブログランキングに参加しています。共感いただければクリックを!! 

| | コメント (3)

2012年11月11日 (日)

TPP は日本囲い込みの罠か

1209   
    
当ブログは、消費税の増税と、TPP への参加には断固反対です。

ブログランキングに参加しています。

やはり民主党の最後っぺは、拙ブログでも散々言って来たように、TPP 交渉参加表明のようです。無知でKYなノダ・ブースカによると、TPP がビートルズなら、日本はポール・マッカートニーなのだそうです。

Images

ジョン・レノンがアメリカだと言いますが、その場合ジョージやリンゴが見当たりません。ちょっと無理のある例えではないでしょうか。それを言うならアメリカはオノ・ヨーコじゃないの(?)それならいずれ解散する事になります。(笑)

しかし、いよいよ来るべきものが来ました。各々方、注視されたし。(笑)

正直云うと、TPPと聞いただけで過剰反応し、国益に反するといきり立つ人たちが理解できない。高名な保守系の論客たちもTPP反対をぶち上げるが、本気なんだろうか。

日本の農業が全滅するとか、保険制度が崩壊するとか、あんな噂は全部デマだ。既得権を手放したくない連中が、アメリカを悪玉に仕立てて、嘘っぱちの恐怖心を煽っているだけだ。騙されちゃいけない。

筆者が決して嫌いでない、ある保守系のブログからの引用ですが、中韓問題に関しては適切な指摘をするのに、米に関しては甘いのです。米が好きだと言う気持ちは分かりますが、米をひとくくりにして、一個の人格として考えると判断を誤るのではないでしょうか。

筆者も米に友人もいるし、彼らの底抜けに明るい気質は嫌いではありません。仲良くなると情もわいて来るのです。だからと言って、米を陰で支配している国際金融資本と、その傀儡である政府、あるいは軍産複合体と言われる、世界に禍の種をまき散らす連中までひっくるめ、国としての横暴、悪行を容認する訳にいきません。

その連中は、一世紀、いや二世紀も前から世界、特にアジアに奸計を巡らせています。その基本コンセプトは世界の支配と、アジアの富の収奪です。70〜80年程前、その野望の前に立ちふさがったのがアジアの雄、日本でした。

P0816     (一種のブロック経済圏の提案であった「大東亜共栄圏」)

大東亜共栄圏を謳い、八紘一宇の高邁な思想の下、人種差別と欧米植民地支配にノーを突きつける国が、世界覇権を狙う米にとって邪魔にならない筈はありません。日本は米英中蘭によって包囲網を敷かれ、罠に嵌って開戦した挙げ句、むざむざ敗戦を迎える事となります。

その後の日本に対する米の支配構造、内政過干渉に関しては、何度も拙ブログ「陰謀を頭から信じない平和ボケの皆さんへ」等で扱っていますので省略しますが、東西冷戦構造が終了してからの日本叩きは尋常ではありませんでした。

仮想敵がロシアから経済復興した日本にシフトしたのです。旭日昇天の勢いで米に肉薄する日本の経済力、軍事にも転用出来る高い技術力が脅威でない筈はありません。

いずれは戦前のような状態に戻り、アジアにおける経済共栄圏を構築すると考えても全く無理はないのです。日本人は夢想だにしませんが、原爆を落とし、フェアとは言えない手段でこっぴどくやっつけた側としては、復讐される可能性さえも排除しないと考えて間違いないでしょう。

ここでTPP の基本概念に立ち返ります。そもそもの発端は2005年にシンガポール、ブルネイ、チリ、ニュージーランドという環太平洋の弱小経済国が構築しようとした自由貿易協定に、マレーシア、ベトナム、ペルーが乗っかり、何を考えたか米やオーストラリアが加わりました。

しかし、この面子(メンツ)に米というのは、いかにも無理があります。貿易や経済を主体に考えた時に、参加意義があるとは思えません。常識で考えれば分かりますが、経済規模が違い過ぎるのです。

オーストラリアはポテンシャルがあるのでは、と思われるかもしれませんが、元々アングロサクソン系の国ですから、米とのブロック経済に違和感はありません。失うものもないのです。日本を引き込む為に、このクラスの規模の国は囮としても必要だったのではないでしょうか。

さらに、この協定は自由貿易の為の協定と勘違いされていますが、そこは製造業を失っている米にとって美味しいところではなく、メインテーマでもありません。いずれにしても、目先の欲にしか反応しない経団連が妄想する日本の、これまで散々米から稼いで来た輸出企業が、さらに有利に展開出来る体制が準備される事などあり得ないのです。

その証拠に、米が参加してから、TPP の性格は大きく変わって来ています。米の交渉担当者達の興味は貿易よりも労働法や環境法、知的財産法にあると言うのです。自由貿易との関連性が見当たりません。簡単に言えば、あくまでも、国際金融資本が支配する多国籍企業の活動の自由化と権益拡大にこそ、真の狙いがあるのです。

つまり、未だに内容の多くが明らかにされず、さらに交渉内容さえ4年間は秘匿されるという謎に包まれたこの協定は、経済と言うよりも政治的色彩が極めて濃いという事に注目すべきです。

ISD 条項一つ見ても、参加国の国内法より、この協定が優先する仕組みになっているという重大な点が見過ごされています。分かり易く言えば、国際金融資本が支配する巨大企業によって、ある事柄、法律等が非関税障壁、あるいは不利益になると指摘された場合、政府でさえ訴訟の対象となるのです。

しかも、一度決められた事に対しては後戻りが出来ないラチェット規定という、柔軟性の欠片もない意味不明な取り決めも存在します。どう考えても不可思議な協定ではないでしょうか。

協定は相互主義だ、参加国全てに条件が同じではないかと言われるかもしれませんが、それもジャイアン相手には無理があります。例えばトヨタが、GM を相手取り、大型SUT は日本で作れないからと言って、製造差し止めの訴訟を起こすとは思えません。

55082535_201004     (バカでかいシボレー・シルバラード/6メーター近い全長)

その反対はあり得ます。日本の軽自動車などは格好の標的となるでしょう。日本語さえも標的になりかねないのです。しかも裁判は米の息のかかった世銀傘下の国際投資紛争解決センター(ICSID)で行われると言います。

このように、結局政治力と軍事力が強い国が全ての裁量権を持つと考えるのが自然なのです。つまり米が宗主国で、他は経済植民地です。新植民地主義と言った方がピンと来るかもしれません。

その根っこは1995年にOECD が打ち出したMAI(多国間投資協定)構想にあります。国際金融資本による世界支配の為の権力シフトという構図が露骨に見え、フランスが抜けて頓挫しましたが、後のWTO、ドーハラウンドに形を変えます。

結局、それも上手くいかず、規模を縮小してのブロック経済、TPP として今回浮上していますが、鴨ネギの日本が参加しない場合、米は興味を失うのではないでしょうか。

考え過ぎだと言われる貴方、本当に甘いです。米の真の目的は、日本の囲い込み(実質植民地化)と、中露と日本の分断です。TPP が日本参加で軌道に乗った場合、つまり国家としての日本が消滅した後、米の次の標的(仮想敵国)は中国になると思って間違いないのではないでしょうか。

日本が、そのアイデンティティや独自文化を維持し、日本人が日本人らしく日本で生きようとしても、相手の胸先三寸で、いかようにも変えられてしまうのが、この協定です。

その危うさが理解されれば、参加に前向きになる日本人がいるとは思えません。

 

ブログランキングに参加しています。共感いただければクリックを!! 

| | コメント (6)

2012年11月10日 (土)

相も変わらず「国民一人当たりの借金」とうそぶく財務省。

1209   
    
当ブログは、消費税の増税と、TPP への参加には断固反対です。

ブログランキングに参加しています。

財務省は9日、国債や借入金などを合わせた「国の借金」の総額が9月末時点で983兆2950億円だったと発表した。前回発表した6月末時点から7兆1098億円増え、過去最大を更新した。

長期国債や短期の借入金が増えた。総務省推計の10月1日時点の日本の総人口(概算値、1億2753万人)で割ると、1人当たり約771万円の借金になる。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

今時、この報道を聞いて「大変だ。うちは家族4人だから借金が3000万円にもなる」と悲観している人がいるのでしょうか。バカバカしくて反論する気もしないのですが、一言だけ言わせて下さい。(笑)

これは一言で言えば、政府が自らの都合により、勝手に負債を増やしているだけです。国民の借金とは何の関係もありません。その証拠に日本国全体で見れば、相変わらず世界一の債権国(下)です。その事実以外に国家としての財政問題を語る意味があるとは思えません。

_

そもそも政府には徴税権や通貨発行権という打出の小槌があるのですから、国民から借りる必要すらないのです。それを、わざわざ国債を発行し、国民の借金に置き換えるところに、邪な意図を感じざるを得ません。

何も知らない国民を騙し、やりたい放題をやっているだけなのかもしれません。自らの利権の為に消費税上げを画策しているのだとすれば、とんだ売国奴ではないでしょうか。財務省というところは、余程質の悪い人達が揃っていると見えます。

その悪質なプロパガンダに乗せられる経済学者にもがっかりです。個人の純金融資産(資産総額マイナス負債総額)が国の借金と、殆どイコールだから、既に新たに国債を買う余力がない、などとデタラメを言います。

その結果、格下げなどをきっかけとして売り浴びせられ、国債が暴落して金利が跳ね上がり、日本がでフォルト(債務不履行)すると言うのですから、分析力は勿論、想像力や感性、常識力さえも欠落していると言わざるを得ません。

でもねえ。よく考えて下さい。金融資産は何も個人だけが持っている訳ではありませんよ。企業も金融機関も、さらに政府だって650兆円(元財務官僚の高橋洋一教授による)も持っているのです。

O0689040712021904122_2

バブルを経験した日本国の総金融資産は5700兆円にも上り、国富と言われる、有形資産や生産資産も含めた純資産は3000兆円を超えています。国民一人当たりの国富は2400万円にもなり、世界断トツなのです。一人当たりの借金が771万円もあると言うのが、いかにデタラメかがおわかりでしょう。

「うちにはそんなにないぞ」と言われる方、その通りです。(笑)これは個人だけでなく、国や企業が持つ資産全ての合計を国民の数で割ったもので、家庭レベルでの平均値ではありません。念の為。

さらに極めつけは、日本はデフレギャップを膨大に持つデフレ経済の国であるという事実です。これは、金融資産の増加代、あるいは流動性を増やす余地がたんまりある事を意味します。

つまり、日銀が国債償還時に借り換えをせず、全額とは言いませんが、バンバン引き受けられるという事です。それをされて困るのは、利権を増やせない財務省や借り手のない金融機関ではありますが。。。

そうは言ってもこのまま行けば、いつかは金融資産を負債が上回ると言われる皆さん。それじゃ、竹中さんや榊原さんと同レベルです。(笑)家庭の単式簿記の経済学ではありませんか。

Px300_2       (グローバリゼーションが大好きな竹中平蔵氏)

発行した赤字国債は銀行などに買われる事により円に化けます。その円は、全額が国家予算として実行され市場(つまりは銀行)に戻るのです。しかも、発行された債券は金融機関に残り金融資産としてカウントされますから、最初の発行額から見て倍になるという訳です。

この資金循環のお陰で、国債購入資金は枯渇しません。実に美味しい話ではないでしょうか。(笑)だから銀行が努力しないとも言えます。

その債券は、日本国が存在する限り間違いなく償還されます。あるいは借り換えで継続されますから、元金を失うリスクもありません。金利(?)多少上がったとしても、国内に支払われる限りは金融緩和と同じようなもので、大して問題があるとは思えないのです。

暴落(?)長期国債の殆どが固定金利と言いますから、暴落しても被害は限定的ですが、したらしたで、今度は円安になり輸出産業が息を吹き返します。従って、日本の場合は、どう転んでも大した問題になりようがないのですが、意味なく騒ぎたい輩は相変わらず多いようです。

財務省やメディアに騙されない体質作り(情報リテラシー)が、今程、我々国民に要求される時代はありません。「由らしむべし知らしむべからず」と言った時代は、夢のまた夢か。。

 

ブログランキングに参加しています。共感いただければクリックを!! 

| | コメント (2)

2012年11月 9日 (金)

さあ、正念場だ。TPPに要警戒

1209   
    
当ブログは、消費税の増税と、TPP への参加には断固反対です。

ブログランキングに参加しています。

「日本は、大統領選挙前で米からの追求(TPP)が弱い間に、農業改革等の手を打っておくべきだった。」「シェールガスはFTA を締結していない国には売ってもらえない。このままでは高いものを買わされる。その結果は国益を損ね、貿易赤字で日本が大変な事になる」と言うのが一昨日のWBS のコメンテーター氏の言です。

昨日は、日本の上半期経常黒字が前年同期比41%マイナスで、さあ大変とやっていました。原子力を再稼働させない前提で、「このままでは数年後に経常赤字国に転落する」と言うのです。

No3_1

その結果は、深刻な財政赤字となり、海外から借金をしなければならなくなると言うのですから、どこまで悲観的なのでしょうか。確かに、このペースでは、何十年か後に経常黒字の累積である対外純資産がゼロになる可能性はあります。でもね、それで普通なのです。(笑)莫大な対外純資産を持っている現状の方が異常と言えます。

しかも、その間、全く対策をせず、何もしないで手をこまねいているとは思えません。数十年もあれば、やれる事は沢山ある筈です。とにかくこの手の連中は、日本危機論が大好きと見えます。ポジショントークかもしれませんが、(笑)危機を煽る事に命をかけているのではないかと思えるくらいです。

読売新聞や日経系は、何とかして危機を煽り、日本をTPP に参加させたいのでしょう。大新聞や、この手の頓珍漢エコノミストが、新聞やテレビでそれっぽく、嘘や根拠のない事を言って視聴者をミスリードするのは、国益を大きく損ねかねません。

しかしながら、レアアースでも分かったように、日本人という人種は、なきゃないで工夫をするのです。という事は、石油やLSG、シェールガスなど資源系輸入品の価格が上がれば上がる程、逆にチャンスと言えるのではないでしょうか。

まず、省エネ努力や輸入相手先の分散、さらに一番肝要なのは代替資源、あるいは自前資源の研究開発です。そこに拍車がかかり、自給自足出来るようになれば言うことはありません。その結果は副産物として、人類の未来にも光が差すという訳です。

WBS のコメンテーターに欠けているのは、正にこういう点で、建設的に物事を捉えようという視点がない事です。エネルギーの輸入が増えて経常赤字になるというのなら、国内から調達するように仕組みを変えて行けばいいだけではないでしょうか。

幸いな事に、日本のEEZ内にはメタンハイドレート始め、石油に天然ガス、その他莫大な資源が眠っています。これらの開発にいくら費用がかかろうが貿易赤字にはなりません。

当然です。国内への投資になりますから、却って経済が活性化します。さらにその間、再生可能エネルギーへのシフトも進み、将来的には地球上からエネルギー問題は消滅する筈です。

どう考えても、日本の未来、あるいは世界の為にも、そういうシナリオしかないと思うのですが、なぜ、そういう発想がないのか、あるいは発想はあっても国は実行に移さず、海外から高い資源を買い続けるのでしょうか。

それは日本が自らの意志では、動いていないと考えれば辻褄が合います。つまり、そういう事を好ましく思わない国や勢力がいて、裏で画策しているのです。その一つが尖閣諸島や竹島の領土問題なのではないでしょうか。これらは決して日本対相手国だけの問題でもないし、偶然の出来事でもありません。

こういう事が起きる裏では、平行して着々とある事が進んでいるのです。その目的を達成する為の布石として、世界では色々な紛争や事件が起きます。最近ではアラブの春や、NATO軍のリビアへの軍事介入、シリア問題等がありますが、裏で進んでいる事に思いを巡らせるべきではないでしょうか。

Photo147856

       (国際金融資本の傀儡と言われるオバマ大統領)

米大統領選も予定通りオバマさん続投で決まり、グズグズしている日本に対しては、今後締め付けが強くなると思われます。尖閣諸島問題を裏で画策し、有事の際は日米安保発動で日本を支援するという密約の下、日本にTPP 参加を促すというシナリオも、全くないとは言い切れないのではないでしょうか。

どぜう民主党政権なら、ゴキブリほいほいのように、その誘いに乗りかねません。一刻も早く、この売国政権を解散に追い込まなければならないのですが、ここ一二ヶ月が正念場ではないでしょうか。

 

ブログランキングに参加しています。共感いただければクリックを!! 

| | コメント (1)

2012年11月 7日 (水)

もの言えば、果てしなく寒い秋の唇(?)

1209   
    
当ブログは、消費税の増税と、TPP への参加には断固反対です。

ブログランキングに参加しています。

寒くなって来ました。世界中がお寒いようですが、ドイツという国が、ここまでいやらしい国だとは思いませんでした。日本の電機メーカーの不振に対し、あるメディアが「日本は発展著しいアジアにとって負担となる」ですから空いた口が塞がりません。

何を言いがかりをつけているんでしょうか。そもそもアジアをここまで成長させた日本の功績をなんだと思っているんだ。(怒)日本の電機メーカーに自国産業が壊滅させられたとは言え、男らしくありません。(女性かも知れませんが)

福島原発事故の時には、現地メディアが実態とはかけ離れた大ボラ吹いて、日本はもう駄目だと喜んでいたようだし、中国の尖閣諸島デモ(暴動)のときのアウディの態度(日本人を皆殺しにしろ、という横断幕を作った現地ディーラーの行為に対して、特に謝罪も否定もない)と言い、日本人の神経逆なでしています。もう絶対にドイツ車は買わないぞ〜。これまで散々買っちゃったけどね。(笑)

Audi

そう言えば、第二次大戦のときにも味方のふりをして、実は中国に軍事顧問を送り込み、日本の足を引っ張っていたという事実もあります。これだから白人は信用出来ないのです。

寒いと言えば、田中文科相の暴走ぶりも半端ではありません。特に深い考えもなく、思いつきで言った事が想定外の騒動になり、慌てて「新基準で再審査」と取り繕ってみたはいいけれど、言えば言う程泥沼でしょう。

1979843            (愛国画報 from LAより拝借)

あっさり、「すみません前言撤回します」と言っていればここまでの大騒ぎにならないものを、これほどのおバカさんは珍しいです。選挙で選んだ方、反省して下さいね。

野だブースカも妙です。国際舞台で中国相手に、あのような大胆な事を言うキャラとも思えません。台本を書いている官僚が裏にいるのでしょうが、その裏に誰がいるのか、、、いずれにしても、レイムダックの最後っぺ、口を開けば開く程、日本の国益とは逆行する、お寒い話ばかりではないでしょうか。

最後は明るい話題です。(笑)

1isdtc

ジャパンディスプレイは、ソニー、東芝、日立製作所の、統合3社の最新技術を結集して開発したディスプレイ「イノベーションビークル」のプロトタイプを公開しました。

"ジャパンディスプレイは、3社が一緒になって4月にできた会社です。そこから半年間、3社の技術開発陣が一緒になって何か新しいものを作ろうじゃないかということでスタートしたのが、この「イノベーションビークル」です。"

今回開発されたのは、5型Full-HD、438ppiのスマートフォン、7型WQXGA、431ppiのタブレット、12.2型、1920x720画素の車載向けの3種類で、省電力化技術「WhiteMagic」や 内蔵タッチパネル技術「Pixel Eyes」、広視野角と高コントラストが特徴の新IPS技術「IPS-NEO」などの最新技術を搭載しています。

スマートフォン向けでは、
モジュールの厚さが0.96mm、左右額縁が1mmと超薄型を実現しています。 "WhiteMagicというのは、主にRGBだけではなくて白の画素を使って、バックライトの電力を下げようという技術です。


スマートフォンだとバックライトの電力が半分くらいになります。パネル全体だとだいたい4割減くらいです。 バックライトをそのまま付けておくと消費電力は同じですが、すごく明るくなるので、外でも非常に視認性の良いパネルができます。"

"今の所、商品化は未定ですが、今回こういうものができましたので、これをお客様の所に持っていって、営業活動をしていきたいと思っています。できれば来年以降、順次量産できればいいと思っています。"

これが順調に育てば、コスト的にリスキーな有機ELは当面必要なさそうです。莫大な投資をした割りに不良率99%で焦っているサムスンは何を思うでしょうか。今度こそ情報が漏れないようにと、祈らざるを得ません。(笑)

「これ以上、経営を維持できないかもしれない」と社長自らが、お寒いことを言っているシャープさん、それはいかに秋とは言え禁句でしょう。頑張って下さい。これこそオールジャパンで何とかすべきと思うのですが。。。

 

ブログランキングに参加しています。共感いただければクリックを!! 

| | コメント (0)

2012年11月 6日 (火)

先進国は経済成長しない(?)

1209   
    
当ブログは、消費税の増税と、TPP への参加には断固反対です。

ブログランキングに参加しています。

「日本は成熟した先進国だから高い経済成長は望めない」や「日米欧の場合は、BRICS などの発展途上国程には成長しない」などと経済評論家やエコノミストが、まことしやかに言ってます。

確かにこれまでのところ、高度成長は発展途上国の専売特許でした。中国なども10%近い成長率を何年もに渡って維持していたのですから大変な事です。日本の体たらくを呪いたくなります。自民党の大田弘子経済財政担当大臣が「日本経済は既に一流とは言えない」と言って、既に5年近い年月が流れました。

6a0120a6699dd4970b0120a669a10c970b8       (自分の国の事を、ことさら卑下する大臣も珍しい。)

しかし、本当にそうでしょうか。筆者には、そうは思えないのです。なぜなら発展途上国の発展を支えているのは、日米欧の技術と資本だからです。資本があるだけでも、あるいは資源があるだけでも経済大国になれないのは、中東の産油国やロシアを見れば明らかではないでしょうか。

いずれにしても、それらの国が日米欧の支援なく自律的に高成長が出来るとは思えません。と言う事は、発展させている側の経済成長が止まるという事は矛盾している事になります。技術自体、人間がその創造的作業に関わる限り継続性と進化を伴う事が宿命づけられているからです。

常識で考えて見ましょう。日本の現状を見て、例えば自動車や家電、進化が止まった事があるでしょうか。今やリッター30キロも走るハイブリッドカーや、EVが石を投げれば当たるくらい走っているし、テレビや電気製品一般の技術革新も凄いの一言です。

一部円高や技術漏洩で競争力を失ったアイテムもありますが、あくまでも例外です。技術に関して右に出る国はありません。日本以上の技術力を以て製品化されている外国製品があるでしょうか。

技術輸出収支もそれを証明しています。特に技術貿易収支倍率はOECD加盟25カ国中、米独を抑えてトップです。さらに、自動車、電機などの製造業だけでなく、サービス業も進化が止まりません。

外食産業を例にとっても、ミシュランが認定する三ツ星レストランの数は本国フランスのパリよりも東京の方が多いのです。ここ10年くらいで、日本中が美味しくなって来ている事は多くの方が実感されているのではないでしょうか。

O0418027810221459296          (三ツ星レストラン 「割烹 かんだ」)

その他、建築に土木、衣料(ファッション含む)、どれをとっても過去との比較で着実に、しかも10年単位で見れば長足の進歩を遂げています。それなのにGDPが変わらない、というのはいかにも妙ではありませんか。

筆者は、日本が積極的にグローバリゼーションを推進し、世界と必要以上に関わる事によって、価値の凝縮が起こってしまったと見ています。ジャンルを問わず、付加価値が桁違いに上がっているにも関わらず、国内では価格の変動が殆どありません。ところが海外から見れば円高分は上がっているのです。

「ならば結局は同じ事だ」と言われるかも知れませんが、為替で価値が決まってしまうのは、いかにも不自然ではないでしょうか。例えば、中国で食べる朝飯が、日本で食べる質量共に変わらない内容の朝飯の十分の一というのは、納得出来ないのです。(笑)

夕食にしても、北京の一般市民が行く庶民的なレストランなら70円もあれば、十分な量の食事にビールまで付きます。歪ですよね。(笑)つまり、購買力平価換算だと中国のGDPは1000兆円近くまで跳ね上がるのです。逆に日本は下がって中国の三分の一程にしかなりません。

つまり、何が言いたいのかと言いますと、世界と資源を得る為だけの最小限の貿易をしていたならば日本のGDPはとっくに1000兆円を超えていたと言う事です。世界と関わる事で、為替のスタビライザー機能が過度に働きました。なぜなら日本の一人勝ちは許されないからです。

例えば為替が360円時代の固定制のままであったなら、単純計算で、あの最先端技術の塊であるプラグインハイブリッド・プリウスは1万ドル程でしかないのです。それで、欧米の自動車が太刀打ち出来ますか。(?)あり得ません。(笑)韓国車さえも超割高になってしまいます。

Prius_phv (リチウムイオン電池搭載のプラグインハイブリッドカー/320万円から)

尤も、自動車などの、進化分の付加価値が正当に評価され積み上がっていれば300万円台で作れたかどうかという問題はあります。それにしても倍まではいかないでしょうから、例え2万ドルであったとしても、現在のレート換算で割安である事は間違いありません。

これでお分かりのように、先進国は経済発展しない訳ではないのです。あの手この手で、経済発展しないように、がんじがらめにされているだけ、という事なのです。。。ちょっと分かり難かったかも知れません。(笑)

いずれにしても、何らかの、正当とは言えないサボタージュ機能が働いている事だけは確かではないでしょうか。

 

ブログランキングに参加しています。共感いただければクリックを!! 

| | コメント (2)

2012年11月 4日 (日)

絵に描いた餅

1209   
    
当ブログは、消費税の増税と、TPP への参加には断固反対です。

ブログランキングに参加しています。

新聞だけでなく、テレビ(報道系)も見るたびにむかつくのですが、偏向ぶりと誤った誘導の仕方をチェックする為に、いやいや見ています。(笑)日曜の朝も、日の丸家電がなぜ没落したのかというテーマで、日本型産業モデルを否定しかねない、誤った誘導をしていました。

C0122200_916629          (この画像は当日のものではありません)

シャープとパナソニックが大赤字を出していますが、その原因がテレビ事業の不振にある事は明らかです。開発に莫大な投資をし、これから回収という時に、後発組に価格破壊で市場を荒らされる訳ですから、勝負は明らかではないでしょうか。

その原因として、日本の垂直統合型産業モデルを批判し、サムスンなどの水平分業型を持ち上げていました。しかし、本当に原因はそれだけでしょうか。当ブログ「陰謀論を頭から信じない平和ボケの皆さんへ」でも取り上げたように、裏では米、台、韓連合による「日本潰し」があった事は、あの日経新聞でも取り上げています。

元々は、シャープがサムスンを多くの特許侵害で訴えていた事でも分かりますが、技術漏洩に端を発し、部品価格を関係国間でダンピングとさえ言える低値で共謀、しかも国家絡みで円高にまでされる訳ですから、一企業単位で対抗出来る訳がありません。

結局、日本企業のような正統派は崩されてしまうのです。言わば悪貨が良貨を駆逐して行く訳です。勘違いされては困りますが、国という単位を限りなく希薄にしようとしているグローバリズムは国際分業を奨励します。

しかしながら、国という単位、文化、アイデンティティを守るべき価値あるものとして、その継続を大前提とする日本のような国の場合には、グローバリゼーションは明らかにマイナスなのです。

企業内、あるいは国内垂直統合型を守ってこそ、質の高い、また志の高い製造業が維持出来るのであって、アップルなどのアメリカ型水平分業産業モデルは、人類の未来に対し暗い影を落とす、一種の罠であるという事を認識しなければなりません。

Iphone5pr34angle                 ( iPhone 5)

こう書くと「え〜〜あのアップルが〜」という読者の皆さんの声が聞こえて来るようですが、(笑)アップル自身が仕掛けている訳ではありませんので、念の為。言うなれば国策として米が中国などを巻き込み、政府主導で始めました。

しかし、アップルのアップルたる所以は、iPhone の場合で部品コストの三分の一を占める日本の優秀な部品(生産財、資本財)にあります。これらがなぜ優秀であるかは、国内垂直統合型に大きく起因しているのです。

つまり、ピラミッドの頂点(ソニーやシャープの開発部門)が、明確な意図を持って的確な指示、擦り合わせを行ってこそ、優秀な製品を生む産業構造が構築されるのであり、一部品、一要素技術だけを取り出し、そこだけを目的もなく磨いて行くという作業はあり得ないのです。

なぜなら最終製品/品質というターゲットがなければ、部品のレベル、仕様を決定しようがないからです。何が必要かさえ分かりません。結局国際水平分業とは、世界の雛形と言われる日本型産業構造の存在がなければ成立しないという、大いなる矛盾を含んだ「絵に描いた餅」に過ぎないのです。

ところで、ソニーの新社長がテレビで「技術力こそが、最後の砦」と言って改革に着手しているようですが、国としての基本的な方向性を決めて、法整備等をしない限り技術漏洩や日本包囲網は崩せず、堂々巡りになるのではないでしょうか。

さて、政治の話題です。
米国では予定通り(?)ハリケーン、サンディというオクトーバー・サプライズが起きて、オバマ大統領が少し有利になったようです。このままオバマさんが次期大統領に選ばれるのでしょうか。それにしても、一般大衆はどこの国でも騙し易いようです。

Wsjaxjcuux5gggbxuwh0xpinwpdz5vthuxg

日本では、石原さんが台風の目として暴走をしていますが、本当に新党を作る気があるのか疑問です。テレビではそのあたりをぼかして、小異を捨て第三極が連携する事を強調していましたが、海千山千のあの連中で、とてもまとまるとは思えません。例えまとまったとしても所詮は野合ですから、選挙後分裂してしまうのが落ちでしょう。

そもそも、「統治機構を改革して、国の権限を地方に委譲して行く」がテーマで集まる人達とはどういう人達でしょうか。これは政治家が自分の権限を増やしたいと言っているだけで、国民には全く関係のない事です。

日本と、日本国民にとっての大きな問題、関心事は経済と防衛です。そこを抜きにして今回の選挙は戦えない筈ですが、些末な問題と言われてしまっては困ってしまいます。(笑)

まず消費税、既に導入前提で話が進んでいますが、今の経済状態ではどうなるか全く分かりません。2%の実質成長、3%の名目成長が判断期限である来年10月までに達成出来るとは思えないからです。

石原さんは、「消費税は平等だ。ティファニーのような高級品を買わなければ高い税を払う必要はない」と言いますが、それを言うなら消費税導入前の、食料や、庶民が買うものには税率が優遇される物品税の制度に戻るのが一番ではないでしょうか。消費税にこだわる意味が分かりません。

さらに、財政再建を言うなら、税制改革が一番です。無駄に内部留保が積み上がっている企業から法人税を上げて、少しいただくようにするのと、金融業やパチンコなど、取れていないところからきちんと取る事も肝要です。

1億円を超えるような相続に対する相続税も累進税率をきつめにすべきでしょう。(但し、生前贈与は優遇するとか)とにかく、今豊富にある眠っている資金を動かせばいいのですから、利権関係を除けば難しい問題とは思えません。。それが難しい(笑)

庶民から薄く広く取る消費税だけは、どう考えても最悪です。消費税で財政再建する、などという寝言こそ、野合の第三極同様、「絵に描いた餅」ではないでしょうか。

法人税増税に抵抗ある人は多いかもしれませんが、長くなりますので、その根拠は別の機会に述べたいと思います。

 

ブログランキングに参加しています。共感いただければクリックを!! 

| | コメント (1)

2012年11月 3日 (土)

上から目線のバカ新聞

1209   
    
当ブログは、消費税の増税と、TPP への参加には断固反対です。

ブログランキングに参加しています。

本当に日経新聞の社説には腹が立つ。(笑)まともな論説委員はいないのでしょうか。今日も筆者の神経を逆撫でするような記事が載っていました。

「銀行は中小企業の自立を促せ」の見出しで、銀行は自立出来ない中小企業まで一律に救うべきではないと言うのです。やるべきは。むやみに資金を融資するより自立支援だと言います。

ねっ。(笑)ジャーナリストとか何とかミストとか言う連中は、かっこいい事は言うけど、所詮机上の空論なのです。銀行に中小企業の何が分かるというのでしょうか。決算書から見えて来るものは数字だけで、実態や実力は分かりません。

なので、融資の実態は保証協会の保証があるか担保があるか、のどちらかという事になります。業務内容や決算書を精査して、成長の可能性があるかないかなんて、分かる筈がないのです。

いえ、銀行が無能だと言っているのではありません。そんな事は誰にも分からないと言っているのです。増して、資金的支援抜きの自立支援など出来る筈がありません。

昔、バブルの頃に銀行から大金を融資させるのに、「担保は俺だ」と大見得を切った経営者がいましたが、結局破綻して、そのカリスマ経営者は個人の財産を守り抜く事に必至になっていました。(笑)銀行が大損害を被った事は言うまでもありません。

Softbankcmshirato20080521001      (日本人を舐めたCM を延々と垂れ流す「柔らか銀行」)

最近でも、借金で首が回らなくなり、それを1兆円超の莫大な借金をする事でカバーしようとしている経営者がいますが、大きすぎて潰せなくなる事が狙いなのでしょう。決算書もよく見た方がいいですよ。善良な市民(銀行員含む)というのは、大ボラを吹く程、また、国際的になる程騙し易いのです。(笑)

話が横道にそれましたが、世界が訳の分からない状態になっていると言うのに、中小企業のテストをしている場合でしょうか。一律で救済するような事をしなければ、貴重な国の宝である中小企業が全滅しかねません。

日本を没落させたい勢力の思うつぼです。倒産させて買い叩き、いつの間にか、外国資本の会社だらけになってる、韓国のような事になりかねないのです。

Dc010817   (今回は、上から目線の石原さんとは組まないと明言した亀井さん)

ただ一律とは言っても、かつて亀井さんが言っていたような「全中小企業に1億円投入」や実際に実施されたモラトリアムのような事をしても、持続可能とは思えません。一時しのぎでは資金が無駄になります。

何と言っても国がやるべき事は外需依存を改め、「国土強靭化」のような国内底辺からの景気浮揚策しかないのです。それをやっても駄目なようなら「自立出来ない会社」の烙印を押されても仕方ありません。

バブル崩壊は大昔としても、リーマンショックに3.11、それが落ち着いて来た頃を見計らったかのように竹島や尖閣諸島問題ですから、外を向かされて来た中小企業に逃げ場なんてないのです。

それもこれも、国是のように推進して来たグローバル化と外需依存体質から、世界の影響をもろに受けた事によります。3.11は違うじゃないかと言われるかもしれませんが、果たしてそうでしょうか。

世界(と言っても米や近隣諸国ですが/笑)に迎合したり、おもねたりするあまり、国防をおろそかにして来たツケや、対米隷属からの原発問題、それらが複合的に作用して被害を広げました。3.11は決して日本国内だけの問題ではないのです。

内向きと言われようが、きちんと国内に目を向け、内需主導の経済体制を確立すれば、海外からの干渉や悪影響も受けず、唯我独尊、悠々自適で問題なくいける筈です。自立の為の詳細は拙過去ブログをご参照下さい。

 

ブログランキングに参加しています。共感いただければクリックを!! 

| | コメント (0)

2012年11月 1日 (木)

マスコミが煽る第三極の罠

1209   
    
当ブログは、消費税の増税と、TPP への参加には断固反対です。

ブログランキングに参加しています。

自民党は、ゆっくりと日本を衰退させるが、民主党は急激に日本を衰退させるだろう、と言われて正しくその通りだったのですが、(笑)その自民党でも、総理大臣によっては随分と違っていた点には言及されていません。

例えば、長期政権といわれた中曽根、小泉政権は明らかな対米隷属でした。緩やかな衰退に大いに貢献したのです。(笑)反対に米の意にそわない事をした田中角栄政権や小渕政権、あるいは保守を通そうとした安倍、福田、麻生政権は短命でした。目先を変えて厳しい圧力をかわす場合もあるのではないでしょうか。

Photo (故小渕恵三氏、亡くなり方に疑問点が残り、その後の自民党の対応にも問題があったと言われる)

その点、民主党の場合は党是が売国反日ではないかと思われるくらい皆同じです。(笑)鳩ぽっぽは最軽、カンから缶は最悪、野田どぜう内閣は最低最悪という訳で、いいところが一つもなかったのです。

それどころか、韓国や中国に対して、せっせと資金援助したり媚びたりと、日本に対する態度とは百八十度違っていました。その間、被災地も拉致被害者もほったらかしですから。。。

Photo_2      (なぜか朝鮮半島式の、水の飲み方をする三首相経験者)

いや、笑い事ではありません。このまま政権の座に居座り続けられると、どんどん日本の富は海外へ流れます。変な法律も最後っぺで通されかねないのです。TPP 参加宣言でもされたら、それこそ日本終了です。

その為にも一刻も早い解散が望まれますが、今朝のテレビでは、いかにも自民党が政局絡みで重要法案成立の邪魔をしているかの如く誤った世論誘導をしていました。そうじゃない。違うんです。(笑)そんな悠長なレベルではないのです。

安倍さんも石破さんも、差し障りがあって露骨な表現はしていませんが、本当に一刻を争うのです。国民に向かっては言えませんが、本当に国思う保守だけにしか分からない事は沢山あるのではないでしょうか。

メディアはこぞって、特例公債法案だけは協力しろ、無条件で通すべきだと言いますが、それこそ石原さんじゃないですが、民主党の居座りに比べれば些末な問題です。借りて済むなら借りればいいではないですか。親方日の丸なので銀行はいくらでも貸してくれます。

利息が無駄(?)確かにそうかも知れませんが、儲かるのは国内の銀行ですから、最悪ではありません。国が補填すればいいのです。一種の金融緩和という捉え方だって出来ます。資金が国内で回る分には、大した問題とは言えません。

それに比べれば民主党の存在自体が極悪ですから、優先度が違うのです。筆者は迷わず自民党のやり方を支持します。今の自民党は、かつての自民党とは、かなり違って来ている印象もあるからですが、長老と言われる老害政治家がどんどん引退し、若手保守が台頭して来ているのは心強い限りです。

野中さん、青木さん、森さん、小泉さん、中川秀直さん他、新陳代謝は大事です。どんどん辞めましょう。だからと言って、二世を送り込むのだけはやめて下さい。(笑)

そういう背景を考えた時に、保守的な考えを持つ国民が団結して自民党を導き、推して行けばいいのですが、好事魔多しで邪魔が入るのです。(笑)最初はみんなの党ですが、実力がなさ過ぎました。

代役の子供市長率いる維新の会は、あまりにも素人っぽく、また胡散臭過ぎて、このところ人気が急降下、(笑)第三極にはなり得ないようです。このままでは自民党圧勝か、という事態に危機感を持つ国や勢力は多いのではないでしょうか。

そこで満を持したかどうかは知りませんが、強力なスタンドプレイヤーが投入されました。そうです。石原元東京都知事です。元々都政には大した興味もなかったようで、長男が総裁戦でこけた途端に出て来ました。

Notoierunihon (この写真は古いが、この本を書いた頃もっと頑張って欲しかったです。なぜか議員を辞めてしまった

ところがこのおじさん、ノーと言っていた頃のキレは既にありません。キレもなければコクもない(笑)外交も経済もまるで分かっていない80歳の老人に出来る事は何でしょうか。

しかも、間違いなく対米隷属です。その言い方がきついなら親米と言い換えても構いません。いずれにしても、日本が進むべき道の上にいない事だけは確かです。お願いですから自民党の足を引っ張る事だけはやめて下さいね。

 

ブログランキングに参加しています。共感いただければクリックを!! 

本日の注目の記事

着物姿の偽写真で、ますます人権法が怖くなる。!

1976225_2

愛国画報 from LA

わざと顔写真を間違える事により、この事件を人権救済機関設置法案成立に利用しようとしているのか。

| | コメント (1)

« 2012年10月 | トップページ | 2012年12月 »