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2012年11月27日 (火)

フロには、やはりバスクリン。

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「大竹まこと、うるさい〜。経済が分からないなら少し黙っててくれ。」と思った人は多かったのではないでしょうか。(笑)いえ、昨日のテレ朝「ビートたけしのTVタックル」の話です。

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安倍さんの主張する建設国債日銀引き受けに反応して、「借金が凄い事になっていると言うのに、そんなことが出来る筈がない。国民皆が痛みを分け合うのが筋だろう」と、主婦感覚で大騒ぎするのが大竹まことなのですが、この番組に出て久しいと言うのに政治も経済も全く分かっていないようです。それとも役者か(?)

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   (経済が分からない金融担当大臣とは、何をする為の役者なのか)

分かっていないと言えば、政治家や似非エコノミストも似たようなものです。以前与謝野金融担当大臣が、クルーグマン博士からのセーニアリッジ提案(打ち出の小槌)に対し「お金は額に汗して稼ぐものだ」と身の程知らずにも反論していました。

全くの主婦感覚だと言わざるを得ません。主婦の皆さんには申し訳ないのですが、話を分かり易くする為の比喩ですからご容赦下さい。尤も、うちのカミさんのようにマクロ経済を多少なりとも理解する主婦もいるので、日本の政治家に例えた方がいいかも知れませんね。(笑)

民主党や維新の会にも驚かされるのですが、驚いた事にお金が出来る仕組みが分かっていないのです。まるで太陽が毎日昇るように、黙っていてもお金が入って来る環境にいれば無理もないかも知れませんが、政治家がそれでは困るのです。お金は政府が日銀に命じて印刷させるものなんです。でなければ、この世に存在しませんから。(笑)

金融機関の信用創造だって妖しいものです。貸し付けによって、どんどんお金を増やせるのですから、いつの世もそんな、確かな根拠によってお金が増えている訳ではないのです。

さらに大竹氏のように、お金の価値を神が信任しているかの如く、信じきっているというのも困ったものです。お金にそんな価値があるとは思えません。ニクソンショックでブレトンウッズ協定が終結し、金本位制から金との交換を前提としない管理通貨制度へと移行した瞬間から、お金というものは非常に不確かな存在になったのです。

その証拠に、強烈なインフレに見舞われた通貨は紙くずになります。日本は戦後の一時期を除いて経験がありませんから、円に対する信頼、執着が凄いのですが、印刷された紙そのものには全く価値がありません。

価値があるのは、国民が汗水流して生産する物やサービスです。この価値を交換する為に便宜的に通貨はありますが、同時に一斉交換が出来るのであれば通貨は必要ありません。

その物とサービスの質や量がどんどん上がって増えているというのに、それに見合ったお金の量(流動性)がないからデフレになるのです。簡単に言えば物やサービスに見合った分のお金を増やせばいいという事になります。

それがどれくらいで見合うかと言えば、元財務官僚の高橋教授が分かり易い例えをしていました。「今は冷たい風呂に入っているのだから、熱湯を足しても問題がない。丁度いいところまでお湯を増やせばいいのだ」

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正に日本の状況を言い得て妙ではないでしょうか。量的金融緩和とは熱湯を冷たい風呂に注ぐ事なのです。日銀の白川さんは冷血動物ですから冷たい風呂の方が好きなようですが、普通の人間は、もっとたっぷりとお湯のある暖かい風呂に入りたいのです。(笑)

これ以上熱いと、血圧が心配だというくらいになれば蛇口を閉めるだけです。蛇口を開けるのも閉めるのも日銀の仕事なのですが、この番人がケチで冷血動物と来ているので塩梅が悪いという訳ですな。

安倍さんは、そんな女湯を覗くだけで仕事をしない番人はクビにしてでもお湯を足せと言っているのです。さらに、単に増やすだけでは能がないので、バスクリン(公共事業)と一緒に増やせばどうか、とも言っています。

そうすれば匂いも快適になって肌にもいいかも知れません。保温効果もあるし、フロ嫌いな子供達も喜んで入って来るでしょう。パパが入る頃には多少濁っていても色で誤摩化せます。(笑)

確かに増やし過ぎて問題がない訳ではありません。インフレは供給力が抜群の日本の場合、大して心配ないと思われますが、バスタブから溢れ出るようになっては問題です。アメリカや周辺国へ流れてしまうからです。これこそもったいない。(笑)

そこをすれすれで調整してこそ日銀の存在価値があります。今は冷たいお湯がへその辺りまでしかないのですから、ジャンジャン入れればいいのです。年金問題も失業問題もナマポも全て解決するでしょう。20080123171710

(ヘリコプターベンというニックネームのバーナンキさん、国際金融の為に刷って刷ってバラまきまくっています。)

米や中国を見て下さい。ジャブジャブにお湯を入れたものだから、大金持ちや国際金融がバケツを持って来て他の場所に溜めまくっています。(笑)お陰で庶民はいつまで経っても寒い。。。日本人には、そんなエゴイストはいません。いや、そう信じたいのです。少しはいるかな。犬のCMの人とか、クニウロの人とか。(笑)

どこに投票すればいいのか分からないと言っている主婦の皆さん。少しはヒントになったのではないでしょうか。

 

 

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コメント

> お金は政府が日銀に命じて印刷させるものなんです。でなければ、この世に存在しませんから。

・・・その辺、安倍さんは心得ている様です。
少なくともミンスのBKD共とか出戻りよさのさん、にちぎんのBKDより1000倍正しいです。

投稿: 青うさぎ | 2012年11月28日 (水) 05時02分

解りやすいご説明ありがとうございました。お風呂の例えは左翼、マスゴミ、自民党・旧立ち上がれの方々以外の国会議員には解らないのでしょう。または解っているからこそ日本を壊すために解らない振りをしているのか。
私は脱水患者さんへの点滴治療を例えとして考えています。小学生でもお注射すると答えますよね?そこで10000リットルも点滴しようと考える馬鹿は普通居ないはず。1~2リットルもすれば血が回るようになって、血圧も上がって、顔色も良くなって元気になったら点滴を終了するかゆっくりにするでしょう。
ハイパーインフレになると主張する人たちは途中で点滴を終了するという人間なら通常持っている感覚さえ無いんでしょうか?

投稿: 下水油 | 2012年11月29日 (木) 14時09分

この20年間、0金利とか今の状態を保っている能力が日銀にあるわけで、2%とか3%とかの目標を立てればそれに到達維持する能力もあるはずです。問題は有りようもないハイパーインフレとかを恐れるあまりに行動を起こさないことかと思います。

投稿: ASO | 2012年12月18日 (火) 10時59分

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