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2012年12月19日 (水)

自民党強靭化計画

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このところアクセス急増で驚いていたのですが、原因が分かりました。ハードボイルドタッチの政治経済&防衛関連記事で人気のある「我が郷は足日木の垂水のほとり」さんでご紹介いただき、そこから多くの方が飛んで来られているようです。さすがランク上位のブログの影響力は凄いです。

折角ご紹介いただいている訳ですから、下手な記事は書けません。軽いプレッシャー感じながら書いています。(笑)

さて、安倍次期政権に対する批判や期待が渦巻く今日このごろですが、安倍さん自身が言っておられる事(自民党総合政策集)に関して、基本的には安倍支持である拙ブログでも、全面的に支持、賛同している訳ではありません。ちょっと違うなあ、と思うところは多いのです。以下、箇条書にします。

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1)まず、「連立」には大いに不満である。なぜ世界ではカルト認定されている宗教団体の手先と組むのか全く理解出来ない。真正保守を標榜するなら単独政権を目指せ(!!)

 

2)「集団的自衛権の行使」に関しては、現状反対である。米に振り回される事になるのは明らか。その結果、世界に敵を作りかねない。防衛は基本自前でやるべき。段階的日米安保条約の解消を望む。

 

従って「日米同盟の絆を強化し、中国・韓国・ロシアとの関係を改善します」はあり得ない。こちらから改善するのではなく、相手から改善させるのが正しい。あくまでも非は彼の国にある。真の外交力が試される。

 

3)憲法改正」、ここだけは石原さんが言うように改正ではなく破棄が正しい。日本人の日本人による、日本人の為の憲法を作るべき。普通の国になる為の試金石と言える。

 

4)経済政策の矛盾
 財政出動と金融緩和をセットにして「国土強靭化」を10年200兆円規模で行うというのは大賛成。デフレ下の内需拡大という意味で正しい政策である。もっと規模を拡大してもいいくらいだ。(様子見ながら段階的に)

 

しかしながら、同時に円安を目指すのは間違い。内需拡大策に通貨高は不可欠である。従って外需依存と内需拡大は両立しない。当面貿易赤字が続く事を覚悟しなければならない現状では通貨安は大きなハンデになる。

 

経常収支の黒字がゼロになるまでは耐えるべきだろう。それでも対外純資産はドルベースで減らない。ここが減り始めない限り財政的には安泰である。

 

5)「消費税増税」は、今からでも遅くないので撤回すべき。デフレ下の間接税増税はあり得ない。むしろ中低所得者に対しては減税すべきである。ありもしないインフレより、デフレの怖さを肝に銘ずべし。

 

6)「日銀」に対する姿勢があますぎる。日銀法改正は勿論、無能で政府の意思に背く総裁の解任は当然だろう。場合によっては日銀解体も視野に入れるべきである。ここは強権発動すべし。

 

7)「EPA FTA の促進」、TPP 同様あり得ない。グローバル化は世界の同一化、均一化に他ならない。安全保障上も経済上も日本のアドバンテージが損なわれる。経済と技術分野で世界トップレベルの日本は、こちらから何かをするのではなく、相手が何を日本にしてくれるかを待てばよい。

 

8)「英語(外国語)教育の充実」、全く必要ない。むしろ世界が日本語を学ぶように仕向けるべき。外国語を学びたい人は自らの責任で行うべし。

 

9)「観光立国」、いい加減にしてくれ(笑)質の悪い海外からの観光客を入れる事は治安や安全保障上の問題他、サービスの質の低下を招き、いい事など何もない。あくまでも日本人の為の観光業を振興すべし。

どうしても日本で観光したい外国人に対しては外人割り増し(日本人の倍以上?)を設定するのがよい。「留学生30万人計画」などもこれに準ずる。何の為か計りかねる。

ちょっと、、ハードボイルド過ぎたでしょうか。(笑)でも筋を通して本音で言えばこういう事になるのです。結局自民党の総合政策集は選挙用で玉虫色、八方美人に出来ています。従って矛盾だらけなのです。

しかし上記のようなことをいきなり言っても、恐らく「戦後民主主義的左翼思想」にならされた国民の大半はついて来れません。そこは段階的に行くしかないのではないでしょうか。普通の国になるだけの話ではありますが。。。

さらに、ここだけはいただけないので別枠で付け加えます。相変わらず「アジアの成長を取り込む」などと帝国主義的寝言を言っているのは洒落になりません。はっきり言って頭がいいとは言い難いです。

日本を除くアジア諸国は、自律的には人口増加や資源開発以外での経済成長は殆ど出来ないと言っても過言ではありません。単純に言えば、日本の技術力と資金力に加えて米の借金による消費がないと成り立たない仕組みの経済が、当てに出来る筈はないのです。

その頼みの米の借金(日本などが国債を買って支えている)もこれ以上は難しい状況にあり、欧州も似たようなものと来れば、買い支えるのは日本だけという事になります。そうです。全くの逆なのです。日本がアジアに取り込まれるのです。

甚だ僭越ながら、この新政権も猛勉強して理論武装、強靭化しなければならないようです。それにしても誰がこの総合政策集を作ったのでしょうか。ちょっと心配になります。いいブレーンがいる筈なのですが。。

それでも売国反日民主党よりは100万倍まし、と思っています。(笑)


 

 

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コメント

> 自民党強靭化計画

・・・とりあえず 「スパイ防止法」も入れてくださいな。

投稿: 元危機管理屋 | 2012年12月19日 (水) 01時09分

> 日本がアジアに取り込まれるのです。。

・・・民主政権での3年間で充分に「日本がアジア(中国共産党・北朝鮮/韓国政府)に取り込まれています・・・雨利香からは65年前から」

なので日本は自立自尊の経済・国家としての憲法/理念・国防等の強靭化が必要なのですよね。

投稿: 心配性君 | 2012年12月19日 (水) 16時50分

段階的日米安保条約の解消、公明党との連立反対など完全に合意します。

米は最終的には切るべき足かせですよね、外交とはそういうものかと思います。

投稿: 湘南工房 | 2012年12月20日 (木) 11時14分

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