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2013年1月 5日 (土)

無駄撲滅大作戦

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当ブログは、消費税の増税と、TPP への参加には断固反対です。

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第二次安倍内閣の掲げるマニフェストの目玉「国土強靭化計画」は、ばらまきだ、あるいは利権構造の復活で無駄な公共投資だなどと、マスコミや経済学者、また野党の突き上げで、実施前にも関わらず雲行きが怪しい。安倍総理も、200兆円全てを建設国債で賄う訳ではない、きっちり無駄は省くなどと、ぶれ始めた。

 折も折、自民党族議員で国土強靭化総合調査会会長の二界と業界とのスキャンダルが表面化し、安倍総理の任命責任が追及される。計ったように周辺国が一斉に攻勢をかけ、武島はおろか、津志間までが実質的な菅国の支配下に入り、千角列島も執拗な宙獄海軍の攻勢の前に風前の灯となった。

 さらに解任前の日銀総裁の造反で、金融緩和は一向に進まない。あれだけ円安、株高に湧いた市場も、2月には急転直下、昨年の最安値を更新する勢いだ。これでは内閣が持たない。安倍の持病が再発するのも宜なるかな。

 国民の目は厳しく、ドミノ倒しのように身内からの造反者も出て、内閣不信任は可決された。自民党政権は衆議院を解散せざるを得ない。7月参議院選挙は、何と衆参同時選挙となってしまったのである。

 

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不景気が加速する中、徹底して無駄を省こうという政党が立ち上がった。名を「新党 無駄の省きが一番」と言う。略して無省党は、半端ではない経費削減を呼びかけた。国会議員の定数を5分の一に減らし、歳費も半減、政党交付金なし、また参議院をなくすというものだ。

 マニフェストには公債の発行ゼロを掲げ、公共事業は最低限のインフラ補修工事のみと言う。その財源として消費税は地方税化し、事務経費節約のため道州制も必須だと言うのだ。地方公務員の数は当然の如く減らし、給料は70%まで下げると言う。国民が喝采したのは言うまでもない。

 その無省党の党首は端本徹である。片っ端から日本を壊し、徹底して無駄を省く、という意味らしい。彼の下には全国からコストカットが得意な候補者が集まった。あのゴン氏まで含まれているという噂だ。自動車会社社長と二股をかけると言う。また既成政党からも離党者が続出、候補者は衆議院だけで500人にも上ったのである。

 マスコミのお祭り騒ぎもあり、「無駄削減か公共事業か」がシングルイシューの選挙の投票率は90%にも上った。結果は無省党の衆参両議院での圧勝となる。両議院共、何と3分の2以上の議員数を獲得したのだ。端本の鼻息も荒くなる一方であった。

 夏休み前にはゴン氏を財務大臣とする財政再建派で固めた端本新内閣が発足し、彼の独断と偏見に満ちた政治が始まった。ところが、マニフェストを実行する気配がない。言うに事欠いて、ゴン氏の進言通りに歳費や政党交付金を倍に上げろと言い出す始末だ。無駄を省く為には資金が必要とうそぶく。しかし最早、彼らの横暴を止める手だては国会にはなかった。

 野党が追究すると、開き直った彼は、「これからですよ。徹底して無駄を省かせていただきます」と言い、宙獄の文化大革命に倣ったのか「国民無省隊」を結成する。

全国から失業者や就職出来ない学生、あるいは派遣社員の中でも不平不満分子を集めて構成した無省兵をその任に当たらせたのだ。当然の如く左翼が大勢紛れ込む事となる。いつの間にか大陸からやって来た日本語が出来ない連中も加わり、その数は100万を優に超した。

 

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 合い言葉は「無駄を省こう」だ。彼らは片っ端から彼らの判断で無駄なものを省き、あるいは粛正して行った。真っ先に向かったのは、選挙であれだけ無省党を支援し、風を吹かせたテレビ局である。

 番組に出演中の三野をつかまえた彼らは、「お前の収入はいくらだ」と詰問する。しぶしぶ億のつく数字を言うと、鬼の首を取ったかのように、「無駄発見、粛正する」と叫んだのだ。

 そりゃあそうだ。別に芸が出来る訳でもなく、まともな事の一つの喋れない司会者なんて無駄の極地だ。粛正されても当然と茶の間の市民は頷く。その時、自分たちの身にも、無省兵が迫って来るなどという事は知る由もなかったのである。

 やがて一年が過ぎ、確かに無駄は省かれた。くだらない番組は姿を消し、TVは無省党の御用放送に特化している。連日前時代的おばさんアナウンサーが甲高い声で「無駄削減の成果は端本党首様のお陰である」と数字を出して持ち上げている。どこかで見た光景ではないだろうか。

 

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 ところがどうだ、街を見ればどこも閑古鳥、女性も皆もんぺ姿になっている。あの、キャワウィ系ファッションはどこに行ったのだろうか。なんとまあ、殺風景になったもんだ。

 

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 国民は無省兵の姿を恐れ、出歩かなくなった。下手にものも買えない。消費を控え貯蓄に精を出す事になる。その結果は金融資産のみが積み上がり、世界一の資産国の名を欲しいままにするというシナリオだ

 ところがどうだ。その年のGDPは激減し400兆円を大幅に割り込んでしまった。端本総理は、それを聞いて「未だ無駄の削減が足りないからだ」と叫んだと言う。道州制で割った国土を近隣諸国に割譲するまでのカウントダウンは既に始まっていた。。

昨日は朝っぱらから無能な議員達が、みのもんたの番組で、雁首そろえて実りのない話をしていました。マクロ経済が分からない人間が何を議論しても無駄です。

話の内容は、自民党の国土強靭化に触れ、無駄な工事をやる、あるいは公共事業は一時的なカンフル剤に過ぎない、その結果は使わない道路や箱ものが残る、と言うのです。確かに、あからさまな無駄は国民性にも反します。

しかし、その無駄を含んでこその国民総生産(GDP)ではないでしょうか。どこに無駄のない国があると言うのか、心当たりがありません。さらに無駄かどうかの判断は主観によります。見る人によって変わって来るのです。

昨日議論をしていたマクロ経済が分からない議員達だって、筆者から言わせれば無駄でしかありません。そうやって無駄をどんどん省いて行けば、一体どれだけの価値あるものが残るというのか、それは恐ろしい事になるのではないでしょうか。

だからね。(^_^)
色々ご不満はございましょうが、ある程度の無駄には目をつぶって、お金をばらまかないことには、景気が良くなる筈はないのです。最終的に再分配さえ公平性が保てるように調整が出来るなら、無駄はあってもいいんです。(カピラジェイ風に)

 

 

 

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

本来の無駄はこういったこの国のズサンな財政管理ですよね…

・経済学というチョー適当な学問2012/05/22 http://app.f.m-cocolog.jp/t/typecast/161518/156020/79775291

・複式簿記とは何か?http://d.hatena.ne.jp/mark_temper/mobile?guid=on&date=20121220

・石原都知事「日本国家の会計方式は単式簿記だが、こんなの使ってるのは北朝鮮やパプアニューギニアくらいだ。なぜ複式簿記にしない?」 http://blog.livedoor.jp/dqnplusu/archives/19471177.html


庶民の遊びは大事、帝人(テイジン)の故大宅政子さんは「生地作ってる会社なんやから、タップリ生地を使ったドレス着るん…」と超豪華でデコラティブなドレスをお召しでした。

投稿: ぽん | 2013年1月 5日 (土) 14時47分

消去法の達人たちは、’ああでもなければ、こうでもない’ と力説する。
無哲学・能天気であるから、自分は ‘どうであるか’ を述べることはできない。
過不足のない筋の通った世界観がない。空想になる。
哲学的な団結ができない仲良しクラブだから、日和見である。
つかみどころがない人物が多く、離合集散が激しい。

日本語には時制がないから、現実と非現実の区別ができない。だから、有意義な議論というものができない。
未来時制がないので、行き着く先の未来の世界を明言することができない。
理想を述べると「そんなことを言ってもだめだぞ。現実は、そうなっていない」と返される。
それで、自己の理想に向かって生涯努力する態度が保てない。

未来時制の文章が書けないのでは、脳裏に筋の通った未来社会を構築することも困難である。
代議士といえども、議論のための代理人となることは難しい。

http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://3379tera.blog.ocn.ne.jp/blog/

投稿: noga | 2013年1月21日 (月) 12時28分

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