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2013年2月26日 (火)

敵を知り己を知れば百戦危うからず

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当ブログは、消費税の増税と、TPP への参加には断固反対です。

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安倍さんのTPP 交渉参加とも受け取れる発言のせいか、あるいは積極緩和派の黒田氏が日銀総裁決定(?)の情報によるものか、株が大幅に上がっています。一足早い春の訪れでしょうか。それにしても3年3ヶ月の氷河期が長かった。(笑)

実際の気候はと言えば、昨日の朝は今年一番の冷え込みだったようです。例によってバルコニーにおいてある容器の水が凍っていました。その厚さは前回から倍増で、何と20ミリ!!ここもアベノミクス効果でしょうか。(笑)茅ヶ崎では見た事がありません。

130225      (何という立派な氷か。やはり温暖化は嘘だったな。/笑)

さて、昨日の続きですが、困った事に言葉の問題だけでなく、日本人は自国を過小評価する性癖があります。過度の欧米崇拝があり、無意識に自分たちを卑下し、一段下に置きたがるのは困ったものです。

謙譲精神の他にも、近代史始め正確な情報を与えられていないという事もあり、必要以上に引け目を感じているのでしょうか。それがデフレの一因になっていたりするのかも知れません。

一方で韓国や中国を明らかに過大評価していますが、マスコミの力は大きいようです。それに関しては、マスゴミがそれらの国から影響を受けている、あるいは一部支配されている証左と言えます。知らない間に浸食は進んでいるのです。

ところが世界の日本に対する評価は、自らの評価とは裏腹に年々上がっています。どこかの国のように自分たちで宣伝活動をしないのにも関わらず、世界で最も良い影響を与える国のナンバーワンに位置するのですから、もっと自信を持っていいのです。日本語学習者の増加ぶりも、それを裏付けていると言えます。

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(韓国などの、世界に対する反日キャンペーンにも関わらず、世界でも最もよい影響を与える国ナンバーワンに選ばれている日本、こういう事実もテレビなどで伝えているのを見た事がない)

マスゴミによる反日偏向報道や自虐プロパンガンダは、物理的な破壊による戦争が出来難い時代の形を変えた戦争とも言えますが、そういう意味での敵は、日本人よりはるかに狡猾と思った方がいいのではないでしょうか。

これに対抗するには、一にも二にも教育です。正しい歴史教育は勿論、日本という国が何を考え何をして来たかを教える必要があります。その目的は限りない民度のアップです。これこそが邪悪なものを排除し、日本を発展させる原動力になるのです。

一層の民度の向上はまた、洞察力、判断力(情報リテラシー)の向上も意味します。マスゴミの垂れ流す嘘を見抜き、政治の手抜きや利権を許さない目があれば、百戦危うからず、ではないでしょうか。その為にはまず、世界と己を知り日本人としての自信を取り戻すところから始めなければなりません。

その日本の敵とさえ言える反日偏向マスゴミですが、印象操作に余念がありません。例えば最近では、ガソリン価格がアベノミクスで上がった〜とやっています。本当に面倒くさい連中です。(笑)

ガソリン価格は確かに上がっていますが、為替と同じでアベノミクスとは直接関係ありません。原油価格が投機筋の思惑で上下したり、為替で上下するのは日常茶飯事です。

今上がっているのは、アベノミクスによる金融緩和情報に便乗した投機筋が円安を仕掛けたり、あるいは欧米の金融危機が遠のいた事による為替の正常化 作用の副産物であって、G20 でも問題にならなかったように、日本政府が意図的に円安を仕掛けた結果ではないのです。何でも悪い事はアベノミクスのせいにしようという姿勢が透けて見えます。

ともあれ、生活を直撃するエネルギー価格の高騰は出来る限り抑えるべきです。その具体的方法は減税しかありません。例えば高すぎるガソリン税などは減税の余地が十二分にあるし、二重課税になる消費税を課税しない手もあります。

政府が臨機応変に合理的な判断をし、機動的に動けばいいのではないでしょうか。逆に言えば自前のエネルギー開発のいいチャンスでもあります。本当の意味で エネルギー政策を機動的に動いてもらいたいのですが、安倍さんが米で言及した原発に関する見直し発言などは、その一環としての意味が含まれているのかもしれません。

8d8dc15bbb7cef2a55e11369f06785e0 (エネルギーではありませんが、南鳥島沖でレアアースが発見された。/日本のEEZ 内には石油、天然ガス等々、膨大な天然資源が眠る)

レアアースを大量に含む、泥の鉱床が見つかったことを、東京大学教授らの研究グループが発表した。場所は日本の排他的経済水域(EEZ)の範囲内で、小笠原諸島・南鳥島から南西に300キロ離れた海域の、水深5600メートルの海底。

日本のEEZ内で大規模なレアアース鉱床が発見されたのは初めて。今回の地域の資源量は、日本の年間消費量(約3万トン)の220倍以上あると見積もられている。深海から泥を回収するには今後の技術開発が必要だが、日本の工業資源の将来にとって大きな希望となるニュースだ。

何と言ってもエネルギーと食料だけは安全保障上、自給率100%を目指すべきです。それから言ってもTPP やFTA などは逆行します。特定物を海外に過度に依存する事は自立の芽を摘み取る事にしかならないのです。

エネルギーで自立する為の初期段階として、安倍さんがイメージしているように原発を一定の割合で稼働させる選択肢を外す訳にはいきません。資金力にものを言わせ、万全の体制で臨めばいいのではないでしょうか。

エネルギーと食料の100%自給さえ達成すればグローバリズムの胡散臭さと付き合う必要がなくなります。独立国としての経済の基本が完成するという訳です。

世界から解き放たれ、好きなように理想の未来の絵を描くなんて、なんて素晴らしい事でしょうか。自然と共生する持続可能な社会です。世界の雛形として、範を示そうではありませんか。

Jacquesfresco03        (イメージ画像/もっと緑が多くなければ。。)

 

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