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2013年3月31日 (日)

財政ファイナンス?別に(笑)

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----- TPP 日中韓FTA 消費税増税に絶対反対 ------

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昨日のテレ朝番組「朝なま」、テーマがアベノミクスなので、見る気満々だったのですが、メンバーを見て萎えました。(笑)池田信夫氏が出ていたからです。彼は議論の仕方を知らないようです。一方的に相手を論破する事が議論だと思っている節があります。

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       (体調が悪いらしい、珍しく録画放送だった)

さらに冒頭、司会の田原総一郎氏がいきなり「ギリシャでさえ借金のGDP 比が160%だというのに日本は220%の世界一の借金大国だ。これは大変な事だ。」とやったので、増々見る気がしなくなったという訳です。

この中学生程度の経済知識しかない司会者で面白い経済討論番組が出来る筈はありません。案の定程度の低い話が始まります。誰かは知りませんが「アベノミクスはもう成功したから、基本的に間違いでしかない三本の矢は、もう手じまいした方がいい。」と言うではありませんか。チョ〜ビックリ。(笑)

世間一般にも非常に受けがいいアベノミクスに対して、こういう事が言えるのは度胸がいいのかバカなのか、あるいは何か凄い理論でもあるのかと思いきや、特になさそうです。簡単に論破されていました。(笑)何なんでしょう。

それでも眠い目をこすりこすり2時までは見たのですが、さすがに限界です。不毛な議論に付き合いきれません。それにしても、テレビに出る人特有のものかもしれませんが、異常に頭が固い人が多いのです。ネットにはもっと柔軟な人が大勢います。

常識力の問題かも知れません。例えば長期国債の金利が世界一の超低金利と言われ1%を切ってから久しいのですが、政府が公共投資などで、建設国債発行による大型の財政出動をすると公言しているのにも関わらず、今や0.5%台です。この数字の重みを感じて欲しいのです。

つまり、これは金利がいくら低くても絶対に損はしない、買う価値があると買い手が評価しているからに他なりません。勿論他に魅力的な金融商品がない事も動機にはなります。このご時世、滅多なものに手は出せません。

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(日銀の俯瞰図、円という字は特に意識しないで作られたと言う。本当かなあ)

しかも、いざとなれば日銀が買い取ってくれるという安心感があります。無制限の買い入れを新総裁が約束しているからです。国内に行く宛のない資金がだぶつき、日本以外が信用出来ず、最悪無傷で引き取ってもらえると分かっていれば買わない手はありません。それだけの事です。

その買い取られた国債の代金は日銀当座預金に印字されます。預金準備分を超すものには、ご丁寧に0.1%の金利までつくのですから随分気が楽ではないでしょうか。銀行さんも頭を使う必要がありません。

ところで、その国債引き受けですが、日銀が無制限に買い取りをすると財政ファイナンスだと解釈されかねない、とまことしやかに言う人がいます。しかし、これは妙な話ではないでしょうか。

日本はジンバブエやギリシャではありません。尤も、ギリシャ政府の発行する国債はユーロ建てなので財政ファイナンスのしようがありません。ユーロを自国では刷れないからです。この基本的な事さえ分かっていない人が議論をしているのですから何をか言わんやです。

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 (日銀引き受けは財政ファイナンスには当たらないと、やや苦しい弁明)

その点、円建ての日本は、その気にさえなれば、いくらでも財政ファイナンスが出来る事になります。そこを財政規律と結びつけて目くじら立てる人がいるのですが、全く状況が見えていないと言うしかありません。

日本はバブル崩壊後のバランスシート不況の中で民間設備投資が極端に抑えられて来ました。資産デフレもあって個人も借金の規模が縮小します。つまり、民間の信用創造機能が、うまく働いていない状態が20年以上も続いているのです。

この資金が回らない状態で成長しろと言う方が無理です。それでも何とか低成長を続けて来たのは政府が負債を積み上げたからです。つまり、そのお陰で国全体のバランスシートは拡大しているのです。

これが何を意味するかと言えば、お金は誰が増やそうが、極端なインフレにならない限り問題がないという事です。ただ、増えた分が日銀券ではなく流動性が低い有価証券だという事が問題をややこしくします。

政府は国債発行という形で国の金融資産を増やしはしましたが、実は銀行券の方がよっぽど使い勝手がよかったのです。便宜的に、あるいは利権絡みのご都合で国債発行という形をとりましたが、ここまで積み上がる事は予想だにしていなかったのではないでしょうか。

そこで振り返って欲しいのですが、世界で一番技術力のある国はどこでしょうか。OECD加盟25カ国の中では、技術貿易倍率を見る限り、日本がトップという事になっています。

現実にも、クルマや、売上はともかく家電、省エネ、環境技術等を見ても、追随する国はありません。しかも新たな付加価値は製造業、サービス業を問わず、次から次へと生み出されています。

その技術とは国民が頭をひねったり、汗を流したりして生み出す付加価値の事です。その付加価値の総計がGDP ですから、そう考えると日本が経済成長しないというのはおかしな事になります。変わりに為替が上がったと言えば、その通りなのですが、それで問題は解決しません。

デフレ不況に陥り、給料まで減ったというのでは、付加価値を生み続けている国民が納得出来る筈がないのです。技術力(付加価値創造力)供給力に見合っただけの血の巡り、流動性がないのが問題である事は明らかです。

そういう国に対して、財政ファイナンス云々をする事ほどバカバカしい事はありません。むしろどんどんやって使える資金を増やせばいいのです。借金が対GDP比で220%になってもびくともしなかった国です。ポテンシャルは無限と言えます。

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(アベノミクスは、あくまでも日本の為で、米を救う事にならないで欲しい)

だからこそ、例えば日銀が買い取った国債を、政府が自らが刷った政府紙幣と交換する、この方法で片っ端から償還して行けば、田原さんが問題視する国の借金の対GDP 比はどんどん減って行くし、2%の物価目標も達成出来るかもしれません。

達成したならば、日銀引き受けと、それをファイナンスする政府紙幣の発行を抑えればいいだけです。その政府紙幣ですが、例えば30兆円必要な時には30兆円札1枚刷ればいいのですから、大した手間も費用もかかりません。

何とも素晴らしい話ではないでしょうか。安倍政権に、そこまでやる度胸があれば大したものです。万が一にもそれをやれば日本経済は大変な事になるでしょう。日本の時代が到来する事は言うまでもありません。

 

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   (予算委員会で慰安婦問題を取り上げる中山議員/日本維新の会)

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。

本文とは関係ないですけども、頭がクラクラするようなものを見付けました。

【3月15日 衆議院外務委員会 山口壯議員 日中韓・日露・環日本海】

山口『たとえばこういうふうに予言している人もいる。金力や財力、あるいはその軍事力ではない、そういう日本でなければこれからの世界の盟主にはなれないだろうと。そういう中で、TPPがあり、日中韓自由貿易協定があり、あるいはRCEPがあり、あるいはこれから日EUを進めて、さらにはロシアを取り込むような環日本海経済連携構想を進めて、そこに北朝鮮がですね、悪かったと、俺も入れてくれということを言わせるっていうのも、ひとつの戦略だと思うんです。私はあえて、もちろん、もちろんのことながら、北朝鮮はさっきの6カ国の中には入れてません。ただ、色んな構想があり得るんですね。シベリアで発電をして超伝導で日本に電力を持ってくると。途中北朝鮮を通るという具合にして、うまくプロジェクトを進めるっていうことも色々あり得ます。だから、是非ですね、このアインシュタインの予言が的中するように日本が世界の盟主というぐらいのつもりで、この経済連携というものをアメリカのことに対して譲歩するだけじゃなくて、日中韓を同時に進める、あるいは日EUを進める、あるいはこのロシアも取り込むということでもって、堂々と戦略的な外交を進めていただきたいというのが私の願いです』

携帯からですので、URLは貼ってませんが、【】をコピーして検索すれば、Youtubeで動画を見れます。

もう、日本をぶち壊したい願望しかないんだと思います。民主党は。

北朝鮮が『悪かった』なんて、言うわけがありません。北朝鮮に悪かったと言わせるためには、ぶん殴るしかありません。

それこそ、日本海に弾道ミサイルを配備して、平壌を目標に定め、『撃つぞ!』って、指を発射ボタンに乗せて脅せば、『すみませ〜ん!』とばかりに拉致被害者をすぐに返してくるんですよ。

それができないから、解決しない。できないと分かってるから、野蛮な隣国からとことんナメられ、米国からも笑われる。

かつて、安倍さんがまだ総理になる前、米国の高官が来日して、北朝鮮に対して核開発問題を槍玉にあげるから、とりあえず日本政府は拉致問題で騒ぐなと注文を付けられたことがあるらしいのですが、他の議員達が『ははぁ!米国様のおっしゃる通りに!』と平伏す中、安倍さんは果敢にも

『もし、米国の少女が不逞国家にさらわれたらどう思いますか?』

と質問をしたそうですが、米国高官から

『ハハハ、そんなことがあったら、その国はもう存在しないよ。当たり前でしょ?でも、日本はできないじゃない?』

と言われたそうです。

安倍さんはこのときの出来事を今でもよく覚えていると、去年、MXの「西部ゼミナール」でおっしゃっていました。

おそらく、相当に悔しかったんだと思います。そういう感じの言い方をされてました。

まさに、日清戦争後の三国干渉の気分でしょう。安倍総理は。「臥薪嘗胆」です。

『強くなるまで、死んだふりでもしてやるよ!たとえ肉を切らせてでも、骨を断つ!』

そういう気持ちなんだと思います。現在は。

そのことを、ふと思い出しました。

私は、安倍さんのためなら死ねると、そのとき思いました。

投稿: 硫黄島 | 2013年3月31日 (日) 05時46分

田原さん、池田さん。ホントにこの人達は議論ってモノがわかってないですよね。勝ち負けしか無いから先が無い。不毛な議論。しょせん電波芸者(しかし最初にネーミングしたのは誰なんでしょうね。傑作)なんでしょうけど世論形成に一定の力がある訳ですから正直怖いです。言論界の老害の退場を切に願います。さて日本の足を引っ張るメディアを足蹴にして、私はアベノミクスに少々貢献しようかと。久々にアンテナに引っ掛かった車がありましので新車の購入を検討しています。スバルのXV。横顔がBMWのZ3にちょっと似てて好みのフォルムで,安全安心のAWDでアイサイトでさらに安心。しかもHVも追加投入してくるという。HVだとトルクが増すようでもう涎がでそうです。

トヨタは先を燃料電池と見据えているようです。国土強靭と合わせましてインフラ大転換が始まりますと面白いですね。そして国土強靭は景観への意識を強く持って行って欲しいです。出来れば30代40代の人達にイニシアチブをとって貰いたいものです。いや、もう、田中様が仰るように日本経済は大変な事になりますね。将来不安という言葉が消えるかもしれません。


投稿: blue | 2013年3月31日 (日) 11時34分

硫黄島さんの「・・・のためなら死ねるとその時思いましたね」の言葉に共感しました。私の父は大正九年生まれで現在92歳で健在ですが、昭和19年に硫黄島の守備に赴任する予定でした。陸軍少尉でした。赴任の2週間ぐらい前にいきなり八丈島に変更になったそうです。そのおかげでこの私が今存在しているのです。私は父の代わりに戦死された方がいらしゃることを心に深くとどめておかなかればならないと思っています。
 私は新宿区に住んでいるので週に3~4回は靖国神社に参拝し、そのあと皇居を祈りをこめて1~2周ジョギングしています。
 中高生の就学旅行で、靖国参拝や硫黄島行きが普通になるような日本になることを願っています。
 
ブログ主の田中さん、硫黄島さんの御健闘をお祈りいたします。

投稿: 八丈島 | 2013年4月 1日 (月) 01時22分

>八丈島 様へ

左用でございましたか。

運命に導かれた命でございますね。大事になさって、いつまでもご無事で。

私の祖父は満州へ出征ないました。

日本に復員できたのは昭和21年のことでございます。

本土からの武装解除命令を拒否なさり、100万の在満日本人の命を救って下さった関東軍の根本中将のお陰で、昭和23年に私の父が誕生しました。

しかし、親不孝者の父は日本共産党に入党し、自虐史観に染まり、旧日本軍や天皇陛下までも悪し様に罵る罰当たり者でした。

お陰で私も自虐史観に染まりましたが、10年ほど前、父が共産党から裏切られ、そして、東日本大震災を境にして私は自虐史観から目覚めました。

しかし、共産党に裏切られてからも、洗脳は解けず、自虐史観を抱え続ける父に対して、私は

『あなたは実の父親を殺人魔・強姦魔呼ばわりするのか?』

と、問い質したところ、それ以来、父なりに歴史の勉強を始めたようです。

祖父は大変温厚で優しく、面倒見もよくて思いやりのある立派な人でした。父の自虐史観は、そんな祖父を罵っているようで、私には許せなかったのです。

因果なものでして、私の奥さんの祖父も海軍に入隊なさり、出征なされており、奥さんの祖母と父上は、昭和19年の3月始めに東京から田舎へ疎開されています。

もし、栗林中尉始め硫黄島の英霊の皆様が、50日に及ぶ死闘を繰り広げ、硫黄島を死守して下さらなかったならば、東京大空襲が早まり、私の奥さんの父上は亡くなっていたかもしれません。

硫黄島の英霊の方々のお陰で、愛する妻に出会えたと思っており、感謝の気持ちを込めて、ハンドルネームを「硫黄島」としています。

そして、この日本を命を賭して守って下さった先祖がいて、今の自分がある。そんな思いを込めた「硫黄島」でもあります。

先祖に恥じぬよう、いつでもお国のために命を捧げる覚悟は既にできていますが、安倍総理のためならなお一層の武者震いがするものであります。

私は横浜に在住でございます。仕事の都合もあり、頻繁には靖国に行けませんが、年に2〜3回は必ず参拝しております。いつの日にか、靖国神社でお会いすることもございましょう。

その時は、お互い顔を知らずとも、何卒よろしくお願い申し上げます。

投稿: 硫黄島 | 2013年4月 1日 (月) 20時19分

頼もしい保守の皆様のコメントを見ていると、日本の未来に希望の光が射します。私の父は軍属で輸送船に乗っておりましたが、魚雷からは嫌われたようです。一度だけ当たったらしいのですが、不発弾という事でした。
その不発弾のお陰で私がいます。祖父も父も軍艦大好きで、その影響を受けた私は小学生の低学年の頃から大東亜戦史、海軍編(報道班員の記録)を何度も読み返していました。その為、幸か不幸か自虐史観には全く染まっていません。
ともあれ、いずれ靖国で会うかもしれませんね。今後とも宜しくお願いします。

投稿: 田中 徹 | 2013年4月 1日 (月) 23時11分

訂正でございます。

>奥さんの祖母と父上は、昭和19年の3月始めに東京から田舎へ疎開されています。

昭和19年ではなく、昭和20年でした。

失礼しました。

投稿: 硫黄島 | 2013年4月 2日 (火) 00時20分

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