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2013年3月10日 (日)

naoさんへ(パート2)

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当ブログは、消費税の増税と、TPP への参加には断固反対です。

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筆者の悪い癖で、一方的に自論だけを述べて自分だけが分かっているつもり、とよく家族からも叱られています。(笑)お互いに納得して通じ合わないと意味がないという事は重々承知しているのですが、せっかちな性格もあり、ついついやってしまうのです。

でも嫌いでないという事は、少しはご理解いただけたと思い安心しました。今日は前回を補う形で、今ご心配されている問題について考えてみたいと思います。

まず原発問題ですが、これに関しては全くの門外漢なので一般論しか言えません。ネットやマスコミから得た情報を元に、素人なりの判断をしている訳です。従って、どう解釈するかは読む人次第です。参考程度にして下さい。

今、反原発で騒いでいる人達の正体は色々言われていますが、中心になっているのは明らかに海外勢力を含む左翼系の団体、個人です。大江健三郎さんなども折り紙付きの反日左翼ですから、一般市民を中心とした盛り上がりでない事は確かなようです。善良な市民はいいように神輿を担がされているのかもしれません。

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(右は韓国に於けるBSE反米デモ、左は国会議事堂前の反原発デモ、なぜか酷似している)

なぜかと言いますと、米始め世界の専門家も認める世界一と言われる日本の原発技術力、存在感に対してデメリットを受ける国、あるいは勢力がいるからという説があります。インフラ輸出などで競争する国がありますね。

また、左翼勢力は日本の国力が落ちる事を望んでいると言います。笑い話のようですが、国家を転覆して左翼革命を起こしたいという時代錯誤の連中が、まだ世の中には存在するのです。それが、こういうどさ草にまぎれ正体を現すようです。

次に、今も大量の放射性物質を放出している筈と言われますが、それはまずありません。というのは世界中がモニターしているからです。国内でも公私を問わず、あらゆる地点でリアルタイムに観測されています。その数値はインターネット上(放射線モニタリング情報)などで簡単に見れますから騙しようがありません。

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それによると随分前から殆どの地点で平常値に戻っています。福島でさえ20キロ圏内を除く殆どの地域で、世界の高放射線量地帯との比較でも同列あるいはそれ以下になっている事が分かります。従って人体に明らかに有害と言えるような高線量エリアは原発周辺と、一部吹きだまりのような限定地域だけではないでしょうか。

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とは言っても、停止している原発を片っ端から再稼働していいとは思いません。慎重が上にも慎重にする必要があります。活断層の上にあるとか、怪しい場所は特に慎重を期すべきでしょう。

しかし、そう遠くない将来には再生可能エネルギーに置き換わると言われています。2050年頃という説もあるようですが、それまでは安全が担保されるものに関しては限定的に稼働させてもいいのではないでしょうか。福島の教訓は生きる筈です。

さて、筆者も多少分かるつもりと自負する経済問題ですが、アベノミクスは2000年代の自民党の経済に対する考え方とは全く違います。同じ党でも中身は別ものと言って差し支えないのではないでしょうか。あの時代は小泉さんが長期政権を担っていました。

彼が行おうとしたのはデフレ対策ではなく、正反対のインフレ対策と言える構造改革です。規制を緩和して供給力を増やそうとしたのです。反面公共投資は減らしました。つまり、規制を緩和して各分野への新規参入を増やし、過当競争を招いた事で料金が安くなるというデフレ圧力がかかったのです。それが今に尾を引いています。

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   (小泉政権下で減り始めた公共投資、民主党でもっと減った)

公共投資を減らしたのもデフレに拍車がかかりました。民間への資金供給の道が細くなったのです。さらに、民主党政権がコンクリートから人へという意味不明なキャッチフレーズでもっと状況を悪くしました。

そのせいで肝心な時に国土強靭化どころか震災復興さえままなりません。日本のような自然災害のデパートのような国は、土木建築業をおろそかにしてはいけないです。

次に、アベノミクスは富裕層にメリットがあっても庶民経済を破綻させる危険性を持っていると言われますが、格差を生み出した張本人は小泉政権です。構造改革で人、物だけでなく金(金融)のグローバル化も推進しました。

グローバル化とは耳ざわりが良いのですが、実は多国籍企業や国際金融資本が自由に動き回れる仕組みの事を言います。つまり、よその国(主に途上国)へ大量の資金を投下してバブルを作ったり、大量の空売りを仕掛けて一斉に資本を引き上げたりと、やりたい放題をして来た事は97年のアジア通貨危機などを見ても明らかです。韓国始めアジアの新興国が大打撃を受けました。

アベノミクスは、そういう持つ者と持たざる者との格差を容認するグローバル化リスクを減らそうというのも大きな主旨となっています。つまり、大型の公共投資から内需を拡大し金融緩和で資金を国内に行き渡らせ、外需依存率を下げようとしているのです。

その為には資金が必要です。財政赤字が多少膨らんだとしても、政府が資金を出さなければデフレ経済下では有効需要を掘り起こせません。これが好循環になればGDP が増え、税収も増えて全ての問題が解決する可能性が高いのです。

政府が調達する資金もギリシャやイタリアのように海外から外貨建て(ユーロ)ではなく、国内から円です。つまり家族内で融通し合っているようなものなので、どう転んでも破綻という定義は当てはまらないのです。

しかし、政府が国内で勝手に積み上げたとは言っても負債は負債なので放置する訳にもいきません。いずれ適正値までは下げるべきです。他国並みの対GDP比で100%以下なら持続可能と言えるのではないでしょうか。

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その為にも2%程度のインフレターゲットは不可欠です。デフレのままではいずれ立ち行かなくなります。債務の対GDP比が小さくなりようがないからです。民間の設備投資も進みません。物価が2%になるまでは日銀が市場に資金を供給するという強いメッセージでもない限り民間企業も動きにくいのです。

同時にその資金が、株や不動産の資産価格の適正化に迎えば、含み資産が増え借入能力が拡大します。つまり供給量に見合った資金需要が満たされて来るという訳です。そうなると、将来のインフレを嫌った資金が動きます。今の方が将来より安ければ、少しでも消費を前倒しにしようというのが人情と言うものです。

物価の方が先に上がると言う人もいますが、GDP比で10%程に過ぎない輸入関連商品を除けば、物価が先に上がるなどという事はあり得ません。買い手もいないのに価格を上げる馬鹿がいる筈はないのです。

例えばA商店が9万円で売っていたテレビを10万円に値上げしたとします。ところがB商店が9万円のままだと消費者はどちらを買うでしょうか。このようにものの価格はデフレの場合、消費者主導で決まりますから品薄にでもならない限り上がる事はないのです。

しかしながら、商品全体の品薄という状態は15兆円あると言われる需給ギャップが埋められた事を意味する訳ですから、逆にいえば15兆円分は庶民の所得が増えている事になります。従ってテレビで阿呆なエコノミストが、物価は先に上がると言っているのは不安心理を煽っているだけなのです。

財政出動と金融緩和があって、その相乗効果で資金が民間に回り、需要が膨らまない限り品薄状態は起きません。つまり物価が上がるという事は庶民が購買力(お金)を持っているという証なのです。

一方で、おっしゃるように、アベノミクスの目玉である巨額公共投資は利権の温床になる可能性があります。従来型利権構造が頭をもたげる可能性は否定出来ません。その為には国民が目を光らせる必要はあるのではないでしょうか。

ただ、自民党の古いタイプの利権政治家や大物族議員は、どんどんリタイヤしていっています。その代わりに手あかのついていないフレッシュな保守派が増えているのも確かなのです。

そういう点でも、今回の阿部内閣は歴代政権の中でも特筆すべきクリーンな正統派保守政権と言えるのではないでしょうか。筆者は任せられると思っています。と言うより、消去法で他はない、と言った方が正しいかも知れません。

今回の記事は前より少しましだったのでは、と思いますが、いかがでしたでしょうか。

 

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コメント

> ・・・そういう点でも、今回の阿部内閣は歴代政権の中でも特筆すべきクリーンな正統派保守政権と言えるのではないでしょうか。筆者は任せられると思っています。と言うより、消去法で他はない、と言った方が正しいかも知れません。

・・・ですよね! あのまま東西隣国への売国大好きな民主がのさばっていたら、1年以内での経済・国防での日本沈没は確実でしたから。 

投稿: AZ生 | 2013年3月10日 (日) 01時07分

それでも日本人は、原発の再稼働を選んだ。
一億総ざんげへの道。動き出したら止まらない。
この道は、いつか来た道。ああ、そうだよ、民族の歴史は繰り返す。

意思のあるところに方法はある。(Where there’s a will, there’s a way).
意思のないところに解決法はない。
意思は未来時制の内容であり、日本語には時制がない。
それで、日本人には意思がなく、解決法が見つけられない。
自然鎮火を待つのみか。

耐え難きを耐え、忍び難きを忍んで、もって万世のために太平を開かんと欲す。
不自由を常と思えば不足なし。
座して死を待つか、それとも腹切りするか。
私の父は、玉砕した。何のお役に立てたのかしら。
安らかに眠ってください。過ちは繰り返しますから、、、、

わかっている、わかっている。皆、わかっている。
ああしてこうすりゃこうなると、わかっていながらこうなった、、、、、
十二歳のメンタリィティには、知恵の深さが見られない。教養がない。
わかっちゃいるけど やめられない。ア、ホレ、スイスイ、、、、

白く塗られた黒いオオカミの足を見破ることは難しい。
だます人は悪い人。だまされる人は善良な人。おとり捜査は難しい。
この調子では、人の命はいくつあっても足りるものではない。
我々は、自らは望むことなく危機に陥る民族なのか。

http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://3379tera.blog.ocn.ne.jp/blog/

投稿: noga | 2013年3月10日 (日) 05時16分

原発の話題が出たので私blueが現地からリポートします 笑
現地と言っても隣接する市です。半径40k圏ギリギリのラインに住んでおります。40k圏外なので東電からの金銭の補償はありません。いや正確には精神的な損害とかの名目で二回に渡り計10万程かな?頂きました。二回目のときにコレが最後ですと。私の感想は、「ああそうですか」とそれだけです。補償が出た事に驚いた私ですから。でもよくよく考えると日常が一変したのですから当たり前かもです。リクリエーションは著しく制限されてしまいましたし、内部被曝を含めますとけっこうな被曝になってしまうので子供がいる家庭では食べ物も気をつけなくてはならないので出費は嵩むでしょう。ただセシウム134が半減期を迎えますので今後の被曝量は許容の範囲内に収まるのではないかと期待しております。
さて、私が原発事故により実際に受けた損害はリクリエーションの制限とビジネスにおいての顧客の流出です。県外へ避難されたお客は安全が確認されるまで戻ってくる事はないでしょう。人口の流出、これが問題でして反原発団体が垂れ流すデマがおさまらないとなかなかね。。ですので科学的根拠を伴わない放射能被害の発言を垂れ流す反原発団体に精神的経済的損失を請求したいと思っている今日この頃です。

投稿: blue | 2013年3月10日 (日) 12時12分

blueさん、貴重なレポートを有り難うございます。
想像通りですね。デマを流されて一番苦労をするのは現地の人です。
うちは福島産のものは特に選んで買うようにしています。先日も福島産コシヒカリを買いましたが、10キロで400円くらい他県のものより安いので助かります。(笑)

投稿: 田中 徹 | 2013年3月10日 (日) 12時55分

この話をカミさんにしたら、安いから買うんじゃない。と叱られました。(笑)買い叩いているようで申し訳ないと言っていました。高くても買うから正規の値段で売るべきだとも言っていますが、現実は難しいかもしれませんね。

投稿: 田中 徹 | 2013年3月10日 (日) 13時03分

blueさんのレポート・・・大変貴重です。

新聞やテレビは内容が偏向(結論先にありき)されがちなので鵜呑みに出来ませんから、blueさんの生情報は価値が非常に高いと思います。有難うございます。

投稿: AZ生 | 2013年3月10日 (日) 13時37分

田中様、福島県産をお買い上げ頂き、生産者に替わってお礼を申し上げます。優しい奥様にも宜しくお伝え下さいませ。地元の家庭菜園者も気軽に検査場に行ってますがパスしてますね。

AZ生様、読んで頂きありがとうございます。

投稿: | 2013年3月10日 (日) 18時03分

いつも拝見させていただきありがとうございます。大変失礼な質問をさせていただきます。日本の原発のほとんどが現在停止しているとの理解をなさっていますか?  実は全原発は今現在も稼働しており停止しているものは無いと認識しており、発電するのを停止しているだけと聞いております。即ち核反応は正常にしており正しく安全に動いているはずです。ただその制御(炉心の冷却など)に他発電所からの送電が必要で2重の費用が掛かっております。核反応は簡単に止められないようで現在も正しく制御されているようです。一度確認願えれば幸いです。

投稿: 田中正俊 | 2013年3月10日 (日) 19時33分

原発は止めている・・・あはは、確かに原子力発電はしていない・・・なので新聞とか政府は嘘いってない・・・でも原子炉は運転中・・・私も騙されていた(又は見過ごして)いた様ですね。

地球の自転が止まらない限りジェット気流・偏西風がありますので、中国からは原爆実験の廃棄物が含まれたゴビ砂漠の黄砂とか汚染された産業排気が朝鮮半島経由で日本へ到達しています・・・あ、これは別問題。。。

投稿: AZ生 | 2013年3月11日 (月) 22時12分

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