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2013年3月20日 (水)

リーダーの責任

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------------ TPP消費税増税に絶対反対!!-----------

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[東京 14日 ロイター] 政府の産業競争力会議の民間議員である楽天の三木谷浩史社長は、政府の役割について、日本の産業における勝者と敗者を決めて政策を構築するのではなく、経済成長を促すための最善策として、自由に貿易と競争ができるよう日本を開放することに注力すべきだと語った。

13日に英語で行ったロイターとのインタビューで語った。

三木谷社長は、TPPを安倍内閣が世界第3位の経済を再生するための広範な取り組みの一環と位置付ける。「この市場を開放しなければいけない。国際基準をできるだけ採用する必要がある。それが日本企業にとって世界で戦う力をつけるための唯一の手段で、もしそれができないなら、その産業は日本に残るべきではない」と語った。「日本人は、強いところをさらに強め、弱い産業は断念して他国にまかせることが必要だと気づくべきだ」

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だから〜言わんこっちゃない。(笑)こういう勘違いおじさんに発言権を与えるとろくな事はないのです。と言うより、この人は日本人ではありません。断言します。

いえ、決して在日の人とか、血がどうのこうのと言っているのではありません。考え方そのものが日本人のものではないと言っているのです。日本には、こういう日本の形を簡単に壊しかねない人は必要ありません。

こういう人は元々日本の伝統とか習慣、文化に興味がないのです。アイデンティティ(主体意識)さえどうでもいいと考えている節があります。その証拠に国際企業でもないのに社内公用語を英語にしています。そのせいか就職人気ランキングで激下がりしました。(笑)

格好よく言えばグローバリスト、またはコスモポリタン、悪く言うならば、BKD、 チャランポラン、外国かぶれ、またはアンポンタンでしょうか。非常に浅はかと言えます。筆者が最も嫌うタイプです。

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そもそも何か勘違いしているようですが、デフレ下の日本は技術力や商品力がない訳ではありません。需要不足は日銀の無策による流動性不足が大きな原因でした。それが共通認識だからこそアベノミクスを支持しているのではないでしょうか。なぜ政府側組織の人間がそれを覆すような事を言うのか理解出来ません。

外需関連で言えば、輸出産業にとっては放置されていた超円高がネックになり、反日と安売りを国是とする国に狙い撃ちされました。それに加えて電機などは膨大な技術流出で大きな損害を被ったのです。国の無為無策の犠牲になったと言っても過言ではありません。

ですから、そのあたりの問題を解決していけばいいだけで、国際基準を採用するとかしないとかの問題ではないのです。主に日本で使うものに独自の基準で何の問題があるでしょうか。世界が日本の技術が欲しい場合は、世界の方から基準を合わせればよいのです。

この、英語を日本語より重要視したり、世界基準などという、曖昧模糊としたものを過大に評価したりと、すぐ白人世界にすり寄り媚を売る負け犬根性が気に入りません。そういう点でも日本人ではないのです。毅然としたところが微塵もありません。

「日本人は、強いところをさらに強め、弱い産業は断念して他国にまかせることが必要だと気づくべきだ」

とりわけ、このフレーズは最悪です。これって古くさいリカードの比較優位理論そのものじゃないですか。それでいけば日本は自動車などをメインとする製造業に特化する事になります。それでいい訳がないでしょう。

安全保障は?、食の安全は?さらに他国からの供給が、自然災害や戦争、あるいは敵対する事などにより途絶えた場合はどうするの(?)日干しになれというのでしょうか。恐ろしくバカ過ぎて開いた口が塞がりません。

この人が言う事を実践すれば、

防衛 ー 米にお任せ 
食料 ー 米や豪州、中国から全て輸入 
コモディティ(一般消費財)ー 中国などの新興国から輸入 
薬 ー 米から輸入 
エネルギー ー 中東やロシアから輸入 
テレビや携帯の電機製品 ー 韓国から輸入 
労働力 ー 中国から輸入
 

こんな形を誰が望むというのでしょうか。恐ろし過ぎて笑えません。とてつもなく想像力がないと言わざるを得ないのです。

日本がこれまで目指して来て確立されている、国内における垂直統合型の産業システムや、全ての分野にまたがる高品質、ホスピタリティの精神を守る事こそが、明日の日本の存続、優位性を保証するものです。安易に世界に同化する事は世界の一歯車になる事でしかなく、埋没してしまいます。

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政府はこういう小学生レベルの愚かな連中に報酬を払っているのでしょうか。大した額ではないと思いますが、無駄遣いも甚だしいです。産業競争力会議のメンバーは、グローバリズムにおつむがやられた人が多く、なんでかなあ、と思っていたのですが、やっぱりバカな答えしか出さないようです。

任命責任は誰にあるのか、蓮舫さ〜ん、仕分けして下さい。(笑)

 

2103602            (愛国画報 from LAさんより拝借)

驕りがあったのか、策に溺れたか、あり得ない作戦で敗戦を喫したサムライジャパン。あの場面は四番に任すべきだろう。何のための四番だ。内川は責められない。中途半端な指示を出した司令部が悪いに決まっている。やはりリーダーは大事だ。。日本を象徴しているようで、嫌な予感がする。

 

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17日の夕方、海岸を散歩していて見つけた西に向かって伸びる長い雲、右は神戸淡路大震災の8日前に撮影された雲 何もないとは思いますが、念のため注意して下さい。

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。

日本人に限らずですけども、何か事象をすぐに他者のせいにしたがる輩がいますよね。

三木谷某や竹中某もそういった連中の一人であり、やれ規制があるからだの、やれ日本が閉鎖的なんだとか、そんなことを言ったら戦後の高度成長期やバブルなんかはどうなるのか?

今よりも規制が強く、閉鎖的だった時代には経済がグングン成長していたわけです。

もちろん、どこかに原因はあるのだけれど、そこを深く考えることはまずありません。

WBCの内川選手のダブルスチール失敗は、もちろん、4番の阿部選手に任せる手もそうですが、2点ビハインドを考慮すれば、外野フライで1点、ヒットなら2点という戦略で、しかも、相手ピッチャーは玉が手から離れるまで時間が長い、よって、ダブルスチールという選択肢は、実は「あり」なんです。

緒方コーチは

『井端にはできたら盗塁しろと言ってるから、井端が走ったらお前も走れ』

と、内川に言ってたんだと思いますが、ところが、内川は井端選手が走ったと勘違いして前傾姿勢で猛ダッシュし、それが理由で井端選手が盗塁をやめたことに、二塁ベースの直前まで気付かなかったというわけです。

この場合、内川は「井端が盗塁をやめるかもしれない」という想定が全くなくて、申し訳ないですけども、15年以上も野球をやってきた人間としては明らかな“凡ミス”です。

内川はそれをよく分かっていたから、自分のせいだ、と言ったのです。

私は内川も首脳陣も誰も責めるつもりは毛頭なくて、よく頑張ってくれたと思っています。

もとより不調打線で、4番の阿部もあの日は当たっていませんでしたから、ダブルスチールという選択をした首脳陣は間違っていないと思います。

阿部選手に対して

『外野フライでもいいんだよ』

というメッセージになりますし。

ただ、内川にダブルスチールという経験がほとんどなかったから、ああいう結果になったんだと思います。

それも想定しろと言われればそれまでですが、日本屈指の野球バカばかりを集めているのですから、まさかね、という部分は首脳陣にもあったと思います。


こういった見方というのは随所にあって、例えば、大東亜戦争で日本軍がガダルカナルまで軍を進めたことを「愚かな作戦」という人もいますが、大本営の立てる作戦というのは、基本的に落ち度はありません。

落ち度があるのは、大概が現場でして、作戦通りに任務を遂行できなければ、そりゃ負けます。

しかし、現場はいつも「無謀な作戦を立てやがって」と、負けた後になって言うのです。

そもそも、南洋アジアへの進出計画を立てたのは海軍であり、陸軍は米国との全面対決を避けて、英国の植民地を中心に解放していき、最後はインドを解放して中東を押さえるべきだと主張してたんです。

なにせ、日本陸軍は地球上最強でしたから。

しかし、開戦を渋る海軍がごり押して南洋アジア解放作戦になったのです。

ミッドウェー海戦で海軍が大惨敗しなければ、ガダルカナルに米軍が到着するのはもっと遅かったのでして、そしたら、飛行場も完成して、少なくとも、制空権はあと1年は長く握れていたはずなんです。

海軍を信用した陸軍は、南方へ主力をどんどん送り、まさかのミッドウェー敗北で、その後も制空海権を失い続け、陸軍は米軍の艦砲射撃や空爆に対して、ほとんど無防備で晒される結果になりました。

インパール作戦の失敗も、主には陸軍の優秀な司令官や将兵を、ガダルカナルやサイパンなどで多数失ったことにあります。

海軍が悪いとは思いませんけども、ガダルカナル占領という“木っ端”の出来事を指して「愚かな作戦」と決め付ける論調が嫌いでして、それを言うならば、そもそも作戦を立てる段階で無難作戦を捨てて、資源の量が勝敗の決め手になりやすい海戦主体という戦略を立てた海軍も「愚かな作戦」というべきでしょう。

それでも、結果的にはアジア解放という快挙を成し遂げたわけですから、終わり良ければ全て良し、亡くなられた英霊の方々も浮かばれるってもんです。

今日はなんだか愚痴っぽくなってしまいました。失礼しました。

投稿: 硫黄島 | 2013年3月20日 (水) 02時28分

自民党支持の保守派懸念の産業競争力会議ですが、やはりクズでした。楽天では買い物はしたことがない。商品を検索しても楽天はスルーです。何故ならサイトデザインが最悪だから。サービスもなにかと悪い話を聞きますしね。三木谷氏の理屈なら楽天は弱者で日本市場から退場すべきって話になりますよ。田中さんのいうようにコスモポリタン気取りのようですが、三木谷氏にはサッカーの中田英寿さんを見習ってもらいたいですね。中田さんは日本に埋もれている良い物を発掘しています。ローカルをグローバルに理解されるような活動をしているんですね。これは輸出に繋がるってのもあるんですが日本人自身が再発見出来て、途切れる恐れのある技術産業が継続できる可能性に繋がるかもしれないんです。素晴らしいと思います。

さて産業競争力会議、ここから出てくる話次第では安倍政権不支持とします。

投稿: blue | 2013年3月20日 (水) 09時55分

日本の弱いところ?
例示されたのは かっては強かったのに 弱くさせられたもが大多数ではないでしょうか。
食料 エネルギーは 自給できないものとして 伝説神話となっていますが、本当かなーと思います。
エネルギーは 世界一安全な核使用技術が 有るはずだし将来的には 広大な領海から エネルギーにしろ 資源にしろ無尽蔵に採取できる可能性がある。
 何よりも 2千年以上純粋培養してきた 日本の文化伝統。これ有る限り 質的に数等落ちる外国に頼ることなどあり得ない。
 こういうグローバル 改革を言いつのるカザールユダヤ脳の者どもを放逐せねばならない。
ネット選挙も解禁されるとか。 こういう連中を、ネットで葬ることはできないか。
日本語の 繊細で複雑な表現力を 英語なんかに単純化して置き換えられると考えられるお馬鹿さんに日本のことを語って欲しくない。

投稿: 古希のネトウヨ | 2013年3月20日 (水) 16時12分

おっしゃる通りです。弱いところというのは相対的表現で、国内的に見れば弱い産業なんて殆どありません。
これだけの高付加価値を生める国ですから必然的に為替は高くなります。その結果は、農業生産品などが相対的に割高になるのは仕方のない事です。
それを関税によって国が保護して何が悪いというのでしょうか。
それを弱い産業と言ってはばからない常識力のない連中がマスコミなどでのさばっています。

投稿: 田中 徹 | 2013年3月20日 (水) 16時42分

日本の弱いところ?

・・・朝日とかNHK(時々NG)などの自虐売国洗脳機関が裸の王様的に我が国にのさばって平気な莫迦が存在することです。
中共人民解放軍/北朝鮮のお若い将軍、韓国の八方破れの電気屋より時には困ったちゃん。。。人は之 獅子身中の虫 と云う

投稿: AZ生 | 2013年3月20日 (水) 21時10分

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