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2013年3月11日 (月)

タクロー・イン・チガサキ

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当ブログは、消費税の増税と、TPP への参加には断固反対です。

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タクローと言っても吉田拓郎さんではありません。昨日何と、あのテレビなどで超有名エコノミストの森永卓郎さんが茅ヶ崎にやって来たのです。ある人から誘われて筆者も暇だったので後学の為に出かけましたが、本当にテレビで見た通りの横巾の広い、ふてぶてしい顔のおじさんが来たので驚きました。(笑)

Morinagasi

(写真撮影しようとデジカメを構えたら、撮影は駄目と係から言われた。。氏曰く、銀行は10億円以上の預金者をお客様と呼ぶ。1〜10億円はゴミ、それ以下は虫けらだそうな。。道理で、そういう扱いだったなと思い当たる。。笑)

肝心の話はと言えば、一言で言えば、大変面白く為になったと言って差し支えないでしょう。55分間、立て板に水で内容も豊富でした。講演慣れしている感じで、聴衆を自分のペースに引き込むコツも心得ているようです。

特に竹中平蔵氏と犬猿の仲という下りは、主張が全く違う二人故なるほどという感じで面白かったのです。前原言うだけ番長とも仲が悪いようで、筆者とタクロー氏とは馬が合うかもしれないと思った次第です。(笑)

冒頭、イェール大教授浜田幸一氏の理論を取り入れたアベノミクスが経済政策としては妥当性があり、これから日本の経済はどんどん伸びるだろうと言っていました。そこはテレビで言っている通りです。

G20121205_2  (円高の一番の要因は、日銀が資産を増やさなかった事に尽きる)

反対に民主党政権末期の野田内閣はデフレ容認政権で、日本に恐慌を起こそうとしていたに違いないと言っていましたが、それはさすがに買いかぶり過ぎじゃないでしょうか。(笑)

彼らの言動からは、自分達の意志で経済を動かすような、そんな気が利いた連中とはとても思えないのです。誰かの言いなりに動いていただけというのが真相ではないでしょうか。誰かは知りませんが。。

話は戻って、自民党は、参院選までは今の調子を維持する為に手段を選ばないから、そこまでは円安も株高も続くだろうと言います。彼によると1ドル120円、株は25000円がPBR(株価純資産倍率)などから実力として妥当性があるので、当面そこを目指すという訳です。

ただ、急激な変化は財務省や銀行筋も望まないので短期間に、その数字を達成する事はないとも言います。インフレターゲットの2%も、短期間に達成すると長期金利とリンクするので国債暴落リスクがある、従ってある程度の時間が必要だと言っていました。

それはそうだ。物事には適正スピードというものがあるので、それを超えるような急激な変化は危険です。日銀の国債引き受けにも支障が生じるだろうし、第一、周り(国)が黙っていません。米も円安容認(ドル高)を、このまま続ける訳はないので、100円を超すような事は考え難いのではないでしょうか。(ここは筆者の意見)

円安は日本の輸出産業が息を吹き返して貿易収支が改善し経済成長に寄与しますが、特に韓国にやられっぱなしだった電機産業が恩恵を受けます。森永氏は電機メーカー(シャープ、ソニー、パナソニック)が円高の為に業績が悪くなったという言い方をしていましたが、ではなぜ自動車は円高でも強いままだったのでしょうか。

その答えは簡単です。いつも筆者が拙ブログで言っているように、簡単には真似が出来ないからです。最先端技術、ハイテク要素技術の総合商社のような自動車は家電製品のように部品を買って来て組み付ければ恰好がつくと言うようなものではありません。

擦り合わせ型産業と呼ばれるように、協力企業との綿密な打ち合わせや、微妙な調整が多く、定量化出来ない、あるいは伝達が困難な技術、ノウハウの塊だからです。だから多少高くても良いものは売れます。あの円高の昨年、世界で2600万台も売ったのですから明らかではないでしょうか。(輸出は490万台)

従って、電機産業も技術漏洩さえ防げば日本企業の一人勝ちだった可能性を否定出来ません。今現在は全く米韓の後塵を拝している携帯電話なども、世が世ならどうなっていたか分からないのではないでしょうか。少なくともハードだけは、ほぼ独占状態であった可能性は高いのです。

まあ、それはそれで摩擦の原因なので、それを避けるために海外生産拠点が増え、国内空洞化というパターンに行き着き、デフレが解消されないと言うジレンマはあります。結局外需依存は報われないという訳ですが、そこに関しては短い講演時間、言及はありませんでした。

筆者が最も聞きたかった事の一つ、TPP に関しては米と密約めいた約束事がある可能性を示唆していました。随分と大胆なことを言うものです。(笑)オバマさんとしては円安、株高のアベノミクスを一定期間、例えば参院選までは容認する代わりに、「TPP は分かっているだろうな」と言っている筈だと言うのですが、拙ブログとスタンスが似ています。

安倍政権誕生から、これまでを見ても余りにも順調だからです。ちょっと期待以上に順調で怖くなります。だって、考えてもみて下さい。新政権が口だけで何もしないうちから、円安株高がどんどん進みました。これは海外大口投資家の協力なくしてはあり得ません。つまり仕掛けられている(?)

どこかで大きな調整局面が来るか、あるいはTPP に参加して、緩やかな調整局面に入るのかは知りませんが、このまま順調に日本が再生させてもらえるとは思えないのです。

もちろん、安倍政権は出来る限り外圧に対し、陰に日向に抵抗するとは思いますが、米に対して反骨精神を貫いたチャベスさんのような例もあります。。

2013030600000051jijp0001view_2 (国連で、ジョージ・ブッシュ元大統領の事を悪魔だと言った。また、ハイチ地震は米が人工地震を試した。とも言っていた。米にとっては目の上のたんこぶ、58歳、癌で死亡)

 

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コメント

> 筆者が最も聞きたかった事の一つ、TPP に関しては米と密約めいた約束事がある可能性を示唆していました。随分と大胆なことを言うものです。(笑)オバマさんとしては円安、株高のアベノミクスを一定期間、例えば参院選までは容認する代わりに、「TPP は分かっているだろうな」と言っている筈だと言うのですが・・・

・・・たぶん当たりでしょう、その代り
①尖閣周辺海域には第七艦隊を派遣して圧力を掛けてあげる・・・島の領土および制空・制海権は海保・海自のバックアップはやりましょう。
中国内の日本企業の設備と駐在員の保護までは保障できない、自分で戦ってよね!F22を沖縄に投入してあげたんだし。沖縄のプロ市民と洗脳左翼新聞は日本が自分で始末しなさい、男でしょ。民主の莫迦よりはちゃんと自力でおやりなさい。

②南北半島内の第二次朝◎戦争での難民は1万人までは受け入れOKするんだよ・だけど竹島はそのまんまだよ・・・ホラ南のアキヒロはFTAにはとっくに入っているでしょうが!

なのでTTPにはお入りなさい。チャベスさんのようには為りたくないでしょ・・・悪い様にはしないからね、日本は核兵器ないのだし・・・ま、NATOにC国包囲網を打診したのは、良いね。莫迦民主よりは気が利いてるね。。。

投稿: 平成神風 | 2013年3月12日 (火) 17時26分

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