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2013年4月20日 (土)

繋ぎ

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----- TPP 日中韓FTA 消費税増税に絶対反対 ------

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拙ブログ、いつも夜、食事後に翌日の記事を書いているのですが、昨日は外出して遅くなり、記事を書く時間がとれませんでした。代わりにと言っては何ですが、過去のブログで時間繋をさせていただきます。

2008年の6月にアップしたものですが、個人的に気に入っているものです。
ではどうぞ。。

先日東京での飲み会の帰りにグリーン車に乗った時の話です。2階建てグリーン車の端には1階だけのフロアがあり、席が3列ほどあります。頭上に余裕があるので、乗るときはなるべくそちらの席を選ぶようにしているのです。

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その日は混んでいて、その席も2〜3席しか空いていませんでした。手前通路側の空き席には物が置かれていたので奥を選んだのですが、後からきた若いサラリーマン風の人が、その物がおかれている隣の席の人に、「ここ空いていますか?」と聞いた時の事のです。

次の瞬間、その狭い部屋の空気が凍り付きました。「あいてねえよ!」ドスの利いた大きな声が響き渡ったのです。一瞬驚いた顔をして、若い人は立ち去るしかありませんでした。

張りつめた空気の中、今度は大きな声で電話を始めます。内容が凄いのです。「おやっさんが〜〜○○兄い〜〜ざけんじゃねえよ、バカやろう、俺だってわざわざ××へ行くんだからよ〜」てな具合です。

次の駅に止まり、今度は中年サラリーマン風の人が乗って来て、「ここ空いていますか?」と聞くと、今度は「空いてない」と比較的穏やかに言うのです。

おや(?)これはどういう事なんだろうと、善意の傍観者を自認する私の野次馬的好奇心が加速します。しばらくしてまた次の駅に止まり、黒いスーツにリーゼントも高めで7〜8センチはあるでしょうか、見るからに凄みのある中年男性が入って来て「空いてますか?」と聞いた時の事です。

信じられない光景が目の前に繰り広げられました。何とそのおっさんは「空いてます、すいませんね、すいませんね」と言ってそそくさと、トレイとシート上の大きな荷物を片付け始めたのです。

相手によってこうも態度が変わるものか(?)・・・待てよ出来すぎた話だぞ、ひょっとしてドッキリカメラ(???) まわりを見渡してもカメラらしきものはありません。

まるで志村けんのコントを見ているようでした。「事実は小説より奇なり」と言いますが、コントさながらの寸劇に、名コメディアンが降りるまでの20分間、半分ビビりながらも退屈しなかったのです。

いかがでしたでしょうか。長年生きていると面白い体験をするもんです。(笑)


 

 

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コメント

≪繋ぎ≫・・・まるで志村けんのコントを見ているようでした。「事実は小説より奇なり」と言いますが、コントさながらの寸劇に、名コメディアンが降りるまでの20分間、半分ビビりながらも退屈しなかったのです。

・・・荷物の隣の席の人又は黒スーツに7〜8センチのリーゼントの凄みのある人・・・一言コメントを下さいませんか!?(震え声)・・・

投稿: 心配性君 | 2013年4月20日 (土) 09時32分

こんにちは。

アハハ(笑)

こういう面白い話は好きですよ(笑)

私も人間観察が比較的好きな方です。

もう何年も前のことですが、地下鉄に乗っていたとき、満席なんですけど、お一人の小さな老婆が荷物をどっさり抱えて乗ってきまして、私の隣に立ったのですが、荷物をどうするか悩んでいたようで、上の棚に載せたらおそらく取れなくなるだろうから、床に置くしかないのですが、他の人に迷惑になるんじゃないかと、キョロキョロと周囲を見渡しておりました。

結局、荷物を持って立つことに決めたようでして

『どちらまで行かれるのですか?』

と私が聞きますと、老婆は

『○○までです。ご心配をどうも』

と終点近くまで行かれることが分かりました。そこからだと10駅くらいはありました。

私は終点まで行く予定でしたから、荷物を棚の上に置いて差し上げますよと申しましたらば、大丈夫だと老婆は言います。

そのとき、ふと、老婆の目の前の席を見ると、高校生らしき男子が、なんと、2人ぶんほどの席幅に1人で座って、携帯を見ながら、足を斜めに投げ出して踏ん反り返っていたのです。

途端に私の怒りのボルテージが振り切れてしましまして(反省です…)、テメーコノヤローとばかりに怒鳴りつけてしまいました…。当然、高校生は何が起こったのかとばかりに、ポカ〜ンと私を見ますが、無視を決め込んで、また携帯を見ています。

私は、しまった!と思い、口調を抑えて、席を詰めたらもう一人座れるじゃないかと説明したのですが、高校生は私に対して

『あっそう』

とだけ返事して、また無視。

老婆は私に対して、自分は大丈夫だからと、怒りを抑えてくれと言うのですが、もう私の怒りは収まりません。

老婆には

『もうあなたには関係ないことです。これは僕とこいつ(高校生)の問題です』

と言いまして、次の駅で降りろと高校生に言いましたが、高校生は

『なんでだよ?キチガイ野郎!』

と私に言いました。

降りないなら力ずくで降ろすぞ!と私が言いますと、分かったとばかりに次の駅で2人で電車を降り、この高校生の素性を全て聞き出しました。

高校生は帝京高校のサッカー部員だったのですが、最後まで席を詰めなかったことを謝らないので、その場で帝京高校に電話して、サッカー部の顧問と話したいと言いましたら、高校生は急に態度を変えてきて、謝罪してきました。

結局、サッカー部の顧問はすでに帰宅していまして、ならば校長と話したいと伝え、校長に事の顛末を全て話しましたが、私には平謝りでして、謝るのは結構だが躾をちゃんとしろと言い、電話を切りました。

高校生は最終的に平謝りをしてきましたが、なぜ最初から席を詰めなかったのかと問いただすと、老婆に気付かなかったと言い訳をしてきました。

サッカーでは活躍しているのか?と聞くと、控えの選手で、レギュラーではないと。

『周囲に気を配れないような人間だからレギュラーになれないんだよ!』

と言い残して、私は電車に乗りましたが、人間というのは基本的に、見かけを含め、立場や力関係でコロコロ代わるものなんだと、特に純真無垢の高校生ならば、本能(防衛本能)からそれを悟るものなんだと勉強になりました。

私も学生時分や社会に出たばかりの若いときは、不躾さや不正義を教師や上司から散々怒られ体罰も受けましたけども、そういう上司や教育者に恵まれないと、力関係や縁故関係でしか人間関係を持てないものだと、逆に痛感しました。

私はド田舎の超保守的な公立学校の出身ですので、特に不正義に対して教師は厳しかったです。

イジメなどには顔が腫れるほどにぶっ叩かれました(笑)

それでよかったと、今となっては感謝していますが。

投稿: 硫黄島 | 2013年4月21日 (日) 00時00分

シルバーシートに、すいているとは言え、平気で座る若い人の気が知れません。人前で、全くはばかる事なく大声で話す若い人も増えました。そういうのを見ると、日本人の民度が高いとはとても思えないのですが、少しづつ下がっているのでしょうか。

投稿: 田中 徹 | 2013年4月21日 (日) 01時16分

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