さらに、保守について考える
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一昨日は、エグザイルの東京ドームコンサートに行った都合で、ブログ更新の時間がとれませんでした。えっブログの内容と似合わないって(笑)知り合いから関係者席に招待されたので、後学の為にも行った訳です。別に安倍さんの真似をした訳ではありません。
(安倍さんは何を理解したのでしょうか。小泉さんとは趣を異にするようですし・・)
4万7千人が一斉に旗を振ったり体を揺する、言わば一種のマスゲームは迫力ありました。北朝鮮も真っ青ではないでしょうか。何と言ってもこちらはハイテクですから。(笑)
LED 大画面に映し出される映像は、ちょっと前と比較すれば格段にクオリティが上がっています。大音量ながら音質の良いサウンドは、耳栓を必要とはしませんでした。あのドームさえ狭く感じる、迫力の3時間半だったのです。久々のコンサート、リフレッシュ出来ました。
打って変わって、翌日は靖国神社参拝へ、海軍カレーを食べ、保存状態のいい零戦の機能美を堪能したのです。それにしても遊就館の資料は膨大で3時間でも全く足りないくらいでした。知らない事も結構あり、不勉強を思い知らされます。
(食べかけで失礼。当時のレシピを忠実に守ったという海軍カレー、大して美味いものではありません。隣のカツカレーの方が美味しそうでした。笑)
それにしても、日本を主体として見る近代史は知れば知る程、栄光の歴史であり、今後も続いていくであろう人類の艱難辛苦の歴史でもあります。我々保守派が理想とするような、穏やかな繁栄の時代を迎える事が、果たしてあるのでしょうか。
さて、その肝心な問題、保守についてですが、先日迂闊にも記事にしたところ、かなりな反響がありました。保守論客の皆さんのコメントで湧いたのです。そこは拙ブログとしても歓迎するところです。
ただ、ちょっと誤解を招いたり言葉足らずのところもあったようなので、今日は補足説明をしたいと思います。増々墓穴を掘るかもしれませんが。(笑)
まず、保守と革新について、そもそも独断と偏見に満ちた拙ブログ故、一般的意味合いでの定義付けを狙っているものではありません。それならWIKIでも参照すればよいのです。あくまでも筆者が考える保守と革新ですから、そこのところは誤解なきようお願い致します。
相変わらず言い訳と前置きが長いようです。(笑)
さて、人類を自然の一部、あるいは生体系の中での一種であると捉えた時に、保守的な活動とは何でしょうか。例えば海のイワシの群れがいて、それを狙うカジキマグロがいます。
カジキ君としては、イワシに群れで行動されるとまずいのです。そこで一計を案じ、「イワシ君よ。君は騙されている。群れで行動すると分け前は少ないし、何より好きなところへも行けないじゃないか。もっと自由になろうよ。一人で行動した方が分け前も大きいし、好きなところへも行ける」・・・
正に悪魔のささやきではないでしょうか。(笑)不平不満分子である大勢のイワシ君達がカジキのエジキになった事は言うまでもありません。そう考えた時に、保守の出来る事は、そう多くない事に気がつきます。
多くの犠牲を出さない為、また群れを守る為にカジキマグロの裏をかいたり、ある時は巨大な生物に見せたりと創造的で合理的な活動をする訳です。でなければ絶滅してしまいます。
一方のカジキ君は、常に革新的な考えを持っています。これまでの体制を一気にひっくり返して自分の都合のいい仕組みを作る為です。いわばイワシ社会の構造改革、あるいは革命的刷新です。何か響きだけはいいのです。
しかし、それが奏功して短期的に凄く上手く行ったとしましょう。ところが、今度は自分たちの餌がなくなってしまうのです。つまり、カジキが言うところの革新的行動は破壊しか生まず、共に滅亡してしまうという訳です。
偉そうなことを言っても、人類とて、この例と少しも違わないのではないでしょうか。無い物ねだりや、革新的行動は結局は不合理で破壊を招き、全体の為にはならない事の方が多いのです。
これを日本に当てはめれば、長年に渡ってDNA にインプットされて来た、日本人が日本人らしく生きる術に忠実である事が、合理的で保守的な行動という事になります。暗黙知に裏付けされた個人の福祉が全体の福祉に優先しない社会です。
正にイワシ社会ではないでしょうか。一方のカジキ君は、その体制を壊したい人達です。日本に住んでいても同じDNA を持たない人やグローバリズムを信奉する人達です。
グローバル化や新自由主義、自由貿易を言葉巧みに説きます。卑近な例で言えば、産業競争力会議メンバーと言えば分かりやすいかも知れません。成長戦略という名の下、規制緩和を行い道州制なども採用し、体制の破壊を推進します。
最終的には日本を解体して食ってしまいたい巨大多国籍企業の手先と言って過言ではありません。しかし、そのイワシ君である日本がなくなればどうでしょうか。国内にいるグローバル化を推進した連中も一緒に滅んでしまうのです。愚かな事ではないでしょうか。
つまり、合理的に物事を考え突き詰めていくと、人類が生物として地球の一部に組み込まれている限り、決して革新や革命という結論には至らないのです。保守こそが合理的で創造的な概念であるという結論に至るのではないでしょうか。
クルマに例えるならば、ある機種のマイナーチェンジをこつこつとやって行く作業に類似点を見ます。フルモデルチェンジをして、大きな失敗をする事などは決して許されません。
ただ、従来のエンジン車にモーターを組み合わせたハイブリッドカーなどは、大きなリスクがなくイノーベーティブな改良が可能です。こういう作業の積み重ねこそが地球と共存し、人類の存在価値を高め、平和と繁栄を保証して行く事になるのではないでしょうか。
クルマの例えは強引過ぎたかも知れません。(笑)いずれにしても、左翼にしても構造改革も含め革新などというのは、新たな利権構造の構築に過ぎず、民衆はいつも煽動されるだけで置いてきぼりなんですね。
マスコミの言う事を鵜呑みには出来ないという事です。
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