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2013年5月 5日 (日)

マンセー的精神飢餓論(中編)

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----- TPP 日中韓FTA 消費税増税に絶対反対 ------

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やや涼しめですが、爽やかでいい季節になりました。今日は横浜方面へ出かけるつもりです。運動を兼ねて、街を見物がてら歩くという安上がりな趣味は、この歳になるまで思いつきもしなかったのです。(笑)

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               (山下公園)

さて、昨日からの続きです。
経済的視点から、先進国、中進国、途上国と分けて、その構造を筆者なりの独断と偏見で分析をしたいと思います。漠然と先進国と言っても分かり難いので、定義付けをしなければなりません。

まず先進国

高度な工業化を達成し、技術水準ならびに生活水準の高い、経済発展が大きく進んだ国家のこと(Wikipedia)

一番は自律的に経済的発展が出来る国、つまり他国に対する依存度が低いという事です。その為には自前で核になる内需産業を持ち、裾野に産業のピラミッドが形成され、独自の技術を持つ事が要求されます。

また、ある程度の広さの国土と、市場規模という意味で最低でも5000万人くらいの人口は欲しいところです。という事は先進国イコール大国という事にもなります。

二番目は文化レベルです。独自の文化を持ち、その文化が経済に好影響を与える必要があります。経済成長を阻害しない文化と言った方が分かり易いかもしれません。他国にも好影響を与えられるなら、さらにベターです。

最後は安全保障ですが、抑止力という意味での防衛力という点で、他国に依存しない能力を持たなければ高い経済力を維持する事は困難です。生産要素の安定という点でも必須です。

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この条件にほぼ当てはまるのは、日、米、独、英、仏くらいでしょうか。カナダとイタリアを除くG7 の国々です。しかし、それぞれ完璧とは言えません。日本は言うまでもなく防衛力です。米への依存度が高すぎます。

米は逆に日本への経済的依存度が高すぎます。日本が資金的、技術的支援をしなければ立ち行きません。ドイツは、ほぼ完璧に見えますが、どれもトップではないという悩ましさがあります。さらに外需依存の異常な高さも難点ではないでしょうか。

英仏に関しては、歴史もある事で、ぎりぎりの先進国ノミネートですが、十年先は分からないというレベルです。特に英国の凋落ぶりは酷いものがあります。一部のエリートや企業以外は先進国と言えないレベルではないでしょうか。(失礼。あくまでも拙ブログの説です)

さて、次は中進国です。中進国は上記の条件が一つでもあれば資格ありとします。イタリア、ロシア、中国、インド、カナダ、オーストラリア、オランダあたりが思い浮かびます。

しかし、この中で将来的ポテンシャルがある国をイメージ出来ないのです。つまり、自律的発展の可能性がない国は、見通しもないという事になります。今は上手くいっていても、いつ何時ひっくり返るか分かったものではないのです。

後の国は全て途上国だなどと言うつもりは毛頭ありません。スイスのように小さくても存在感のある国はありますし、北欧諸国のように独自の文化を持ち、成長というよりマイペースで悠々自適な国もあるからです。

また資源大国も上記の定義から外れます。資源以外で経済発展する必要がないからですが、資源が枯渇する遠い将来的には何か対策をする必要に迫られるのではないでしょうか。そこまでは拙ブログの知った事ではございません。(笑)

浅い高察で恐縮ではありますが、大きく外していないのではないでしょうか。
しかし、このように見た時に、日本のマスコミや経済学者などが言っている事の矛盾点が鮮やかに浮かび上がって来ます。いや、そう思うのは筆者だけとは思えません。

日本は成熟した経済大国だから、これ以上の経済発展は望めない、ヨーロッパ型「質の世界」を目指せ、などというのはその典型ですが、では、どこの国が日本以上に発展するポテンシャルがあるのか聞いてみたいものです。

アメリカ(?)ネガティブなイメージしか浮かびません。製造業はガタガタだし、金融は胡散臭すぎます。移民などによる人種的問題を抱え、社会的リスクも数えきれません。とても明るい未来があるとは思えないのです。

ドイツ(?)ハイブリッドカーでも分かるように、今後は日本の二番煎じです。EU ではデカい面が出来ても、世界的プレゼンスは萎みつつあります。他の先進国は論外です。

中進国ではインドや中国が有望、と言われるかも知れませんが、インドは、あの人口を制御出来ない限り、食べさせるだけでも大変でしょう。中国は環境破壊と高齢化で二進も三進もいかなくなります。そもそも海外からの投資で成り立っていた国が、あれだけ喧嘩っ早いのでは難しいものがあります。

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     (タイのプーケット あくせく働く気持ちが失せていく)

ではこれからは途上国でしょうか。未だ磨かれていない玉があるかもしれません。インドネシアのように人口だけでも魅力と言えば魅力です。場合によっては大化けするかもしれないのです。

悪い癖で、だらだら長くなりました。収まりきらないので、明日続きをやります。

 

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

インドネシア。ありだと思います。去年ルピア建ての社債を購入
しました。ですから贔屓目ではありますが(^^)少しは根拠があり
ます。日本には各国から不法入国を含む外国人がいますが、
インドネシア人は割合で少ないし犯罪率も低い。これが何を意味
するか?重要な気がするんです。経済学者や評論家は人口数や
人口構成や資源に目を向けるのでしょうけどもね。
宗教に関しては知り合いに限りの話しになってしまいますがイ
スラムの方は世俗的で付き合いやすく、ヒンズーの方はより肌
が合う感じです。

投稿: blue | 2013年5月 6日 (月) 09時14分

こんにちは。

インドはすでに格差社会に突入していますから、支那や米国、欧州の二の舞にならなきゃいいですけどね。格差の解消がインド発展の鍵だと思います。

インドネシアのような国が台頭してくると嬉しいです。

大陸国家は経済力ができるとすぐに周辺国へ迷惑をかけるのが歴史の常です。

フランスのナポレオン、ロシア、ソ連、支那、あと、良くも悪くもナチスドイツ。

大陸国家同士で殺し合いをしてくれるぶんには、もう勝手にやってくれと思いますが、一旦膨張を始めるととことんまで膨張したがるのも大陸国家なので、歯止めが利きません。この大陸勢力に睨みを利かせられるのは、いつも海洋国家か半海洋国家です。

ナポレオンには英国、ロシア・ソ連には日米英、支那には日米印と、古くは元冦を鎌倉幕府が撃退したことで蒙古が衰退したように、ロシアの極東進出の野望を日本が打ち砕いたように、大陸勢力と海洋勢力は因縁の関係でもあります。

米国は海洋系勢力の共和党と、大陸系勢力の民主党が2つ存在します。インドもそんなところです。

となると、英国が衰退した現在、100%海洋勢力が日本以外にも欲しいところ。

インドネシアが世界のパワーバランスの一角を担ってくれたら、これは喜ばしいことです。

フィリピンはあまり期待できませんし、豪州は論外ですから、インドネシアに頑張って頂きたいところです。

ロシアは国丸々兵器工場ですから、経済発展するならば、兵器輸出依存から脱却しなければなりませんが、そんな気概がロシア人にあるかと言えば、ないでしょう。

ソ連の時代からどっぷり外貨依存してきた国ですから、輸出して外貨を稼がなければ、国民の生活品を輸入することもできない。かといって、長く軍国主義をやってきた国ですから、兵器以外に作る能力がない。

仮にいまロシアが戦争をおっぱじめても、ユーロ&ドル封鎖されたらあっという間にギブアップですね。

軍事力では米国に次ぐロシアも、外貨依存から抜け出さない限りは、世界覇権の野望などは夢のまた夢。

しかし、侮ることもできません。中東の石油を押さえれば話は別ですから、ロシアが中東に兵器を輸出しまくっているのも、結局はそれが目的かと。

それがロシアの怖いところです。

世界動乱の引き金を引くのは、支那かロシアか、いずれにせよ、米国が衰退しなければ無理でしょうが、支那に至っては共産党独裁がいつまで続くやら。

今はさしずめ、米国の衰退が先か、支那共産党の崩壊が先か、チキンレース状態だと思います。

もちろん、キーパーソンは我が国日本です。

できれば、支那の崩壊と米国の衰退を同時進行でやってもらいたいものです。

安倍総理に期待するしかありませんね。

投稿: 硫黄島 | 2013年5月 6日 (月) 09時56分

著者は、インフレ推しだそうですが、そもそもインフレに何のメリットが・・狙いが見えません。名目で上がったとしても実質が変わらないんじゃ何の意味もないのでは。よくインフレ推しの人の中には、実質賃金を切って雇用を増やすという発想のひともいるみたいですが、著者はそうじゃないですよね。大事なのは実質賃金の伸びでは。実質で伸びてるのならデフレでも何の問題もありません。(まあ大量に借金を抱えてるゾンビ企業は別でしょうが)国民が豊かになるのは、実質賃金が伸びてる時だということをお忘れなく。

投稿: tant | 2013年5月 6日 (月) 11時24分

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