政府の足を引っ張る目立ちたがり(?)
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日経平均株価が15日に1万5千円をあっさり突破しましたが、異次元のペースです。(笑)株だけはいくら上がってもいいのですが、上がったら上がったでケチをつけたい輩が必ず現れます。
ここ数日の長期金利の上昇を見て、円の信任が損なわれる、ハイパーインフレになる、などと荒唐無稽な事を言い出す似非エコノミストまで現れる始末です。特に藤巻某は根拠なき破綻論で良識派から顰蹙を買っています。そんなキワモノはテレビで使うべきではありません。テレビの信任が損なれるではありませんか。(笑)
しかし、ここまで急激に株が上がれば、国債を売って株に投資する流れは当然あるのでしょうが、この程度は想定の範囲内ではないでしょうか。その為に黒田日銀総裁は、ほぼ無制限に国債を引き受けると言っている訳ですから、今の段階でオタオタするのはナンセンスと言わざるを得ません。
上がったとは言え、未だ1%切っているのです。アホみたいな話ではないでしょうか。ここ10年を見ても2%弱の時もあり、平均して1%は悠に上回っています。これでも世界的、歴史的超低金利と言えますから、まだまだ騒ぐ程の事はないのです。
1%の上昇で年1兆円程度利払いが増えると言いますから、余力はまだまだあると言って差し支えないのではないでしょうか。
それにしてもハイパーインフレなんて言葉を軽々に使うものではありません。ジンバブエじゃあるまいし、そんなに簡単にハイパーインフレになるなら世界中がなっています。
結局決め手は、その国の持つ供給力のポテンシャル、つまり技術力に裏付けられた付加価値創出力ですから、そういう点で世界一の日本がなるなら、周りはとっくにならなければいけない事になります。
それと、この期に及んで財政規律云々を言ってる人が多いのにも呆れます。政府関係者、例えば麻生財務大臣あたりが対外的にポーズで言うのは分かりますが、真に受ける経済評論家系の人って一体何なんでしょうか。
日本のように国全体の貸借対照表で資産が負債を大きく上回る国が財政再建してどうするの、という話です。意味が分かりません。言葉の定義付けにもよりますが、資産と負債の項目別バランスの見直しと言った方が適切ではないでしょうか。
つまり政府の負債を国民の負債に転嫁していくやり方です。転嫁と言うと誤解を招くかもしれませんが、政府の負債を減らすというのは、実はそういう事なのです。理論上、それしかありません。
景気が良くなり国民の消費が増えると、企業や個人所得が増え税収が上がります。自然政府の負債が減り、その分設備投資や住宅建設などで企業と国民の負債が増えるという訳です。ここで勘違いされたら困りますが、韓国のように民間も政府も負債が資産を上回ると言っているのではありません。
膨大な個人資産と企業の内部留保も経済成長によって、大きく減る事は考え難いのでプラスマイナスでは当然プラスなのです。ということはバランス上、政府だけでみれば、いつまでも負債が上回る事になります。
これを政府が黒字になるまで増税をしたり、歳出を絞り過ぎると、逆に個人や企業の個別バランスシートが赤字になるという訳です。もちろん金融資産だけの話で、有形資産は消えませんので誤解なきよう。
そもそも、財政再建という言葉から受ける印象は、対外負債が膨らんで長期国債の金利が経済成長率を超える、5%を超すような国が、このままだと返済不能、つまり破綻リスクが高いので増税はもちろん、歳出を絞ってでも何とかしなければ、というような切羽詰まったイメージです。PIIGS が有名です。
日本はと言えば、発行する国債は全て円建て、しかも95%が国内で消化、という事は返済不能にはなりようがありません。対外純資産が世界一の300兆円超もあり、長期金利も1%未満、さらに膨大なデフレギャップが厳然と存在する超優良経済大国です。
3~4%の経済成長さえすれば、自然にバランスがとれて来るというくらいのものではないでしょうか。その為の2%インフレターゲットです。脇目もふらずにアベノミクスで邁進すればいいのです。
とにかく、ケチをつけるにしても、まずデフレを脱却してから言えってなもんです。株価が4万円近くもしたバブル期でさえCPIは3%未満です。今は1万5千円で、しかも未だデフレの真最中ですから、株価で2万円、長期金利が2%を超すようになった時点で騒ぎましょう。
(この時代、5年程で株価は3倍にもなっている、さすがにこれは凄まじい。ある意図を感じざるを得ない)
話は変わって、子供市長、今回はひょっとしてと思っていましたが、ちょっと黄色信号灯っています。
13日時点で思った事は
1)ひょっとして、何もかも分かった上での国士か(?)
2)やはり工作員か、半島の傀儡か。
3)ただの自己顕示欲が強いだけの大バカものか。
この中のどれかという事でした。
長くなりますから、続きは明日という事で。。
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