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2013年5月27日 (月)

簡単に謝るのは日本の悪い癖(続編)

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----- TPP 日中韓FTA 消費税増税に絶対反対 ------

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先日の、結局なかったかのような、日本人のみを狙った在日朝鮮人(31才の男)による通り魔事件への報道姿勢などを見ても明らかなように、NHK とフジテレビを始めとしたマスコミの偏向報道、また流行ってもいない韓流ごり押しなどは目に余るものがあります。

さすがに見かねた普通の日本人老若男女によるデモが行われるようになったのは2011年の夏でした。筆者も皆勤賞がもらえるくらい参加したのですが、安倍政権誕生と同時に下火になったのは残念な事です。

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(8.21フジテレビデモ 筆者も含め約8000人が、お台場に終結したが報道される事は一切なかった。報道しない自由だそうな。)

その代わりに新大久保辺りで、もっと過激な反韓国デモが起こるようになりましたが、そこは筆者などはシンパシーは感じますが、趣旨に相容れないものがあり参加していません。結果的に反日左翼勢力側からレイシストの烙印を押され、政治利用されているようです。

そういう悪名高いフジテレビやNHK の作る番組が、まともな筈がありません。従ってフジテレビやNHK は原則見ないのですが、たまに例外もあるのです。フジテレビの「新報道2001」がそれに当たります。プロデューサーが保守系なのでしょうか。

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昨日は橋下発言を巡り、有識者や国会議員を招いて討論が行われました。その内容は、昨日も述べた通り驚愕、いや特筆に値するものだったのです。特にコメンテーターの西尾幹二氏が素晴らしく、筆者の言いたい事を全て言ってくれました。

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 (日本にもこういう立派な知識人がいるのです。後光が射しています。)

以下参照

1)慰安婦制度は日本軍が朝鮮半島の業者を使う形で関与したが、それは、現地女性に迷惑をかけない事、性病などが兵隊に蔓延しない為であって、けっして強制や拉致によるものではない。従って、批判そのものが成り立たない。

2)米軍(進駐軍)の占領当時の日本女性に対するレイプなどの犯罪に言及されないのはおかしい。現在も沖縄などで女性に対する犯罪が後を絶たないが、
米軍こそ慰安婦を帯同すべきだ。米が日本を批判するのはお門違い。

3)日本政府は「河野談話」を作成した官僚の責任を追求するべきだ。その経緯を明らかにし、場合によっては河野洋平を自民党から除名処分にするべきである。

ク〜痺れる〜。(笑)この件、番組レギュラーコメンテーターの平井文夫氏も「河野談話が諸悪の根源だ」と言っていました。洋平に太郎、聞いてるか。先日も太郎が在日認定されて怒りまくっていましたが、心は反日たろう。

安倍総理にも是非聞いていただきたい。選挙前は河野談話を継承しないと言っていたのに、騒がれると「継承する」にぶれました。国民はそういう態度を見ています。小手先でかわそうとしないで正面から向き合って下さい。

次に、橋下市長の安倍総理に倣った、政治家はこの問題に介入せず、歴史家に評価を任せるべきだと言った事に対しては

4) 政府が正式にこの問題に取り組み、全てをつまびらかにしない限り、この問題は解決しない。米主導で連携ともとれる、米中韓による、この種の日本叩きは、自 分たちの悪行を隠す為のものであり、永遠に日本封じ込めの政策は続くだろう。従って安倍政権は全力でこの問題に取り組み、真実を世界に対し訴えるべきであ る。

これまで自民党が放置して来た責任を取って、まずは証人喚問を、朝日新聞と河野洋平に対して要求すべきではないでしょうか。河野談話を継承するしないでもめるより、そこがスタートのような気がします。その様子を世界に向けて発信しましょう。


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これに対しては、もう一人の保守サイドのコメンテーター立命館大学客員教授の宮家邦彦氏は違う見解を示していました。

日本が謝罪しようが賠償しようが、これらの国はゴールを後に下げていくので、問題は永遠に解決しない。従って、正攻法で日本が問題を提起し、拡大すれば却ってこれらの国の思うつぼだろう。むしろ日本は、戦後の平和的姿勢を世界に訴えた方が好結果を生むのでは。

う~~ん。いずれにしても厳しそうです。米中韓が、この件ではAKC日本包囲網を形成していますから、一筋縄ではいきません。嘘をつかない、あるいは姑息な駆け引きをしない日本に出来る事は限られます。

これらの保守サイドに対して、橋下叩きを展開した自民、民主、共産党の論客は情けないものがありました。自民党は、なぜもっとまともな人をよこさなかったのでしょうか。結局は自民党が放置したツケが廻って来ている、安倍さんはぶれている、などと逆に散々叩かれる始末です。

それに対してまともな反論が出来ないばかりか、政局問題などで橋下批判をするのですから論外です。民主は相変わらず煮え切らず存在感が示せません。共産党に至っては「あなたは韓国の味方か」と言われていました。(笑)どうみても韓国側の廻し者にしか見えなかった事は確かです。

橋下市長は、多少は勉強したと見えて、言う事が少しましになって来ています。慰安婦問題も日韓基本条約で解決済なので、国家として、それ以上の事は出来ないとはっきり言っていました。さらに問題があるなら国際司法裁判所に提訴すればいいとも。このブレ方は○

さあ、本日午後の外人記者クラブにおける会見の結果がどう出るかです。

その要点は

1)韓国や米に対して、決して謝罪をしない事。(無理だろうなあ)
2)慰安婦問題に絞り、侵略の定義や戦争責任などに話を広げない。
3)慰安婦に対する強制や拉致はなかった事を調査結果を元に強調する。
4)例え何らかの責任があったにせよ、日韓基本条約で全て解決済みである事を訴える。

従って、話すべき事は3)と4)だけという事になります。

常識で考えて、強制や拉致が出来るのであれば、高い報酬を払うというのは矛盾しています。実際一般の兵隊さんが12円くらいのとき、300〜1000円稼いでいたと言うのですから超破格の待遇です。その証拠は残っているので、そこは強調してもいいのではないでしょうか。

米や韓国も、その手の施設を使った実績がありますから、その報酬を比較してみるのも手かもしれません。日本は道義的責任を感じていたからこそ高い報酬を払っていた訳で、さらに戦後に賠償までしている訳です。確実な証明が非常に困難な問題で、これ以上何を望むのかという事になります。

BKD共産党あたりは「よその国が殺人したからと言って、日本が人を殺してもいい事にはならない」とヒステリックに叫びますが、それはそっくり他の国に対しても言える事です。日本がしたからと言って、米や韓国もしていい、という理屈にはならないのです。その点ではお互い様です。

重要な事はそれに対し、どう手当をしたかです。そこを抜き出して各国の比較まで出来れば、超がつく上出来ではないでしょうか。なぜなら日本が一番手厚いに決まっているからです。そう考えた時に、橋下市長に勝つチャンスは十二分にあるのです。

いずれにしても、結果を見て明日続きをやります。



 

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( NHK によって削除された動画が英訳付きで復元されました。予算委員会で慰安婦問題を取り上げる中山議員/日本維新の会)

 

 

 

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コメント

こんにちは。

西尾先生がフジテレビに出演なさっていたとは、驚きました。フジテレビはかつては保守系メディアだったので、その名残がまだあるのでしょうか。とにかく、拝見したかったです。

西尾先生の著書「GHQ焚書図書開封」を拝見させてもらったのですが、書店が隠し持っていたなどでGHQの焚書を逃れた図書を西尾先生が紹介してくれており、大変勉強になりました。ご覧になったことない方は是非一度ご覧になってみて下さい。オススメです。

一度、靖国で開かれた西尾先生の講演会にもお邪魔させてもらったことがありますが、日米開戦における米英のライバル関係に着目した独自の分析を披露されておりましたが、これもなるほど、目から鱗の話でした。

米国が極東地域に固執した理由は、どうも英国コンプレックスというか、英国を失墜させ、世界覇権を握るためだったのではないか、米国が太平洋に進出して以来、打倒英国だった感が否めないと。また、英国の植民地からスタートした国、つまり、米国と豪州ですが、その後の歴史の違いにより、この2つの国には妙な相違点があることが判明し、歴史というのは、着眼点を変えれば違ったことが見えてきて面白いなぁ、と思いました。

戦前の書物には、これらの日本人による世界情勢の分析が冷静になされていたことも分かり、なるほど、日本が国策を誤って軍国主義に邁進しただのは、とんと見当違いであることもよく分かりました。

ただ、今も現在も共通していることは、日本は行く先々で様々な妨害工作や嫌がらせに遭遇するということで、南部仏印進駐に際しても、ヴィシー政権とド・ゴール亡命政府による駆け引きというか、ド・ゴールによる妨害工作なども関係しており、それに対して米国が日本けしからんとABCD包囲網を布陣したのも、結局のところはド・ゴールとルーズベルトのタッグによる日本追い込み工作だったのではないか、つまり、ド・ゴールが仕掛けた罠に日本がまんまと乗っかり、ヴィシーとの合意で南部仏印に進駐し、ルーズベルトが『ありがとさん』とばかりにABCD包囲網の大義名分を手にしたと、そういった側面も見えてきます。

とにかく、日本は海外に出れば必ずと言っていいほどこういった妨害工作に遭い、敵の正体が分かっていても、誠実さゆえに正攻法を取ってしまい、敵の思う壷になる。

つまり、日本人ほどグローバリズムに不向きな民族はいないということで、防衛線をどこに引くべきか、もちろん、そのときの世界情勢にもよりますけども、過去の経験に学ぶべきは、まさにこの「脱グローバリズム」だと私は思います。

まずは、日本人と外国人、これを明確に区別し、外国人というのは基本的に日本人とは違う、だから、外国人との付き合い方も日本人同士のものとは全く異なるということを日本人がまず広く認識すべきだと思います。日本人も外国人も同じ人間だとかいう“詭弁”は、チンパンジーとゴリラを同じ猿だと言っているに等しく、お話になりません。

エントリーとは全く関係ない話になってしまい、失礼しました。

慰安婦問題も、根幹を辿ればやはり民族の違いに行き着くのでして、特亜の民族は相手が弱いとみるや否や、徹底的に収奪しようとします。

白人が植民地支配を正当化するために、キリスト教を利用し、キリストの教えに反する人間(異教徒)は人間ではないのだから、何をやっても構わないと無理矢理結論を導き、国王や政治家までも丸め込んだのと同じで、特亜の人間は、日本人は昔自分たちに悪いことしたから、どんなことしても構わないという理屈です。
そして、ちょっとした言い掛かりでも、日本人は『申し訳ございません』とお金を差し出すもんですから、もっと寄越せと、次から次へと歴史を捏造しては、日本人から収奪しようとそればかりを考える。

特亜のタチの悪いところは、欧州の場合は植民地支配に反対する人たちが少なからずいて、政府にも一定割合、そういう人たちがいたのですが、特亜の場合は国や民族丸ごとが収奪癖を持った野盗です。

徹底的に言い掛かりをつけ、徹底的に歴史を捏造する。

相手がそういう性癖を持った民族だと、福沢諭吉先生のように公の場でも堂々と主張できる人がいて欲しいものです。

これを言えないのも、ある意味、戦後レジームでしょうか。

投稿: 硫黄島 | 2013年5月27日 (月) 10時56分

残念な事に安倍さんは戦後レジームからの脱却と言いながら、脱グローバルとは逆の方向に向かっています。
もちろんTPP は論外ですが、親日国だとしても、アジア諸国への進出は程々にするべきではないでしょうか。
今のやり方だと、大規模な内需拡大は望めません。

投稿: 田中 徹 | 2013年5月27日 (月) 11時44分

橋下が訳もわからず撃った鉄砲の音に驚いて 今まで潜んでいた敵が思わず飛び出してきた。
そのことは 韓国だけでなくいわゆる連合国にとって ものすごく都合の悪いことなのだと言うことが解りました。
戦後レジームからの脱却と言うことは、アメリカをはじめ先の大戦の戦勝国グループにとって あってはならないことなのです。 そのことを知ることが出来ました。 
 日本人が得意な 証拠を揃えて歴史の真実を論証していくと言う手法では 頭の悪い野蛮人達に解らせることは絶望せざるを得ない。

 ここは 一旦死んだふりも良いかも。
昔の講談話で 大石内蔵助は主君の仇討ちを公言しながら 敵を欺き 味方をも欺き最終的に47名の精鋭によって本懐を遂げた。
 今安倍さんが強行突破すれば 外からの敵はもちろんだが 自民党内いや閣内にいると言われる敗戦利得者に背後からやられるのではないか。
 河野談話の見直しなんてものはいつでも出来る。
今は 仲良くしよう仲良くしようと言いながら 何もしないことではないでしょうか。
もっともっと煽って 彼らのヘイトスピーチをエスカレートさせ間違っても お金助けてと言えなくさせ経済的に潰す。 そうすれば 私も 溜飲を下げることが出来ます。
山に登るルートは沢山ありますが 今上り始めたルートは一寸具合が悪かったのかもしれません。一旦引き返し別ルートで再アタックも必要かも。 無理して遭難したらスペア-が無いので元も子もありません。
よーく考えましょう。
 三浦さんも素晴らしいスタッフがエベレストに引き上げてくれたと言っていました。
 我々も 安倍さんをサポートし道を探索し目指す頂に引っ張り上げる覚悟が必要では無いでしょうか。

投稿: 古希のネトウヨ | 2013年5月27日 (月) 17時42分

成長戦略は確かに首を傾げるものです。

いわゆる「二枚舌」的に、支那包囲網のために親日国を支援し強靭化する大義名分として『世界で勝つ』とおっしゃっていらっしゃるのだろうとは推察しますが、確かに、支那の覇権主義を戦争を放棄している日本一国のパワーポリティクスで封じることはできないので、致し方ない部分も分かりますけども、それならば内需拡大のためにもっと財政出動し、日本市場を守るべきではないかと、そう思うところではあります。

国土強靭化法の財政規模、そして、来年以降の物価動向に合わせた予算編成、これらを見てみないことには何とも言えませんけども、大丈夫かな…、と心配になりますね。

安倍総理がグローバル化万歳でないことは分かっていますが、やはり、日本国内、というかマスコミや左翼への過度の配慮が見えて、このままで肝心の日本人の生活はどうなるのか、そこをもっと大事にして欲しい、本末転倒にはなって欲しくない、そういう部分はあります。

安倍総理の対外戦略は大変に素晴らしいと思います。

支那共産党を解体ないし封印せずして、アジアはもとより日本の平和もありません。よって、親日国の存在は非常に大事ですから、特に、台湾・ベトナム・ミャンマー・インドは、そういった意味でも世界の命運を左右するキャスティングボートになります。本来は、ここに韓国も加わらなければいけないのですが、もはや韓国には何の期待もできません。

ひいては日本のため、これら親日反支の友人達と手を取り合い、その副産物として発生する少々の痛みであれば、日本人なら我慢できます。

しかし、日本国内でやれることをやらなければ、これは本末転倒になります。

そうならないためにも、我々は安倍内閣に対して、声を上げなければなりません。

経団連など大企業の我利我利亡者たちは、ミャンマーなどで安い人件費で生産ができるとなれば、よだれを垂らして飛びつきます。大企業の利用価値はそのくらいでしょうか。

日本国内には優秀な中小企業が沢山ありますから、是非とも、中小企業のためにも、燃料(内需)を満たんにして、ローカリズムを刺激して頂きたいものですね。

投稿: 硫黄島 | 2013年5月27日 (月) 18時08分

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