ヒーローになり損ねた男
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やはり子供市長、残念な結果に。。。大体会見時間が長過ぎます。昨日も言ったように、強制連行や拉致がなかった点と、日韓基本条約で全ては解決済み、の二点突破で戦線を拡大するべきではありませんでした。
一番の問題は、記者の質問に答え「日本は侵略と植民地支配を認めるべき」と言った点です。これで訳が分からなくなりました。だからローカルな政治家は駄目なんです。旧式で、狭い価値観しか持ちあわせていません。これでは欧米の記者には通じないのです。
学術的定義はともかく、欧米人の常識では「侵略と植民地支配」とは、他国を、その国の意志を無視し占領、金品収奪の為の支配をする事です。過去に彼らがアフリカやアジア、古くは南米に対してした事は、これ以外にはありません。
つまり植民地に、そもそも人権などないのです。抵抗すれば虐殺し、従順な者には苦役を与え、サボれば手を切り落としたりする罰を与えていました。従って賃金などもある筈がありません。生き延びられる限界の待遇しかしていないのです。
基本的に、そういう概念を持つ欧米記者の耳に、橋下市長が言っている事は「日本は韓国を一方的に攻めて占領した。そこにいた人達の自由と権利を剥奪し、富を収奪した。ところが若い女性だけは特別待遇をして、強制連行や拉致はしなかった。だけど、その一番いい待遇をした若い女性にだけは謝らなければならない」としか聞こえません。
これで、欧米人に理解しろと言う方が無茶と言うものです。彼らはチンプンカンプンだったでしょう。下手な言い訳にしか聞こえません。事実そういう評価をされています。そうではないのです。彼が言うべきはこうなのです。
「日本は相手の意思を尊重し、平和的に併合した。その証拠に日本人と同じ待遇とし、日本人並の人権を保障した。慰安婦に関しては、当然現地人も日本人なので拉致、強制という事実はない。ただ、戦地に赴く大変な職業であり、多少無理も聞いてもらう為、今の価値に換算すれば300~1000万円/月の報酬という破格の待遇をした。」
これでよかったのです。こう言えば欧米人は納得します。少なくとも心の中はですが。。彼らはある意味ドライなので、それだけの待遇が分かれば、立派な職業である事を理解したのではないでしょうか。少なくとも韓国が言うような酷い仕打ちはない、という事だけは分かった筈です。
ところで、言い訳に終始するようにしか見えない橋下市長に対し、フランス人記者が、「業者にせよ、人権を蹂躙したなら日本軍にも責任があるじゃないか」などと言っていましたが、心底腹がたちました。
君たちに人権を語る資格などありません。大戦前のアフリカ、アジアに対する暴虐ぶりは勿論の事、つい最近だってNATO軍とは言いながら、実際はフランス空軍が数万回の空爆をリビアに対して行いました。何人の民間人が犠牲になったと思っているのでしょうか。
これは2011年の3月19日、311の僅か8日後です。まるで311を知っていたかのような、耳目が日本に集まっている時の暴挙です。これに関しては言いたい事が山ほどありますが、長くなりますので、今日はやめておきます。
いずれにしても欧米は、賠償も謝罪もしていない自分たちの悪行を追求されるのを恐れています。その為にも日本人には自分たち以上に悪者でいてもらう必要があるという訳です。
それを頭に入れた上で会見に臨んで欲しかったのですが、考えの浅い子供市長には望むべくもありません。質疑応答を見ても、用意したであろう想定問答集のお粗末さは悲しいものがありました。ブレーンにも恵まれないようです。
ただ、日本の名誉を回復する為に戦っているという印象だけは、国民に与えたのではないでしょうか。その点、歴史認識でブレまくっている安倍さんよりは好感が持てます。
さらに、韓国がこれ以上謝罪や賠償を要求するなら、竹島問題も含め、国際司法裁判所で決着をつけよう、と言った点も評価出来ます。そういう意味では、この問題一歩進んだのではないでしょうか。
最悪なのは日本人の顔をして日本語を喋るフリーあるいは海外メディアの記者達です。3人程いましたが、フリーの田中さん、AP通信の山口さん、フィナンシャルタイムスの田淵さんらは、とても日本サイドに立った、あるいは日本にシンパシーを持った人の質問とは思えませんでした。恐らくこの人達は日本人ではないのでしょう。
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