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2013年7月14日 (日)

日本経済破綻のシナリオ

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----- TPP 日中韓FTA 消費税増税に絶対反対 ------

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楽天的と爽やかさで売っている拙ブログに似つかわしくない、ちょっと、おどろおどろしいタイトルになりましたが、このフレーズが大好きな方が多いので、今日はその話題です。

結論から言って、基本あり得ないと思っています。むしろ世界で一番そのリスクの少ない国が日本ではないでしょうか。

その前に経済破綻の定義ですが、これがまた曖昧模糊としているのです。破綻論者の平均値を取れば「巨額財政赤字から日本国債が信任を失い売り浴びせられる事により暴落して国家財政が成り立たなくなる。その過程で日銀が円を大量に刷り、ハイパーインフレが起きる」とでもなるのでしょうか。

荒唐無稽と言うには多少リアルなところもあり、また、世界の状況次第でどうなるか分からない、という不確定要素がありますから、百パーセントあり得ないとは言い切れません。既に、これまで大量の国債を刷り散らかした訳ですから、政府の政策次第で大変な事になる危険性は間違いなくあるのではないでしょうか。

しかし、前にも書きましたように、狙われるなら無能な民主党時代です。日銀総裁も全くやる気がなかったし、もし邪な勢力がいてその気になれば、ある程度の事は出来たのかも知れません。しかしながら、現実には何も起きませんでした。

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       (ヘッジファンド ディーリングルームの様子)

安倍政権に代わり、日銀も政府と協調しています。限りなく危機は遠退いたと言って過言ではありません。そりゃそうです。例えヘッジファンドと言えども世界3位の経済力を持つ国の中央銀行と張り合うバカもいないでしょう。従って、長期金利が上がるとしても致命的な事にはなり得ないと考えるのが常識です。

少々上がったとしても需給バランスがありますから妥当なところで折り合いがつく筈です。日銀が異次元と言う金融緩和の姿勢を崩さない限り、増々安全圏に入って行く事でしょう。

そういう訳で、破綻はないとしても、デフレ脱却が本当に出来るのかという事の方が心配です。現政権で達成出来なければ、ほぼ永遠にそのチャンスを失うのではないでしょうか。正に最後のチャンスに賭けていると言っても過言ではありません。

ところで、万が一の話ですが、もし破綻したらどうなるのでしょうか。ちょっと興味があります。(笑)シビアなシミレーションは出来ませんが、素人なりに想像してみましょう。

855兆円(13年末時点/予測)にもなる日本国債が暴落し紙切れ同様になると、さすがに日銀も大変です。ただ、最悪でも円を刷って買い取ればいいので金融機関の破綻はないでしょう。破綻したらしたで、バブル崩壊の時のように様々なテクニックを駆使しての損失補填という手があります。一時的な国有化も選択肢に入るでしょう。

しかし、よく考えてみれば、元本が保証されている国債を、損をしてまで売るでしょうか。保有する金融機関のバランスシート上好ましくないと言われるかもしれませんが、償却原価で評価すれば元本は保証されているのでバランスシート上の問題はない筈です。従って特に償還までの期間が短い国債は満期まで持つ可能性が高いと言えます。

国債暴落で円が売られ円安になれば海外債権からの為替差益が生じますし、トータルでの損失が限定的な国内の機関投資家は特に焦る必要はないのではないでしょうか。

という事は、そこまでの大暴落はあり得ない事になります。それを知っているからこそ、国内の金融機関は競って日本国債を買うのです。その結果金利は上がりません。金利が上がったら(国債価格が下がれば)また人気が出ます。従って一方的に上がり続けるという事態は考えづらいのです。

それでも、何が何でも破綻するに違いない、と「支配的イデオロギー」に犯されている人がいます。しかし、その人に聞いても、破綻した時の具体的イメージは提示されません。せいぜい「大戦後のドサクサのようになる」というくらいです。それでは人は説得出来ません。

どう転んでも、日本の供給力が健在な限り悲惨な状況になり様がないのではないでしょうか。これが世界への依存度の高い国なら別です。例えば韓国のように慢性的外貨不足で貿易の対GDP 比が100%にもなり、輸入依存が50%近い国の場合はそうはいきません。逆に通貨安が致命傷になります。

日本との通貨スワップも段階的に終了している事もあり、超ウォン安では日本からの重要部品の輸入が出来なくなります。サムスン始めとする輸出産業自体が崩壊しかねないのです。

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その場合、北朝鮮がどさくさに紛れ韓国を吸収し、朝鮮半島全体が、日本が統治する前のような世界最貧国へ逆戻りするというシナリオはあり得るのではないでしょうか。

ところが輸出にしろ輸入にしろ、貿易への依存度が高くない日本の場合、例え円が暴落したとしても、有り余る対外純資産(3兆ドル)が問題を解決します。つまり、毎年20兆円(2千億ドル)にもなる絶対的必需品であるエネルギー他の天然資源等は、今後経常収支がゼロで推移したとしても15年間は安泰という訳です。

反対に、超円安になれば輸出からの利益が半端ない事になります。という事は所得収支の黒字増加を含め経常収支が赤字になる事は考え難いので、円安が長く続く事もあり得ません。つまり、元のポジションへの回帰圧力が、どう転んでもかかって来る事になります。分かりやすく言えば、特に何も起こらないという事です。

筆者の貧困な想像力だと、こういう結論にしかならないのですが、「いや、お前は間違っている。それでも日本は破綻する。」とおっしゃる方は、素人でも分かるように、具体性のある説明をする必要があるのではないでしょうか。

 

 

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コメント

> 日本経済破綻のシナリオ

・・・本文をよんでひとまず安心、しかし油断は禁物です。

昔々務めていた製造業のデザイン室での合言葉で、今でも記憶に残っている合言葉を思い出しました。
≪一人ひとりが経営者≫・・・つまり、世界情勢(マーケット)の中での日本(自社)の在るべき立場を認識し、自分の持ち場(組織の中での役割)にて自分の持ち味を如何なく発揮しましょう・・・と解釈していました。

あ>日本経済破綻のシナリオ・・・とは関係なかったかな?失礼。

投稿: 心配性君 | 2013年7月15日 (月) 08時32分

> 日本経済破綻のシナリオ

・・・中国へのODA(中共の役人の私腹とか日本・フィリピン・ベトナムを脅かす航空母艦等に化けているっぽい)とか米国債とか、将又米国政府の背後にある「IMF」とかいう民間銀行に4兆円を超える資金を貢ぐ財務省・日銀・・・早い話、我々の血税が実質的にあっちこっちの詐欺師に取られっ放しって事ではないのかな?!国防力強化で外交力を上げましょう。隣の国は全て敵・・・ウィンストン・チャーチル

日本をくそみそに罵詈雑言を浴びてそれでもATMになっている日本国とその国民がどんどん貧乏になっている・・・TPP(米国の民間企業の横暴が日本の国内法より上位になるっていう全くの不平等条約)とか消費税アップ(搾り取った資金は回りまわって南朝鮮等の反日国家救済に回ります、多分)は絶対反対しましょう・・・反日国家が竹島・尖閣どころか沖縄を奪いに来ています。泥棒に追い銭。

・・・5年後・・・我が国は黒字倒産・・・そんな状況と私は観察しています。そんな現状でも尚、安倍自民が最善のチーム。民主とかアレコレの野党、新聞・テレビ報道はは気が狂いそうになる程次元が低い。

投稿: AZ生 | 2013年7月16日 (火) 02時00分

民主とかアレコレの野党よりも、安倍自民が最善の政府であり、国防に関してはNATOと話してみたり、インド・フィリピン・ベトナム等の日本の友好国と連絡をとって盛んに活動していても、A国のC愛Aとかから直に脅かされれば内需拡大を実施する前に財務の役人・日銀のトップ共々生身の人間、ヘタれるかもしれません。あ、中共や反日隣国からも狙われているかもしれない・・・それでも民主よりかは100倍マシ。民主とか社民が政権であったら隣国からの侵略があった場合、自衛隊の出撃命令を出さずにサッサと降伏しそうです。
原爆もICBMも無いのであるから外交力が全く弱い。どの国からの攻撃に対しても、反撃の手段がありません。通常兵器での戦闘能力では空自・海自・陸自ともかなり強いのですが、核兵器で脅かされればギャフン。。。
消費税UPの催促とか『TPPに入らないと・・・解かっているね!!!』とA国からやられているのかもしれない。吹いておくれよ内需経済部のかみかぜくーん。

投稿: 青うさぎ | 2013年7月18日 (木) 16時31分

無責任な安倍が率いる自民が最善?
原発事故の責任について一言も謝罪がない異常者が、国や国民にとって有益な活動をするわけがない。改憲についても基本的人権を全否定するような民主国家の敵だ。
自民党信者こそ、この国の一番大きな癌細胞だ。

投稿: 寝言は寝て言え | 2013年7月19日 (金) 08時42分

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