エネミーオブジャパン(オムニバス編)
----- TPP 日中韓FTA 消費税増税に絶対反対 ------
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1)最初の話題
北朝鮮に眠る、未だ弔いが済んでいない2万体にも及ぶ日本人の遺骨の調査をすると言うニュースに、やはり「竹林はるか遠く」は事実だったのかと複雑な気持ちになりました。
何で今頃という疑問はともかくとしても、引き上げ予定、あるいは引揚げ中の女子供を含む日本人3万5千人が戦後の混乱期に(と言っても戦後ですよ)殺されたという事実(餓死、病死を含む)は隠しようがありません。またそれ故に大きな意味を持ちます。戦時中の他のいかがわしい虐殺ものとは明らかに一線を画すのです。
ソ連兵と反日朝鮮人による犯行ですが、どちらも日本、いや人類に対する重大な裏切り行為と言えるのではないでしょうか。秩序や守ってくれる国という背景がないのは悲惨です。
ただ、引揚者をかくまったり、食物を与えて助けた朝鮮人がいた事も事実として併記しなければなりません。一部の過激派が言うようにロシア人や朝鮮人が全て悪だと言う事にはならないのです。
2)次の話題
政府は月曜日と火曜日に有識者とやらを集めて、消費税に関するディスカッションをしたようですが、増税賛成派の論拠がさっぱり分かりません。烏合の衆をいくら集めても所詮は烏合の衆です。
まして多数決で決められる性格のものでもないのです。メンバーをマクロ経済が分かる人に限定し、もっと厳選すべきです。何で社会学者(下)やねん。真面目にやってよ。(笑)
(古市憲寿 自称社会学者だそうだが、戦争になったら日本から逃げ出すと言っていたそうな。こういう中性的な訳の分からない若い人が増えたのも、事実を隠蔽し戦後民主主義を推進したGHQのせいなのか?)
いずれにしても、日銀が異次元の金融緩和策を推し進めている以上、消費増税が最優先と言えない事だけは確かです。日本人はいつからマクロ的にものが見られなくなったのでしょうか。
それにしても妙です。マクロ経済に造詣が深いと言われる麻生財務大臣が、最終的には総理の判断という安倍総理の意向に逆らってまで、強硬に予定通り上げると言っているのは腑に落ちません。一種の陽動作戦かと穿った見方も出来るのではないでしょうか。
安倍さんのエクスキューズ探しと言い、日本人の内なる敵でしかない財務省への対抗姿勢の現れと見るのは、あながち間違ってはいないかもしれません。だとすれば上げない可能性が高いと言えます。
3)最後の話題
米英軍、数日中にシリア攻撃も=巡航ミサイル準備-新聞報道
【ロンドン時事】26日付の英紙デーリー・テレグラフは、シリアでの化学兵器使用疑惑に関連し、英軍が、米軍と共にアサド政権に対する軍事攻撃を数日中に開始することを計画していると報じた。米英両国は、シリアのアサド政権が化学兵器を使用したとの見方を強めている。
同紙によれば、英海軍艦艇は巡航ミサイルによる攻撃の準備を進めており、軍の司令官は攻撃目標リストの作成を終えつつある。政府筋によると、キャメロン首相は、オバマ米大統領ら各国首脳との協議を今後も続けるが、軍事攻撃は週内にも開始される可能性がある。(2013/08/27-09:05)
ケリー国務長官(上)が、化学兵器を民間人の女子供に使用するのは卑劣で許し難い行為だと正義漢面して怒りながらコメントしていました。シリアへの軍事介入の為の口実やエクスキューズでしょう。
「はあ〜〜」(笑)米が言うかなあ。。アフガニスタンやイラクで何をしたでしょうか。ベトナム然りです。米兵が無差別に民間人を殺傷しているのは、知らない人がいないくらい有名な話です。
いえいえ、古くは太平洋戦争で核兵器を二発も一般市民の頭上に落としたり、明らかに市民殺傷を狙い、焼夷弾で日本の各都市を焼き尽くしたのは一体どこの国だったのでしょうか。よくもいけしゃあしゃあと言えたものです。
また人殺しですか(?)これでもし日本が集団的自衛権を行使出来る立場であれば、拡大解釈による権利の濫用で、英米のお先棒を担がされかねません。つまり人殺しの仲間にさせられるのです。とんでもない話ではないでしょうか。安倍さん分かっていますか(?)
現実的な話、米に対し直接大規模攻撃をする国があるとは思えないので、この場合の集団的自衛権行使とは海外に展開する米軍の護衛部隊になる事を意味するのではないでしょうか。その場合、望まぬ戦いに巻き込まれ、作る必要のない敵を作る恐れがあります。
米軍の蛮行は韓国軍ほどではないにしても、50歩100歩、目くそ鼻くそレベルです。大戦中も南方の島で日本軍兵士に対し想像を絶する残虐行為をして来ました。殺害した日本兵の頭蓋骨や他の骨を土産に持ち帰ったという身の毛もよだつ話も、どうやら事実のようです。
(Life Magazine 1944年 ボーイフレンドからの「日本兵の頭蓋骨」の贈り物にお礼の手紙を書いている女性)これは本当だったようだ。
先日何気なくWOWOWを見ていると、ザ・パシフィック」というテレビドラマをやっていました。製作総指揮がスティーヴン・スピルバーグ、トム・ハンクス、ゲーリー・ゴーツマンで、制作費に200億円もかけたと言いますから空前絶後の戦争ドラマではないでしょうか。
全てを見た訳ではないので適当な事は言えませんが、従来の戦争ものとは違ったリアルな描写に注目せざるを得なかったのです。
(かなりリアルな戦争ドラマに仕上がっている。だからこそ・・・)
中でも重傷を負った日本兵から金歯を抜き取るシーンや、割れた頭蓋骨の血溜まりに何かを投げ込んでいるシーンはおぞましい限りです。実際にあった事を忠実に描いていると思われます。
敵兵に対する尊敬は微塵もないし、人類の尊厳をも著しく毀損する行為です。日本兵を人と見ていない証拠ではないでしょうか。
しかし、今頃こういう描き方をするのは、そこにどういうメッセージが込められているのか訝しみます。未だに「てめえらなんて人間と思っていないよ」という事なのか、それとも米兵は当時こういう残酷な事をしていたが、「大変申し訳なかった」という意味なのか、断片的に見た限りでは判断出来ませんでした。
ただ、この人達は日本人から見れば「やはり一番の要注意種族である」という事なのではないでしょうか。つまり天敵です。そんな気がしました。
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コメント
こんにちは。
申し訳ありませんが、言わせて下さい。
もし明日、支那軍が尖閣に攻め込んできて、日支が開戦したら、米軍の後ろ盾なくして日本は支那からの核の恫喝で一発アウトです。
で、米軍が今の日本のために支那の核の脅威を背負い込んでまで支那と衝突するつもりは更々ありません。
なぜなら、日本は米軍のために何もしないし、過去も、3度(朝鮮・ベトナム・湾岸)に渡って何もしていませんから、日本を助ける義務もつもりも米国は更々ありません。
ましてや、現在の米政権は反日民主党であり、向こう3年間は民主党政権が確定しています。
今、日本が核兵器を保有すれば話は別ですが、期待できそうもありません。
では、支那が日本侵略を虎視眈々と狙っている現状において、集団的自衛権の行使容認以外に手立てがあるのならば、田中様に是非ともお示し頂きたいと思います。
私は本心をハッキリと申し上げますが、集団的自衛権の行使に賛成です。
人殺しでも何でも結構、日本を守るためなら、私だって何人だろうが殺します。
ただ、核武装という唯一の解決策を全くなおざりにしていては本末転倒というものですが、偽善組織の国連が推奨した核の不使用をうたったインチキ条約、あれに安倍内閣が調印を拒否したこともあり、日本の核武装は実現する可能性が見えてきました。
だから、現状において、私は堂々と集団的自衛権行使の容認に賛成いたします。
キレイゴトばかりでは国は守れません。
時には鬼となり修羅となり、嫌いな相手とも握手しなきゃならないんです。
米国にはいずれ天罰が下りましょう。しかし、共産主義という人類の敵をこの世から抹殺するため、お天道様は米国を活かしてらっしゃるのです。
まず、共産主義を駆逐することが、日本の使命なのではないかと、私は思っております。
どうか、国益を忘れないで頂きたい。
生意気を申しまして、大変失礼致しました。
投稿: 硫黄島 | 2013年8月31日 (土) 01時40分
硫黄島さん、国思うご意見有り難うございます。
私は安保条約を即解消しろと言っている訳ではありません。取りあえず現状を維持し、様子を見ながら段階的に解消すべきと思っているのです。やはり周辺に脅威があるからですが、この現状の安保だけで十分抑止力が働いている状態で、深化させる事はないのではないでしょうか。
つまり集団的自衛権の行使は、政府としては前向きだが国民が許さないというスタンスで、お茶を濁すのが最善の策(日本の国益)かと。(笑)中途半端でしょうか。
投稿: 田中 徹 | 2013年8月31日 (土) 08時20分
生意気を申して失礼致しました。
かつて、フランスのシャルル・ド・ゴールは米国に核の傘の確証を求めて迫りました。つまり、フランスがソ連から核攻撃されたら、米国はフランスのためにソ連と核戦争するのかと。
そのときの米国の答えは、無解答です。
すなわち、米国は自国を危険に晒してまで核攻撃はしないと意思表明したようなものです。
「核の傘」は言うだけ番長であり、実際に同盟国が核の恫喝に遭ったら、米国は言うだけは言うでしょう。でも、核攻撃はしない可能性が大です。
フランスはそれで核武装に踏み切ったわけです。
元よりフランスと米国は仲が悪いですから、そのぶんを差し引いても、米国の核の傘はハリボテだと考えて間違いありません。
しかし、豪州・NZが核攻撃されたら、米国は核で反撃する可能性があります。なぜなら、共に血を流してきた仲間だからです。
日本がNPTに調印したとき、日本政府は「但し書き」をしています。
それは、日米安保、すなわち核の傘を失ったら即刻NPTから脱退するというものです。
私は、日本政府も捨てたもんじゃないなぁ、と感心しました。
しかし、日米安保がなくなってから核武装しようなんてのは、今現在においては甘すぎる考えです。
つまり、順番を変えなくてはなりません。核武装してから日米安保を破棄すべきです。
それまで、日本が核武装するまで、日本政府はハリボテ言うだけ番長の米国の核の傘を最大限に活かし、自衛隊と米軍が共に戦う演出をし、日米の硬い絆を世界にアピールするべきだと思います。
今、シリアに米軍が介入するとか何とか言っているようですが、米国防省が戦争したがっているのは、オバマの軍事費削減に反発しているからです。そして、シリアのアサド政権は共産主義政府ですから、別段情けをかける必要はありません。
米軍が動くなら、自衛隊も動くべきだと私は思います。
振り返れば、日本は北清事変、第一次大戦、何の私怨もない相手と戦争しました。
いずれも英国のためであり、第一次大戦参戦は日英同盟の絆を守るため、強いては日本を守るためです。
そして、第一次大戦で戦ったドイツと、日本はその後同盟を結んでいます。
シベリア出兵においては、日本だけが最後まで共産パルチザンと戦い、日露戦争のときの敵方を守ろうとしました。これも日本のためです。
私は、人間として当たり前の感情、すなわち、米軍に同胞を虐殺された怨みを否定するつもりは更々ありません。むしろ、私も同じであります。精算すべきときが来たら、キレイに精算させてもらいましょう。
しかし、それと国家存亡の戦略は別問題であります。
目下日本の敵は支那であり、この獰猛なケダモノ国家は、力を以ってねじ伏せる以外にありません。
だがしかし、残念ながら、今の日本にはその力がありません。
だから、悔しくても、今は米軍の力に頼る外ないと私は思うわけです。
投稿: 硫黄島 | 2013年9月 1日 (日) 10時17分