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2014年1月13日 (月)

零戦パイロット坂井三郎

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12日は靖国神社に参拝し、その足で秋葉原へ向かいました。田母神さんの街頭演説を聴く為です。一昨年の安倍さんの時と比べれば3分の1くらいの聴衆でしょうか。少しもの足りません。今後てこ入れをして行かなければ厳しい戦いになるでしょう。デビ夫人が応援演説していましたが、さすがに話はうまいです。応援を受けること自体が微妙ではありますが。。(笑)

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さて本日の話です。

永遠のゼロにも出て来る有名な撃墜王坂井三郎氏に興味を持ち、色々調べてみたのですが、あるサイトで興味深いエピソードを発見しました。皆さんはもうご存知かもしれませんが、今日はその話です。

Sakai_as_young_pilot

開戦当初の日本軍の破竹の勢いは今更書くまでもありませんが、それは零戦があって始めて成し得た事です。当時零戦という強烈なアドバンテージがなければ軍部も開戦を決意したかどうか分からなかったのではないでしょうか。

というくらい戦局を大きく左右する可能性を秘めた、この艦載戦闘機は数々の武勇伝、エピソード、また悲劇を生みました。。本当に男のロマン満載です。映画「永遠のゼロ」でその片鱗がうかがえます。

それは1942年、ジャワ島が陥落する少し前の出来事です。西太平洋と東、南シナ海、東インド洋までの制空権を手中にしていた日本軍は、敵機を発見次第軍用機であろうが民間機であろうが全て撃ち落とすよう命令を出していたと言います。

その日坂井三郎中尉(以下坂井/敬称略)はジャワ島の敵基地への侵攻途中、偶然発見した敵機を攻撃するために味方編隊から離れ、その大型輸送機(ダグラスDC-3)に向かいました。

Samurai_1

追いついてみると護衛機もいません。そこで撃墜はとりやめ生け捕りにしようとその軍用機に接近した時の事です。坂井の2.5 もあったと言われる目は、恐怖に引きつった民間人女性や子供、あるいは負傷兵の姿を窓越しに発見したのです。

撃ち落とすのは容易いな事です。生け捕りにする事も難しい事ではありません。しかし坂井は別の方法を選んだのです。無抵抗な女子供を殺す訳にはいきません。

命令に背く事にはなりますが、取り逃がした事にすれば問題はないだろう。坂井はそう考えました。にっこり笑って手をふりその場を離れたと言います。

く~~なんてカッコいいんだろう(笑)一回やってみたいなあ。

その時の様子を再現してみましょう。以下フィクション

パイロット:
くっそ~ゼロかよ~。ジャップの野郎、とうとう見つかってしまった。だからこの任務はいやだと言ったのに。あ〜運のつきだ。ママ~。

 

従軍看護婦:
キャ~零戦だわ。もの凄く強くて残忍だそうよ。オ~マイガ~。。

 

負傷兵:
イエローモンキーだ。う~何とかならないのか。おいパイロット、早く逃げろ。折角負傷して国に帰れると思ったのに、何という事だ。

 

坂井:
なんだ。病人に女子供か、しょうがねえなあ。撃ち落とす訳にもいかないし、見なかった事にしようっと。味方機はいないだろうなあ。じゃあね。

それから50年の年月が流れ、坂井はあるオランダ人婦人の訪問を受けます。坂井三郎著「大空のサムライ」は、日本のみならず、海外でも高い評価を受けましたが、オランダでも出版され、その婦人は垂直尾翼に白いラインが入っていた事で坂井というゼロファイターの存在を知ったのです。

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その婦人は、その輸送機に乗り合わせた従軍看護婦でした。坂井機が離れて行った直後の機内は、病人、負傷者、老人、子供たち、そして従軍看護婦たちが一斉に歓声を上げ、抱き合って喜び合ったと言います。

そして彼女はこう続けました。

「あの時、輸送機に乗っていた人々は、戦後たくさんの家族を持ちました。つまり、あなたは・・・、数え切れないほどの命を救ってくれた恩人なのです!」

これを聞いて、自分は命令違反を犯したという呵責に悩まされていた坂井は胸のつかえがおります。坂井は自分の判断が間違いではなかった事を知りました。

坂井に関しては戦後の旧日本軍の生き残りの人達からプロパガンダに使われたとか、色々噂がありますが、名パイロットであった事と人命尊重の精神があった事だけは確かではないでしょうか。

彼はまた、並でない胆力の持ち主であったようです。ガダルカナル上空で敵の戦闘機編隊に遭遇、上空から攻撃をかけようとした時の事です。彼の高性能な目が確認した筈のグラマン編隊は何と艦載爆撃機のドーントレス(下)だったのです。

Douglas_sbd_5_tricolor_with_bomb

(筆者も子供の頃米製の良く出来たプラモを作った/ドーントレス艦載爆撃機)

この機は操縦席後方に後ろ向きの銃座があります。もちろん専門の射手がいる事は言うまでもありません。6機(一説には12機ともいう)の旋回 7.62mm連装機銃は一斉に坂井機に向かって掃射されたのです。

雨あられと降り注ぐ機銃弾を避け一撃を加えますが、二機を撃墜した坂井機もまた被弾します。7.62ミリ弾が操縦席を直撃、その一発が頭部をかすめたのです。その時点で視力を殆ど失いますが、パイロットの勘でなんとか機を立て直し、ラバウルまでの900キロを飛行、奇跡的にに辿り着きました。

その4時間47分の飛行は想像を絶するものがあったと言います。風圧で止まらない出血に迫る強烈な睡魔、普通の人間ならとてももたないでしょう。それでも彼には帰巣本能とでも言うものがあったのかもしれません。

その傷の為にしばらくは戦闘に出る事が出来なかった坂井は、若いパイロットの指導に当たる事になります。結局片目の視力を失いましたが、終戦間近い時期に戦線に復帰を果したと言いますから、並の根性でない事は確かです。

その見える方の目の視力は0.7だったと言います。。

日本敗戦後、インドネシアに戻って来た大軍のオランダはティモール島クーパン収容所等で日本軍の捕虜を虐待リンチし、236名を謂れのない罪で殺害しました。大戦での、たった9日間の戦闘だったとは言え、黄色人種に追い出された恨みは骨髄にまで達していたと見えます。

しかし、一方で2000名の残留日本軍有志と彼らが鍛えた現地軍の激しい抵抗にあいます。結局4年後インドネシアの独立を認めざるを得なくなったオランダは多額の賠償金を要求したと言います。

また日本からも賠償金を取り、天皇陛下訪問時には生卵を投げつけ「慰安婦」問題では元慰安婦への謝罪と補償などを求める慰安婦問題謝罪要求を2007年に決議しました。その欧米でも突出した反日ぶりは今も変わっていません。正に恩を仇で返す悪例ではないでしょうか。

今日は「ねずさんの ひとりごと」のようになりましたが、対戦中にこういう話は他にも沢山あったのではないでしょうか。。

 

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コメント

 都知事選。田母神さんには何とか頑張って欲しいですね、私も知り合いに応援を頼むつもりです。
 坂井さんの書いた本、以前読みましたが天皇陛下の戦争責任に触れた部分が有ってちょっと違和感がありましたが、現実に戦って多くの仲間や自分も戦死してもおかしくない状況を生き延びてきた人には、やはり天皇の責任を無視するわけにはいかなかったのでしょうね。その点をノモウハンを生き延びてきた私の親父にも聴いて見たかったのですが5年前92歳で他界しました。
 オランダは戦後BC級戦犯を一番多く処刑した国ですね。それはもう日本軍に怨み骨髄でしょう。現地人の目の前であっという間に蹴散らされましたから解ります。英仏も同じで世界中の植民地を失うきっかけでした。オランダは今では農業国として程々の生活をしているようですが、昔の面影はもうないでしょう。
 日本は敗戦後70年、そろそろあの戦争に至る歴史を再調査し、世界は日本にどんな嫌がらせをしていたか、日本はそれにどう対応したかを精査する必要があります。歴史を検証して一番困るのは米、英、仏、蘭、ロシア、シナ、朝鮮ではありませんか。どの国も歴史を捏造して恬として恥じません。
 知れば知る程、米、ロシア、シナ、朝鮮国籍にはなりたくないですね。

投稿: マナベ | 2014年1月13日 (月) 18時23分

「大空のサムライ」は三部作読みました。 民間機を見逃がしたことは載っていたかもしれませんが、今回の話は初めて知りました。 普通の日本人なら、撃墜しておけばよかったとは思わないでしょう。どの国の人に対しても胸を張って言えることです。このようなとき、どうするか各国の民度がわかるような気がします。 帝国海軍が敵輸送船を撃沈するのに熱心でなかったのはまた別の話になりますが。

投稿: 古格 | 2014年1月13日 (月) 20時14分

時に思うことがございます。我が日本国の近現代史におきまして重要なポイントでことごとくチョンボをやらかしている無責任な部署(省庁)は何処なのか。
・・・・・外務省しか出てこない(笑)。

私が赴任している間は何も問題を起こすな!問題があっても係わるな!のらりくらいやり過ごしておけ、後のことは知らん!
ただし華々しいレセプションや名誉なことはどんどん出て行くぞ。
なに?「ほうじんの保護」?それは法人(大企業)の保護のことを差すのであって「邦人(個人)の保護」ではないわ!このタワケ物!そんなことを言っているからこんな東南アジアに来るハメになるのだ。
海外を含めてココの国でも冤罪で苦しんでいる日本人が大勢いるだと?そんなものはそこに好きで住んでいるヤツが悪い。
自業自得というものだ。ほうっておけ。自己責任だ。なんなら一応は事情を聞くフリをしておいて後から突っ込まれた時のために「アリバイ」位は作っておいても良いがの。
なにはともあれ在外大使館勤務の間は危険手当で手当てはドバっとはいるし、仕事は現地採用の職員をこき使っておけばする事はほとんどないし、そこんとこはうまく立ち回っておけ!。よいな!
政府からの指示があった?適当に「言い訳マニュアル」通りに返答しておけ。どうせすぐに大臣も変わるし、引継ぎなんかナアナアで終わるから心配するな。経費も掛からないのだからせいぜい蓄えを造っておけ。
忘れるな、私がいる2~3年の間だけは「問題を起こすな」・・・・・・フィクションです(笑)

新藤義孝「絶対勘弁しない!米国に第二の慰安婦像・・・」
覚悟を決めた国会議員と自己責任を逃れるに必死の外務省職員との生々しいやり取りのビデオでした。

経済と外交が一段落した暁には無責任BKDの最有力候補{外務省}のありかたを追及したいものです。


投稿: 南国通信 | 2014年1月14日 (火) 01時27分

> 重要なポイントでことごとくチョンボをやらかしている無責任な部署(省庁)は何処なのか・・・  南国通信さんのコメントより

~1.我意夢省・・・自己の部門内がお花畑であれば、外国の侵略があろうと、自国が滅ぼうが関係ないね!元祖日本病発祥地。

①外部へのメリハリのある外交書類公布の通告・配布の不徹底あるいは不在

真珠湾攻撃直前の12月7日頃、対米宣戦布告の宣言書の→英語への翻訳に手間取り、攻撃開始後に手渡した事により、日本国とか軍が卑怯であるとの米国側の宣伝を許してしまった。
で、本来の担当者とか部門の長とかは、同僚の”お別れ会”に出てしまっていて留守番の人が慣れないタイプライターをたたいて文章を作ったそうです。信じられない無責任。・・・あ、以上の記述は映画”トラ・トラ・トラ”からの印象なので、史実と=かどうかは不明ですが。

②他国との口喧嘩で負けっぱなし・・・竹島・尖閣等隣国による我が国土への侵略を許して平気のヘイザ。無論政府が一番お人好し(売国要員が与野党にウジャウジャ。オマケに産経以外の全国紙が自国より隣国の味方)なのであるが、頭の良い人が山ほどいらっしゃるハズなので、何とか外国を論破せよ。”慰安婦象の設置反対の打ち上げ署名”運動なんて、君達の仕事だよん!

~2.罪務省・・・国際金融機関にやられっぱなし。A国・B国の背後にいる金の亡者が日本を解体中・・・

投稿: かかし君 | 2014年1月14日 (火) 05時46分

> 零戦パイロット坂井三郎

・・・この方の著作「大空の侍」は単なる空戦記録の枠を乗り越えた、日本の侍の生き方・戦い方を強く美しく描いた名著作であると思います。彼はわが母校(青山学院)の先輩でもありますので、自分も頑張りたいと思います。
坂井さんは列機(自分の機体の後ろについてくる部下)を守りきり、被撃墜者が出ていないことも特筆に値すると思います。

坂井三郎さんと”零戦撃墜王”岩本徹三さん(彼も列機の戦死が殆ど零)との共通点・・・敵をより早く発見し、味方編隊を有利な体制に移動し、一撃離脱戦法を主に行って無意味な深追いを避ける・・・様に記憶しています。でないと、常に5~10倍もの多勢の相手に対して、数十回とかそれ以上の戦闘出撃では生き残れないでしょうね。お二人とも大戦終了時は御生存されていらっしゃいましたが、岩本さんはご病気でお亡くなりになりました。

投稿: AZ生 | 2014年1月14日 (火) 07時48分

かかし君様、ありがとうございます。
実は個人的なことですが私はコチラでは「殺人者」として保釈中の身でして(笑)。いえいえ、事実は全く正反対でして私と家族が一歩的な被害者なのですが、しっかりと警察や裁判所にハメられて苦渋の3年間を過ごしております。
ですからあの「フィクション」は私と大使館領事、総領事とのやり取りから生まれた実体験に基ずく想像のお話です。
そういえば最初に私の件に係わった総領事の○○氏は引継ぎもせずにいつの間にか他国へ異動しましたねぇ~(笑)
オイ、コラ!俺が払ったメシ代返せ!名前バラすぞ(笑)
・・・・・・すみません、またしても田中さんの場所をお下品にしてしまいました。
では失礼いたします。

投稿: 南国通信 | 2014年1月14日 (火) 08時49分

南国通信さん、名前ばらしましょう。(笑)連中は高い給料と手当もらって仕事しません。

たまに例外的にまともな人もいますが、それが当然です。凄い待遇なのですから。

投稿: 田中 徹 | 2014年1月14日 (火) 10時22分

松岡洋右さんが外務省でやらかしたドジが大東亜戦争(太平洋戦争・或いはww2)での日本を敗戦に導いたと理解しております。ドイツ/イタリア/日本での三国同盟締結です。さる高貴なお方は酷く怒ったそうです。それって、ドイツを買被り過ぎではないのか?とのお考えであった様に記憶しております。対米開戦計画を杉山参謀長がご報告した際は、中国との戦がかたずかないのに米国とも戦を始めるって?!太平洋は中国よりも広い事を理解していないのではないのか!・・・と立腹されたらしき。参謀長は何も答えられなかったと聞いております。

投稿: 平成神風 | 2014年1月14日 (火) 17時44分

日本国は何時も中途半端でした

 日清戦争で勝ち、北京事変で日本国のシナでの利権を獲得し、多くの日本人がシナ大陸に進出し、経済的な活動をしましたが、邦人保護の対策は手薄でした。あれだけ多くの日本人がシナ大陸に出て行くにはそれ相応の防衛力も付随しなければいけません。しかし米国のシナ大陸への野望とロシアの関係を軽く見て、日本国政府はシナ大陸での防衛を軽く見ました。その結果通州事件など邦人の被害が増え、現地の軍と日本国内の政治家との齟齬を生みます。シナ大陸での日本人の不幸は、野放図に進出した日本人とそれを保護する体制を採らなかった政府の不手際に有ったと考えます。戦を拡大していった軍を一方的に攻めるのは片手落ちです。
 私達は海外で活動する場合、日本国と外務省を信頼するのは程々にすべきでしょう。

投稿: マナベ | 2014年1月14日 (火) 21時00分

>たまに例外的にまともな人もいますが、それが当然です。凄い待遇なのですから。・・・・・田中様のコメントより
一人いました。私の件で動いたらしく彼はすぐ更に辺鄙な国へ飛ばされました(実話です)。きっと彼なりに反省して(後悔?)今後二度と省の方針には逆らわない人間になることでしょう。メデタシメデタシ。
遠藤、見てるか?

投稿: 南国通信 | 2014年1月15日 (水) 02時25分

◎フレーッ!フレーッ!!『南国通信』さあ~ん!!!

◎頑張れ!がんばれ~っ!!『外務省のみなさあ~ん』!!!

◎今年は世界中が日本を見守っています。『つよく・正しく・美しい』祖国日本を建設致しましょう!!!!!

投稿: かかし君 | 2014年1月18日 (土) 14時02分

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