新春スペシャル2「歴史は嘘をつかない」
--- TPP/消費増税 /カジノ解禁に絶対反対 ---
ブログランキングに参加しています。
4日昼のNHKテレビニュースで、テキサスおやじ(親日米人)が申請したグレンデールの慰安婦像撤去の為の署名が10万名を超えたと伝えました。また政府が慰安婦像設置に遺憾の意を表明したり、在米日本人が現地で尽力している事にも触れていました。(???)
これまでこの種の情報を「報道しない権利」とやらを振りかざし無視して来たNHKとしては画期的ではないでしょうか。何があったと言うのか、最近のNHKは明らかに変わって来ています。
NHK経営委員会委員に安倍首相と近い小説家の百田尚樹氏(永遠のゼロ)ら4人が加わった事で、報道姿勢が変わって来たのかもしれません。もちろん悪い事ではありませんが、これが免罪符になると思うなよ。(笑)
話は変わって、有楽町のパチンコ屋火災、へんですねえ。筆者は三ヶ日の間飲んだくれていてニュースも見ていなかったので知らなかったのですが、toroさんのコメントで驚いたという訳です。
迂闊な事は言えませんが、テロの可能性を完全に排除するに足る証拠は未だ見つかっていないようです。その場合、大規模テロのシミレーションの可能性があります。一カ所の破壊活動でどのくらいのダメージがあるのかと言うのはテロリスト(あるいはテロ国家)にとって興味があるのではないでしょうか。
つまり、同時多発的に小規模な破壊活動を行う事で、どのくらいの成果が得られるかです。その場合の首都圏を混乱させる目的ですが、どこかでもっとデカい作戦を行う為の陽動作戦と捉えれば、ない話ではありません。軍事評論家か(笑)
いずれにしても最近動きが慌ただしい、西方諸国から目が離せないのですが、もし半島がどちらかによって統一されたあかつきには、日本はそれなりの覚悟をしなければならないでしょう。
もし南主導で統一した場合は北の場合より厄介です。脅しではなく本当に実力行使して来る可能性を排除出来ません。何と言ってもバックがあの国ですから、手先となって汚い仕事を喜んでやらされるかもしれないのです。
場合によっては核の使用もないとは言い切れません。最近の言動を見ても、日本は本当に悪い事をした国だと信じ込んでいる節がありますから、何をしても許されると思っています。しかも核使用が最初でないというエクスキューズが、それを躊躇させない理由になり得るのではないでしょうか。
明からさまに敵対行為を繰り返す危険な国が近くに存在する以上、日本も抑止力を持つ必要があります。この穏健で紳士的なブログで言いたくはないけれど、核武装を躊躇する段階は過ぎたのではないでしょうか。その為の特定秘密保護法案なら納得です。
さて、その日本が何をしたかですが、安倍首相の靖国参拝についてアルゼンチンの政治ジャーナリストが興味深い記事を書いています。以下、抜粋参照
戦勝国は、戦争の端緒となった対立に関する歴史記述を書く(或いは書き直す)「権利」をも獲得する。自国の見解と論理を「真実」とする権利を獲得し、敗戦国を「間違った国・邪悪な国・戦犯国・侵略国」だと非難するのである。
「俺たちは善人、相手は悪者」「私たちの息子らは英雄。向こうは殺されて当然の悪魔だ、二歳の幼児までも」という考えは、人類の歴史と同じほど古い。第二次大戦後の七十年間のプロパガンダが明瞭に示している通り、二十世紀と二十一世紀も例外ではない。
だが日本は今なお屈しようとしない。これは賞賛すべきことだ。平身低頭して世界に再三再四赦しを請うてきた独国の姿とは対照的だ。だが独国自身もよく了解している通り、たとえ何度謝罪しようと、世界の報道・出版・教育を支配する人人は決して独国に赦しを与えることはあるまい。
歴史認識について「ハラキリ」した独国とは違って日本は顔を伏せず、敢然として軍事的敗北の結果に耐え続けている。倫理面で屈服してはいないのだ。(遠藤健太郎ブログから)
筆者のこの件に関するスタンスは前回述べていますので詳しくは述べませんが、上記のような見方が地球の反対側でされていると言うのは心強い限りです。日本に対して批判的な国ばかりではないのです。
上記記事の中でドイツの事にも触れていますが、ドイツは謝るだけでなく責任逃れもして来た事実があります。ナチのせいにして自分たちは関係ないと言う態度です。しか~し(笑)それはおかしいのではないでしょうか。ナチとて同じドイツ人、しかも自分たちが第一党に選んだ事実があります。言い逃れは出来ません。
(ナチスドイツ 軍服は格好いいが、やる事はえげつない)
さらに、ドイツは同じ白人同士の縄張り争いとユダヤ人迫害が戦争の目的であった訳ですから、日本の場合とは本質的に違います。同盟国だったからと言って同列に扱って欲しくありません。敵の敵は味方というだけの関係だったのです。
ともあれ、日本の場合は謝罪、賠償に加え、言い逃れどころか、韓国にお伺いをたてながら作ったと言われる河野談話では、やっていない事まで認めてしまっています。この記事のように毅然とした態度をとっている訳ではないのです。ちょっと買いかぶられ過ぎか。(笑)
しかし今回安倍首相が靖国参拝で示したのは、単に戦没者の慰霊だけではなく、明らかに政治的意味合いが含まれます。靖国神社を選んだのは、いつも問題になるA級戦犯合祀に対し「私は既に亡くなられているA級戦犯を、戦争犯罪者という扱いでなく一般戦没者と同列に扱います」というメッセージではないでしょうか。事実国内法的には犯罪者ではありません。
つまり、諸外国や戦勝国が何を決めどう裁こうが、日本国内的には罪を一身に背負って果てた彼らを差別するメンタリティはないのです。国際的にはサンフランシスコ平和条約で戦勝国の言い分を受け入れた訳ですから、彼らを国際的な場で復権させたり裁判結果を覆さない限り問題があるとは思えません。
もちろん日本に戦争犯罪者がいなかったかと言えば、それはないでしょう。個人レベルでは確実にいたでしょうし、組織としても軍隊内の暴力行為や、特攻を立案指揮したのは犯罪的行為です。
しかし、組織レベルでのそれらの犯罪は国内問題に過ぎないのです。さらに、百歩譲って戦争と言う組織犯罪を日本が犯したとしても、その責任は特定個人にある訳ではありません。
先日の「朝まで生テレビ」で司会の田原氏が言う「軍部や指導者に責任がないとすれば、一体誰に責任があったのだ」の質問に対し、いみじくも山際氏が述べた「みんな」というのは正しいのではないでしょうか。
当時、戦争賛美のマスコミがいて、それに煽られる国民がいました。時の指導者や軍部、あるいは天皇まで国民の意志を尊重せざるを得なかった事は間違いないでしょう。
(極東国際軍事裁判、裁かれたのは普通の日本人、たまたまその地位にいただけ)
さらに日本にはアジア諸国の欧米植民地主義からの解放と、欧米帝国主義に対抗すると言う大義があった訳ですから、総意で戦争に向かったとしても何の不思議もありません。
A級戦犯と言われる人達は、たまたま戦争時にそのポジションにいただけで、誰がその地位にいても結果が大きく変わっていたとは思えないのです。戦争は米の予定通りに始まっていただろうし、日本が負けるシナリオも決まっていたのです。
いずれにしても国内の神社に誰を祀ろうが、それを誰が参拝しようが、海外からとやかく言われる問題でない事だけは確かです。従って、安倍総理が諸外国に示したのは、国内問題に干渉させないという強いメッセージではないでしょうか。独立国として守るべき最後の砦を守ったのです。
だというのに「親の心、子知らず」で国内の知識層からも批判が出るのはどうした事でしょうか。無理難題を押し付ける外国勢の走狗としか思えません。君たちの方がBKDだし、よっぽど問題として大きいのだよ。この問題だけは日本人なら挙国一致で安倍総理を支えるべきではないのか。
ブログランキングに参加しています。共感いただければクリックをお願いします。
| 固定リンク
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 日本人はどこからやって来て、どこへ行こうとしてるのか?(最終回)(2024.08.30)
- 日本人はどこからやって来て、どこへ行こうとしているのか?(5)(2024.08.29)
- 日本人はどこからやって来て、どこへ行こうとしているのか?(その4)(2024.08.26)
- 日本人はどこからやって来て、どこへ行こうとしているのか?(その3)(2024.02.07)
- 日本人はどこからやって来て、どこへ行こうとしているのか?(その2)(2024.01.29)
コメント
>・・・だというのに「親の心、子知らず」で国内の知識層からも批判が出るのはどうした事でしょうか。無理難題を押し付ける外国勢の走狗としか思えません。君たちの方がBKDだし、よっぽど問題として大きいのだよ。この問題だけは日本人なら挙国一致で安倍総理を支えるべきではないのか。
・・・日本人なら挙国一致で安倍総理を支えるべきではないのか→
今年は右も左もなく、安倍さんを支えましょう。日本の為だけではなく、世界の経済・国防の為になると考えます。
・・・近況報告:うちの家族は『グレンデールの売春婦像を撤去しましょう!ホワイトハウスへの署名』を行い、友人達へも署名の拡散メールを送りました。署名は10万を突破した様ですが、無効票(?)もあり得ますので油断は出来ません。以上
投稿: AZ生 | 2014年1月 6日 (月) 14時13分
毎回、よく言ってくださったという気持ちで読んでいます。今日(1月6日)の「株式日記と経済展望」http://blog.goo.ne.jp/2005tora コメント欄に日本国民の声が多く載っています。いざとなると、日本人はすごいなと思い安心しました。
投稿: 古格 | 2014年1月 6日 (月) 19時26分
高山さんの言を借りれば「世界は腹黒い」のです。
日本は2万年も前から今の国体を育んできて、争いを極端に嫌う国民になってきました。そして外国も同じような人達と錯覚して来ました。中韓から何か言い掛りを受けると、金の鞄を持って駆け付け、ご無理ご最も、これで何とか穏便にと済ませてきました。だから中韓は何か必要が有れば日本に難癖をつけて、有利に事を運ぼうとするのが習性になっています。でも今までの日本政府と違って、安倍総理の強かさに困っている様子が見て取れます。朴さんなんかもう半べそ掻いてる状況ですね。中国も国内的に治まりが付かず、そうかといって戦争するとウイグル、チベット、貧困層が爆発し共産党政権がが崩壊するでしょう。米国も自国が居座り強盗の国で有色人種への差別、汚い戦争への批判を恐れています。
安倍さんにはこのまま頑張って頂いて腹黒い国にはそれなりの対応をしていただきたいですね。それを必死で妨害しているのが日本の腐れマスゴミです。
投稿: マナベ | 2014年1月 7日 (火) 12時12分
安倍さんにはこのまま頑張って頂いてほしい(熱望)のですが、TPPだけは万難を排してぶっ壊していただきたい。太平洋戦争勃発の起爆戦略の”ハルノート”より性質が悪い内容と理解しております。
米国の企業の都合(例えばモンサントの様な多国籍企業の利益)が他国(勿論我が日本も含めて)の国内法より上位であるなんて言うのは言語道断であります。
投稿: 元危機管理屋 | 2014年1月 7日 (火) 14時18分