明けましておめでとうございます。
謹 賀 新 年
ブログランキングに一応参加しています。
今年の絵はクリスマスカードから人とお城を取り除き、クルマの色を変え雲海をつけ足しただけの省エネ版です。なんせ年末は時間がありません。これでご容赦願うしかないというのが実状でした。
絵の意味するところはシンプルです。旭日昇天と金色のクルマ、すなわちガンガン儲かりますように、という浅ましい根性むき出しなのです。(笑)せめて絵だけは景気づけして後は運を天に任せると言ったところでしょうか。アベノミクスに過度な期待が出来ない以上、そういう絵にならざるを得ません。
ところで先日ネットサーフィンしていて面白い記事を見つけました。日本に財政問題はない、景気を良くするには、人手不足の公共事業を当てにするなどの、まどろっこしい事をしないで直接国民にお金を渡せばいいというのですが、正に我が意を得たりです。
http://www.yomiuri.co.jp/adv/wol/opinion/gover-eco_141222.html
この早稲田大学政治経済学部の先生は慶応の環境情報出身だそうですが、若いのにしっかりしている。いい歳をした財政再建派のエコノミストや政治家、特に財務省の役人に爪の垢でも飲ませたいもんだ。(笑)
そもそも、あのIMFが2012年に発表したソブリン債(国債)破綻リスク指数で、米、オーストラリア、スイスと並んで25以下と世界一破綻リスクが低い日本に、おまけにデフレだというのに緊縮財政は気が狂っているとしか言いようがありません。
さらに今は当時より日銀の日本国債保有比率が上がっています。それでも思うようにインフレが進まないのですから、今の倍くらい買いオペを進めても特別なことが起こるとは思えないのです。つまりリスクは限りなく希薄化している訳です。それは0.4%を切った長期国債の金利を見ても明らかではないでしょうか。
言うなれば国民は政府の無策によるデフレで失われた富を補償される権利があるのです。国民は必死の努力で毎年付加価値を増加させているというのに実質賃金が下がるなどというのは笑い話にもなりません。おまけに円安が加速している今は物価(コアコアCPI)を上げて輸入コストのGDP比を下げるしかないのです。
毎年発表される内閣府のGDP内訳を見ても、名目の数字を実質に置き換えるだけで貿易赤字でさえ黒字化します。これからも分かるように日本経済の実力は問題があると言えないレベルなのですから、ひたすら2%のインフレに向かって邁進するしかありません。だというのに消費増税や法人税減税などの意味不明な回り道をするのはなぜでしょうか。まさか今のやり方で2%が達成出来るとでも。。。
正月早々愚痴っぽくなってしまいましたが、正確な情報と妥当性のある判断で今年を賢く乗り切って行くしかありません。政府やマスコミに騙されない高い次元の民度を醸成する、これしかないでしょう。
それでは皆さん。今年も宜しくお願い致します。
共感いただければクリックをお願いします。
| 固定リンク
「イラストレーション」カテゴリの記事
- メリークリスマス23(2023.12.25)
- 明けましておめでとうございます。(2023.01.01)
- メリークリスマス22(2022.12.25)
- クリスマスカード21(2021.12.16)
- メリークリスマス2020(2020.12.24)
コメント
田中様。
新年明けましておめでとうございます。
日本男児ココにあり!
投稿: 南国通信 | 2015年1月 1日 (木) 06時46分
謹賀新年
今年はよい日々が続くと良いですね!
PCの故障が直った様(娘がやってくれた)なので久しぶりにコメントさせていただけます!年末には(これまた)娘が軍資金を出してくれたので、10年ぶりでラスベガスであれこれやって来ました(テヘッ!)。
投稿: AZ生 | 2015年1月 2日 (金) 18時53分
日下公人氏が安倍首相を大変上手に表現されていました。
「遠回りが上手い人」。
投稿: 南国通信 | 2015年1月 6日 (火) 19時16分