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2015年2月 5日 (木)

正しい経済認識を持とう(パート2)

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--- TPP消費増税 /カジノ解禁に反対します ---

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最近彗星の如く現れて経済学の話題を一身に集めている感のあるトマ・ピケティ氏が来日しました。早速幾つかのテレビ局の取材を受けていましたが、テレ朝のはひどかった。(笑)

いえ、内容も媚びまくったものでしたが、古館の態度が卑屈で見るに耐えないものだったのです。まるで太鼓持ちです。媚洋崇外の典型ではないではないでしょうか。未だこういう輩がいるのかとある意味感心しました。

日本経済に関してもアドバイスを受けていましたが、この卑屈な反日おじさん、何とか長期金利上昇に誘導したかったようです。前から破綻論が大好きです。しかし、いくら頭が良くても机上で本質は見えません。フランスの経済学者に日本経済の本当のところは分からないのではないでしょうか。

彼の主張は主に格差拡大が諸悪の根源というものです。読んでいないので偉そうな事は言えませんが、尤も、あの分厚くクソ高い本を読めと言われても躊躇します。読んだとしても簡単な解説本が関の山でしょうか。

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格差は、民主主義の社会で経済的に豊かになれば縮小する筈だが現実には拡大している、特に資産家と資産を持たない賃金労働者間格差拡大が問題、と彼は言います。それはおっしゃる通りでしょう。リーマンショックのような金融危機があるたびに格差は開いて行くのです。

つまり大量に刷られたお金は消えません。当然勝ち逃げ組みがいて、その連中だけが太るが賃金労働の一般大衆は割を食うというシナリオです。トリクルダウンの逆の現象が起きている訳です。働けど働けど、の世界です。

つまり、結論的に言えば、その連中から賃金労働者へ富みが再分配されれば良いという事のようです。有り体に言えば税制の見直しという事でしょう。ピケティ氏も日本が消費税を上げる事には疑問を呈していました。

そんな事は日本の経済学者だって言っています。特に目新しい事ではないと思うのですが、その程度で殊更持ち上げられるのはなぜでしょうか。読んでいないのでよく分かりませんが。。

前にも書きましたが、実は日本のGDPもよく分析してみれば色々見えて来る事があります。例えば普通に減ったと言われている個人消費ですが、実際は名目でも拡大しているのです。リーマン後少し落ち込みはしましたが、その後持ち直し、13年は過去最高を記録しています。という事は実質で見ればかなり伸びているという事になるのです。

名目で最もGDPが高かった97年と比較して13年は名目で2.7%、実質で17.4%も増えています。これは意外だと思われる方が多いのではないでしょうか。つまり日本のGDPが伸びていない最大要因は設備投資と純輸出のところなのです。データ(内閣府)が示しています。

対97年比でいえば設備投資11兆円、純輸出23兆円で計34兆円(GDPの7%)となり、それだけ減ったのでは成長しようがありません。ひとえに円高デフレが原因です。

しかし、給与所得者が減り一人当たり実質賃金が減ったのになぜ個人消費が伸びるのかが不思議でした。実際に生産年齢人口はピーク時から見て700万人も減っているのですから理解に苦しむというのが普通の感覚でしょう。そこでピケティ氏ではありませんが格差という文字が浮かび上がるという訳です。

つまり日本もリタイヤ組も含め賃金労働者でない層が増えて来ているのです。消費の70%くらいが賃金労働者分と言われますが、不労所得で食っている層が30%もいるというのですから驚きです。で、この層が増々太る構造にあるので個人消費は減らないらしい。。。複雑でしょう。(笑)

そんな中にも一筋の光明があるとすれば、生産年齢人口一人当たりの実質成長率は先進国でもトップクラスの1.5%(2000年以降の平均)もあるという事でしょうか。このペースなら65歳以上人口がピークになる2040年も切り抜けられるのです。

私の計算だと2040年のGDPは584兆円になります。贅沢は言えないまでも、人口が減る中、何とかやっていける数字ではないでしょうか。だから政府や学者がデフレを脱却しなければいけないと言っている訳です。インフレにさえすれば、それ以上の成長だって全く可能なのです。

ピケティ氏は最後に「世界の将来は明る」と締めくくっていましたが、そこだけは疑問です。なぜ軽々にそう言えるのでしょうか。今現在、世界的に見て巨大資本は政治と結びつき増々太る方向です。この流れを変えるのは並大抵ではありません。例えば米のような悪徳とさえ言える巨大資本家がいない(?少ない?)日本だって四苦八苦しているではありませんか。

アベノミクスも明らかに格差拡大の方向性を持ちます。法人税減税と消費税増税のセットがその典型です。富めるものを増々富ませ、貧困層からもれなく徴税するコンセプトである事は論を俟ちません。最も期待出来ると思われる安倍政権ですらこれですから、どこが見通しが明るいのか、と言いたくなります。

結局は政治次第という事なのですが、先日も書いたように、そのためには国民が正しい経済認識を持たなければなりません。特にマクロ経済は難解ですが、ここが肝です。日本は間違った経済・金融政策のために20年間も無駄にしました。この損失は計り知れないのです。

ただその間も日本の金融資産(バランスシート)は増え続けています。対外純資産に至っては円安もあって370兆円に膨れ上がっているのです。つまり大金持ちです。

増えないのはフローであるGDPとそこから支払われる賃金ですが、マネーストック(M3)の伸び率が、アベノミクスで上がったとは言え4%以下に低迷していては期待薄です。

何とか90年以前の9%とは言わないまでも7〜8%には持っていきたいものです。手っ取り早いのがばらまきと減税ですが、やらないだろうなあ。(笑)消費税10%・・これで全てがおジャンになります。財政破綻なんて言っている間抜けな奴らを絞め殺すしかないか。(笑)

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コメント

・・・やっぱりコレに行き着きます・・・

≪財政出動、公共投資、内需拡大、流動性確保、消費増税・TPP反対・・・財政出動、公共投資、内需拡大、流動性確保、消費増税・TPP反対・・・≫ 3年前の轍さんのつぶやきの経文?を改定致しましたので宜しく。

投稿: 地球防衛教君 | 2015年2月 6日 (金) 13時58分

正しい経済認識を持とう(パート2)

…今回の上記表題の内容…直線的な切り口でオマケに凄く濃いですね。 実にユニーク。

本当はブログランキングでベスト10位以内に入っていても不思議でないと思います。

投稿: AZ生 | 2015年2月 7日 (土) 18時08分

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