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2015年6月

2015年6月25日 (木)

日本に不要なもの、その二

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先日テレビ東京のWBSを見ていたら、モルガン・スタンレーのアナリスト、ロバート・フェルドマン氏が日本はもっとグローバル化すべきと言っていました。やはりこのおっさんは一種の工作員に違いない。(笑)

「日本は将来、何で食って行くかを考えなければならないが、その為にもグローバル化は避けて通れない」と言うのです。。大きなお世話だ。そんな事は日本人が考えます。そもそも食って行くくらいならどうにでもなるでしょう。

問題は安全保障です。そこをどう担保するかという時こそグローバルに考えるべきですが、それ以外では積極的になる必要はありません。日本に不要なもののひとつに上げたいくらいです。

それに一言でグローバル化と言いますが、それはその人、あるいはその国のポジショニング、シチュエーションで大きく変わります。米にとってはグローバル化が良いに決まっているのです。基軸通貨と世界最強の軍隊を持つ訳ですから世界の富を手に入れる事が可能です。

一方、日本側から言わせてもらえば、そんな事はまっぴらご免なのです。政治圧力で経済問題などに内政干渉をし、強大な軍事力で安全保障を押し売りする、そんな国とは出来る限り距離を置きたいと言うのが偽らざるところでしょう。

さらに言えば、日本の不幸はグローバル化によってもたらされました。もちろん世界との関わりでメリットがなかったとは言いませんが、明らかにデメリットの方が多いです。米英などの外圧主導によって成し遂げられた明治維新後は苦難の連続でした。一体どれだけの兵士や民間人が犠牲になった事か。。強くなければ食われる時代だったのです。

大戦後はグローバル化の恩恵を一番受けたのかもしれませんが、出る杭は打たれます。結局それによって米の日本叩きは再燃しました。日本も調子に乗り過ぎて米の不動産を買い漁ったり、やりすぎがあった事は確かです。ある程度経済発展した時点で内需主導に切り替えるべきでした。

所詮外需依存で国は発展しませんし安全保障上も好ましくありません。ドイツなどを見てもよく分かりますが巨額の貿易黒字は反対側にギリシャなどの赤字国を作ります。国際的な摩擦、紛争の原因なのです。つまり貿易収支、経常収支はトントンが平和という事になります。

安全保障上も食料やエネルギーを海外に依存するのは好ましくありません。従って自立した主権国家を標榜するのであれば自給自足経済を目指すべきです。外需で発展すると言うのは植民地主義、あるいは重商主義から来る幻想に過ぎず、グローバル化も欧米列強の都合で出来た言葉に過ぎません。

安倍さんはその点、分かっているのかいないのか、グローバル化には抵抗がないように見えます。TPP交渉が山場を迎えますが、どうなることやら。。

前回に続き、日本にとって不要なものとは

TPP、自由貿易、行き過ぎたグローバル化、東アジア共同体、嘘を教えるエコノミスト、アナリスト、その他色々ですが、国内を見ても産業競争力会議やその他民間議員が跳梁跋扈する政府組織、反日マスコミにNHK、朝日新聞、パチンコにカルト等々、沢山あり過ぎて書ききれません。

もちろん外国のために動く民主党や社民党、共産党、あるいは公明党などの野党(夜盗?)も害しかないので日本に存在しなければならない理由、必要がない事は明らかです。これらがなくなればどれだけすっきりする事でしょうか。(笑)

ところで肝心な防衛問題ですが、日本が何かをやろうとしたときの抵抗は凄まじいものがあります。安保法案も会期を延長したくらいですんなりいくとは思えません。支持率も下がって来ており安倍政権の命取りにもなりかねないのです。

やはり筋としても憲法を改正してからの方が通り易かったのではないでしょうか。米からの要求とは言え、今回拙速な感じは否めません。米からの要求でないなら、そこまでのリスクを冒す意味があるとは思えないのです。

そこで肝心な憲法ですが、絶対に必要なものでしょうか。なきゃないで何とかするのが民度の高い先進国のような気がします。そもそも憲法とは政府の暴走から国民を守るための安全装置ですから、政府が改正すると言うのも妙な話です。いっその事ない方がすっきりするのではないでしょうか。

しかも現行憲法は米軍が日本を一時的に占領、統治のため臨時に作ったものです。今現在としては存在理由がないし、日本の国益に反する事も明らかではないでしょうか。一応表面上は主権が回復している現在、取りあえず廃棄するのが筋のような気がします。しかる後、新たに制定するしないも含めて国民投票というのが分かり易いかもしれません。

いずれにしても日米安保条約は段階的解消が望ましいし、憲法あるなしに関わらず日本が普通の国になるのが当然の事と思われます。普通の国とは、戦争するしないを選択出来る国の事ですが、それが戦後の自虐史観、日本軍悪玉説を刷り込まれた日本にとっては限りなく難しいのです。。。

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2015年6月23日 (火)

日本に不要なもの、その一

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また間が空いてしまいました。週一程度のペースというのは、なかなかリズムが掴めません。民主当時代と違い、今は一見平和なので書きたい事がそれ程ないという事もありますが・・でも実際はそれ程平和でないのかもしれません。

不穏な動きとしては、まずこじれにこじれたギリシャ問題、何があってもおかしくないというのは確かで、麻生さんも日本への影響に関し「実際どういう事になるのか分かんねえんだよな」なんて無責任な事を言っています。(笑)それじゃ我々は困るんです。「何があっても日本は大丈夫」と言い切って下さい。

実際問題、ユーロがどうなろうと米が破綻しようと日本政府に覚悟さえあれば問題ありません。またそれが出来る政府でもあります。例えば欧州向けの輸出が低調になり輸出産業が悲鳴をあげてたとしても、国内で肩代わりする態勢を作ればいいだけだし、金融問題然りです。日銀が資産をいくらでも増やしている現在、内需大国日本に怖いものなどある筈がありません。

腹の立つ話になりますが、これまで失われた20年で日本が低調だったのは、殆どこの日銀のやる気のなさに起因します。バブル崩壊後の処理、リーマンショック後、あるいは3.11後の処理が適切であれば、我々はここまで苦労する事はなかったのです。

だって現状を見て下さい。(笑)いくら量的金融緩和をしても円安という問題はあるにせよ、全体として悪い方には向かっていません。やはり株高は消費マインドを刺激するし企業の財布も緩みます。一部海外ファンドを富ませているようですが、これは政治の問題で本筋とは関係のない話です。

本来なら国内へのメリットは計り知れないというのが真実でしょう。ただ、政府の政策に矛盾する消費税という強力なブレーキをかけられた事実は、日本が独自の経済対策を採らせてもらっていない証かもしれません。いずれにしても日本の様な経済大国の中央銀行は凄い力を持ちます。

ではなぜ歴代日銀総裁は適切で効果的な金融政策を採って来なかったのかと言えば、日本のために働いてはいなかったと言うしかありません。日銀株を45%持つ海外資本の傀儡であったというのが偽らざるところではないでしょうか。それ以外に何か考えられますか?

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(供給面で言って、特に何があった訳でもないのに、これを見て何とも思わない神経は理解出来ない/世界経済のネタ帳から)

話は遡りますが、80年代に製造業で米を凌ぎ、経済世界一の座が見えて来た日本に対する米の内政干渉は熾烈を極めました。95年にはGDPが米の70%にも達します。英独仏を足しても及ばない程です。

米の干渉に関して、ここで何度も書いていますので詳細は省きますが、中でも日米構造協議で630兆円もの公共投資を約束させられた事は今日の巨額財政赤字に繋がる一大要因です。これとプラザ合意によって日本の方向性が定められたと言っても過言ではありません。

しかし、この問題よくよく考えると妙な話ではあります。米に対する輸出攻勢を内需に向けさせるためとは言え、十数年で630兆円という事は、年間で言えば当時のGDPの10%にも達する訳です。中国の場合でも分かるように莫大な公共投資はGDPを確実に押し上げます。これでは返って属国の日本を強化してしまうではありませんか。(笑)

そこで仕組まれたのがバブルとバブル崩壊という訳でしょうか。日本をデフレ不況にしてしまえば税収が落ちます。そうなると公共投資分の資金調達は国債を刷らざるを得ず、財政赤字が限りなく膨らんで行くという訳です。

それを可能にするには日銀の貢献が必要でした。米の息のかかった日銀職員が多い事を見ても、どうも怪しいと言わざるを得ません。(笑)つまり売○奴たちの出番だったのです。優秀で忠実なポチたちは日本を確実に衰退させて行きます。

そういう連中に高い給料を払い、法外な退職金までサービスするのですからお人好しにも程があります。国家反逆罪で逮捕し、昔の日本なら市中引き回しの上、獄門晒し首もあり得る程の大罪ではないでしょうか。それ程の大損害を日本に与えて来ました。

さらにアメポチと言われる小泉首相率いる小泉内閣は露骨に日本潰し、日本売りを展開します。構造改革の美名の下に売国政策が目白押しでした。そういう点で安倍政権も構造改革、規制緩和と言っているのは気持ち悪いのですが、ポーズだけである事を祈りたいです。無理かな(笑)

ともあれ、小泉、竹中売国組も年次改革要望書の内容を忠実に履行する米傀儡でした。念には念を入れて日本を叩いておこうという宗主国様の意向に忠実だったのです。それにしても郵政民営化にはしてやられました。私も当時は騙されていましたから偉そうな事は言えません。(笑)

また小泉、竹中組は銀行潰しや優良企業の海外売りにも余念がなかったのはご存知の通りです。日銀も真っ青な日本と日本国民に対する裏切り行為と言えます。恐らくですが、これらの中心になった人物は日本に忠誠心の薄い出自の連中でしょう。そのへんもネットでは色々噂されているようです。。

それが理由という訳でもありませんが、日本のような安定した先進国に、中央銀行なんて必要ないのではないでしょうか。政府が自らの意志で金融政策を決定すればいいのです。財務省が国債だけでなく円も発行し、物価の安定策を自ら実施して何か問題があるとは思えません。

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2015年6月 8日 (月)

内も外も危険が一杯

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韓国でMERSとかいう死亡率の高い、なんか変な伝染病が流行っているらしいですが、例によってマスコミは控えめな報道しかしません。毎日何万という人が行き来しているにも関わらずです。しかも韓国政府は初動で、この件を過小に見積もり後手に回りました。

沈静化に特に積極的ではなかったと言いますから恐ろしい話です。日本政府は一刻も早く渡航禁止地域に指定すべきではないでしょういか。朝鮮系議員に遠慮している場合ではありません。

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(こんな時期にマスクまでして行かなければいけない理由があるのか?)

だと言うのにのんびり観光に出かけるノー天気日本人にも困ったものです。もし現地で感染すれば言葉の分からない反日国で隔離されてしまうというのに・・・その危機意識の薄さ、想像力のなさはお花畑などというレベルを超えています。

話は変わりますが、日本の何十カ所もの神社に油を撒いていた男の正体が分かったようです。やはり金山昌秀(通名)という韓国系帰化日本人でした。マスコミは日本人(医師)という事を強調していますが、怪しい韓国のキリスト教系宗教団体の理事であるという事実を言わなければ事の本質が見えてきません。

台湾で暴れた在日俳優、隆大介(張明男)の場合も日本では日本人としか報道されませんでしたが、台湾ではちゃんと韓国人が暴れたと報道されていました。(笑)これらの報道を見ても、日本のマスコミが誰に支配されているのかがよく分かるというものです。

さて今日のメインテーマですが、またまた前回の続きになります。根がしつこいもんで一度はまるとなかなか抜けられないのです。(笑)同じような内容でつまらないとは思いますが、ご容赦ください。

12年末の対外純資産が296兆円で、これを当時の対ドルレート(86.58円/$)で割ると3兆4200億ドルになります。14年末の対外純資産が367兆円ですから、これも同じく14年末のレート(120.55円/$)でドル換算すると3兆400億ドルになるのです。

何と3800億ドルも減っているのですからびっくりです。その間も経常収支の黒字は増えていますから何があったのかと訝しんでしまいます。

その3800億ドルを日本円に戻すと45兆7千億円もなるのです。これが名目上の損失にあたりますが、経常収支は2年間で8兆6千億円増えていますから、実質で言えば54兆3千億円の損失(負債の増加)があった事になります。

前回の記事で述べた76兆4千億円との差は、日本側にもキャピタルゲイン等の資産増加要因が存在したという事でしょう。ネット(正味)で54兆3千億円が海外へ流出しました。

これは国民一人当たりで言えば44万円にもなりますから、4人家族の家庭で176万円です。1年で88万円、しかも2年連続それだけ貯金が減ったと思えば尋常ではありません。大規模デモが起きても仕方ないレベルです。皆さん人ごとの様に落ち着いていますが、株で2年間に176万円も負けたらお母さんがヒステリーを起こすでしょう。(笑)

しかも未だ終わっていません。現在も株価は上昇中で、年末にかけて2万2~3千円になったとしても不思議はないのです。という事は今年も一家庭あたりで何十万円かは損をする事になるのが確定しているのです。日本側も含み益等で儲かっているではないかと言われるかもしれませんが、国内取引の場合、下がってしまえば元の木阿弥です。

当たり前ですが、株は一本調子で上がり続けるとは限りません。昨年の様に一気に千円くらい下がる局面もあり得るでしょう。そこで必ず大きく儲ける人がいて、反対に損する人がいますが、損する側は日本人個人投資家と決まっているのです。(笑)将来の暴落を見越して、あるいは予定して(笑)空売りを仕掛けられたら手の打ちようがないではありませんか。

世界には不安定要素が五万とあって、それが投資家と連携して、あるいは事前に情報が漏れていたなら・・・などと妄想すると株なんてやってられません。ある日目が覚めたら大暴落が始まっているのです。

でもここは我慢のしどころです。連中はもっと儲けるつもりですから、一時的に暴落してもまた戻すでしょう。それがどれくらいの間続くのかは知る由もありませんが、安倍政権の間は大丈夫なような気がします。

小泉さんのときにも為替介入の名目で米国債を大量に買う場面がありました。やはり長期政権だった訳です。彼の場合は政治理念や国思う気持ちなどある訳なく、米の言われる通りに動いただけでしょうから、ある程度は自分の意志で動いている安倍さんと同列に論じるのは安倍さんに気の毒です。

いずれにしても、おそらくですが、来年末にかけて日経平均3万円を窺うような場面もあり得るのではないでしょうか。但し保証はしません。拙記事を見て、うっかり株などに手を出されないようお願いいたします。(笑)

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2015年6月 2日 (火)

行き過ぎたグローバル化による弊害(後編)

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前回の続きです。

なぜ対外純資産の伸びが、この円安にも関わらずそれほどでもないのか、考えていたら夜も眠れなくなりました。(笑)鉄は熱いうちに打てでもありませんが、いても立ってもいられなくなり財務省や日銀のHPを調べる事にしたのです。

そうすると面白い事が分かりました。

何と、日本銀行国際局が出している資料に知りたい事が実に分かりやすく載っているではありませんか。対外資産負債残高の要因別増減の表を発見したのです。それによると対外資産増減の内、もっとも大きな要因は為替で、ざっくりではありますが、78%もあります。(下の表参照)

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負債の方は24%程度ですが、これは対外負債とは言え、円建て負債が外貨建てより多く存在するからです。やはりアベノミクスによる株高が原因での負債増は間違いなかったようです。尤も、この資料は13年のものなので14年版を探しましたが出てきませんでした。未だ作成段階なのでしょうか。

そうなったら自分で数字を追って作るしかありません。まず、2012年から2014年末までの3年間の実績(数字)をエクセルで表を作って入れていきます。13年度末分の項目別総額に占める為替要因の率は日銀の表から大まかに推察し、14年分は12〜13と13〜14の為替変動分を率で出し、13年末の為替要因率の数字に掛けて推測値を出しました。正確とは言えませんが、大きくは違わないと思われます。その結果が下の表です。

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  (緑の数字は年度末時点での対ドル為替レート)

結論から言いますと、この2年間で失われた国富(金融資産)は約76兆円にもなります。これは2012年から為替や経常収支の変動がない事を前提とした数字と考えれば解りやすいです。つまり現状から為替要因を排除し、経常収支もプラスマイナスゼロであったとすれば、株価の上昇だけで、ものすごい赤字になっていたという訳です。

しかも、この数字はなぜか前回の記事で指摘した75兆円もある、外国人投資家が保有する株の値上がり益にほぼ一致します。。そこは所得収支には出てこないところなので分かり難いのです。マスコミも一切触れませんが、政府としても国民に知られたくない重大事実でしょう。

逆に言えば、外国人投資家のキャピタルゲイン分を除くと2014年末の対外純資産は443兆円程にもなっていた訳です。という事は前回述べた通り、アベノミクス開始以来の外国人投資家による国富流失(資産収奪)は対外負債に乗っかる形で現れていたという事になります。為替が80円台から120円までの超円安になった事で資産側の絶対額が大きくなり実態が見え難くなっていました。

だと言うのに、対外純資産が世界一を維持し増え続けているなどと喜んでいるのは、いかにもお人好しの日本人です。その裏でアカンベーしている外国人投資家の顔が目に浮かびます。(笑)

まあ、これも明らかに行き過ぎたグローバル化による弊害であって、人の良い日本人はつけ込まれまれるのでしょう。汗水たらして働いて得た富がこういう形で海外へ流れ、一部の白人富裕層を富ませるという図式ですが、これは何も日本に限った問題ではありません。

他のアジア諸国然りです。誤解を恐れず極論を言えば、日本の技術と資本で潤ったアジア諸国からも上前をはねる白人富裕層がいて、結局日本の富が直接間接を問わず連中の懐へ流れていくのがグローバリゼーションの正体です。

安倍政権の問題は、その連中(主に米)には逆らう姿勢が見えない事でしょうか。まずは頭の周りのうるさい蠅を追い払って、しかる後に大物、巨悪に対峙しようという、そういう方針なら何も言うことはありませんが。。

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2015年6月 1日 (月)

行き過ぎたグローバル化による弊害

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先日仕事上の元お客と前泊ゴルフに行って来ました。宿泊は西伊豆の某温泉ホテルです。富士が見える露天風呂もあり、けっこう有名なところなので期待していたのですが、ゴルフのスコアも含めて残念な結果に終わりました。(笑)

部屋が畳でなくユニットバス付き中途半端な洋室になっている事で、いきなりがっかりしたのですが、露天風呂の方はまあまあで少し挽回、ところが夕食が致命的に酷かった。バイキングは許せるとしても内容が問題です。食器がプラスチックでお子様ランチ風・・さらに、伊豆だというのに生のいい刺身のひとつも選べないというのはどういう事でしょうか。

飲み物はと言えば、ドリンクバーが片隅にあって生ビールやワインまでがセルフで飲み放題なのです。なるほど、このせいで料理にお金がかけられないのか、と納得したのですが、酒飲みだけがメリットを享受するこのシステムは本末転倒と言わざるを得ません。これではお酒を飲まない女性客などのリピートは望めないでしょう。

見ると大食堂にはタイ人団体客中心に外国人観光客が半数近くはいるようです。なるほど、外国人相手に飲み物代を別料金にすればややこしい事になるのかもしれません。計算も煩雑になります。省力化という事もあるのでしょうか。

しかし、これは普通の日本人から見れば明らかな劣化です。滞在中、お・も・て・な・し、に該当するサービスは皆無でした。と言うか、従業員と殆ど接触しないし(笑)聞けば昔は高級温泉旅館としての一時代もあったと言いますから何をか言わんやです。外国人を大量に入れる事によって一時しのぎは出来ても、質の良い日本人客を失っては未来はありません。

今回は幸いな事に反日国の観光客を殆ど目にしませんでした。従って特に不快な思いはしなかったのですが、整形としか思えない妙に鼻筋の通った美女連れのタイ人富裕層団体客が周りに大勢いるだけで落ち着きません。偏見と言われようが、落ち着かないものは落ち着かないのです。(笑)やはり日本人だけの世界とは気楽さが違います。

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   (イメージ画像/混浴ではありません。念のため)

ところが面白い事に、滞在中三度入った露天風呂に外国人の姿を全く見なかったのです。集団で風呂に入る習慣がないのか、あるいは暑い国から来て、熱い風呂に入りたくないのか、では何のための温泉宿泊なのか理解に苦しみます。(笑)いずれにしても私は二度とこのホテルに泊まる事はないでしょう。

そこで思う事があります。論理の飛躍かもしれませんが、行き過ぎたグローバル化による必然性なき弊害です。日本がアジア諸国へ直接投資をし、アジアの国々は目に見えて豊かになりました。タイなどはその典型で日本企業の売上高は対GDP比で50%近くにもなります。

韓国や台湾、中国などへも直接投資はタイ程ではありませんが、日本の資金的、技術的支援のお陰で今日があるのは疑い様がありません。一部、自分の力で成長したとうそぶいている国もあるようですが、根拠なき強がりは程々にしましょう。(笑)

口はばったい言い方をすれば、それらの国から日本に大挙観光でやって来る、あるいは爆買いしに来るなんて事は、日本が経済的に関与しなければあり得なかったでしょう。逆に、はっきり言って、それらの国々からの経済的恩恵は無いに等しいのです。。

中国にはレアアース等、日本が必要とする資源が多少あるかもしれませんが、他にまともなものはありません。天然資源系以外、価格が安いだけで日本で作れないものなどないのです。価格が安いのが恩恵だと思っている似非エコノミストも一部にはいるようですが、マクロ経済とデフレを理解しないこれらのアンポンタンは何なんでしょうか。

話は飛びますが、ピケティ氏の格差に関する考察でも分かるように、一般の給与所得者の購買力を上げるのが日本経済浮揚の最短コースである事は論を俟ちません。いくら量的金融緩和をしてもマネーストックが増えず給料が上がらなければ格差は拡大するばかりです。

では、金融緩和をしたマネーはどこに行っているのでしょうか。間違いなく言えるのは、この種のマネーは土地や株などの資産に集まり易いという事でしょう。しかし、地価は過疎化が進む地方を加えると全体として大幅に上がっているとは思えません。従って株等のリスク資産に集中していると考えるのが自然ではないでしょうか。

事実日経平均は2万円を超えています。時価総額も記録更新しました。ルンルンの人も多いでしょう。ところが、アベノミクスが始まった2012年9月以降で一番儲かっているのは外国人投資家なのです。彼らの買った株が2年ちょっとで95兆円分も上がっていると言います。その間の買い越しが20兆円ですから正味で75兆円の黒字を計上した事になるのです。

日本人は?個人投資家は13兆円の売り越しですから腰が引けています。(笑)とても株高の恩恵に大きくあずかっているとは思えません。元も取れていない人が多いのではないでしょうか。はっきり言って、この時点だけで見れば外国人投資家のための金融緩和と言えなくもないのです。

結局、株もしない、あるいはそれが出来るだけの資本を持たない、まじめな日本の賃金労働者のところには廻らず、ごく一部の日本人富裕層と外国人投資家を潤わせている・・・これではデフレ脱却どころではないのです。いくら政府が給料を上げろと言っても出来ないものは出来ません。(笑)

ところで、昨年末時点での対外純資産は366兆円でした。世界最大の債権国として記録更新中です。13年末の325兆円から40兆円以上増えていますが、どう考えても納得出来ないのです。(笑)

昨年度の経常収支の黒字が7.8兆円ですから、それを差し引くと356兆円、おかしい(笑)円安は13年比で約20%も進んでいるというのに計算が合わないではありませんか。何でこんなに少ないのだろう。。何らかの形で海外へ流れたのかもしれませんが、国際収支に表れない事はないので腑に落ちません。

そこで、対外資産、対外負債残高の推移を調べてみました。13年末で資産797兆円ー472兆円の負債です。昨年末が資産945兆円ー578兆円の負債ですから差し引きで、資産が148兆円増え、負債も106兆円増えた事になります。

これを見ると負債の増え方は同じ106兆円を計上した13年の対前年末比と比べて違和感がありません。むしろ資産の増え方の方が少ない感じはあります。う~ん。。

私は外国人投資家の儲けの一部が対外負債に乗っかる形で対外純資産が伸び悩んだという可能性を疑っていたのですが、それなら所得収支に現れない筈はないし・・実際経常収支は黒字ですから、それは違うようです。ならば、そのトリックは一体どうなっているのでしょうか。

長くなりますので、次回に続きます。。

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