この道はいつか来た道
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色々ニュースに事欠かない今日このごろですが、シャープがまたやらかそうとしています。過去に韓国企業に技術を教えて何度も痛い目に遭い自分の首を絞める結果になったにもかかわらずです。本当に学習能力がない X X 企業と言うしかありません。
その理由は、どこから出るのか謎の7000億と言われる資金だけでなく、役員の首が切られないと言う甘言に乗せられているからでしょう。向こうの企業は手にさえ入れれば何をするか分かったものではありません。約束が守られる保証なんてどこにもないというのに、信じる根拠は何でしょうか。
そもそもこれ程までに重要な決定が一企業の役員レベルに任されていいとは思えません。米では中国企業の閉め出しが政府の審査によってなされています。不適格、つまりプラマイで米の不利益になると判断された企業や、軍事に転用可能な技術の流出懸念がある場合は投資を許されないのです。日本も当然そうあるべきです。
親日国台湾の企業だから、まだましなのでは、と言う声もありますが大アマでしょう。(笑)フォックスコン(鴻海科技集団)は中国本土に工場を持ち、その従業員数は54万人にも達します。総従業員の70%にもなるのです。
つまり中国とはズブズブの関係と言って間違いないでしょう。工場進出の条件として一定の技術流出は当たり前です。さらにフォックスコンは今後中国に40万人規模の工場を増やすとさえ言っています。ないのは先端技術力だけ、そこを補うのがシャープの役割ですから際限のない技術流出は避けられません。
そんな事は百も承知で交渉をしているのは明らかです。もし決めるような事があれば、売国奴の経営者と言って差し支えないでしょう。東芝と言い、シャープと言い、どうしちゃったんでしょうか。思い切り劣化が進んでいます。真面目で有能な従業員が気の毒としか言いようがありません。
日本は長引くデフレによって技術の流出が続いて来ました。特に人の移動によって簡単に技術が移転する家電業界はその傾向が顕著です。その結果は周辺国にシェアを奪われ、莫大な国富を消失させました。つまり所得の海外移転です。その資金で日本企業が買われる悪循環は断たなければなりません。
思えばニッサンが買われたのも国が優柔不断だったからです。その結果は私欲の権化のゴンちゃんにかき回され、ニッサンはフランスの国営企業にさえなりかねません。いずれにしても美味しいところは全て持って行かれるのです。ニッサンの社員の皆さん、誰の為に働かされているのか、よく考えるべきではないでしょうか。
今回、産業改革機構が何もしないで、手をこまねいているだけとも思えません。そこに一縷の望みを託したいです。
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コメント
あえて教育問題
勿論一番大きな理由は、戦後体制でしょう。その中で、
>本当に学習能力がないア○企業と言うしかありません。
を着目すると、戦後教育の問題ではないかと思います。
いわゆるサヨクが言う人権という名の「個人主義にしろ」というのでもなく、はたまたウヨクが言う「自虐史観はやめろ」というモノでもありません。前者ならば社会に出れば、おのずとありえないことがわかるし、後者なら我々のように疑問を持つ勢力は現れないわけで、常識的な知恵があれば幾らでも修正可能です。
問題は、その知恵を常に働かす習慣を棄損させかねない「軍隊教育」にあると思います。体育会系といってもいいでしょう。勿論全部が悪いという事ではなく、あくまで知恵を使わないという観点からです。
一番の典型は、すぐ精神論に収束することでしょうか。「大至急で」「もっと上手くいかないか」「立場を分かっているのか」etc.。確かに末端で、ある意味考えることも無く、モチベーションの維持の為には悪いことではないですが、指令する側がそれでは困るのです。特に現場責任者などのポジションを担当すると、それがいかに無能の証であることかは、よく理解されているでしょう。
しかしながら学校生活、特に部活動においてはそれこそが美徳であり、考える必要もなければその余裕もないわけです。社会人になったとしても当分は下っ端なわけですから、それで押し通すことも可能だったりします。逆に変な知恵を出すと妙ないざこざに嵌ることすらあるのです。コバンザメでいることが無難だったりします。
が、(ヘッドハンティングは除き)いったん出世すると、今まで押し殺して低姿勢に徹してきたものが、意味がなくなるし反動で態度がデカくなっても、知恵を今まで鍛えていないので、カリスマ性も醸し出すことなく、結局精神論でしか語れない無能者と成ってしまうのでしょう。(しかも、上には弱いというモノが住み着いているので、上司、経営陣、株主の言いなりで抵抗できない。)
これは偏に、知恵を評価しない・できないことに尽きるのです。そしてその価値を、事実上元から否定してきたのが戦後教育なのです。
最近のテレビはよくクイズ番組を放送しています。まあ出費が少なくて済むという事もありましょうが、テレビというマスツールの性格上、洗脳装置でありますから、必ず何らかの洗脳を仕組んでいるはずです。そのうえで、そのクイズにおける問題は、漢字や英単語、時事に出てくる単語や略称など、ほとんど知識の問題ばかりで知恵を使う問題はほとんどないことに気が付きます。
つまり、戦後から今でも、日本人に知恵をつけさせないように仕組んでいる可能性が高く、その弊害が経営陣にまで浸透してしまったのが問題の根幹であろうと、教育問題から推測されます。
考えてみれば、センター試験などの科目の大半が知識しか問われない問題であって、知恵が皆無でもそれなりに点数は稼げますが、数学や物理だけでは、大学に入るのは至難な業です(尤もそれで入ってしまった人は、大学の自然科学分野のカリキュラムがつまらなくてしょうがない状況で飼い殺しにされる)。
確信犯はともかく、靖国に参拝したら保守と思ったり、天皇万歳をしてればよかったり、憲法改正と言えば経済など如何でも良いというような、昨今の保守の体たらくも関係があると思います。
投稿: Sura | 2016年2月 6日 (土) 18時06分
産業改革機構がんばれー、頑張れ!!!
日本の産業を守れー 絶対に守りきって下さい!!!
投稿: Carly | 2016年2月 7日 (日) 06時24分
昔の諺に、「初代目は蓑(みの)を着て、二代目は羽織を着、三代目は薦(こも)を被る」と言うのがあります。
今の日本の現状は丁度、二代目と三代目の過渡期のように感じます。戦後の焼け野が原から立ち上がった初代目の人達が努力して、世界第二の経済力を付けたのですが、二代目が調子に乗りすぎて、バブルを起こし、それを弾き飛ばし、必死に建て直しを計り、やっと落ち着いてきました。しかし一部の三代目の経営者は本業を疎かにし、金融博打やグローバル化の経営を目指し、日本の経営者に有るまじき経営を目指しています。オリンパスは博打に手を出し、東芝は子飼いの技術者の頚を切り、他国の会社に追い遣り、シャープは自社の大事な技術を韓国に駄々漏れさせて来ました。結果、自社の頚を絞めてきたのです。役員や株主は何をしていたのでしょうか?
これらの原因は色々考えられますが、私が一番に思いつくのはバブルの発生とその収縮の結果が余りにも日本の経営者の心を歪めたと考えます。バブルの発生は銀行の馬鹿馬鹿しいほどの金融緩和、私のような小さな会社にも金を融資するから土地や株を買えとしつこく言ってきました。私は借りませんでしたが、その後、大蔵省の役人の一遍の通達「総量規制」で一気に潰されます。株価と地価は一挙に20-30%に落ち込み、借金していた会社や個人は、その後何年も銀行への返済に苦しみました。銀行は貸し剥がしまでしたのです。
バブル崩壊後20数年デフレで苦しむ事になりましたがそれは経営者は銀行とは付き合いたくない、銀行は優良企業以外には融資したくない、これでは日本の経済が発展する訳無いですね。銀行はほぼゼロ金利で預かり、0,1%の国債が投資先ですからね、日本中がリスクを採りたくない人達で溢れています。
この状況を打破するには蛮勇を奮って好い結果を出すという、腹の据わった経営者、政治家が是非とも必要です。
田中さんそろそろ出番ですよ。
投稿: ナベ | 2016年2月 7日 (日) 14時21分
ナベ様のコメントには深く深く同意いたします。
・まず三代目で潰れる会社が多い。
・あの血も涙もない貸し剝がしの記憶は絶対に消えない。これにより借りる側の銀行に対する信頼関係は木っ端微塵に吹き飛ばされました。今更無理して借りるリスクを考えたら現状維持でやってゆけるのであれば借りない。
・国債金利よりも普通預金の金利が低いという異常事態。
またこれをおおっぴらにせず秘密裏に近い状態で稼ぎまくっている銀行はサラ金より悪質だと思います。銀行全体で年間2200億円前後の国債金利を受け取っているということですって!
これほど濡れ手に粟のボロい商売はないでしょう。 俺にもヤラせろ!・・・・と下品な私が叫んでおります(笑)
過去にあれだけの大きな援助を国民の税金からタダで受け取っておきながら社会への還元や奉仕の事など鼻くそほどにも考えていない学業エリート集団。
こういう事はメディアは報じませんから、せめて知っている人から知らないヒトへ拡散する事が大事だと考えます。
話は少々前後いたしますが、国防と経済ではやはり優先順位は国防という私の考え自体は全くブレておりません。
いつか来た道・歴史は繰り返す・・・・結局、母国日本以外は「獣が支配する」世界ですよ。少々古すぎる例えかもしれませんがカルタゴになってはいけないという事です。
そういう意味で憲法の改正が国防の強化に繋がるのであればそれは保守側とすれば当然支持・支援いたします。
投稿: 南国通信 | 2016年2月 7日 (日) 21時59分
この道はいつか来た道・・・田中徹さまの鋭い切り口に対して
ナベさま、
南国通信さま、
Suraさま
Carlyさま
・・・出揃いましたね、上記の方々のコメント。読み応えがあります。naoさま、その他の方々のコメントも楽しみです・・・個人的には
投稿: AZ生 | 2016年2月 8日 (月) 05時50分
上手く説明出来ませんが、会社経営の乱れ、このような失態は彼等が社会人になってから始まったことではなく、幼児期・学生の頃からの教育に問題があるのだと思います。教育とは勿論学校も含みますが、家庭での教育です。教養のない大人が多すぎる。その歪みが今になって出てきたのだと思います。仕事をしていても感じますが、日常生活の中でも常識のない人が多いと実感しています。挨拶の出来ない人。咳をする時手を口にあてずに平気で咳をする人。電車の中で足を踏んでも謝らない人。こんな人達に会社経営が出来ると思いますか?下らない些細な事ですが私は大切だと思います。このような大人が家庭を持ち、子供を育てているので、その子供はもっと歪んでます。自分の事しか考えない人が増えたということです。自分の家族、自分の半径1メートル以内が幸せなら良いって考えです。世の中の変な流行り、今では当たり前となってしまっているもの・事も本来ならば常識外れのもの・事だということに気づいていない。
祖母や母が「昔は会社がその人を教育してくれた」と言ってました。新入社員で就職し必ず数か月の研修があり、会社のノウハウは勿論、社会人としての教育を徹底的にしてくれていた。今は中途採用が多く、即戦力になる人を採用する。その仕事については優秀かも知れませんが、人間的に、人としてはどうなのか。外資企業が入り込み、英語を重視し中途採用が多く取り入れられ、日本の雇用体制が変化し、日本企業まで外資企業の真似をするようになってしまった。教育が乱れていて、企業も欧米の真似をしていて、日本の良かったコアの部分が壊されている今、企業のバランスが悪すぎると思います。物づくり世界一の日本、世界一勤勉の日本人。企業としてもっと別のアプローチの仕方があるはずです。もっと日本人にあった日本の会社で良いと思う。
投稿: 田中さんファン | 2016年2月 8日 (月) 12時06分
前回のコメントではあえて触れませんでしたがやはりシャープに関しましてはニュースを耳にした瞬間に「売国乞食企業」というフレーズが私の頭の中で爆発いたしました。
もうこうなっては勝手に倒産してくれ。その代わり政府は「技術」だけは法律でもなんでも作って守ってくれ。あとのシャープの社員なぞ知らん!繰り返し言いたい。勝手に倒産しろ。身から出たサビだ。ただし周り(国家)に迷惑を掛けてくれるな。
創業者の嘆き悲しむ姿が目に浮かびます。
それに関連する部分もあるのですが、実は最近(すでにご存知の方のほうが多いと思いますので「オマエ、今頃知ったのかよ」とお叱りをうけるかもしれませんが)ある意味私の人生におきまして心底ブルッた出来ごとがございました。
それは日本開放第二期工作要綱でございます。
ある意味、それさえ頭に叩き込んでいれば中共についてあれこれ議論をする必要がないとすら思いました。しかも恐ろしい事に時系列に沿って全て計画通りに進んでいる(現在進行形)、あるいは進んでいた?ことは間違いございません。
さすがに民主党政権誕生後の日本国民の覚醒までは計算外であったようですが。
しかしリアルタイムでその要綱の時代を生きてきた私にとりましては、あの弱かったバレーボール選手の中国の百恵ちゃん!ですらあの計画における(目次B、第1-1)に沿った流れであったというのは心底ショックでございました。←ポイントはそこかよ!とツッコミはご勘弁くださいませ(笑)
改めて目を通して見ますと360度全方位にわたって計画された内容は、直線的思考の日本人とは全く違う人種であると共に、共生できない人達ではないかと考えてしまいます。
だからでしょうか?世界中に所在する「中華街」の汚さと犯罪の匂いが漂う中心地になる理由は誰にでも理解できるとところではないでしょうか。さすがは中共と感心しました
更に付け加えるのであれば工作員自体にも身分と階級が区分されており、恐ろしい事に外部協力者、特に在日華僑ついては
・・・本質的には資産階級、小資産階級に属する階級の敵であって、無産階級も同志ではない。
しかし日本人民共和国成立以前においては、彼等を「階級の敵」と規定してはならず、統一戦線工作における「利用すべき敵」に属するものとして規定し、利用し尽くさなければならない・・・目次B、第5-1.
あ~あ、しきりに中共様と敬っておられるアノ方々の行く末が・・・思わず冷や汗を流しながら笑ってしまいました。
その他にも「PT機関」やら処理・暗殺等の単語がリアル書かれております。
それらも踏まえて注意しなければならないのは「台湾」というフレーズが最近特に「親日・友好」とあまりにも無条件でイコールになりすぎている現状でございます。
田中さん(様)のブログ愛読者の皆様はそうではないと確信を致しておりますが、一般的にその方面に無関心な方々にとりましては、台湾は日本以上に奥深い部分で中共とズブズブであるという現実を知っておかなければなりません。
それを少しは判っておかなければならない立場のシャープともあろう企業が(やっと本題へ戻る事ができました)自業自得で勝手にコケまくり、貴重な技術を垂れ流しをして世界中に迷惑を掛け(劣化コピーの中共・韓製はハッキリ言って迷惑です)、それでも国がらみで再生の道を探っている真っ最中に、金額の大小でコロっと方向を変えてしまうとは。
救いようがない愚者とはこのことではないでしょうか。
志をなくした人間の末路は憐れな物でございます。
PS:部下は上司を選べない。ゆえに上に立つものはそれを深く心に刻み込むべし。
投稿: 南国通信 | 2016年2月 8日 (月) 16時33分
・・・そろそろ読みたくなって来ました。見事な近代日本・世界史観を背景とした迫力ある硫黄島さまのコメント・・・
投稿: AZ生 | 2016年2月 8日 (月) 17時02分
こんにちは。
7000億円のうち多くを支那人民銀行から調達するのではないかという憶測もあります。
支那は「上に政策あれば、下に対策あり」と言うくらい目敏い民族性です。昨今の「爆買い」も、人民元暴落前の価値があるうちに、価値ある「モノ」に替えておこうという輩がたくさんいるそうです。ソ連崩壊直前のマルボロのようなものでしょう。
支那本土では未だに高級車がよく売れるそうで、その一方でブランドバックなどは全然売れない、なぜなら関税と消費税で割高になってしまい、だから支那本土よりも安い日本などでブランド品を爆買いするわけです。今年に入って支那政府は人民元とドルの交換に5万ドルの上限を設けましたが、支那人民が人民元を全く信用してなく、ドルを欲しがっているから手元の人民元をドルに替えようと銀行に殺到しているんだそうです。とにかく現実的なんです、奴らは。
そんなこんなで、支那政府もまた人民元が高いうちに、鴻海を利用して世界ブランドのシャープを買収しようという目論見があるのではないか、でないと、ただでさえ1兆5千億円もの負債を抱える鴻海の7000億円の買収資金の出所の説明がつかない、という話もあります。
もしそうであれば、買収前の「約束」などは将来的にないも同然です。買収さえしてしまえば、経営陣を総入れ替えして「合法的」にシャープを支那国営企業に売ってしまうことができます。
また、シャープの苦境は民主党政権時の超円高によるところもあります。全てがそうでないにせよ、一因であるのは間違いありません。従って、超円高が理由で抱えてしまったシャープの負債を計算し、そのぶんを日銀が債権を買い取るという形の金融緩和的な支援が必要だと思います。いっそのこと不良債権認定してもいいでしょう。もちろんシャープには相応の「腹切り」をしてもらわなければ国民も納得しないでしょうが、日銀は国債ばかりせっせと買ってないで、デフレで苦しんでいる企業の「私債」も買うべきです。いわゆる徳政令ですが、日銀が買い取るのだから完全な帳消しというわけではありません。
投稿: 硫黄島 | 2016年2月 8日 (月) 17時42分
出そろいましたね〜。(笑)
皆さんのコメントを読んでいると、日本は素晴らしく人材が豊かだと思うのですが、ここだけの話なのでしょうか。こういう方々が指導者になれば日本は安泰です。
ナベさん、買い被らないで下さい。私は政治家には向きませんよ。所詮は冴えない一デザイナーです。海千山千の政治家相手に丁々発止が出来る筈がありません。ここでウダウダと愚痴を書いているのが似合っています。(笑)
硫黄島さん、徳政令、いい響きですね。(笑)是非お願いしたい。デフレによる損害の賠償を国はするべきです。企業に対しても個人に対しても、それが一番の妙薬でしょう。
投稿: 田中 徹 | 2016年2月 8日 (月) 17時56分
あー 遂に 南国通信さまから出て来ましたね、中共の『日本開放第二期工作要綱』についての記述・・・実はこれに匹敵するかもしれないのが米軍の『オレンジ作戦』・・・これは日露戦争で勝利した日本を将来の仮想敵国と想定した軍事的侵略の作戦計画書の様です・・・残念ながら今現在も占領されたままですね→TPPなんざ蹴飛ばしましょう。
但し皇室は存続し現在も威厳を世界にさりげなく示しておりますが、日本の東西にある外国支配下のマスゴミに洗脳されっぱなしのお花畑状態のままならば、皇室および日本本来の輝きがすこしづつ目立たなくなり、大東亜戦争にて勝敗では負けはしましたが究極の目的であった、インドその他の国々での白人による植民地支配から東洋を開放した誇り高きわが国は、単なる島国の三流国になってしまうでしょう。
投稿: AZ生 | 2016年2月 8日 (月) 18時34分
田中 様、デフレの損害賠償、まさにその通りです。政府は責任を取れ、通貨発行の元締めなんだから、責任は政府にあります。
>AZ生 様
ちょうどコメントを書いていたら、貴殿からご指名を賜りまして、これも何かの縁でしょうか。けれども、今回は本記事と繋がるような歴史がないというか、経済は専門ではないので、毎回どうしても政治方面に偏ります。ですから、経済関連にあまり口を出さないよう心掛けていますし、逆に勉強させてもらっている立場です。
それこそ昔は経済といっても流通が今ほど発達してませんし、資源依存が今ほどでないですから、それでも資源が日米開戦の原因になるほどでもあるのだけど、これが75年前の話で、そこからほんの25年遡って100年前なら「ありえない」と言っても決して言い過ぎではないのです。
そのくらい世の中は常に変化していて、経済と政治、あるいは戦争(軍事)との結び付きは年々強くなっているというか、互いに不可分になってしまっています。
もちろん、共産主義という異形の経済が突如出現し、これが一党独裁・軍国主義と一体化のとんでもない経済なもんですから、これに手を焼くというか、世界が混乱した側面はあります。東西ドイツの統一で、西ドイツの人々は東ドイツの人たちがまるでタイムマシーンに乗ってやってきた「過去の人」みたいで驚いたそうだけど、ナチズムは西で消え、東で「宿り主」を共産主義に換えて生き残っていたのです。今のドイツで移民排斥の気運は旧東ドイツの地域が「先行」しています。これは韓国と北朝鮮でも同じです。韓国は祖国統一だと口癖のように言うけども、99%は北朝鮮の現実をまるで分かってません。
このように時代の流れすら遮ってしまう共産主義というモンスターが核兵器まで持ち、核を持たれると手出しできないから、経済で追い詰め胃袋を締め上げる「制裁」という名の「戦争(冷戦)」が、これはもう「武器(兵器)」なんですけども、昔と違って人類は経済を武器として用いるようになっています。北朝鮮の核実験やミサイル発射で、またぞろ経済制裁だと言い出してますが、その一方で平和が大事だとか宣っている政治家などを見ると、ガキを見てるみたいで呆れます。経済制裁は「戦争」なんですよ。だから我が国は米国に売られた喧嘩を買ったんじゃないのか? と。憲法のせいで戦争できないようなヘタレ国家が、経済制裁なんかしてはならない、この理屈のほうがよっぽど筋が通ってます。
とにかく、現在は経済も戦争の道具です。もちろん、軍事力が国家の優劣を決めている現実は変わらないけども、その軍事力も結局は経済ありきです。従って、経済を知ることは戦争に強くなるということで、国の安全保障も利するのです。
歴史や政治、軍事ばかり勉強して経済を勉強しないと、もはや国を守ることもできません。時代は変わりました。
投稿: 硫黄島 | 2016年2月 8日 (月) 18時52分
硫黄島様
素晴らしいコメント、拝読させて頂きました。ありがとう御座います。
>歴史や政治、軍事ばかり勉強して経済を勉強しないと、もはや国を守ることもできません。時代は変わりました。
・・・本当にその様ですね。経済・政治・軍事・社会構造・民族国家、思想等が地球規模でのバランス(折り合い?)の舵取りが大切なのでしょう。
硫黄島様の記述を読ませて頂きますと、硫黄島作戦での市丸海軍少将の作成された『ルーズベルト大統領への手紙』の続きを読んでいる様で身が引き締まります。
投稿: AZ生 | 2016年2月11日 (木) 09時21分