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2016年3月 7日 (月)

2015年自動車販売台数/その他

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今日はデータが出そろいましたので久々自動車ネタです。

米国の有力な消費者団体専門誌の「コンシューマー・リポート」が公表した自動車ブランドの総合順位の動きに異変が起きたようです。(カッコ内は昨年順位と国名)

1、(4) アウディ(独)
2、(5)スバル(日)
3、(1) レクサス(日)
4、(4) ポルシェ(独)
5、(10) BMW(独)
6、(2) マツダ(日)
7、(7) ビュイック(米)
8、(3) トヨタ(日)
9、(9) キア(韓)
10、(8) ホンダ(日)


レクサス、ホンダ、マツダが後退してドイツ勢が上がっています。日本勢では何と言ってもスバルの躍進が目立ちます。デザインは平凡で、特に内装は面白みに欠けるのですが、中身がいいので評価されました。アキュラやインフィニティ、ニッサンはどこに行ったのか姿が見えません。(笑)そう言えばメルセデス・ベンツの名前も見当たらないですね。


続いて、2015年の世界新車販売ランキング(カッコ内は前年順位と増減率)

日本メーカー8社の合計が 2635万台、内国内が 874万台です。世界全体では0.6増ながら国内は5.1%減と、国内生産の減少が止まりません。メーカー別では以下のようになります。

1、(1)トヨタ 1015万台(▲1%)
2、(2)VW 993万台(▲2%)
3、(3)GM 984万台(▲1%)
4、(4)ルノー・日産 853万台(1%)
5、(5)ヒュンダイ 788万台(0%)
6、(6)フォード 664万台(5%)
7、(8)ホンダ 471万台(5%)
8、(7)FCA 461万台(0%)
9、(9)PSA 297万台(1%)
10、(10)スズキ 288万台(0%)

15年の世界の新車需要は、中国が2年連続で伸び率を低下させたものの、前年比5%増の2459万台と堅調だった。2番手の米国は6%増の 1747万台となり、ピークだった2000年を上回って15年ぶりの最高更新となった。


一方で3番目に大きい日本は、前年比9.3%減の504万6511台となりました。500万台を4年連続で維持しましたが、前年実績は4年ぶりに下回ったようです。14年4月の消費税増税に伴う需要の減少が尾を引いた上15年4月の軽自動車税増税が響いたらしいです。

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輸入車(日本メーカー車の逆輸入除く)に関しては、前年比1.6%減の28万5496台と、6年ぶりに前年水準を割り込みました。VWが6年ぶりの前年割れとなる18.8%減の5万4766台に落ち込み、15年連続で守ってきた輸入車シェア首位の座から転落し2位に、一方、メルセデス・ベンツは7.1%増の6万5162台で16年ぶりに1位に返り咲いたと言います。モデル別では、VWの「ゴルフ」が排ガス問題の煽りを食らったものの28年連続でトップの座を死守しました。

次にディーゼル車の話題

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国内のメーカーでVWと同じような不正がないかを当局が検査した結果、分析を終えた6つの車種には不正ソフトはなく問題がなかったという。ところが、国内3社の4車種が室内で車体を台上に固定して実施する現行の 認証試験では基準を満たしていたが、路上走行では、排ガス基準を2~10倍程度上回る窒素酸化物(NOx)を排出していたそうだ。

路上走行の検査を行った対象車種は、トヨタ自動車の『ランドクルーザープラド』『ハイエース』、日産自動車の『エクストレイル』、マツダの『CX-5』『デミオ』、三菱自動車の『デリカD:5』のディーゼル車計6台。2015年12月~この2月の間に調査したという。

その結果、NOx削減装置以外に、エンジン内の燃料の燃焼段階でNOxを減らす独自技術を搭載しているマツダの2車種は走行中でも屋内基準の水準をおおむねクリアしていたが、トヨタ、日産、三菱自動車の計4車種は基準を2~10倍も上回ったという。

走行時の排出基準がないため違反ではないが「国交省などは今後、走行中の基準も作り、規制に乗り出す方針」(毎日)としている。このため、マツダ以外のメーカーは国の規制強化に対応するための改善を迫られることもある。

 

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