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2016年10月 6日 (木)

子供には難しいかもしれない通貨の話

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前回の記事では、子供にも分かる財政の話、と大見栄を切ったのですが、書きながら無理かもしれないと思っていました。対象年齢が10代前半から徐々に上がり最後は18~19くらいまで行ったのですが、それでも難しかったかもしれません。

やはり基礎的な知識がないと、ひとつの単語すらスムーズに入って来ないので、読むだけでも時間がかかります。実社会での体験もある程度必要ではないでしょうか。そういう意味では子供にも、ではなく、(経済)初心者にも、に変えた方がいいかもしれません。

そもそも私自身の説明力にも難があり、よく両親から「お前は自分だけが分かったつもりでいるが、廻りには通じていない。もっと丁寧に説明をしなさい。」と言われていました。

そういう適任とは言えない人物が書いているのですから読む方は??になってしまいます。理解が出来なくても決して読者の方の責任ではありませんので、その点はご安心下さい。(笑)

行きがかり上、もう少しこの話題は広げたいと思います。コメントでも不備な点などをご指摘いただいていますので、そのあたりを中心に話を進めます。ただ対象を漠然とした子供ではなく、(経済)初心者とさせていただきます。

さて、確かに金本位制と管理通貨制の違い、といきなり言われてもなかなかピンと来ません。どこがどう違うのでしょうか。また管理通貨制度の場合は、通貨を担保するものがない事が許されるのか、そんなものが無限に刷れるのか、疑問は尽きません。

基本的には金本位制は移動が困難な巨石を通貨とした原始時代のものの考え方の延長でしかないと思っています。言わば安心感でしょうか。紙切れを貰って、これは価値があると言われてもにわかには信用出来ません。何かしっかりした担保が欲しいのは人情です。

17132cce8fcacf50440c2b1b4bb49ce9d06         (ヤップ島のストーンマネー)

GOLDとの交換が可能だと言われれば、取りあえず安心するのではないでしょうか。そのGOLDは政府がちゃんと確保している事が条件ですが、実際に交換する事は希なので一種の権威付けと言えます。潤沢にGOLDがあればそのままでよかったのかもしれません。

ところがGOLDには限りがあります。地球上の全てのGOLDを掘り尽くせば終了です。そこからはどうするつもりだったのでしょうか。人口が増えれば物も増えます。その分を永遠にカバーし続ける事など到底出来ないのです。

つまり、いつかは管理通貨制度に移行しなければならないのは自明で、その時期が一国の都合によって早まっただけと言えます。では何が新しい通貨制度の通貨の価値を保証するのでしょうか。

それは簡単に言えば政府です。自分たちが選んだ信頼の置ける政府が保証するなら信用するしかありません。ではその政府は何を拠り所に通貨を発行出来るのかと言えば、それはその国の、ものとサービスを産み出す力(付加価値供給力)なのです。

という事は技術力に裏打ちされた生産力が一番大事だという事になり、決して形ある物である必要はないという事になります。見えない力、すなわちポテンシャルです。ただ、それがどこの国でも通用すると言えば、そこは微妙です。

技術力も、物とサービスの供給力もない国はそういう訳にはいきません。そういう場合は力のある国の通貨が担保となるのです。つまり基軸通貨であるドルです。中国などはずっとドルペッグ(固定相場と同義)していましたから分かり易いのですが、何かにつけてドルとの交換比率が問題になります。

最後はドルに替えられると思うからこそウォンや元を受け取る事も出来るのです。ではその基軸通貨のドルですが、そのドルの価値を保証するものは何でしょうか?GOLDでないとすれば、米の技術力、供給力とそれらを守る軍事力も含めた国力でしょうか。

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(横須賀港に入港する原子力空母ロナルドレーガンの偉容)

ところが、それが最近心もとないのです。(笑)製造業は壊滅状態だし、サービス業も大した事がありません。金融業と軍事産業くらいでしょうか、世界に通用するのは・・尤も、それさえ政治力や諜報活動などで強引に通用させていると言えなくもない気がします。

そうなると何かドルを補強するものが必要です。部分的にでも米の代理が務まるものとは・・やはり高い科学技術力に裏付けされた世界一の生産力を持つ国のサポートです。その国の通貨の裏付けがあれば世界最強の座を維持出来るのです。

もうお分かりでしょうが、それが円です。つまり今は円がドルを支えている訳です。米が金利を上げる上げると言いながら上げないのも、円がいつまで経ってもデフレから脱却出来ないのも、ドルによる現基軸通貨体制を維持するためだと考えると納得がいきます。

その為にプラザ合意以降もなんだかんだ小うるさく日本に対し内政干渉をして来ました。自分たちがコントロール出来る範囲、自分のプールで泳がせるためです。ご丁寧に軍隊まで常駐させています。全てはATMマシン・ジャパンを守るためです。

つまり言うならば、今の世界の通貨システムは「円本位制」で廻っていると言っても過言ではないのです。ドルに対して4倍もの価値を持つに至った円は世界最強の通貨なのですが、それがバレると困るので、日本ダメ論をマスコミを使って喧伝させ、周辺国を使って歴史問題などで貶める作戦を展開している訳です。

結論として・・また、とても子供には理解出来ない内容になってしまったかもしれません。(笑)

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コメント

今回は内容の半分は初見で理解できたかもしれません。しかし、円が強くドルを支えている事については半分そうだと思うけれど百パーセントそうだとは思えません。
 アメリカのATMマシンであるところは全てそうかも?と思います。
 話のすり替えのようで躊躇しますが、築地移転やオリンピックについても頭が痛いです。オリンピックはインフレになるために必要かも(需要と供給の観点で)しれませんが、どう考えても真夏の開催は絶対避けるべきだし、利権はぐにょんぐにょんと蠢いていそうです。

投稿: nao | 2016年10月 8日 (土) 00時19分

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